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お久しぶりです。前回の文章から2年以上経ています。この期間私の生活もいろいろ変更がございまして、現在は関東の某県在住です。当然仕事も変わりました。このままここも閉じる予定でしたが、何故か近頃いろいろ思うところあり、復活してみました。以前のような内容の文章は減るでしょうけど相変わらずマニアックな部分を残しつつ、画像あたりも掲載していきたいと思います。以前ほど頻繁に更新はできませんけど、うまくいけば週一回程度の更新ができるかなと思っています。忘れていましたけど、メルマガまではちょっと復活は厳しい状況です。しかし今では私が書いていた内容程度なら簡単に検索したり、また画像サイトとかで見ることができるのだからいい時代です。個人的にはメルマガの役割は終了したかなという感じです。そんな訳で、またよろしくです。
2009年05月03日
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という訳で、新年あけましておめでとう。今年もよろしくです。かなり長き不在でしたが、いろいろありまして今後もここで文章書くことは少なくなりそうですけど、何とか暇を見つけては書いていきたい所存です。メルマガも長い間出していませんが、来週には出します。ただこれも少し休むことになると思います。とにかく、何か書くかという訳で、今年最初に見た映画のことでも書きましょうか。記念すべき最初に見た映画の名前は「かにゴールキーパー」でした。河崎監督のかぶりものシリーズは「ズラ刑事」以外は全て見たけど、相変わらずのやっつけ仕事ながら今回は人情話のせいか不思議とまとまっていてよかった。すくなくとも脚本ボロボロな「コアラ課長」よりはいい映画だと思う。本編はともかく、DVDにメイキングが収録されていたのだけど、この映画本当に一週間で撮影終わっていたのには驚いた。というのも今年最後に見た映画がテリーギリアムがドンキホーテ物撮ろうとして挫折したドキュメンタリーの「ロスト・イン・ラ・マンチャ」だったという事も大きいけど、同じ映画製作の場面とはいってもいろいろあるものだ。しかし両監督共にかぶりもの大好きという共通点があるのがおかしい。しかし「いかレスラー」のテーマ曲は名曲だなあ。http://www.phantom-film.com/library/site/ika/
2007年01月03日
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部屋を大掃除していたら懐かしい写真が見つかった私が関東地方にいた時期は競馬好きでよく競馬場に足を運んでいたのだけど、その時何を思ったか写真をいくつか撮っていたのだ。それが見つかったという訳。田舎に帰って競馬への興味は薄らいだけど、実は近頃また競馬に凝っている。というのもヤフーの競馬欄がかなり充実してきたため、あれだけで十分足りるようになってきたからだ。今年はもう5回万馬券を取っている。なお私が関東地方にいた時分大体10年近くのうち万馬券を取った事はただの1度もない。(馬券ヘタだったのだ。そのため今でも大勝負はしない。遊びと心得て小額の金額で楽しんでいる。)そのうちヤフー競馬の使用法を書くとして、今回はその見つかった写真について。小さくて見えないね。でもこれは'95年1月15日に中山競馬場で行われたサクラバクシンオー引退式の写真。もう1枚ある。これは走っている写真。引退式にもかかわらず殆んど返し馬の時のような走りで、これから種馬になるのに大丈夫かと思った記憶がある。この引退式は昼間に行われたのだけど、ファンの歓声も少なくこの馬目当ての人は殆んどいなかったように見受けられた。私は別にバクシンオーのファンではなかったけど、この馬のスプリントでの圧倒的な強さには感服していたので、少し寂しく思ったものだ。(但し馬券の愛称は悪かった)今では内国産馬としては超一流の繁殖成績で、今年も期待の2歳馬が出てきたようにこの馬抜きではスプリント路線を語れない状態だ。しかしファンでもない馬の引退式に何故わざわざ中山まで行ったのかはどうしても思い出せないのであった。
2006年08月17日
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ここ何日か接続障害が出ていた為、ここの更新が出来なかったのだけど、どうも原因は一気にパソコンにデータを詰め込みすぎた為のようで、デラフグしたらかなり良くなったのであった。そういう訳で今日は総選挙。しかし以前の中選挙区なら不思議なバランス感覚があって極端な結果というのはあまり出なかったのだけど、今回の選挙程極端に出るとさすがに少し怖いね。とにかく新しい議員には頑張ってほしいけど、どんどん他の世界の出来事のように政治という行為が遠いものになりつつあるような気がしないでもない。前の総選挙でも書いたけど。国民審査って本当に判断材料が少ない。白紙では不信任にして、選挙活動する事を認めたらかなり面白い選挙になるんだけどね。元々米国の制度を真似たものだから、米国の州の最高裁長官の選挙みたいにしてみたらいいのにな。(前大統領クリントンはこの選挙に落選した事がある。)しかし結局政治は「不幸な者を無くす為に」あるものではないのかな?今回泡沫の少ない選挙だったけど、かの有名泡沫候補である三井理峯候補の名言をもう一度かみ締めながら開票速報を見つめる私であった。
2005年09月11日
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そういえば近頃のテレビは総選挙の話題ばかりになってしまった。ここ数年選挙といってもその報道の仕方にある慎重さが認められたテレビ界。その理由はあのテレビ朝日の椿発言が根底にあるのだろうけど、今回は話題が与党中心なためか以前の連立政権時の報道なみに破廉恥なものとなっている印象がある。それとは関係なく、実はある某大新聞の総選挙モニターに応募してみた。そしたら何故か採用されてしまった。まさか田舎住まいだし、どちらかといえばマイナーな政治嗜好だし受からないだろうなと思ったのだけど、少しは少数意見にも耳を傾けようという事なのだろうか?今のところ特に大した事ではなく、ただアンケートに答えるだけ大した物ではない。とはいえこういうもの引き受けるのは基本的にある程度政治に関心がある人達だろうから、果たしてちゃんとした民意の反映になるのかという疑問はあったりする。しかし私はこの大新聞購読していなかったりするんだよな。だからどう紙面に反映されるのか未だに不明だ。
2005年08月21日
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友人のブログ読んで、前々から疑問に思っていた事を少しネットで検索してみれば、どうも今現在定説となっている話と違うのではないかなあという確証を得たのだった。という訳でこれについては明日か明後日に書く予定。
2005年07月26日
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福知山線には関西在住時には乗った事はなかった。私が関西にいた時はまだJRといえば運賃が高いというイメージが高く、JRに乗った事は数えるほどしかない。だからどういう路線か全然知らなくて、最初このニュースを聞いた時には何故福知山のような田舎でこんな大事故と思ったのだけど、関東でいえば川越線や八高線(私はこの路線が大好きで何度か乗りに行ったものだ)みたいな路線になっていたとは知らなかった。事故が起こって様々な報道がされているけど、私が興味を引いたのは、「この事故原因の1つには運転手が日勤教育を恐れていたせいではないか」というものだ。日勤教育ではないけど、私の現在通っている会社にも似たようなものがある。その会社は重大なミスを犯した社員にミスの内容、損害金額反省文、再発防止策を文書で提出させ、その後上司から数時間教育という名の説教を受けるのだ。(ちなみに私は受けたことがないが、同僚が受けていた)これぐらいなら別に普通に何処の会社もあるだろうが、問題はそこからで、その時の反省の態度に上司が問題ありと判断されたらさあ大変、些細なミスでも叱咤され、人格否定されるような文言を吐かれ、残業もさせてもらえず、中には夜勤(これがないと給料がかなり減る)もさせてもらえない人もいる。結局上司の裁量次第で、同じようなミスでも些細なものになったり重大なものになったりするのだけど、(なお部署によってはここまで醜い仕打ちはない。現場の事を知らない上司程こういう処置をとる傾向にある。)減点方式の仕事場は何故か上司の裁量幅が広く、またその裁量権が明確でない場合が多いと思う。今のところ事故の原因はわからないけど、運転手の頭の中にはやはり日勤教育の恐れがあっただろう。ただいくらこういう報道があれど、私は結局日勤教育は無くならないだろうと思う。かえって今回の事故で強化されるのではないかと思っている。日本の会社社会主義とはそういうものであり、長い不況により個人に対するしわ寄せはこれからも続くだろう。今回の事故がそうした流れから出てきた膿なのかどうかまだ私には断定できないけど、極端に速度を上げた運転士の気持ちはわからないでもない。
2005年04月30日
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と言われても「チアリーダー忍者」とか見てしまったら何と答えればいいのだろうか?いや~くだらなかったよ。さすがにもう一回見たいとは思わないけどよくこんな映画を買い付けたものだと違う意味で関心したのだった。しかし私が一番驚いたのは。この映画原題も「Cheerleader Ninjas」なんだよな。そのうえてっきり「チアーズ」のヒットにかこつけた映画だと思っていたら、製作年は'98年だった。(『チアーズ』は'00年製作)どうやら一度撮ってどうにもならなかった映画が、たまたま同じチアリーダーの映画がヒットしたのでもう一度売ってみた、というのが真相みたいだ。しかしこの映画明らかにエロ業界向けに作られた映画だね。なお現在でもこの映画の公式サイト(英語)が存在するし、脚本と監督を担当したケビン・キャンベルのこの映画についてのインタビューなんてものもあった。しかしこういう映画を見た後に、名作と言われている映画見ると物凄く名作が輝くよ。一度試してごらん。(明日はその名作について書こうかな?)
2005年01月27日
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長い間'80年代洋楽ネットラジオの最大手「Club 977」を聴いていなかったけど、久しぶりに聴いてみたらかなり放送内容が変わっていた。どうやらスポンサーがついたらしく、たまにコマーシャルが入る。そのうえDJつきの放送時間もあるし、年代別にヒット曲を並べるような選曲も行うようになった。この間'84年初頭のヒット曲ばかりの特集聴いていたら私の持っているこの頃のテープと殆ど同じ曲ばかりオンエアされておかしかった。(私はNHKの『リクエストアワー』で録音したテープだった。)でもこういう特集はなかなかいい。でもあのDJの声はすごく変だ。まるで宇宙パワーみたいだ。近頃ハマッているのはもう1つ'80年代オルタネイティブ系の放送局なんだけど、ここは常に放送されていないのが惜しい。しかし同じアーティストの曲を連続してオンエアする(実はネットラジオではタブーなのだが)という勇気ある放送局なんで頑張って欲しい。選曲も私好みな所だ。などと楽しんでいたら、少し古いニュースだけどこんなニュースが目に付いた。よく考えたら米のネットラジオ業界は17億ドル払えるぐらい成長しているわけで、今後日本の著作権でいう隣接権者との交渉もあるだろうけど、多分ネットラジオを潰すような高価な使用料を払わずにすむのではないかと思うが少し楽観的かな?そういえばP2P業界も段々課金の体勢が形成されつつあるし、うまく共存共栄といきたいものだね。しかし来年からアップルの音楽配信日本でも始まるらしいけどさてお値段はどうなるかな?まあ楽しみに待っていよう。
2004年11月25日
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という訳であっさり当選したブッシュ大統領だけど当選の決まった3日に音楽評論家のグリール・マーカスがこんな笑うに笑えない文章を書いていた。しかし72まで生きるのか。元気だな。マーカスはこの文章でいろいろどこまで本気かわからないけど予言している。どの程度当たるか知らないけど、できれば当たってほしくないものばかりだ。(一番笑ったのは、ブッシュが憲法改正して3選出馬して、クリントンに敗北するというもの。)文章としては可笑しいので誰かちゃんと翻訳してどこかに転載してくれないかな?しかし未だに確定していない州とかあるんだよな。オハイオは残りの票の集計がまだだし、ニューハンプシャーでは一部地域で再集計しているし、これ以外にもあるんだろうけど変な選挙だ。これに関してはレッシグ教授の言うとおりだけど、勝者総取りと2大政党制を前提とした現状では改善は難しいだろう。また4年後にもめる事わかっているのに能天気な国だ。国連とかが選挙監視団作って抜き打ち査察とかした方がいいんじゃないのかな?
