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* | 『第29回奥びわ湖健康マラソン』 に参加してきた。 前日から雨で、予報通り当日も雨。雨が降り続いて湖畔の景色はどんより重かった。晴れていれば、風光明媚で知られる奥琵琶湖の景色は、さぞ新緑が眩しかったであろう。 そのことがさほど残念に思われないのは、大会参加の満足度が高かったからだ。良い大会だったから、また参加したい。来年、再来年と参加を続ければ、晴れの日もやがて来る。今年は雨の日。雨に煙る湖畔ロードを走るってのもあるさ。 スタートは何かの都合で30分ずれて11時になった。道路閉鎖は12時半迄で、その時間は変わらずだったから、15キロ1時間半というゴール関門が突如設けられたことになる。遅くともキロ6分。健康マラソンにしては厳しい関門だ。苦虫かみつぶしたような顔でスタート待ちする走者、少なからずいたのではと察せられる。まぁ、多少の超過は大目に見てくれそうな、ほのぼのした雰囲気の会場ではあったが。 スタート5分前に、屋根の下から出てスタートの列に移った。相変わらず雨の止む気配なし。今回の距離は15キロ。7.5キロを往復するコースだ。 ▲15kmコース図 琵琶湖てっぺんに位置するこの西浅井町のグラウンドを出て、約1.5km南下すると湖畔。そこから、うねうねと湖岸を巡る。この道は 「奥琵琶湖パークウェイ」 と呼ばれていて、1971年に観光有料道路(現在は無料)として開通した道。とても景観がよい。 西浅井町の大会要項 にはこう書かれてある。 「田園地帯から湖岸を経た フィヨルド景観コース 」 フィヨルドはさすがに言いすぎではないかと、走る前は思った。ところが走ってみると……雨だったので評価は来年以降に持ち越しとなった。 道は岸から離れないので高低差はほとんどなくフラットなコース。竹生島が見えたら折り返しは近い。道幅はどこも十分に広いが、参加者も多いのでスタート直後は1,546名の走者で少々渋滞する。15kmのほかに1.5kmと5kmの部があり、参加者合計は2,319人。地方大会にしてはかなり人気ある大会といえよう。 キロ4分20秒で1時間5分。1時間5分切れたら合格!とスタートした。 1時間ちょいだから走っている間に冷えることはない。終わって着替えて、温泉に入ろう。場所は 「マキノ高原さらさの湯」 。なぜそこにしたかというと、マキノには美しい メタセコイア並木道 があり、一度行ってみたいと思っていたのだ。数年前に竹生島を訪ねたとき、行きそびれて、それ以来、よけいに憧れるようになってしまった。 まだランナーじゃなかった頃で、駅から少し離れている並木道は遠かった。レンタサイクルを借りて行こうかどうか迷っていたところ、レンタサイクル屋のおやじが「新緑と雪が奇麗やな」と教えてくれた。そのとき桜の頃で、迷ったあげく止めたのだ。 いま、新緑! この奥びわ湖健康マラソンに参加した動機の半分は、ついでに新緑のメタセコイア並木道を見られるからだ。 で、いきなり話は飛ぶが、帰りに念願の並木道を通った。 周囲の煙る山間の景色が情緒あって、雨ながらに良かった。並木道は都心にもあるが、ここマキノの並木道は道だけでなく周囲も素晴らしい。周囲と一体であるからこそ、映えるのかも知れない。 ▲メタセコイア並木道 ※ここは大会コースではありません 道は2.4kmほど続く。ジョグで往復、とならなかったのは、雨のせいか、疲れのせいか。 湖北山麓の長閑な山村風景も素晴らしかった。 ▲福井県境にあたる山と田園風景 足をとめてぼんやり眺める贅沢。風呂で身体を洗う前に、こころ洗って安らいだ。 って、これで終わったら中身なし。^^; |
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