かえりみち

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2010/10/21
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自分は暇なようで忙しくもあり、実体は暇なんだろうけど、やっぱり忙しい人間である。

ところで、今はSNSとかtwitterとかが流行となっていて、こういう日記サイトを書く人も少なくなったような気がする。

寂しい限りであるが、時代の流れというものは、時に残酷なものである。
博物館実習で、ファミリーコンピューター(ファミコン)が民俗資料になっていたときは尚更、それを感じてしまった。

★2010年10月7日

時は平成二十二年十月七日、私は上洛した。
講義を自主休講して木曜日から京都に行くなど、よほどのことではあるが、それなりの事情があってのことである。

04・高瀬川.jpg
↑高瀬川(三条木屋町)



06・鞍馬寺.jpg
↑鞍馬寺

京阪電車と叡山電車を乗り継いで着いた鞍馬は洛北の山中にある。
もはや、ここは京都ではないような気がする。
修学旅行生ですらも訪れないし、けっこう観光客の少ない穴場なのかなぁ。

と、思いきや昨今のパワースポットブームで、木曜日にも関わらずそれなりの観光客で賑わっていた。歩いて90分くらいで貴船神社へ。

10・貴船神社.jpg
↑貴船神社

貴船神社は鴨川の源流部に鎮座する。そういや、和泉式部が夫の不倫に心を痛め通い詰めた社であることを思い出した。そうした由縁から、ここは縁結びのご利益があるとされる。

たしかに周りを見ると女性ばかりである。男二人で来るようなところではない。笑

まだまだ京都もいい場所がいっぱいあるなぁと。貴船神社は最高にいいとこなので是非、ご参拝あれ。

15・詩仙堂.jpg
↑詩仙堂

京都へ戻り、途中、一乗寺というところで途中下車をしたが、ここはなんともいい町であった。恵文社という粋な書店があったり、何よりも詩仙堂がちょこんと座っている。



17・時計台.jpg
↑時計台

京大で用事をすませ、木屋町でもう一人の友人と合流して3人で飲んで、夜行バスで帰ってきたまま、直行でバイトに向かった。が、強行軍は辛いね。

★2010年10月9日~11日

四国といえども、高所は寒い。石鎚山は四国随一の高嶺でもあるけれど、独特な山容は魅力的な山域でもある。

ひょんなことから、この頂でバイトをすることになってからは、尚更行く機会が増した。

19・松山夜景.jpg


21・ご来光.jpg
↑ご来光

23・天狗岳.jpg
↑天狗岳

★2010年10月16日~17日

京に続いて、今度は山陰である。
題して出雲そばツアー。(そば食えないけど)
四国から山陰への地図を見て分かる通り道は長い。少なくとも新潟から東京へ出るくらいはかかるかもしれない。

01・出雲大社.jpg
↑出雲の大社(いずものおおやしろ)

『古事記』によると、出雲大社は大国主命が天照大神に國を譲る際の見返りとして、立派な建物を建てるように求めたものである。

ちゃっかり二回目の訪問ではあるが、現在は平成の大修理中で、全貌を見ることができるのは平成二十五年とのことである。

02・出雲大社.jpg
↑西十九社(出雲大社内)

旧暦十月の異名は「神無月」であるが、出雲地方では「神在月(かみありづき)」である。ここ西十九社には全国の神々が集う宿所になるとのこと。

ちなみに出雲では「ぜんざい」の店が多くあり、ぜんざい発祥地を称している。
これは神在祭の際に振舞われた神在餅(じんざいもち)がぜんざいになまって広まったという説が根拠であるそうだ。

04.松江城.jpg
↑松江城

松江城は現存十二天守の一つであり山陰地方で唯一の現存天守である。松江市内は初めての訪問ではあるが、趣のある街であった。

07・八重垣神社.jpg
↑八重垣神社

翌日は境港へ。

13・目玉親父.jpg
↑廻る目玉親父

水木しげるの出生地、鳥取県境港市。鬼太郎もそうであるが、今年の朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の影響であろうか、凄まじい観光客の数である。

14・砂丘.jpg
↑鳥取砂丘

鳥取といえば砂丘である。が、境港から鳥取は遠かった。
私は免許がないので運転したわけではないが、先輩方はご苦労なことだったと思う。

また、山陰もゆっくりほっこり訪れたいものである。










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Last updated  2010/10/22 04:21:29 AM
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