2004年11月22日
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まだアイオワの確定が出ていないけど、結局現職大統領の再選という結果に終わってしまった。ケリーだけど、「よく頑張った」のか「やっぱりダメだった」のかまだ個人的には判断がつかない。とはいえ判断の材料は沢山あるし、主要メディアの仕事なのでこれはどうでもいい。すでに4年後を目指しているハワード・ディーンによればまだまだこれからという事なのだろうけど、やはり民主党は完全に敗北したという感じなのだろうね。議会選挙も民主党の敗北なんだけど、個々の選挙区で見てみれば、無風選挙区がやたら多い、そのうえ国政選挙なのに下院の選挙区のいくつかは無投票で決定している選挙区がちらほら見られる。下院って存在意義あるのか?大体2年で改選って選挙の事ばかりやっていないと再選できないね。昨日取上げた候補以外の注目候補では、全て下院の候補になるけど、唯一アフガン戦争に反対したバーバラーリー(民主党、加州)、下院唯一の無所属議員バーナード・サンダース(ヴァーモント)、ソニー・ボノの妻だったマリー・ボノ(共和党、加州)などが再選を果たしている。特にバーバラー・リーは圧倒的な強さで、勇気ある行動に対する地元の支持が伺える。住民投票ではコロラドの大統領選の選挙人比率を比例して分配するという法案が否決されていた。この法案の可決を見越してか、何故かコロラドには12人も大統領選の候補者が出馬していたのだけど、取り越し苦労だった。その他同性愛者の結婚を認めないという法案は全ての提案された州で可決された。接戦となった州はオレゴンぐらいで、後は共和党優位の州が多いとはいえ大差をつけて可決されていた。(可決された州はアラスカコロラド、ジョージア、ケンタッキー、ミシガンミシシッピー、モンタナ、ノースダコタ、オハイオオクラホマ、オレゴン、ユタ)また、カルフォルニアでは、「スリー・ストライク法」(3回目の罪でどんな微罪であっても極刑がいいわたされるようにする法案)が小差で否決されていた。なおワシントン州の知事選は現在もまだ未確定。さて大統領選の泡沫だけど、ラルフ・ネーダーを初め主要泡沫はこの3人。MICHAEL BADNARIK(LIBERTARIAN)MICHAEL PEROUTKA(CONSTITUTION)DAVID COBB(GREEN)リベタリアン(自由党じゃどうも違うし、日本語訳は難しいなあ)と憲法党(これも少し違うかな?)は典型的なキリスト教右派勢力の政党。特にリベタリアンはかなり資金が豊富なようで、大統領選は48州、上院議員選挙知事選にはほとんど候補者を擁立している。2党共にロクに得票していないので全く騒がれなかったけど、どちらかといえばブッシュに痛手な候補だった。まあこういう政党が得票していないとはいえ、受かった奴があまり思想的違いがないのが由々しき事態なのだが。緑の党の候補は全く伸びなかった。ネーダーと競合した選挙区が多く、また前回と違って無名の候補というのもこたえただろうが、かなりこの党にとっては深刻なんじゃないんだろうか?なおネーダーはどうやら得票数は約1%程度。しかし副知事候補の地盤である加州など、約20程度の州で立候補できない状態で、なぜ出馬したのだろうか?どうもわけわからん。敗北宣言をたまたまネットラジオで聴いたけど、「負けても負けても負けてもまだまだ頑張るよ」といった感じで、あまりこたえていなかったみたいだけど、この人は死ぬまで出馬するかもしれないね。なお得票の4分の1はニューヨーク州での得票。結果的に今回はネーダーの票により民主党候補が痛手を蒙るような選挙区は見当たらなかった。(ニュー・メキシコがそれに近かったけど)これ以外に出馬していた人達は以下の通りLeonard Peltier (加州平和&自由党)andy andress (無所属、退役軍人らしい)gene amondson (禁酒党)bill van auken (社会平等党)james harris (社会主義労働者党、この党は分裂している)walter brown (社会党 元民主党上院議員)earl dodge (コロラド禁酒党)Thomas Harens (珍しいキリスト教左派系の政党の候補)Roger Calero (社会主義労働者党)John Parker (労働者党、唯一の黒人候補)Charles Jay (個人選択党?副大統領候補がポルノ女優)なんだかなあという顔ぶれ。やっぱり今回は泡沫も少し不作だったかな?ちなみに殆どの候補が1,2州程度の出馬で、どういう意味があるのか激しく意味不明だけどまあ外野にとっては面白い。しかしウォルター・ブラウンさんは何か大田区が地盤のあの人みたいな珍しいタイプだね。
2004年11月04日
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このままいけばブッシュ再選が確実な情勢となってしまったので、日本の首相や政権政党の幹事長はホッとしているだろうな。現在の選挙人獲得数はブッシュ254人 ケリー242人だけど、激戦のオハイオはまずこのままいけばブッシュが獲得する可能性が高く、ここ以外にもアイオワやニューメキシコはブッシュ優位なので再選の可能性が極めて高い。私ならブッシュ当確って打つね。なお得票数もブッシュが50%を超えるのは確実な情勢。多少オハイオの結果は後を引く可能性もあるけど、前回のように一ヶ月以上もあとを引く可能性は少ないのではないかと思う。予想以上に各州票差が開いている所が多く、1万票以内の差で決まった州は数える程しかない。(ただアイオワとニューメキシコは小差でブッシュの勝利となっているので今後もめるかもしれない。)ケリー陣営が恐れていたネーダー効果は、殆どの州でネーダーが前回の票を大きく減らしているので現在の所全く恐れる程ではなかったという感じ。さすがにネーダーの出馬はそれまでの支持者もあきれられたという所か。(ネーダーの得票率はこのままいけば1%以下になる可能性が高い。それよりも全米48州で出馬していたMichael Badnarikの方が得票率が高いだろう。)上院議員の選挙では、一時期民主党の副大統領候補にも名前が挙がっていた共和党のジョン・マケイン(アリゾナ)は楽勝していたけど、民主党上院院内総務の要職にいたトム・ダシェルは落選の可能性が高い。(ただ票差は少ないのでまだわからない)下院選挙では今回の民主党予備選に出ていたデニスクシニッチが大差で当選していた。(よかったね)議会選挙は民主党がかなり苦戦していて、結局共和党優位の流れが大統領選にも現れたという感じだけどエミネムですら「反ブッシュ」だったのにねえ。残念だけど仕方ない。
2004年11月03日
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そうかもうあれから4年経つんだね。前回の選挙はなかなか楽しませてもらった。とにかくあれだけデカい国なのに殆どの州でブッシュ、ゴアの票の差が少なく、大体そこそこの差がつくのがあたりまえのあの選挙にしてはとにかく考えられない事ばかりあって「さすが大らかな国だ」と関心したものだった。結果的にフロリダの怪しさ全開の決定によって今の大統領がいるわけだけど、まあ良くも悪くもいろいろやってくれたものだというのが今の大統領に対しての個人的な感想だ。さて今回の選挙はどうなるかな?いろんな調査では接戦は確実な状況らしく、すぐに決定しない可能性も高いらしい。しかし過去の過ちに学ばない人達だ。ただ今でも有権者登録をしなければ投票できないというシステム自体は個人的にはなくして欲しくないなあと思う。よくこの前の衆院選で「投票を義務化しろ」なんて意見が見受けられたけど、バカげた話で、制度を簡素化してわかりやすくしてもそこには衆愚という危険性があるんだよね。でも自書式は改善した方がいいと思うけど。そういえば今回の大統領選にまたラルフ・ネーダーが出ている。嬉しいな。やっぱりこういう泡沫が出ないと選挙じゃないね。大体ネーダーはハッパの合法化を公約しているから凄いではないか。それが超保守政党の改革党の推薦で出ているんだから笑ってしまう。是非健闘してほしいものだけど、それでブッシュが勝ったら今回こそ最大の戦犯として扱われるだろうね。確か改革党のペローが出馬したとき、ちゃんとテレビ討論に呼ばれたいた記憶があるけど、ネーダー有名人なのになんで呼ばないんだろう?伊達や酔狂で全米で2.7%(米44州)の支持が取れないよ。これ以外にも何人か出馬しているんだけど、PERSONAL CHOICE PARTYって政党から副大統領候補として出ているのが女優のマリリン・チェンバースだったりする。女優といってもポルノの方での有名人だけど、ちゃんとデビット・クローネンバーグの「ラビット」のような一般映画にも出たことはある。とはいえ近年までポルノ界で活躍していたらしい。公約らしい公約もないし、多分売名行為なんだろうけど、リンダ・ラブレイス(亡くなってしまわれましたね)の作品に、「Linda Lovelace for President」という作品があったねえ。それを地で行くというわけかな?という訳で本来真面目なネタなのに最後は下品にまとめてみました。「チーム・アメリカ」のトレイ&マットみたいだね。
2004年10月30日
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別に特別な感じはないなあ。大体もう9月後半だしシーズンは殆ど決まっているし、地方なので巨人戦しか放送しないし(しかも今年は全然見てない)いちおうスト気分に浸るためという訳でもないけどあのあまりにも有名すぎる労働歌「インターナショナル」が散々聴けるサイトにいって今まで録に聴いた事のないこの有名すぎる曲の様々なバージョンを聴いてきたのだった。私は'80年代洋楽世代なので、この曲をリアルで聴いた事は殆どない。だから有名な曲である事は知っているけどメロディとか歌詞とかは全然知らなかった。しかしさすが著作権フリーの楽曲という訳で、各国の様々なバージョンがある。この曲で私がすぐ思い出すのはビリー・ブラッグだ。何度か彼の歌う「インターナショナル」は聴いた事があるし、新しく歌詞を付けた事は知っていた。そこにある音源はかなり洗練された音源で、2種類あったけどどちらも聴いた事ない音源。でもやはりこの人の歌は弾き語りで聴きたいものだ。実は以前米のローリング・ストーン誌のサイトに彼のインタビューと「インターナショナル」の弾き語りという凄い内容の映像が置いていたんだけど今では見ることが出来なくなっている。ここは今年リニューアルしてからインタビューとかの映像は殆ど見れなくなってしまったのが少し残念。ゲイリー・ニューマンのインタビューとかかなり変なもの置いていたんだけどな。後はロバート・ワイアットの音源。かなり昔の録音みたいでシンセの音がチープだけどいかにもといった感じのバージョンで気に入った。まだ彼が英国の共産党にいた時期の録音だろうな。(現在は離党している)で、やはりこの人が出てこないとという訳で、ピートシガーのバージョンもあるけど、これが原詩(フランス語)バージョンで少し驚き。途中で英訳しているのが面白い。シガーはこの曲を主題に録られたドキュメンタリーにも出演している。米ではこの曲はシガーの曲という事なんだろうね。面白い音源としてはレゲエ・バージョン(なかなかいいぞ)とか結婚行進曲風バージョンとかある。特に結婚行進曲バージョンは誰かこの曲使って結婚式してくれないかな?無理すぎるアレンジが素晴らしい。言葉の数だけこの曲のバージョンはあるのではないかと思うぐらい様々な言語のバージョンがあるけど、日本語のバージョンは最初に上陸した時の訳詩のままというのは少し驚き。ブラッグみたいに新しい歌詞をつけて歌ってみる猛者はいないかな?ちなみにこのサイト。検索したら簡単に出てくるので聴きたい人は「インターナショナル 労働歌」で検索してみよう。
2004年09月18日
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NPRにUPされていたレイ・チャールズの葬儀の模様の中継をやっと今頃聴いたのだった。しかし葬式というものはこと日本では厳粛なものと位置付けられているけど、あちらの国ではそうでもない部分もあるんだねえ。という感じだった。パフォーマンスで一番よかったのはスティービー・ワンダーだった。(歌ったのは『I Won't Complain』)あとはB・B・キングが曲歌う前にレイの思い出を語るけど、最初は客に笑いをとっていたのが、その後感極まって少し泣きながらもスピーチしていたのはよかった。(でもその後もちゃんと笑いを取っていた。よく考えたらキングは以前はラジオのDJしていたので話はうまいのだ。)ウィリー・ネルソンの「ジョージア・オン・マイマインド」もよかった。カントリー系ではもう1人グレン・キャンベルも弾き語りで演奏していたけどこれは’60年代のレイのレコーディング・セッシヨンによく参加していたという事もあるらしい。これ以外は牧師のスピーチやゴスペルソングの演奏などやウェイントン・マルサリスなどのジャズ系の演奏とかとにかくいろいろある。しかし司会のジョー・アダムス(レイのマネージャーであり、友人)が常に笑いをとろうとするのには驚きだった。湿っぽくないこんな葬儀もいいものだなあなどと思ったりして。しかし最後の録音を残しているとは思わなかった。ジョニー・マチィスとのデュエット・アルバムらしいけど、ここで聴ける「オーヴァー・ザ・レインボウ」はさすがにレイさんのボーカルの衰えは隠せない。でも「生涯現役」にこだわったのだろうな。しかしジョニー・マティスはまだまだ衰えていないのにも少し驚き。この人日本では全然人気ないけど’50年代から黒人歌手としては白人層にも人気のあった数少ない歌手としては代表格なので、もう少し早くレイさんと競演してほしかった。この番組のプログラムの最後に流れるレイさんの曲は多分番組側の選曲だろうけど、「One Of These Days」という曲。'79年のアルバム「Ain't It So」に収録していた曲でアトランティクから発売されている。レイさんは’70年代後半にアトランティックに出戻りしていたのはあまり知られていないかも。(当然未CD化)この曲バリー・マニロウの曲で、マニロウの比較的初期の作品。マニロウ版はいかにもこの人らしいバラードになっていてこれも悪くないけど、レイさんバージョンはシンプルなバックの演奏にゆったりと歌われる味わい深いバージョンで、こういうエンディングに凄く合う曲。一応この曲は現在は「Genius & Soul」に収録されているので聴けるけど、'70年代の作品は殆ど廃盤。これを機会に少しでも再発してくれないかな。
2004年06月24日
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今日3日に行われた衆議院本会議で、著作権法の一部を改正する法案は委員長報告のあと承認され、現実に法律としての効力を持つにいたりました。(なお実際の施行日は来年の1月1日からです。)なおこの模様も動画で視聴できます。視聴したところ私1つ間違っていた。民主党が提出した修正案は共産党、社民党も共同提出でした。年金法案の絡みで野党結束が強くなったのが影響しているかな?なお起立採決もなく、「ご異議ありませんか?」と議長が言うだけのあまりにもあっさりした瞬間でした。しかしこの時「意義あり」ってやったらどうなるんだろう?この法案の委員長報告の時が今日の本会議の中で一番ヤジが多かった。(なおそういう状況でも実際は『全会一致で可決、成立』と言うらしい。でも決とってないやん)しかし「終わりは始まり」という言葉もあるようにこれからが重要だと思います。とにかくここ数日疲れたので今日はこれまで。
2004年06月03日
