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2010年 10冊目 梨果と八年一緒だった健吾が家を出たそれと入れかわるように押しかけてきた健吾の新しい恋人・華子と暮らすはめになった梨果 逃げることも、攻めることもできない寄妙な三角関係そして愛しきることも、憎みきることもできないひとたち (データベースより抜粋) 恋愛系の本は あまり読んだ事ないんだけど冒頭で 彼が出て行くという シチュエーションにひかれ 読んでみた 前半は 甘さは無いけど 辛さもないただ ゆるゆると現実を受け入れる 梨果のしょっぱさが印象的 恋愛ヒラエルキーは 無情ですな愛したほうが 気持ちのふり幅 大きくなるのは当たり前 しょっぱい気持ちのまま 読み進めていたけれど 後半 一気に 心をつかまれた これは この本は 恋愛の本では無いと思った著者あとがき曰く すれ違う魂の物語ノルウェーの森を 読み終えた時と同じような 喪失感を久しぶりに あじわいました ★★★+★半分 星4.5
2010.03.06
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2010年 9冊目 軽い気持ちで始めたインターネットの「出会いサイト」である日 「リカ」 と 名乗る女性と知り合う 当初は リカからのメールを楽しみにしていたが徐々に 常軌を逸していくリカの言動に脅え 携帯の番号を変え、連絡を断った (データべースより抜粋) ジャンルさえ まったく知らずに 手にした この本リカという題名と この表紙だけで 選んだのですがなんと 第2回ホラーサスペンス大賞 受賞作でした リカのストーカー行動が 恐ろしくもし 出会い系サイトに はまっている人が読んだらサイト書き込み 躊躇してしまうんじゃなかろうか 映画を1本 観終えたような 読了感ですがリカの内面表現がとぼしく 人間味にかけるのが残念 終り方も 予想通りだった★★★☆☆ 星3つ
2010.03.01
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2010年 8冊目 ネットオークションに はまる専業主婦 会社が倒産し 主夫となる営業マン夫と妻 ちょっとずれていて でも愛情がないわけでなく・・ビター&スウィートな「 在宅 」小説 (データベースより抜粋) この方の本は イン・ザ・プール、 空中ブランコに続き 3冊読了です家日和は 短編6話 6軒の家庭を描いた本幸せや欲望は 人それぞれ いろんな形がありますねぇ 『 ある あるー 』 ではなく 『 んっ それ わかる気がするょ 』といった 小さな共感を感じる本です 文章に ひっかかりが無く 流れるように気持ちよく 読めました★★★★☆ 星4つ
2010.02.10
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2010年 7冊目 人に言えない 訳ありのお金 ちょこっと頂戴いたします金のなる木が そこにあるならとりあえず 揺すぶってみなければ!痛快悪漢小説 (ピカレスク) の誕生 (データベースより抜粋) 普段なら あまり手にしないジャンルの本だけど頭使わない本 読みたかったから 借りてみた 子悪党の 上前を かすめとる 超子悪党コンビが主人公実際に こういう詐欺まがいの恐喝してる人っているんだろぅなぁ あなたにもできる・・・確かにできそうだ しないけど まぁ なんとなく わかっていたとおり良くも悪くも 印象に残らない本なので★★☆☆☆ 星2つ
2010.02.06
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2010年 6冊目 17歳の頃 初めて遊びに来た歌舞伎町で 友達が失踪歌舞伎町を舞台に元B級タレント 現在人気エッセイストとなった主人公 林 あや美を取り巻く 欲望 恨み 妬み この方の本は 過去5冊ほどしか読んでいなくて僕的には 異国+エロス と言う イメージなのですが今回初めて ホラーっぽい作品を読みました 行方不明になった友達の実状なんかはほぉ そうくるか と 驚き半分 畏怖半分 誰も救われず 後味の悪さは 僕好みなんだけど最後 いきなり オカルトチックになってしまったのが残念 ★★★☆☆ 星3つ
2010.02.03
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2010年 5冊目 前回 星2つだった工学部・水柿助教授の日常(左)の続編工学部・水柿上教授の解脱(右・オレンジ) 読んでいて わかったんだけど このシリーズは3部作で この2冊の間に もう1冊あるらしいです こちらには 水柿助教授の 愛犬パスカルが登場わんわんだけど やはり 前作同様 理屈 多し ストーリーのない小説と言うか 小説じゃないと言うか・・・なんとも 形容しがたいシリーズですな 犬の話しが 多いせいか 前作よりはページをめくる手が 早かったので★★★☆☆ 星3つ
2010.01.28
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2010年 4冊目有栖川 有栖著 短編・掌編 全16話一貫したテーマは無く読者への挑戦(犯人探し)や 本格ミステリー他作家へのオマージュ 奇妙な物語 などなどまるで福袋のように 色々詰め込んであって 楽しめました 著者曰く 常識はずれに ごちゃごちゃした本との事 さくっと読める 短編集なので内容が頭に残らないけれど 面白かった ★★★★☆ 星4つ
2010.01.19
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2010年 3冊目 左側 ブルーの本です 工学部助教授の水柿氏のエッセイ 小説って感じじゃないです日常の中の ささいなミステリー 全5話 まんま 題名通りの本ですさすが理系行動や出来事に対して 細かい理由付け や 理屈が多いっす なかなか 本題に入らなくて 焦点がぼやけ気味この本から 水柿氏の理屈の行 抜いたら半分の厚さに なるんじゃないかと思っただす 内容は まぁまぁ面白いけど 読んでいて飽きちゃった行もあるから★★☆☆☆ 星2つ
2010.01.13
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2010年 2冊目 運命の赤い糸死に繋がる赤い糸 複雑に絡まる 人間関係と恋愛感情どんな病気でも 治せるという 謎の人物が行う他言してはいけない儀式この儀式に参加してしまった主人公の運命は? ホラーとサスペンスの真ん中って感じですが描写がうまく 最後まで一気に読んでしまいました ストーリーは面白いっすでも もぅ ちょっと 背筋ゾクゾクするような怖さが欲しかったから ★★★☆☆ 星3つ
2010.01.07
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2010年 1冊目 現代の若者の姿を書いた短編9話と言えば 聞こえがいいけれど仕事 恋愛 人生を投げだす 逃げる 愚痴るが 多すぎて疲れてしまいました文体のポップさも 読み進んでいくうちに お腹いっぱいとはいえ 2話くらいは 面白く読めたので★★☆☆☆ 星2つ
2010.01.04
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