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間違えて2度PING送信してしまった。私の方からメール出して消してもらわないといけない。どうもすいませんでした。(なにせ眠かったもので)お詫びいたします。今日2日に開催された文部科学委員会の質疑後著作権法の一部を改正する法案についての委員会採決が行われ、民主党提出の修正案については賛成少数で否決され、その後参院でも可決された本案が採決。賛成多数(1名採決の際に退席)で著作権法の委員会質疑は終了しました。なお全会派の提出による付帯決議についても採決され、これも可決されました。なお参院での付帯決議からはいくつかいい方向に改善されています。法的拘束力はないものの決議されているものですし是非この決議を守った運用を期待したいと思います。一時期様々な情報が流れましたが、結局参院先議法案の常で参考人質疑の後に採決という通常の法案と何ら変わらない状況で、今回の法案は今後衆議院本会議での採決へと場面を移動します。なおこの審議の模様は動画で視聴できます。なお私も5時間以上ある動画なので、まだ全て見てはいません。そのため質疑についてはともかく、衆議院の質疑の感想を少し。なおいままでで一番酷い表現が出てきますので注意が必要です。今回の審議で、公然とこの改正案に反対する議員が登場してくれたのは本当に心強い事でした。場合によっては全くメディアなどにも取り上げてくれないまま「還流盤防止法案」として何の問題もならないままあっさり可決となる可能性の高かった法案が多くの音楽関係者やアーティスト、リスナーも巻き込んで様々な行動が起こった事は3月当初にこの問題を知った時点では全く予想できない事でした。今回の採決で唯一民主党の党議拘束に反対し、本案の採決から退席した議員の名前は川内博史氏です。川内さんどうもありがとう。これからも小選挙区当選を目指して頑張って下さい。今後様々な問題が音楽業界のみならず著作権関係で起こるでしょうが、こういう「話の分かる」人は心強い。しかし民主の対応って何だよ。修正案に賛成して本案に賛成って訳わからんよ。昔「ゆ党」(野党でもなく与党でもないという意味)とか言っていた時期が民主にはあるけど、そんな言葉を思い出しました。なお民主党内にも積極的に賛成する議員がいるためこういう対応になったと思われますが、そんな法案なら党議拘束を外して挑んで欲しかったです。その反対として、全く多くの懸念に耳を貸さず、あげくの果てに「知らない人からメールが」などと発言。発言の端々に多くの懸念の声を取るに足らない声とバカにしたあげく本来関連ない法案を根拠に賛成しなくてはいけないと訳のわからない理由で多くの音楽ファンを敵に回した政党の名前はあえていいませんけど、とりあえず個人的には今後この政党の意見に関しては私は一切耳に入れない。また、一生この政党の候補、または推薦、支持候補には投票しない。いくら浮動票いらずとはいえここまでひどい政党とは思わなかった。(参院ではまだ対応は普通だったのだが、どうやらここまでこだわったのは民主党に対する対抗心か?)政権政党もこの問題の対応は思ったより機敏だったものの、「法案だけは通す」という一点だけは揺るぎはなかった。ただやはり若手議員は風通しは良くなっていることは確認できました。その他昨日共産の石井氏の事ボロクソに書いたけど、今日の質問はそれなりに勉強の後がありました。賛成したとはいえ少しだけ見なおした。ただこの政党と中の悪い某党との法案の認識度は50歩100歩だけど。また社民横光氏はやはり話のわかる人でした。賛成したとはいえこの人の質問は味がある。議員数激減のため様々な委員会に所属しているのによく勉強したなあと少し関心しました。とにかく成立後もこの法案の運用面についてはまだ暗中模索状態です。一部では次の動きがあるみたいですし今後も注意深く見守る態度が必要だと思います。
2004年06月02日
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まず衆院の文部科学委員会で今日行われた参考人質疑について書いてみたいと思います。参院では3名だった参考人が今回は4名と増えています。参考人は以下の通り。 依田巽(参考人 社団法人日本レコード協会会長) 弘兼憲史(参考人 漫画家) 高橋健太郎(参考人 音楽評論家) ポール・デゼルスキー(参考人 GERA Japan 国際レコード小売協会 日本支部世話人) 最初に参考人が大体10分程度で意見を述べ、その後各党議員が参考人に対して質問します。この模様はまだ議事録は出来ていませんが、映像で視聴可能です。まずは参考人の意見から。依田氏は参院の時より微妙に論点を変えて輸入権の必要性を訴えます。なお一番質問責めにあっていましたけど、どうやら輸入権に対しての不安点を「大丈夫だから」の一点で通そうというつもりみたいです。弘兼氏は参院の時と殆ど同じ。(なお質疑の際に『当事者でないので答えられない』という発言が多かったのには少し参考人としての資格に問題あるような気がしました。)高橋氏は自身のブログで述べられている事をうまくまとめて真摯に反対意見を述べました。ポール氏は英語で答弁し、通訳がついていました。法案には反対の立場ですが、還流盤規制については一定の理解を示していました。なお価格例として挙げたCDのアーティストはプリンスとノラ・ジョーンズでした。質問についての私の感想は以下の通り。質問議員についての評価が中心です。伊藤信太郎氏(自民 宮城4区)何とこの人A.F.I(アメリカン・フィルム・インスティテュート)を卒業している。今まで単なる2世議員だと思っていたけどこれには驚いた。(AFIはアメリカの映画人養成機関では有名な機関)http://www.afi.com/そのため他の議員と比べて質問が独自性があって面白い。日本の著作権関連の細かい実務での状況についての質問が新鮮。ただ法案の賛否については微妙なニュアンス。米の著作権管理団体について書面での輸入権行使をしない旨の表明をレコード協会会長に求めていた。(ただこれはあまり意味がないかもしれない。法案そのものについての理解は?)川内博史氏(民主 比例九州)法案修正の立場だが、レコード協会会長を狙い撃ちにした質問が面白い。以下抜粋(要約なので実際は後日UPされる議事録で再度ご確認して下さい。)なお貸与権についての質問はなかった。依田会長相手に論戦していましたが、少し時間不足となってしまったのが惜しまれる。依田会長 「輸入権行使の期間は7年間となっているが、協会としては50年を要求していた。期間が短縮したのは大変残念。」(50年間行使されたCDが輸入出来なくなる。『幻のCD』ばかりになるね。なお当初新聞報道では期間は5年と報道されていた。何故2年延びたのだろう?)依田会長 「ビートルズが今でもCDが発売されるのは著作権があるから。」(言っている意味がよくわからない。)なお川内氏が「会長とは長い付き合いになると思います」と最後に結んで質問が終わったのですけど、このとき笑っている女性の声が聴こえた。この声は多分委員会の委員長(池坊保子氏)だと思うけど緊張感ないなあ。横光克彦氏(社民 比例九州)社民党の中でもかなり話のわかるタイプの人だけど、思ったより細かい質問だ。しかしあまり音楽業界の現状はわかっていない模様。(聴いても答える事のできない質問とかしていた。)法案の賛否は賛成?(貸与権についての質問から推測しました。)冒頭に再放送の際のギャラ云々という関係ない事を話していたけど、個人的に「特捜最前線」の再放送を希望したい。富田茂之氏(公明 比例南関東)この人については質問の最後に何故かこんな宣言をする。「この国会で必ず(法案を)通すという決意を述べさせて頂いて質問を終わりたいと思います」(同党斉藤鉄夫氏から頼まれたと冒頭述べていた。なお斉藤氏は元文部科学副大臣で、現在委員会理事)この他、「知らない人からメールが」などと発言。本当にこの人有権者からの声をどういう風にとらえているか非常に不思議だ。唯一貸与権についてから質問し、法案反対側に質問した後唐突に宣言するので驚いた。最初からその立場なら質問しなくてもいいよ。石井郁子氏(共産 比例近畿)全くこの法案に対して勉強しておらず、極端にレベルが低い質問ばかり。(海賊盤の事とか聴いていた)とにかく唖然としました。(高橋氏の答弁に対して驚いていた。反対運動を全く知らないみたいだ。)党の役職に就いているためか勉強不足もいいところ。どうせ賛成だろうからもう質問しなくてもいいよこの審議と前後して、以前法案に反対する音楽関係者有志が日本レコード協会と文化庁に送った質問状の回答が同日メールで届いたそうです。(5月24日送付)何故参考人質疑の直前に、それも両者殆ど同じ時期に届いたのは何故か少し勘ぐりたくなりますけど。まあいいか。しかし「答えれない」という箇所が多いのがこの改正案の問題の根深さを物語っているような気がします。官僚側は「この問題は業界の問題」業界側は「この問題は立法府の問題」あげくの果てには「仮定の質問には答えられない」とくるから始末におえない。ただ中には興味深い回答もあります。今後法案がどうなるか少し不透明になってきましたけど、この回答から反対側の議員氏も何か出てくるのではないかと思っています。
2004年06月01日
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という訳でいろいろありましたけど、ついにメルマガ最大の危機を迎えました。一応現在の所隔週ないしは月刊の可能性が高いのですけど場合によっては3ヶ月程度休む可能性もあります。その場合は楽天のここのブログも休止したいと思っています。まあ少し精神的に疲れたというのがありますけどしょうがない。いつもうまくいくとは限らないし仕方ない。さてメルマガについてですけど、今回取り上げたジェーンウィーンドリンという人。勿論ゴーゴーズのメンバーでした。その絡みでゴーゴーズの事も少し調べましたけど、本当に米では人気のある人達だったというのがよくわかりました。しかし一番面白かったのは、米のケーブルTV局のVH-1が製作した「Behind The Music」というドキュメント映像でした。この「Behind The Music」。アーティストやバンドの裏話や当時の逸話をうまくまとめたシリーズで、すでにかなりの数の人達が取り上げられています。ゴーゴーズは’00年に登場したようです。VH-1のサイトで約5分程度の映像が見れますけど、例えばメンバーの何人かがドラッグに溺れていたとか、ベリンダカーライルばかりスポットが当たって他のメンバーとの仲が悪くなったとかいうエピソードが実際の当事者の口から語られます。(しかし動いているマイケル・コープランド初めて見たよ。)ジェーンもインタビューに登場しますけど、これが本当に変な話声なので深刻な事語っているのにあまりそう見えなかったりします。(何故声優の仕事もしているのがよくわかった。)そういえば再結成ゴーゴーズのCD出したレコード会社はビヨンドという会社ですけど、この会社のカタログは本当に懐かしめの人ばかりだったりします。例えば再結成ブロンディとか、フィックスとか、モトリークルーとかイエスとか何故か’80年代の香り漂うラインナップなのが面白い。なお以前にジル・ソビュールという歌手の事を書きましたけど、この人もこのレコード会社からCD出しているんですけど、契約のきっかけになったのはジェーンが関係しているらしいです。いい人だ。成る程少しジル・ソビュールとジェーンの曲は少し似た面あるかもしれません。どちらも現実感覚ゼロみたいな曲よく作っています。特に今回取り上げた「Fur」というアルバム、基本的なコンセプトが「’80年代のガールポップス」という感じの音造りだったためか、そういう雰囲気が一番あるアルバムです。この文のタイトルの「Inside A Dream」というのは「Rush Hour」の次のシングルだった曲ですけどこれがアレンジは’80年代の音なのに、曲は完全に’60年代ガールポップスなんだから不思議な曲です。実は某所で聴けますけど、興味ある人は検索してください。(教えないよ)しかしせめてベスト盤だけでも再発してくれないかな?今のところの最新作は自身のレコード会社から出しているらしいから、もしかしてソロのカタログ全て自分で所有しようとしているとかそういう話だったらいいのにな。(そんな事はないだろうけど)しかしゴーゴーズのメンバーは思ったよりいい感じに年取っているきているなあ。昔日本の女性バンドの殆どがレベッカのカバーバンドだったという時期があったけど、そんなバンドしていた人達も元気かね?最後にメルマガとは関係ないですけど、現在VH-1ではこんな企画をしているらしい。(やはりバニラ・アイスがいる。期待を裏切らない)こういう多少悪趣味な企画が出来るVH-1って健全な会社だ。私も投票したけどやはり’80年代洋楽がいくつかエントリーしているのは仕方ないか。
2004年05月31日
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今ふとNHKで以前放送されていたアニメ「へろへろ君」の事を思い出したのであった。多分「おじゃる丸」がそこそこカルトな人気になったので「柳の下のドジョウ」狙いで作ったキャラだったと思うけど、さすがに当たんないわな。あんな変なキャラじゃ。しかし私は結構好きなアニメだった。見れる時は大体欠かさず見ていた記憶がある。でもどんな話だったか全部忘れたけど。「へろへろ」で思い出すアーティストといえばジェリーガルシア。グレイトフル・デッドのリーダーだったあの人だ。とにかく一本筋が通っていないなんとも不思議なギターの弾き手でも有名だったけど、そんな根無し草的な面はフランク・ザッパあたりにはとにかく嫌われてよくネタにされていた。でも不思議とこの両者には似通った面(ファンが熱狂的。ライブ盤が以上に多い様々なジャンルでの活動とか)があるから不思議だ。私デッドもそれなりに好きだけど、それよりもジェリー・ガルシアのソロ作の方が好きという変わった奴で、デッドのCDは全く持っていない(その代わりテープはかなり持っている)けどジェリー・ガルシアのソロ作はデビッド・グリスマンと一緒に演った作品を含めて結構持っている。そんな私には朗報なニュースだけど、ジェリー・ガルシアのソロ作を全て収めたボックスがついこの間6枚組で発売された。http://www.jerrygarcia.com/allgoodthings.htmlこれと同時にジェリー・ガルシア・バンドの’77年のライブも同時発売された。http://www.jerrygarcia.com/purejerry.html私は’80年代後半に出たジェリー・ガルシア・バンドのCD(日本では未発売だった)を聴いてからこの人のファンになったけど、亡くなって早9年。やっとソロ活動の方も脚光が浴びるようになったという事かな?しかしこんなにいろいろ出されてもなかなか財布の方が厳しいので買うのはもう少し先になりそうだ。
2004年05月30日
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まずはこの前書いた文章の訂正。タワーは法案賛成だと書いたわけですが、どうやら「アジア盤CDの還流規制には賛成だけど、輸入盤の規制につながる動きには反対」という立場らしいです。(音楽評論家藤川毅氏のブログより)一応訂正という事です。そりゃそうだ。「輸入盤規制賛成」なんて小売が堂々と言ったら客は離れるわな。しかしあの声明文だと誤解する人は多そうだ。ちゃんと書き換えた方がいいと思うぞ。HMVも反対を表明しましたけど、この件に関して高橋健太郎氏が自身のブログでHMVのこの法案に対しての独自の取り組みについて触れています。そんな中でついに衆院の審議が始まりまして、これがいきなり5時間もあるのでまだ私は視聴していませんけど審議の模様の要約記事がここにあります。どうやら改正につながるデーターの信憑性について突く質問が多かったようです。なお民主党はこの法案については修正で対応することを決定しています。なお来週の火曜日には参考人質疑が行われ、参院の参考人質疑にも出席した日本レコード協会会長、弘兼氏の他高橋健太郎氏やHMVジャパンの会長も出席予定だそうです。なおこんな話もあるらしくこの場合なら今国会での成立が微妙になる可能性が高くなると思います。しかし少し相手が悪いねえ。親分の野中氏とかにメール送った方が効き目があると思うけどどうかな?なお今回の改正案を作成する以前に文化庁がパブリックコメントを募集していたのですが、これが何故か今頃前出の藤川毅氏が入手に成功しまして、藤川氏のブログからダウンロード出来るみたいです。ただファイルサイズが大きいので一応ダウンロードの際にはご注意下さい。しかし予想以上にこの問題に関しては動きが急展開という感じになってきました。来週あたりもいろいろあると思いますけど、どうなるかな?
2004年05月29日
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本当は昨日の続きで、答弁書3と4を翻訳しようかと思ったけど、あまり意味のない答弁書なので止めた。いちおう説明すれば、3については知的財産戦略本部構成員と内閣官房知的財産戦略推進事務局員の人事と構成に関する質問なんですけど、本質的には今回の著作権法改正とは関係ありません。ただ今後の知的財産の権利に対する法的整備が図られる過程で、今回のようなユーザーの権利をないがしろにするような法的整備が図られる事もあると思います。その意味で、この審議会は結構重要なので、委員の選定基準などを吟味するという事は大事な事だと思います。4は今回の改正案に関係があるのですが、単純に法案の文面の解釈の話で、参議院の審議の際にも出てきた議論ですので新鮮味はありません。この質問書はあまり意味がないような気がしないでもないです。総論としてはこの答弁書を見る限り、今後の衆院審議は参院審議の焼き直し的なものに終わる懸念が私には感じられます。とはいってもあくまで法案の審議なので今回のような仮定の質問をしても、答弁書のように逃げられるという事になるでしょう。しかし具体的運用に関わると何故かやたら抽象的な説明に終始するのは何故なのだろう?とにかく法律の文面が漠然としているのが一番の理由なんでしょうけど最終的にはやはり輸入盤の輸入をストップさせる力を持った法案であることは間違いない事に変わりありません。まあ今回は答弁書なので、国会審議用に隠し球があると思いますので、それに期待したいと思います。あと知っている人は多いとは思いますけど、ネット通販の大手アマゾン・ジャパン(旧CD NOW)はこの法案に反対を表明しました。ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/1162670/ref=amb_right-1_92626_1/250-0240315-9049062輸入音楽CDに関するAmazon.co.jpからの重要なお知らせ しかし、私も思い出深い輸入盤屋のタワー・レコードは法案賛成の立場を表明しました。輸入CD問題についてのお知らせ現在のタワーの品揃えからいって、予想してはいましたけど少し個人的にショックです。これとは関係ないですけど、著作権や商標権に関しての面白い記事がここにあります。前に私「アーニー・ローリー」という曲に関して調べた事あって、楽曲はともかくまだ訳詩に著作権が残っている事に驚いた記憶がありますけど、ほんとに世紀末的な文化状況になってきているなあ。という感じです。しかしこれでは例えば映画のワンシーンで「ハッピーバースデー」を歌うシーンが作れないではないか。映画の世界ではよく有名曲を承諾なくて使用してしまい権利関係がクリアできずにお蔵入りするという話は聞いたことあったけどここまでいろいろあると迂闊な映像撮れないね。
2004年05月26日
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まだ今回の著作権法改正案は衆院では審議されていない状態ですけど、国会議員でこの法案に反対している人達が質問主意書を提出していました。そのうち4つが今日の日付で閣議で了承され、答弁書として提出されました。ちなみに質問主意書というのは、一応国会の答弁と同じ効力を持つものです。今後の衆院の審議の動向を見るうえではかなり重要な文書だと思います。しかしこれがとにかく難しい。というのも著作権法というのはとにかく文面がやたら同じ言葉の使いまわしが多く、わかりずらい文面だというのがあって、そのために何書いているのかわからない人も多いと思います。そこで、私が勝手に翻訳してみました。それでも結構難しくて、そのうえ私も初学者だからニュアンスが間違っているかもしれません。その場合はコメントなり掲示板でご指摘して下さい。なおこれの全文が載っている(質問書も)サイトはここです。また括弧つきの文章は私が勝手に挿入した文章です。長いので今日は答弁書1と2だけにします。まず答弁書1は、今回の法案改正が最初に検討された文化審議会著作権文化審議会についての質問です。文化審議会著作権文化審議会についての質問。1、法制問題小委員会の委員の人選偏りについて。(消費者サイドに立つ委員が不在)2、消費者団体の審議委員が法制問題小委員会の人選偏りを指摘するも参加を拒絶する理由は何か?3、分科会の非公開性(報道機関のみ傍聴可能)と、発言に氏名などの記入がないのは何故か?4、何故「関係者間の協議・合意」の中に消費者団体等が含まれていないのか。(今回の著作権法改正案も、この『関係者間の協議・合意』が必要とされる案件だった。)答え1、専門家じゃないとわかんないから。まあ検討するよ。2、専門的な人が多いし、消費者の事もわかっている人達だから大丈夫だよ。だいたいちゃんと約3回消費者系の人を発言させているよ。3、法律では公開となっているけど、会場が無くてね。名前がないのはみんな名前出ると萎縮しちゃうからだよ。4、関係者というのはだなあ、それを仕事としている奴だとか法律変えて欲しい団体だとか、仕事としていて変えるの反対な人とか団体だよ。でもな、ちゃんと審議の過程で消費者団体も入れて審議してんだよ。これからも入れるつもりだよ。答弁書2は今回の改正案についての質問書です。1、アメリカのレコード会社があるCDに対して輸入権発動した場合。以下の異なる場合の対応はどうなるか?一、音楽CDジャケットに「US Version」と印刷されている二、音楽CDジャケットに「US Only」と印刷されている三、輸入業者に米のレコード会社が内容証明郵便を送って(輸入権の行使を書いた物)その写しが提出された場合。四、三と同一の内容で、「全てのCDを輸入禁止とする」旨書かれている。五、米レコード会社の代表者がインタビューで輸入権行使を口にした新聞の写し。六、米盤と全く価格が異なる日本盤が提出されたとき。(この質問の前提として、2の答えのような証拠品を税関に提出するという場合。以下の物が証拠になりうるかという事を聞いているのがこの質問の内容。なお三と四は入れ替えて下さい。)2、輸入を差し止める場合どのような基準で判断するか?またそのためにどのような資料を提出させるのか?3、輸入権が及ばないCDを売っていた輸入盤屋が、米のレコード会社から「おまえの売っているCDは日本では売れないんだから撤去してくれ」といわれたにもかかわらず売っていて、米レコード会社が著作権法違反でこの輸入盤屋を起訴した。その場合どうなるの?4、今文化庁は洋楽CDには輸入権は及ばないと言っている。だったらもし輸入盤屋が輸入CD沢山仕入れたものの、米のレコード会社から「売るな」というお達しが来て泣く泣く処分した。この場合国家賠償の対象になるんじゃないのかい?5、今回の改正案で、輸入権を行使するのを最初からしないっていう前提の人たちがいるんだけど、こんな事いままであったの?(本来権利が設定されたらそれを行使するのは当然なのが著作権法のような財産権を設定する法律なのでこんな質問が入ったと思われる)6、日米租税条約というものがあって、それは日本の大手レコード会社には殆ど当てはまるんだけど、それは日本の税金が減って、アメリカの税金が増えるという事だと思うけど、文化庁は知っているの?1、一、輸入規制の対象とはなりえないと思われる。二、一の答えと同じ。三、少し長いけど答えは一と同じ。四、一と同じ。五、一と同じ。六、一と同じ。2、この答えは少し重要なのでそのまま答弁書を写します。法案第百十三条五項にいう「当該著作権者又は著作隣接権者の得ることが見込まれる利益が不当に害されることとなる場合」については、権利者に与える法的影響を考慮して判断することとなるが、具体的には、専ら国外において頒布することを目的とする商業用レコード(以下「頒布目的商業用レコード」という。)が国外で一般販売されることにより得られる利益と国内において頒布することを目的とする商業用レコードが国内において一般販売されることにより得られる利益の差が基本的な判断基準になるものと考えている。このため、関税定率法(明治四十三年法律第五十四号)第二十一条の二第一項の規定に基づき、当該商業用レコードが輸入禁制品に該当するか否かの認定手続を執るべきことを税関長に対し申し立てる者には、双方の商業用レコードに係る複製及び頒布の許諾に係る対価を算出する条件等が記載された契約書などの提出を求める予定である。(国会答弁と同じだが、明確な基準は明らかにされていない。)3、検察が決める事だから答えられない。4、国会答弁という行為が、ただちに国賠に結びつくという事は多分ない。(これは判例法が根拠と思われる。)5、権利を行使する事を控える事なんか法律作る時考える訳ないよ。6、別に法案通ってもレコード会社が儲けるとは限らないから前提から間違っているよ。だいたい日本レコード協会会長も「輸入盤止めないよ」って言っているからね。日本の税金がかからなくなる事は知っているよ。明日は答弁書3と4について書きたいと思います。
2004年05月25日
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しかしこれほどB級的な感じが全編感じられる人も珍しい。グレッグ・キーンという人(というかバンド含めて)は実は音楽的な面の引き出しは深くて、ガレージぽい曲があったり、典型的なルーツ・ロック風の曲があったりトミー・ロウの「シイラ」をカバーしていたり、結構キンクスのファンだったり、ディスコ風のサウンドがあったり、ブルース・スプリングスティーンの曲を歌っていたり、とにかくジャンル分けするのにどうも難しいバンドだ。一応同じレコード会社だったルビナーズなどと同じ「パワー・ポップ」の範疇に入れてもいいと思うけどやはり普通に「ロック・バンド」というのが一番いいかなと思っていたりする。ヒットした「The Brakeup Song」にしても、「Jeopardy」にしてもタイプが違う曲だし、引き出しが多すぎて焦点がぼけてしまう所が感じられる。その後のキーンの活動を考えたらこの人かなりのオタクだったんだろうと思わせるけど、いろんな所に視点がいってしまい本筋がぼやけてしまい結果なんだかよくわかんない物が出来上がる。ファンになったら死ぬまでついていく人もいるけどそれ以外の人にはなんだかよくわかんないのでとりあえず「ジェパーディー」の一発屋という位置付けとなってしまう。まあ仕方ない事だけど。とにかく平気に「Jeopardy」の後に「Reunited」のような冗談としか思えない曲を出す人である。一筋縄ではいかない面白みがある。「Reunited」という曲、一応結構日本でもビデオとかテレビで流れていて、聴いた事ある人も多いと思うけどキーンのボーカルは歪みまくっているし、ドラムはドカドカうるさいし、ギターもガンガン弾いている。「ジェパーディ」でファンになった人には「?」だったと思うけど(私もそう)しかしこれこそロックの醍醐味である。(それに気が付くには時間がかかったけど。)ちなみに私がキーンが作家活動していると気が付いたのは去年だか今年にグレアム・パーカーの公式サイトを閲覧したときに、パーカーの事も書いた本が出版されるというニュースがあって、編集者がグレッグキーンという事を発見してからです。結構面白そうな本なので米アマゾンなら買えるので買ってみようかな?しかしアマゾンの書評でも「ディスクジョッキー」と紹介されていたのには少し複雑な気分。さすがに新作を発表できる環境ではないという事だろうか?アル・ヤンコビックのパロディは、ビデオでは何故かクイズ番組が出てきます。何故そうなのか最初は気が付かなかったけど、米ではかなり有名なクイズ番組のタイトルが「ジェパーディ」だったので、そこからアルが発想をふくらませパロディ化したという事みたいです。その番組のファンサイトはここ。ビデオでは当時の番組の司会者アート・フレミング以下番組スタッフが総出演しています。しかし日本でもあった「パネルクイズ25」みたいな番組に見えるけど実際はどうなのかな?(現在でも同名のクイズ番組がいくつか存在するみたいです。)しかし絶対アメリカ人じゃないと笑えないネタだなあ。でもこの曲日本でも「クイズ・ジェパーディ」のタイトルで日本でもシングル化されていたみたいです。ちなみに米ヤフーのlunchではアル・ヤンコビックのビデオがかなり置いてある。しかし「今夜はイート・イット」のビデオがないのが残念。
2004年05月24日
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前にもここで書いたインターネット・ラジオでよくオンエアされていて、それが元になって気に入った曲について。’80年代洋楽を語る上で外せないバンドの1つであるヒューイ・ルイス&ニュースが’94年に発表した全編カバー曲ばかりのアルバムである「Four Chords & Several Years Ago」にも入っていた曲で、シングルでも発売されてスマッシュ・ヒット(米54位)した曲なんだけど、長い間オリジナル版を聴いた事がなかった。「But It's Alright」 J.J Jackson何と言うか昔SPWFに上がっていた「アクション・ジャクソン」を思い出す名前だが(コアな人しかわからない事書いてすいません)なかなかかっこいい曲だ。なかなか豪快なボーカルで、朗々と歌い上げている。しかしこの人はどとらかといえば裏方だった人で、編曲とかの仕事が中心だったらしい。ヒューイ・ルイスのバージョンは基本的にオリジナルに忠実なんだけど、ボーカルはさすがに負けている。ヒューイは今ではかなりノドが衰えているけど、以前のヒューイならオリジナルに負けない歌声だっただろうから少し残念。でも彼らしいカバーなのでそんなに悪くない。この曲欧米ではかなり有名な曲らしく、コード表を載せているサイトもあったりする。なお英国ではかなりヒットしたらしく、そのためか彼は’70年から英国に移住したらしい。(その後の消息はつかめず。なおAMGの記述には一部間違いあり。多分同名の人と勘違いしている。)ちなみにMTV初期のVJにも同じ名前の人がいたけど全くの別人らしい。そのVJの方は今年亡くなったらしい。http://www.mtv.com/news/articles/1485838/20040318/index.jhtml?headlines=true日本では何故かこの人だけは多分VJとしては出ていなかったけど、当時の日本のMTVは地方ごとに放送内容が別だったので中にはこの人のVJ姿を見たことある人もあるかもしれない。しかしこの時代のMTVといえばブラック系の曲があまりオンエアされないため「人種差別をしている」と糾弾された事があったなあなんて事を思いだしたのだった。
2004年05月23日
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remi10さん了解しました。削除いたしました。え~と確かに少しわかりずらい機能だと思いますのですごくわかりやすいフラッシュがありますのでこれを是非参考にして下さい。
2004年05月20日
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楽天でもトラックバック機能がついたという訳でここも今後はブログ状態が加速するという事かなと思う。「楽天広場」といえば、gooの「Gaiax」と並んで子供が多い事で有名だけど、現在多くのブログにはあまりそういう稚拙な所はないような感じだ。かえってブログが盛況になるにつれレベルの高い書き手を見かけるようになったと思う。つまり、掲示板感覚で書き込みをする人は思ったほど多くない印象がある。まだ始まったばかりなのでわからないけど、そうであるならこのトラックバック機能を歓迎したいとは思うけど。さてどうなるか?一応トラックバック機能は使わない設定にも出来るので、めんどくさい人やなんだかよくわからない人は使わない方が無難だと思う。場合によっては自身の書いた事が思わぬ広がりを見せる可能性があるのだから、注意は必要だ。しかし「トラックバック」で現在グーグル検索で1位になる所は、トラックバックを簡単に説明したフラッシュが閲覧できるブルグなんだけどこれの作者が「輸入盤シンポジウム」で一番わかりやすいまとめのサイトを作っていた人だったのには驚いた。(後楽天広場からの昨日からのトラックバックの多さも驚いた。)しかし楽天は普通に掲示板が常設している所なので少しややこしくなった。大体どこのブログでもコメントは書いた人が一々コメントをつけていないのが現状なので、今後私も「コメント」欄に何か書いても基本的には答えない事にしようと思う。どうしてもレスが欲しいというコメントは直接掲示板に書いて欲しいと思う。とにかく掲示板が今後使用が減るのだろう。でも面白い書き手はブログ界には沢山いるので今後私がトラックバックするという回数は増えるのだけは間違いない。個人的にはそういう面でも歓迎するのだった。
2004年05月19日
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今回のメルマガはリクエストがきっかけだったのですけど前から書いてみたかった事でした。もし洋楽の世界のトラブルをまとめた本を書くとしたら、CCRの訴訟合戦で十分1章書けるぐらい訴訟のニュースが多く、こんなにもめているとはCCR好きの私でも知らなかった。簡単にまとめてみれば。●ジョンがファンタジー・レコードを相手にレコード会社を移籍する訴訟を起こす。('75年頃?)●ソウル・ゼインツがジョンの曲に対して訴訟を起こす。('85年頃、この時CCRの曲が歌えなくなる仮処分が認められジョンはCCRの曲が歌えなくなる。)●ジョンは法廷外でビル・グレアムを頼りにソウル・ゼインツと交渉してCCRの権利が戻るように交渉するも不調に終わる。('86~'90)●トム・フォガティ死去。死因は実はHIVだったらしい。('90年)●「ロックの殿堂」にCCRが選ばれるもののジョンは式典に参加せず、久しぶりのメンバー同士の再会とならなかった。('93年)●残ったメンバーのスチュ・クックとダグ・クリフォードがCCRをナツメロバンドとして復活しようとするが、ジョンが名前の使用を差し止める訴訟('97年)そのためクリーデンス・クリアウォータ・リビジテッドという名前で活動しなければいけなくなる。●何故かスチュ・クックがジョンとダグを相手として訴える。「CCRの価値を不当に貶めている。」というのが訴状だったようだがこれは多分すぐ引っ込めたのだろう。現在でもスチュとダグは同じバンドで活動している。('97年)なんでこんなに仲悪いのかよくわかんないけど、確かラスカルズも同じ時期メンバー間で訴訟して、フェリックス・キャバリエが「ラスカルズの復活は100%ない」という状態まで仲悪くなったという話があったけど、ここまでいろいろあるとCCRの音楽が大好きな私としては悲しくなってしまう。しかし何が根底にあるかと言えば、やはりCCRのいたファンタジーというレコード会社に何かありそうだ。ファンタジーという会社は今でも健在で、主にリイシュー会社として存在している。しかしこの会社のカタログはなかなか通好み。元々メインだったジャズはデイブ・ブルーベックやビル・エヴァンズなどの作品があるし、あのスタックスのカタログも現在はここが所有している。またジョン・フェイヒーの興したタコマなんて完全に通好みのレーベルもこの会社と関係あったらしく、現在でもカタログはここから再発されている。なにせレニー・ブルースのレコードを出していた会社である。ブルースは沢山のレコードのあるコメディアンだけど、他にこの人のレコード出していた会社はスペクターのフィレスやザッパのストレイトなど。とにかく’60年代的な言葉でいえば「ヒップ」な会社だった訳だ。なおこの会社のカタログで「ロック」といえる人達はCCRぐらい。フォガティはインタビューで「とにかく小さな会社だった。」と言っていたけど、実際米ではよくある一介のインディ・レーベルだったのだろう。そこで登場するのがソウル・ゼインツというファンタジーの経営者になった人物。ゼインツは’55年からこの会社でセールス担当者だったらしいけど、このCCRと契約したのも彼らしい。それが大当たりしたため最初は彼の会社じゃなかったんだけど、’67年から経営権を持つにいたったらしい。CCRのおかげで結果ファンタジーは独立系では現在でもかなり大きな規模の会社になったんだけど、それではあきたらなくなり映画への投資を始める。'75年に公開された「カッコーの巣の下に」をプロデュース。チェコ移民だったミロス・フォアマンに投資したのは彼もロシア&ポーランド移民の子供というのも関係あるかもしれないけどこれが大当たり。アカデミー賞受賞作品にまでなる。ここからは本当に素晴らしい嗅覚を感じさせるプロデュース業が中心となる。この人は「最後の独立系プロデューサー」と呼ばれているらしいけど、とにかく作品のチョイスは神業的。いままで3度のアカデミー賞受賞作品('84年アマデウスと'98年イングリッシュペイシェンス)がある。その割にはプロデュースした作品は多くなかったりする。(アマデウスのサウンドトラックはファンタジーから出ているんだけど、まさかCCRと同じ会社とは発売当時は思っていなかった。)これ以外にも「存在の耐えられない軽さ」(’87)「モスキートコースト」(’86)「指輪物語」(’84)などの作品があるけど公開時にコケたラルフ・バクシのアニメ版「指輪物語」が、ピータージャクソンにより映画化されることにより、版権を持っていたゼインツにかなりの版権料が舞い込んだろうと想像される。現在はプロデューサー業より、ソール・ゼインツフィルムセンターという映画の版権や音楽などの権利の管理をする会社のトップとして君臨している。個人的にはフォガティとゼインツの対立は、少しフォガティが大人げない態度だったとはいえるけど、昔書いた曲が自分のコントロール出来ない状態にあるというのは確かに可哀想ではある。なかなか複雑な気分だ。でもゼインツはCCRの利益のおかげで今の地位があると考えたらもう少し譲歩してもよかったような気もしないでもない。そしたらCCRのメンバー同士の対立ももう少し解消されたかもしれない。しかし「Zanz Kant Danz」のビデオは粘土の豚が踊ったりしてなかなかかわいいビデオだけどこんな騒動起こしていてビデオまで作ったのだからフォガティも人が悪い。ちなみにCCR残党’は96年には来日していたらしいけど、今でも頑張っているみたいだ。エリオット・イーストン(元カーズ)の勇姿が見れるのは嬉しい。
2004年05月18日
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本来ならメルマガについて書かなければいけないんだけど、さすがに今日はその気になれない。とにかくメルマガについては明日書きます。大阪近鉄バファローズの現2軍打撃コーチの鈴木貴久氏が、まだ40歳の若さで亡くなってしまったからだ。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040517&a=20040517-00020635-jij-spoしかしとにかく突然なので少し驚いているけど、風邪をこじらせたという報道がされているらしい。鈴木貴といえば私はいつも思い出すのは、日本シリーズに出た時、彼の打席で解説の江川卓が「この選手ストライクだと何でも振ってきますね」と驚いていた事だ。今でも「いてまえ打線」と近鉄の打線は呼ばれるけど特に鈴木貴は思い切りのいいスイングをしていた。生涯成績を見ると思ったよりホームランは少ないんだけど、4年連続20本を打った時期にはかなり期待したのだった。(5番か6番をよく打っていた)でもケガと選手層の入れ替わりで不振に陥り、その後またレギュラーの座を手に入れたけどどうしても30本の大台には届かなかった。でもこの選手が打席に立つと私はいつでもホームランを期待していた。’84年にドラフト5位で入団。この年のドラフトは当たり年で、6位の選手以外は全て一時期レギュラーか主戦投手だった。今一軍コーチの山下和彦も同期だ。しかし今日の近鉄はよく勝ったなあ。タイムリー打った水口のコメントで少しホロッときてしまった。今年近鉄の2軍が高知でキャンプしていて、地元の新聞に載っていた記事には「近鉄は細かい守備練習は少なく、とにかく思いっきり振りぬくという事を主題にした打撃練習が多い」という記事だった。ああ鈴木コーチ頑張っているなあと思ったものだがまさか…お前の怪力で スタンドぶちこめ豪快に今日もまた 行け貴久とにかくご冥福をお祈りします。
2004年05月17日
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今回はもしかしてあまり関係ないかもしれないけど実は関係ある事について。今回の著作権法改正案の問題が出てからよく行くライターの津田大介氏のブログで紹介されていたものなんだけどスタンフォード大学のローレンス・レッシグ教授の講演をフラッシュで日本語の字幕を付けたものを視聴してみた。このレッシグ教授という人はここに簡単な紹介文があるけど要するに「サイバー法の大家」らしい。そんな人の講演なんだけど、多少難しい所はあるものの、私には面白いものだった。彼にとって最新作になる著作「free culture」の内容を簡潔にまとめているものなんだけど、完全なアジテーション演説でもあるので一応注意は必要だ。(でも私はこの人の思想は共鳴する。これまで出ている著作買わないといけないな。)この講演で気になったのは、やたら「Sonny Bono」って固有名詞が登場するんだけど、最初は別人かと思っていたけど、調べてみたらあの「ソニー&シェール」のソニー・ボノだった。ソニー・ボノについては私も「ヘアスプレー」の時取り上げているんだけど、’90年代から政界に進出して、最終的には下院議員まで勤めた事は知っていた。でも米の著作権界ではこの人は「ミッキーマウス法」と言われた著作権の延長を求めた法案の象徴的な人物として死後も有名な人物だった。(法案の名称は『The Sonny Bono Copyright Term Extension Act』)レッシグ教授はこの著作権の拡大法案に反対していてこの法案の裁判にも関わったらしいけど負けてしまった。つまりレッシグ教授にとっては、ソニー・ボノは不倶戴天の敵という事なんだろうと思う。(レッシグ教授の日本語で読めるブログにはこんな事書いている。)ソニー・ボノは’98年に事故で亡くなるけど、同じ選挙区から現在でも妻のメリー・ボノが下院議員として活動していて、彼女も著作権保護の立場から活動しているらしい。また一時期はあの今回の騒動ですっかり悪名高くなったRIAAの次期会長になるという噂もあったらしい。(しかしこの記事翻訳間違っているな。)しかしあのソニー・ボノがねえ。とんでもない物残してくれたものだなあ。「ヘアスプレー」でもイヤミな役だったけど、リアルでイヤミな人物だとは知らなかった。米ではこの法案に反対する動きがかなりあったみたいだけど、その現状についてはレッシグ教授のこのインタビューが参考になる。今回の日本での問題に本質的には関係ないけど、今回の改正法が米の著作権に対する保護の思想が日本にもやって来たと考えてみれば、海の向こうの話だと暢気に構える事も出来なくなるかもねえ。
2004年05月16日
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昨日からメルマガを書いていたけど、今回は丁度タイミング良いというかあまりミュージシャンにとっては良い話ではない事を調べていてなかなか面白かった。(当人にしてみれば、キャリア潰されたのだから面白いなんてものじゃないけど。)しかしこれが立場変われば業界にとっては「功労者」になるのだから不思議な話だね。(詳しくは月曜に)少し古いニュースだけどこんなニュースがあった。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jinji/fu/news/20040428dde041060033000c.htmlヒューバート・セルビーJRを知ったのは何かの本にこの人の最初の作品「ブルックリン最終出口」について書いていたのを読んだのがきっかけだったと思う。とにかく一時結核で死にかけたとか、ホームレスになっていたとかそんな話だったと思う。その後あまり気にはしていなかったけど、たまたま深夜の映画にその「ブルックリン最終出口」が放送されていて、この映画の音楽がマーク・ノップラーだったのを知っていたのでそれが目当てで見たのだった。今となってはこの映画はジェニファー・ジェイソン・リーの出世作という扱いがされる程度だけど、見てみたらとにかく暗い映画だった。この「暗い」というのは映像そのものが夜の風景が多いいうのもあるけど、とにかく狭い社会から抜けられないという閉塞感が話全体にあって、そこから「暗い」と感じたのだろうと思う。しかし深夜映画で何も予備知識無しに見るには最高の映画だと思う。そして「レクイエム・フォー・ドリームス」の映画化である。この作品、監督のDarren Aronofsky がどうしても撮りたい映画だったらしく、当初はその内容ゆえに何処も配給したがらなかった映画らしい。その作品に作者のセルビー自身も参加して、脚本と主演している。話自体はとにかく単純な話なのに、この映画はとにかくリアリズムに徹していてそこが怖い。特に後半は全く救いのない状況が延々続く。ラストですら(ああ、まだ続くんだ)と思わせる所が凄い。この映画かなり世評は良くて、imbdでは現在52位の支持率(約3万票の投票がある。)なんだけど、確実にテレビでは放送できない映画だ。単純なドラマなんだけど私にはホラー映画だった。そういう訳でこの2作がセルビーの代表作という事になるだろうけど、実はもう1作映画の脚本に関わっているらしい。それがこの作品。http://www.filmfestivalrotterdam.com/nl/film/16745.htmlこの映画、英国、デンマーク、カナダの合作という物なので今のところ日本では公開未定みたいだけどジョン・タトゥーロ出ているし、音楽はブライアンイーノだしそのうち日本にも入ってくると信じよう。ちなみにもう一作原作を担当している映画があるらしいけど、フランス映画なのでよくわからなかった。なおセルビーにはちゃんと公式サイトがあるのでそこに行けばもっといろいろこの人についてわかると思う。しかしジェリー・リー・ルイスの伝記書いてデビューしたニック・トシスと親密だったとは知らなかった。とにかく死の淵からここまで長く活動できたのは幸せな一生だっただろうと思う。http://exitwounds.com/Hubert-Selby-Jr-2.htm
2004年05月15日
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すでに一部で報道された通り、今日文部科学省記者クラブ内で、今回の著作権法改正案に反対する音楽関係者の記者会見が行われました。いままで動きが鈍かったマスコミ関係者ですが、今回のこの会見は今のところWeb版の朝日新聞とTBSテレビが報道しています。TBSテレビの報道の模様は動画で見る事が出来ます。(TBSニュースのサイトの「逆輸入CD制限に関係者が反対声明」をクリックしてください。なお明日には消えていると思いますのでお早めに。高橋健太郎氏が喋っています。)web版朝日では、一時期トップ記事にもなっていたみたいです。実はこの記者会見を仕掛けたのはまず間違いなくこの新聞社の力が大きい筈です。シンポジウムも実はそうだったのですが、普段いろいろ言われる所ですけどこの件に関してはこれからも頑張って欲しいです。これ以外にもタワー・レコードのbounce.comが報道しているみたいです。なおこの一連の問題に関連しまして、itmediaが特集を組んでいます。一回目がシンポジウムの模様。2回目が文化庁法規課長のインタビューとなっています。なかなか面白い記事です。是非興味ある人は一読を薦めます。この流れだと3回目は音楽業界の人が登場するかな?なお国会審議の方はもう委員会は開催されていますがこの改正法案の審議はもう少し後になるみたいです。
2004年05月13日
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近頃気が付いたけど、千葉ロッテがダントツの最下位になっていた。まあここ最近10試合の成績見たら1勝9敗なんだから仕方ないけどここまで落ち込むとは全くの予想外だった。今日も打たれて最悪の負け方だった。このままでは去年のオリックスみたいに投打共に最悪の状況に陥るかもしれない。パリーグの火を消さないためにも頑張って欲しいものだ。リーグ1の投手陣の奮起がカギだと思うけど、少し配置換えが必要になっているかもしねない。とにかく昨日の続きを少し。あと登場する人はジャッキー・ウィルソン、シャングリラズヤング・ラスカルズ。マーサ・リーヴス(マーサ&ヴァンデラス)そしてジェームス・ブラウンとなるんだけど、さすがに知名度ある人が多いのでまあいいか。ジャッキー・ウィルソンについては以前にも少し書いているし、シャングリラズはマニアの多い女性コーラスグループなので結構いろんなサイトに載っているので面白いよ。というのも書いていて消しちゃったので、またわざわざ書くのが面倒なだけなんだけどね。しかし著作権絡みで、Winnyの作者が逮捕されたり、今後こういう感じに厳格な姿勢を見せていくのかなあという感じですかね。私はセキュリティが甘くなるので使わないけど、確かに便利な物ではある。こういう新しい技術には今までの著作権の概念とは違った形の新しい概念が必要となっているという事なんだろうと思うけど、技術の進歩に従来の制度が追いつかない時代に来ているんだなあという感じです。
2004年05月12日
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まずは昨日予告した事を書く前に、先週取り上げた著作権法改正案に反対する動きに関して大きな前進がありました。それについて。シンポジウムに参加していた高橋健太郎氏のブログに「72時間後には大きな動きが」とか書いていたんですけどこれのことだったんですねえ。そのうえちゃんと反対の記者会見まで行うのですからこれは面白くなってきました。(しかしこんなに音楽ライターっているんですね。その数の多さには仕事面でのリスクを考えると少し驚き。ミュージシャン達もかなり数が増えました。)どうやら明日には衆院の委員会審議も行われるみたいです。しかし4月にこの問題知った時点を考えるとかなり広範囲にこの問題が論じられるような機運が広がってきたという感じがしています。参議院の時のような「可決を前提とした」審議状況とは違った議論を期待します。さて「R.O.C.K In The U.S.A.」という曲、歌詞に実際の’60sのミュージシャン達が歌われています。かなりメレンキャンプの趣味が反映されていますけど、メジャーとマイナーの中間みたいな人が多いのでなかなかいい趣味しているなあと思います。まずフランキー・ライモンですけど、ティーンエイジャーズというコーラス・グループを率いて'56年に「Why DoFool Fall In Love」という曲を米でヒットさせています。この当時フランキー・ライモンは14歳。ジャクソン5のような子供がボーカルを取って歌うグループの先駆けのような存在です。この曲は米では完全にスタンダートナンバー化していて、様々なカバー曲があります。しかし大きなヒットはこの曲だけで、その後は人気が落ちてしまい。ライモンはソロ活動もしますが、これもパッとせず、どんどんドラッグに溺れて、’68年にまだ25歳の若さでドラッグの過剰摂取のため亡くなっています。アメリカ版「アイドル残酷物語」として今でも有名な話です。http://www.history-of-rock.com/lymon.htm(バイオや写真を載せている所です。)メレンキャンプの曲では少し「Ain't Even Done With TheNight」('81年 米17位)に影響あるかな?次のボビー・フラーは4人組のボビー・フラー・フォーというグループで、とにかくクラッシュのカバーで有名な「I Fought The Law」をヒットさせた事で有名なグループです。結構下積みの長かった人たちなんですけど、やっと売れ出した途端にリーダーのボビー・フラーが停車中の車の中で亡くなっているという不可思議な事件によっても今でも有名です。(死因は窒息死らしいです。)バディ・ホリーの模倣者としても有名で、この「I Fought The Law」はホリーのバック・バンドのメンバーの曲ですし、(ちなみにフラーは’61年からこの曲を歌っていた。)次のヒット曲はバディ・ホリーの作った曲でした。メレンキャンプの曲では影響を受けたと感じ取れるのは何と言っても昨日も少し取り上げた「Authority Song」がもうそのままスタイルを真似ています。なおメレンキャンプはバディ・ホリーもその後「Rave On」をカバーしています。(『カクテル』のサントラ盤に収録されています。)ミッチ・ライダーはデトロイト・ホイールズを率いて活動した歌手ですけど、そのシャウト型のボーカルとライブ形式の録音スタイル。また過去の曲をメドレー調にしてうまく編曲した曲の数々で全盛期は短かったものの人気の高かった人です。この人は同郷のボブ・シーガーあたりにも影響与えていますけど、今聴いてもこの人のサウンドはカッコイイ。なおこの人の公式サイトは現在でも存在します。しかしこのサイトは「楽天広場」でサイトもっている人見たいな感じだなあ。でも現役にこだわりがあるんだろうと思います。別の公式サイトでは映像や音楽がかなり視聴できます。しかしこの人のソロ活動期の作品は現在殆ど未CD化なので、どこか有志が出してくれないかな。買うよ。ソロ名義で出た「What Now My Love」なんて殆どギャグ寸前の過剰なボーカルで楽しましてくれる。メレンキャンプはこの人のカムバック作となった「Never Kicks A Sleeping Do」をプロデュースしていますけど、プリンスの曲の「When You Were Mine」をロマンティックス風にアレンジしたバージョンをシングルで小ヒットさせています。(’83年 米87位)しかしボーカルの衰えは隠せない。惜しい事だ。あと何組かありますけど、また明日でも書いてみます。
2004年05月11日
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今日はいろいろニュースがあったみたいだけどとりあえずメルマガの事について。まずどうやら来週から週刊維持が難しくなりそうです。場合によれば長期休暇の可能性が出てきました。詳しくは次号のメルマガに書きます。今回取り上げたジョン・メレンキャンプは’80年代を中心にかなりのヒット曲の数がありますけど、実はまだ出していない作品が結構あります。まずは全ての時代を網羅したベスト盤がありません。’80年代の作品集はあるんですけど、’90年代以降の作品を集めた物はありません。あとはライブ盤を未だにだしていません。これは何故なんだろう。プロモではライブ風景を映したビデオがあるんですけどね。あと何気に「未発表曲」や「シングルのB面曲」にレアな物が多い人ですけど、今でもそういった作品を集めたボックス的な作品はありません。しかしこれはそのうち出ると私は思っています。今回調べていて面白かったのは少し古いこのニュース。http://www.tvk42.co.jp/top40/topicks/020131.htmlメレンキャンプって実は家を買う歌を作った事あるんだよねえ。(『Check It Out』の事。’87年にヒットしている。)そんな人に手抜き工事をしてしまったのは失敗だという事だろうけど、いかにもというニュースでした。彼が監督した映画「Falling From Graces」について、私はこの映画見た事ないですけど、CNNの映画紹介のコーナーで少しだけ映像を見た事があります。しかしビデオ発売はされていたとは知らなかった。脚本書いたのはラリーマクマートリーで、「ラスト・ショー」('71年)「愛と追憶の日々」('83年)の原作者ですが、彼の息子のジェームス・マクマートリーは歌手としてデビューした際にメレンキャンプがプロデュースしています。そういったつながりから生まれた映画で、この他にもソングライター・歌手のジョン・プラインが出演しているみたいです。その後もスティーブン・キングと一緒にミュージカル作っているなんてニュースもありましたけど、これはどうなったのかな?そういえばこの「Authority always wins」というタイトルですけど、彼の曲の「Authority Song」から取ったものです。私はこの曲の歌詞今でも好きです。なおメルマガに書いていた登場ミュージシャンについては明日書きたいと思います。
2004年05月10日
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このシンポジウムがそれなりに効果あったのかどうか知らないけど、一部マスコミや雑誌なども特集する動きが出てくるようになってきて、何故かこの時期に日本レコード協会も不思議な声明文を発表したりして問題の沈静化に図ろうとしているけど、そもそもすでにレコード協会は参院審議でこの問題の確認書を提出しており、その内容と同じく殆ど意味のない空文である。こういった文書を出すより、全米レコード協会なり国際レコード産業連盟などの団体からのはっきりとした意思表示の文書がなければ日本のレコード協会がどういう意思をもっていようが輸入規制が海外法人の意思により公然と行われるという事になってしまう。(そんな構成の法律になっているのだ。)という訳でやっとシンポジウムの動画を視聴してみた。(ダウンロードしたい方はここから)私はピーター・バラカン氏のNHKで初めてこの人がDJやりはじめた頃からのファンだけど、(今でも最初の番組のテープ持っている。)私の田舎では「CBSドキュメント」は放送していないので久しぶりに映像で見る事ができた。少し年食ったけど、元々若白髪だった人なのであまり変わっていない。司会役なのに実は結構神発言が多い。さすが一言多いのは全然変わっていない。「プートレグと海賊盤は違う」(これはその通り)「音楽業界は購買者を犯罪者予備軍と扱っている」ちなみに動画版には約3分程度編集した箇所があります。(ほかにも実はありますけど、まだ特定できない)これは「反対しているアーティストはいるのか?」という観客の質問を受けて実際に反対しているアーティストが出てくる場面です。この模様は音声版でないと模様がわかんないですけど、この問題に公然と反対できない立場があるという事だと思います。にもかかわらず出席した約3名のアーティストには敬意を表したいと思っています。しかし高橋氏なんて私が洋楽聴き始めた時期から評論していたけど今でもあまり変わっていないのには少し驚きました。あと佐々木氏は文章と同じく理路整然とした話振りで、レコード会社の価格設定の内幕を暴露してくれます。(なお石川氏、高見氏も同様のなかなか厳しい業界の現状を話していました。)しかし中原氏はまた音楽活動再開したとは知らなかった。それもエイベックス所属とは?エイベックスという会社は不思議と懐広いのが面白い。あと某エンジニア氏の発言は怖い話だ。リージョンコード付きCDとか追跡可能なMP3とかそこまでしなくては確実な利益が出ないという事でしょうけどあと3年もすれば本当にネット上に音楽がない時代が来るかもしれないなどと思ってしまいました。まあ米の産業の底の深さに期待するしかないですけど。約3時間程度あるものですけど、これからの音楽のあり方を知るには面白いものです。是非皆さんダウンロードして視聴なりしていただきたいと思います。
2004年05月08日
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今日書いた事は消してしまった。そのうちまた書いて見よう。昨日書いた件に関連して、すでにシンポジウムの様子は音声、動画、テキスト版がすでに様々な場所でダウンロードできますけど、動画は特にファイル・サイズが大きいのでご注意下さい。しかしこういう風に一部の有志の人が頑張ってこの問題を広めてくれるのはネットの世界も悪い人ばかりでもないなあとかなり見なおしています。皆さんありがとう。私も来週のメルマガにはまたこの件を載せる予定です。ちなみにこの問題に関連しないんですけど、年金法案の修正が自民、民主、公明の3党で合意しましたけどこれ実は結構関連あります。年金法案の審議が長引く事になれば、当然一番早く通したい法案なわけで、他の法案の審議も遅れる事になるんです。しかしこのままでは早期成立が確実となってしまいましたので、大きな問題もなく個々の法案審議も日程通りに進む事になります。という訳で、参院で全会一致の法案なんてあまり審議されず委員会採決なんて可能性もあります。しかしなかなかこの問題を知らせるのは難しいですね。とにかく問題が多岐に渡っており、表向きは権利保護が目的だから公然と反対するのはなにか後ろめたい事でもあるんだろうかと勘ぐる人も多分いるのではないかと思います。個人的にこの問題に何故反対するかといえば、これにより日本の洋楽文化が崩壊するからなのですけど、何故そうなるかを説明するのが2重、3重の話なので難しいです。だからマスコミ的にもあまり問題になっていないんじゃないかと思いますけど、一部では取り上げる動きが出てきたのがうれしいです。とにかく明日もこの件を書きます。
2004年05月07日
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以前から気になっていた著作権シンポジウムについてやっと視聴出来たので書きたいと思います。このシンポジウムは5月4日に開催されたものでタイトル「選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム」場所:新宿ロフトプラスワン司会進行:ピーター・バラカンパネラー:民主党 川内博史議員(衆院議員 比例九州)音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏輸入盤ディストリビューター、リヴァーブ副社長 石川真一氏イースト・ワークス・エンタテインメント 高見一樹氏音楽家 中原昌也氏(小説家・映画評論家)ビルボード誌日本支局 スティーヴ・マックルーア氏Rimix スーパーヴァイザー 野田努発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎(音楽評論家)協力:藤川毅(音楽評論家)パネラーの多くが業界関係者ですが、これ以外にも大手レコード会社の人やミュージシャンや文化庁の職員にも声をかけたらしいですが参加を断られたそうです。このシンポジウム開催のきっかけはバラカン氏と高橋氏が連載している朝日新聞の担当者からこの問題を聞かされて、そこからシンポジウム開催へと至ったそうです。実際には高橋氏がかなり様々なセッティングを行ったそうです。業界関係者が中心に開催されたため、語られた内容は今回の改正法案にとどまらず、実際の輸入盤取引の内幕や、著作権管理団体についての話、海外レコード会社の思惑や、租税条約との関係。還流CDについての現状。再販制度の問題などかなり様々な内容が討議されました。昨日の時点ではまだこの模様は音声とテキスト形式(一部)でしか視聴できませんでしたが、今日になって動画も配信可能となったようです。そのリンクをまとめた所はここにあります。またこのシンポジウムをまとまたサイトはここです。大まかな議論の流れとしては、前半はパネリストが個々に現状の問題点を指摘し、後半から質疑応答となっています。前半は真面目に討議していますが、後半からなかなかエグイ発言が増えてきます。全編聴いてみて感じた事について書いてみますと、どうやらやはり規制される方向に固まってきているという感じがしました。結局米国の知的財産管理の方向は、今後のグローバリズム時代を迎えていかに多国籍企業の利益を確保するかという問題に関して、本国では出来ない権利行使を行使しやすい日本で行おうとしているという事だと思います。しかしまさか輸入盤が買えない時代がやってくるとは思わなかった。本来グローバリズムというのは自由な商行為が基本になるという事だった筈だけど実は大手多国籍企業にとっての自由だったという話です。そういう世界では段々消費者は不自由な選択が増えるという事になってしまいます。去年あたりから、米盤にもかかわらず日本で購入できないCDがポツポツ出てきているのを知っていましたがやはり以前から規制を考えていたという事だと思います。とはいえ流れにさからうのも厳しい世の中になってきました。とにかく現在の法案の審議状況は5月下旬から委員会審議が始まるみたいです。RIAAのパブリック・コメントを文化庁が隠していた件から何とかまだ数は少ないですが反対派議員達には頑張って廃案なり修正案を勝ち取って欲しいものだと思います。今後もこの問題を追いかけていきたいと思います。
2004年05月06日
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今日は西武vs近鉄戦を見たけど松坂が未だに1人相撲をする癖が抜けないのを見ることが出来た。しかしあまり近鉄の方も褒められた内容ではなかったけど、赤堀を久しぶりに見れたのでよしとするか。しかしあれだけ故障しても今でもMAX147キロは凄い。まだ細かいコントロールがないので抑えは無理だけどこのまま故障しなければ本当に抑えになるかもしれない。それはともかく、月曜に少し書いたけど、今よく聴いているインターネット・ラジオはここだったりする。http://www.kxgq.com/実はインターネット・ラジオでクラシック・ソウル物を流すラジオ局は思ったより少なく、そのため前からここを良く聴いている。実はここは選曲が大体一週間程度同じ物を流していて’60年代から’80年代のソウル・ミュージックのヒット曲が中心。売りの言葉が「ドウ・アップなしラップなし。」だったりする。しかしここがいいのは、何といっても、「曲目表示が出ない」点に尽きる。本来多くのインターネット・ラジオはプレイヤーやプラウザに現在流れている曲の表示があるのだけど、このラジオにはそれがない。ゆえに何が流れているか自分で調べなくてはいけない。しかし、元々昔から雑音ばかりのFENで曲の歌詞をたよりに曲名調べていたので、それを少し思い出して気になる曲は調べたりして聴いたりしている。今は資料も持っているので大体わかるけど、’80年代のものには結構苦労させられたりする。たとえばこんな感じの選曲だったりする。Sweet Inspirations 「Sweet Inspiration」Brook Benton 「Rainy Night In Georgia」Enchantment 「Gloria」Sister Slage 「He's A Great Dancer」Manhattans 「There's No Me Without You」Lou Rawls 「Love Is The Hurtin' Thing」Tyrone Davis 「Turning Point」Miracles 「More Love」これは一例で、一応有名なヒット曲とか少しだけ白人のヒット曲とかもオンエアされるけど何ともいえないマイナーメジャーな選曲がなかなかよろしい。しかしこのラジオ局オークランドにあるみたいだけどタワー・オブ・パワーがオンエアされないのは何故なんだろう。あと何故か3日前から格段に音が良くなった(回線速度が速くなったため。)のだけど、やたら接続不良が増えた。まだまだこれからのラジオだろうね。ここで以前よくオンエアされていたのがNorman Conners 「You Are My Starship」今では日本でもCDがまだ手に入ると思うけど、いわゆる「クワイエット・ストーム」系の有名な曲なのでラジオで聴いた事ある人もいるかもしれない。ボーカルをマイルス・デイヴィスのバンドのベーシストだったマイケル・ヘンダーソンが担当している。この人はこのヒットですっかり歌手になったけど、今ではまたジャズ系のバンドでベース弾いているみたい。’00年にノーマン・コナーズがアルバム出していてここで久しぶりにこの曲を再演しているけど、この時のボーカルはピーボ・ブライソン。ヘンダーソンとはタイプが違う歌い手だけど、このバージョンもなかなかいい。一度聴いてみるといいと思う。
2004年05月05日
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このタイトル気に入った。ビリー・アイドルの2枚目のアルバム「Rebel Yell」の邦題が「反逆のアイドル」だった事を知っていればよくわかる邦題だけど個人的にかなりウケました。今回はシンプル・マインズだったわけですけど、どうもこの曲に関してはこのバンドの作品の中でもかなり異質な感じがして改めてこのバンドの曲を取り上げてみたいと思っています。しかし本文にも書きましたけど、「See The Light」という曲。個人的にはこのバンドの曲の中でもベストだと思っています。始め良し、中良し、サビ良し、エンディング良し、歌詞良し、ギター・ソロ良しという曲で、’90年代のヒット曲の中では個人的にベスト5には入る曲です。アルバム「Real Life」か、ベスト盤に収録されていますので聴いていない人は一度お試しあれ。シンプル・マインズがトリを取ったコンサートで印象深いのは、ネルソン・マンデラ解放記念コンサートがあります。この頃は米では人気が落ちたけど、まだ本国英国での人気は絶大なものがありました。私はてっきりピーター・ガブリエルがトリを勤めると思っていたけど、このバンドでも違和感はなかったです。このコンサートにはクリッシー・ハインドも出ていてジム・カーがクリッシー呼ぶシーンがあるんですけどこのコンサートが行われた年にこの2人は離婚していて、そのためかどうもぎこちない感じだったりします。(日本ではNHKで放送されました。)ちなみにマンデラさん関係の大規模コンサートってつい去年にも行われていますね。http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20031202/lauent009.html映画に関していえば、この映画は私見た事ないのでどうこう言えません。ただ、ジョン・ヒューズ関連作に関してはそのうち別の曲の時にまとめてみたいと思っています。今では米ではかなり再評価されている監督で、この人の青春映画の大ファンという若いクリエイターが少なくないみたいです。なおメルマガに書いたE.G・デイリーとジョイス・ケネディは「一発屋列伝」の「またまた5曲」のページにまとめています。特にE.G・デイリーに関しては驚きの連続でした。最後にメルマガに関連しない話ですけど、近頃よく聴いているインターネット・ラジオが格段に音質が良くなっていました。ここに関しては明日あたり取り上げてみよう。
2004年05月03日
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しかしなかなか黒木が勝てないのは惜しい事だ。とはいえ千葉ロッテが深刻なのは小林雅で勝てないという事だろうね。先週の日曜の試合が全国放送されていたので対オリックス戦見たけど完全にストレートを中心に狙い打たれていた。小林雅の球が狙い打たれる場面なんて久しく見てなかったけど、そういえばオールスターで思いっきり打たれた時がそんな感じだった。ただシーズン中に変更が利くだろうと思っているのでどこかのチームの抑えだった投手のような事にはならないとは思うけど。その何処かのチームの抑えだったカラスコという人は結局2軍に落ちたけど、どうやら一時的な降格らしい。たしかにあれだけ早い球持っているし、オープン戦なんか殆ど打たれていないから、復活の可能性はあるかもしれない。でも個人的にはあまり待ちたくないねえ。ダイエーの抑えの三瀬も打たれてしまった。しかし個人的には鷹野に打たれたとはいえ1アウトランナーなしなんだから替える必要なかったと思うよ。王監督の悪い癖が出たという感じだ。しかし今後ダイエーは投手陣が去年のような安定感がないままだと結構苦しむかもしれないね。竹岡も打たれたしなかなか新戦力だけで乗り切るのは難しい。しかし、近鉄もついに赤堀が帰ってきた。嬉しいな。とにかく近年は少し投げればケガになるという事で殆ど活躍していないけど、かっての絶対的な抑えである。さすがに抑えは無理だろうけど、中継ぎならまだやれると思うよ。しかし近鉄というチームはこと投手陣に関してはベテランばかり元気がある。吉田豊彦(公式HPの日記は面白い)加藤(34球場制覇おめでとう)小池(命投法)赤堀。ここだけやたら平均年齢が高いけど、みんな味のあるベテランなので見ていて面白い。しかし本当に福盛抑えなのか。この投手はデビューした時から殆ど投球スタイルが変わっていないけどかっては「ナチュラルに落ちる球」の持ち主だった。この不思議な球種の持ち主として一番有名なのがあの王監督に756号を打たれた鈴木康二郎だった。しかし鈴木康も後に近鉄にトレードされて抑えで活躍したので、福盛でもやれる筈だ。なにせ権藤監督から抑え指名された事もあるんだよ。(でもシーズンもたなかったけど)という訳でまだまだ長いシーズンは続くのだった。
2004年05月01日
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何故か近頃この人の歌が気に入っていたりする。この人は’61年生まれ。という事はすでに40台なわけで、結構キャリアがあるかといえばそうでなく、まだ大体10年程度のキャリアしかない。公式サイトにも簡単な履歴が載っているけど、とにかく山あり谷ありの経歴なのだ。しかし彼女の音楽は何故かそういった所をあまり感じさせないのが面白い。多くのアーテイストがそうだけど、ナッシヴィルで曲作りしながら歌っていて、ある出版社に認められてデビューしたのが’90年。この時アルバムをプロデュースしたのが今年久しぶりにCDの形で新作を発表したトッド・ラングレン。そのため日本でもちゃんとCD出ていたけど、トッド・ファンにもあまり受けがよくなかった作品だった。一応「Too Cool To Fall In Love」というポサノヴァ調の曲がヒットしたけど、あまり売れなかったためかすぐに契約が切れてしまう。この人は歌手修行の傍らウェイトレスをしていたらしいけど、すぐに元の仕事に戻ってしまった。しかし1年程して新しい会社と契約にこぎつけ、次のプロデューサーに指名されたのがジョー・ジャクソンなかなか相性良さそうな組み合わせで、実際彼女もこの作品は気に入ったらしいけど、レコード会社の方で売れないという事でオクラ入りとなる。これが元で彼女は仕事を結婚式の写真屋に変えてしまい一時は音楽を諦める。しかしそのうちまた曲を造り初めて、’95年にやっと2枚目のアルバム「Jill Sobule」を発売。ここからシングル「I Kissed a Girl」がヒットしてやっと注目を浴びる。このヒットした曲。タイトルから分かるかもしれないけどそういう方面でやたら歓迎された曲で、今回調べてみればかなり米では有名な曲らしい。今でもテレビとかでそういうシーンがあるとこの曲がオンエアされるらしい。多分本人はそんなに話題になるとは思っていなかったみたいだけど、そういった団体で講演するとかまあ物議をかもす存在になってしまった。ttp://www.clublez.com/movies/lesbian_celebrities/s/sobule_jill/(その模様を伝えているサイト)一応このアルバムからはもう1曲「Supermodel」という映画の主題歌になった曲もそこそこヒットしたけど私はこの曲のビデオを見てこの人に興味を持ったのだった。何故ならこの時すでに34歳でありながら高校生の役で出てくるんだよね。かなり無理あるうえに内容がデ・パルマの「キャリー」風なのがなんともバカバカしくて面白いのだった。話題を集めたものの、次の作品となった「Happy Town」では彼女によればあまりレコード会社がプロモーションしてくれなかったらしく、全く売れなかったらしい。結局問題ある人と見られてしまったんだろうね。ただしこの作品は日本ではかなりレコード会社がプッシュしたせいで、このアルバムからこの人のファンになった人が多いみたいだ。シングルになった「Bitter」なんてボニー・ピンク調だし、そういう方面での受けが良かったという事だろう。結局またレコード会社をクビになり、ここから’00年に「Pink Pearl」を出すまでギター1本でツアー中心の活動となる。現在は自身のサイトでのみ発売しているCDとかもあってネット関係に力を入れているらしい。実際ファンサイトは結構あって、どれもなかなか見て面白い。中にはこの人’01年までパソコン持っていなかったらしく有志のファンがiマックをプレゼントするという映像とかあったりする。音楽についていえば、基本的には弾き語りでツアー出る人なのでギター中心の曲作りが基本。どうもルーツがはっきりしない人だけどかなり雑多な物聞いていたと思わせる曲作り。しかしいい声の持ち主で、これはデビュー当時から変わりない。しかし面白いのは歌詞の世界。例えばこんな歌詞があったりする。Sometimes I wish that I was a wrestlerA Mexican wrestler in a red vinyl maskAnd I might grab you, body slam you, and maybe causephysical harmこの歌詞には笑いました。(実際ライブでも客が笑っていた。)基本的にお笑い関係の人かと思うぐらい笑えるタイプの曲が多いけど、しかしどことなくジョナサン・リッチマンの世界を思い出させる人だ。今後脚光を浴びる事はあまりないタイプの人だけど、頑張って欲しいものだ。なお弾き語りライブのDVDが米で出たので、この人の一番映える1人ライブを堪能出来るようになったのは嬉しい事だ。(日本のアマゾンでも扱ってくれ。)(しかし日本語で「ジル・ソビュール」と検索してみたら、私のHPが出てきたのには笑った。「グレイスオブ・マイ・ハート」では何処に出ていたか分かったので書き換えなくてはいけないな。)
2004年04月30日
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あと半年もしない内に米では大統領選挙という祭りがあるんだけど、すでに有力候補2人は決まっていてどちらかが次の大統領になるだろう。しかし面白いのは、今回のその有力候補者のジョン・ケリー候補がかってロックバンドのメンバーで、ちゃんとレコードを出していた事だ。このバンドの名前はElectras 実は同じ名前のバンドが’60年代後半のガレージバンドにいて、こちらの方が少し有名だったけど、今回の選挙ですっかり有名になってしまった。典型的な趣味のバンド活動だと思っていたけど、少し調べてみたら何気にその時点では結構本気だったのだろう。こんな写真が残っていたりする。ttp://www.kerryrocks.com/images/Kerry-and-The-Electras.jpgこの写真を載せているサイトは多分レコードの現物を持っているらしく、サンプルが少し聴ける。そこでちゃんと聴いてみたのだった。なお曲の多くがインスト。ヴォーカル入りの曲は3曲程度で、どれもケリーがヴォーカルではない。一言で言って「下手糞」。ケリーはベース担当なんだけどよく音を外している。こんな演奏でよくレコード出せたものだと思うけど、当時のガレージなんてそんなものなので別に問題ではない。ちなみにヴォーカルは誰だか知らないけど悪くない。でも「サマータイム・ブルース」のコーラス無しのヴァージョンはなんか間抜けだ。(スカスカな感じだけどガレージ色はあって悪くない)あとリー・ドーシーの「Ya-Ya」とかカバーしているけど、これは結構早いカバーだ。(このアルバムが出た年にヒットした曲)曲によってはピアノが入っているので基本的にはヴェンチャーズに影響受けたというサウンドなんだけどそこが目を引くかな。「Greenfields」のインストカバーが一番出来がいいと思う。オリジナル曲も演奏しているみたいだけど特に特色はない。まあコピーバンドが金貯めてレコード出して見ましたというレベルだ。とはいえ私も浪人時代はこんな感じのバンドやっていたので好感度はアップしたのだった。という訳で聴いてみたい人はここへ入ってみよう。http://www.kerryrocks.com/ちなみにAMGで検索してみたらちゃんと Electrasが載っていたのには笑った。http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&uid=UIDCASS80311082259560323&sql=Bewf3zff3eh2k関係ないけど民主党のもう1人の候補者デニス・クシニッチのサイトではクシニッチを応援するウィリー・ネルソンの歌が聴けるし、ボニー・レイットやドゥービー・ブラザーズのメンバーも応援しているらしい。なんかいい話だ。
2004年04月29日
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いや~ついに第二弾の「帰ってきた金髪女ドラゴン」公開だというのに今頃になって最初のパート1見たのだった。散々いろんな所でいろいろな批評があった映画なので映画に関してはどうでもよかったりするけど、実はシリーズ物に出来るかもしれないね。もう2年もすればTV版始まっていたりして。で、映画はともかく、相変わらず音楽がやたら凝っているというか今回はかなりマイナーな物が多い。何故かガレージ物が計3曲使われているのが面白い。監督が日本である店のBGMで流れていた曲を気に入ってそのまま出演をオファーした「The 5,6,7,8's」のライブ風景が約2曲(本当は3曲演奏したらしいけど)使われているためだけど、いいバンドじゃないか。気に入ってしまった。主に演奏される2曲は、「I'm Blue」(The Gong-Gong Song)と「Woo Hoo」。どちらも米でヒットした曲のカバーとなっている。「I'm Blue」のオリジナルはIkettes。アイク&ティナターナーのバック・コーラス担当のメンバーによるグループで、プロデュース&曲はアイク・ターナーで、ティナターナーもバック・コーラスで参加している。最初の曲のタイトルは「So Blue Over You」で、マイナーレーベルから発売されたけど、アトランティク傘下のアトコが買取ってタイトル変えて発売されたら米では19位までのヒットとなったという曲(’62年)アトランティク・レコードのR&B曲ばかり集めたオムニバス盤に収録されていて、私はそこで始めて聴いた。やたら覚えやすい曲で、サブタイトルの「ゴーンゴーン」という所が面白い。なおカバーした「The 5,6,7,8's」のメンバー達は後にこの映画のプレミアの時にアイク・ターナー本人に会ったらしい。タランティーノも粋な事をするものだ。もう1曲の「Woo Hoo」という曲のオリジナルはRock-A-Teensというグループで、典型的な一発屋。聴けばわかるけど、「ウ~フ~」しか歌詞がない。実質インストヒット扱いされる事が多いけど、当時数多くあったインスト・ヒット曲の中でも有名な曲だ。(’59年 米16位)ただ元々はマイナー・レーベルから発売されていた曲で、結構ガレージ色は強い。簡単な曲なのでバンド始めた人とかはこの曲あたりで練習すればいいと思う。そういえば演奏シーンはノーカットであの店の風景が映されるのだけど、ここのシーンはスコセッシから取ったのかな?ガレージ関連では、少しだけどヒューマン・ビインズの「Nobody But Me」(’67 米8位)も流れるしそれ以外にもチャーリー・ファーザースやナンシーシナトラやサンタ・エスメラダや梶芽衣子やらむちゃくちゃな選曲だけどここまで好きに出来るのは羨ましい限り。ガレージ物を映画に使うのは本当にこの人ぐらいだ。第二弾のサントラにはガレージ関係は使われていないみたいだけど見てみないと未収録曲もあるのでまだわからない。
2004年04月28日
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しかしウィリアム・フリードキンがワン・チャンのファンって全然想像つかない感じだけどメンバー達も驚いただろうな。しかしフリードキンは’70年代中ごろにピーターガブリエルと仲良くなって一時期は共同作業(あのエクソシストの音楽だったらしい。)をしていたけどこの事がジェネシス分裂につながるという懸念によって双方が作業を中断。ピーターがバンドに戻るという事があったらしい。(フィル・コリンズによればフリードキンの方が分裂劇に巻き込まれたくないため辞めたと言っている。)そんな事もあるので、結構ポップ・ミュージックは好きなんだろうな。映画「To Live And Die In L.A」の邦題は「L.A大走査線狼たちの街」このサントラからの曲がヒットしてから1年近く経って日本でも公開された記憶がある。結局本国でも当たらなかったので特に目玉の映画がない時期まで公開が後回しになったのだろうけど、当時の宣伝では「フレンチ・コネクションを超えるカー・チェイス」という点が強調されていた。(実際なかなか見ごたえある。)主演も当時は無名の俳優が多い。主役の刑事は当時は無名の新人ウィリアム・ピーターゼン(代表作は何といっても巨大イカ映画『ビースト』だと私は思っている近年はTVドラマ中心の活動であちらでは有名)悪役はまだティーン役の多かったウィリアム・デフォー(日本ではこの人が『プラトーン』公開もあって主演扱いだった。)それ以外にはディーン・ストックウェルが一番有名だろう。まだ無名だったジョン・タトゥーロやロバートダウニー親父も出ていたりする。内容は刑事もののアクション。冒頭にアラブのテロリストが自爆するシーンがあって、実際この当時からこういったテロは起こっていたけど、なかなかキツいシーンから入る。後は見ていただければわかるけど、とにかく救いようのない話。まさしくタイトル通りの映画だ。私がこの映画を見たきっかけは勿論サントラ目当てだったけど、映画にマッチするとおもっていなかった彼らのサウンドが結構合っていたのには不思議に思えた。そんな訳で私は’80年代は洋楽関係の映画しか見ていないあまり映画ファンではなかったのだけど、この映画は今でもかなり評価は高い。映画の事ばかりなので歌ったワン・チャンについても少し。最初のアルバムが出た時日本盤もほとんど同じ時期に発売されて、最初のシングル「Don't Let Go」(米38位)も同時に日本盤シングルが出ていたのだけど、この曲は結構マイナー調の曲で好きだった。ただ彼らが米で人気になったのは、次のシングルとなった「DanceHall Days」(米16位)がダンスチャートでヒット。それと同時にMTVで人気ビデオになったからである。(当時発売されたMTVが編集したオムニバスアルバムにもこの曲が収録されている。こんなアルバムがそこそこ売れていた程MTV人気があった訳だ。)最初のアルバムでドラムの音が凄く印象に残っているけど、このサウンドなんかいかにもドラマーだったプロデューサーのクリス・ヒューズの好みという感じがする。その後はあの英BBCで放送禁止になったビデオとサビのバカらしさ(え~びばり~わんちゃんつない)で有名な’80年代恥ソングの中では上位にランクされるであろうあの曲で有名になるも今考えればあんな単純な曲で勝負しなければ何気に好バンドとなっていたかもしれないなあ。http://www.barks.co.jp/LJ/RReadANews?review_id=52340574(こんなニュースが。あちらの音楽雑誌は悪趣味な面もあるのがある意味健全だ。しかしスターシップが1位というのにはいかがなものか)という訳で、私にとってはワン・チャンというバンドはあくまで最初の2枚が好きなのであった。なお関連でマッドネスのサイトに初めて入って見たけどなかなか面白い造りなので一度訪れてみるといいかも何故かネコ版パックマンがあったりする。http://www.madness.co.uk/(ポップ広告ブロックをしている人は外さないと見れないようになっていますので悪しからず。)しかし今回本文より全然長いなあ。
2004年04月26日
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大阪近鉄ファンにとって苦難の時期が続くけどまだ諦めるには早いと高らかに宣言しておこう。鈴木監督時代にも、佐々木監督時代にも前半戦ダントツの最下位にもかかわらず、その後脅威の連勝を重ね上位に食い込んだ時があったではないか。という訳で調子が悪い原因の1つであるヘクターカラスコ投手について調べてみた。しかし何気に結構いい選手だよ。まず年間成績。http://www.baseball-reference.com/c/carrahe01.shtml見てもわかんないかもしないけど、とりあえず去年はボルチィモア・オリオールズ在籍で40試合登板ただし投球回数は少なくて約38回。2勝6敗1セーブの成績。防御率も5点近い。何気に三振は多くない。結構打たせて取るタイプだったのかもしれない。どうやら完全にセットアッパータイプだととれる成績だ。弱った事に一番成績がいいのがメジャー昇格1年目。5勝6敗6セーブで、防御率2点台。この年がずば抜けている。なおここは少し見にくいけど、顔写真あるので載せてみた。こういう笑顔をマウンド上で見たいことだ。(もう見れないかもしれないけど。)http://www.matdog.com/LBNA/LEAGUESITE/p686.htmlこのようにメジャーで活躍した選手は成績載せたサイトがいくつかあっていくらでもどういう活躍をしたかわかるのだけど、例えば今巨人で中継ぎしているランデルとかはメジャーはおろか3Aとかの経験すらないので全然どういう選手だったかわからない。(なにせ独立リーグしか経験がない。)ランデルは結構日本向きだったという事だろうけどしかしアイケルバーガーとかホワイトサイドとかいままで伝説作った抑えの外人選手は米では大して活躍していないのに、それを超える伝説を作った投手がこれだけ実績あるとはどうも不思議だ。とはいえそろそろ決断の時期だろう。一応福森も吉田豊も抑えの経験あるんだからとりあえずダブルストッパーでこれからは乗り切ってほしいものだ。
2004年04月23日
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先日ヤフーのどこかに載っていた記事なんだけど何故か今では削除されているらしくヤフー内では見る事が出来ない。http://www.barks.co.jp/LJ/RReadANews?review_id=52340474これが本当の情報かよくわかんないけど、もし本当ならやはり米軍にはキルゴア中佐が存在したという事だろうか?メタリカとか使っているらしいけど、著作権について厳しい彼らの事だから多分米軍に使用料を請求したのではないかと思われるけどどうかな?ジミヘンについては少し複雑だね。彼は軍隊経験があったので当時のヴェトナム戦争に賛成していたらしいけど、後に反対に変わったなんて話があるぐらいだからこういう使われ方はどう思うだろうか?しかしイラク人は本当に雑音に聴こえるのだろうか?これ聴いてメタルに目覚める人もいるかもしれないと私は思うのだが。とにかく相変わらず「Charlie Don't Surf」の精神は生きている訳だ。関係ないけど何故か今頃フランク・ザッパの自伝が再発された。ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430926719X/250-0240315-9049062以前白夜書房から出ていたものだけど、この当時この出版社はロック本も精力的に出していて、これ以外にもフィル・スペクターの伝記とか発売当時は結構騒がれた「ロックン・ロール・バビロン」(ロック業界の暴露本)とか出していた。私も買ったけどザッパ本だけは何故か買い逃していた。(ザッパボックス出したのもここだったかな?)しかしやはりというか少し高くなっている。でも何故か近くの本屋にあったのでそのうち買おう。一応また訳したらしいから、白夜版とは少し違うらしいけど、この再刊には素直に喜びたい。こんな本まず売れないから再刊されるなんて夢のまた夢だからねえ。
2004年04月22日
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著作権法改正法案は20日に文教科学委員会で審議のうえ採決。全会一致で賛成多数で委員会通過しました。翌日21日の参議院本会議で採決され、投票総数191票のうち全会一致の賛成多数で可決されました。なおまだ20日の委員会の議事録が国会HP上にUPされておらず、またこの日の委員会質疑の時間が4時間半程度あるため全てを視聴したわけではないですが、基本的には前回の参考人質疑の焼き直し程度で、特にコメントするような内容ではなかったです。ただ、民主党の鈴木寛氏(東京選挙区)が、今後の知的財産法と、消費者の権利との兼ね合いを憂慮する質問があり、個人的には好感が持てました。なお委員会採決の際、付帯決議が付されました。その内容はここを参照ttp://www.satokenichiro.com/chosakuhutai.htm一応この法案に対する懸念は網羅されている内容ですが以前洋楽CDがレンタル1年禁止という内容の法案が可決された際にもこの付帯決議が付き、経過措置については慎重にという内容でありながら、あっさり1年禁止という措置が取られたという事もありましたので、どこまで意味あるものかは不明です。しかし懸念の声については委員会質疑でかなり質問されたのですが、こうも簡単に全会一致で可決されるとは少し拍子抜けです。無所属議員の中に反対するような人がいてもよかったような気もしますけど、比較的党議拘束の緩いタイプの法案でありながら国会がこういう状態ですからこのまま衆議院での審議も日程上大きな問題がなければ通過する可能性が高いと思います。(なお参議院本会議での審議内容はこの法案に関しては委員長報告のうえ採決という約3分程度の内容でした。全編は1時間半程度で、福田長官の例の発言も見れます。)ただ今回懸念する意見が比較的多く取り上げられたのは今後確実に問題となっていくであろう知的財産権の保護と消費者側の権利の兼ね合いを真剣に議論できる土台が整われたような気がしています。これは良い方向だと思います。一応断っておきますが、参院を通過しましたが、それだけではまだ成立していませんので、今後も衆院の審議を見ていきたいと思います。
2004年04月21日
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どうやら著作権改正法案が委員会採決で可決されたらしいのですが、詳しくは明日書きます。今日は久しぶりに野球ネタ。ダイエーのグーリンという投手は今年1番面白い選手だという事に気が付いた。この投手年棒は約2千万。つまり殆ど期待されていなかったのだけど、すでに今日で3勝目と相成った。長身の左腕で、たまにサイドから投げる。ロッテに在籍しているベテランの高木を最初は思い出したけど、高木はあれでもまだスピードは早い(ストレートで最速145程度出る)のだけど、この投手は最速130程度。また変化球も変なスライダーぐらいで特に凄い球があるわけではない。一応かなり変則なフォームなので確かにワンポイントなら使えるだろうという事で獲得したんだろうけどまさか先発で使えるとは誰も思っていなかったらしく試合後の監督や選手のコメントも「不思議」だとか「何故」とか変なコメントが多い。大体風貌もどこかの公園で寝ているような感じなのでかなり怪しい所も素晴らしい。一番笑ったのはこの投手一軍上がる前に広島相手にウエスタンで投げているのだけど、広島の選手が「和田(グーリンの後に調整登板した)の方が打ちやすい」といっていた事だ。今日勝って防御率も現在の所2位につけているけど実は被安打は投球回数クリアした投手の中では2番目に打たれている。今日も10安打されても1点に抑えた。毎回この投手はこんな感じで、「いつつかまるかな」とおもっていたらどんどん回は進んで知らない間に負けているという感じだ。(私は2度負けた近鉄ファン)しかし王監督は打者時代変則投手に弱かったせいか結構前だけど去年で引退した土井をローテーションに入れようと頑張った過去があるし、(土井は「ライズボール」という必殺技があったがストレートは130程度の投手だった。)元近鉄の柴田を何故か獲得しているし結構変則好きと見た。という訳で、応援するチームが下位に低迷していてもパリーグに面白い物はあるので相変わらず楽しめるのだった。しかし梨田監督はカラスコを先発に廻してグーリンと対決させてくれ。
2004年04月20日
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メルマガの前に、今日少しインターネットで西武vs日ハムを見ていたら、実はインターネット放送が実際は少し遅れて映像が届いている事に気が付いた。時間にして約1分程度タイムラグがあった。単純に機材上の問題なのか、あるいは別の問題があるのかどうか知らないけど、同時にラジオ中継を聴いてみたらなんともしまらない感じがした。しかし大沼の初勝利はよかった。とにかくメルマガについてですが、今回レイアウトを変更しました。でもあんまり変えていないので対した変更ではないので悪しからず。実際メールで見てみると当初のデザインと少し違うのが気になったのでまた少し変化しようと思っています。今回の曲はジェネシスだったわけで、よく考えたらジェネシス、フィル・コリンズ、マイク+メカニックスのヒット曲を’80年代だけで集計してみたら米のチャートで36曲もヒットしています。すでにフィル・コリンズは1曲取り上げていますけど今後はマイク+メカニックスをそのうちとりあげようかなと思っています。さて今回メルマガに書かなかった事はまずはスリッピングイメージというテレビ番組についてです。この番組、結局’84年から放送開始して、’96年まで放送されていたようです。30分番組で、総勢146話作られたそうです。http://www.bbc.co.uk/comedy/guide/articles/s/spittingimage_7775945.shtmlしかし惜しいことに私はこの番組見た事ないのでどういう番組だったのかわかりません。ただ、この番組と同じタイプのマペットを使った番組が何故かロシアでも放送されていて、これが政府風刺が激しすぎるという理由で放送禁止に追い込まれたというニュースをエリチィン政権末期にテレビで見た記憶があります。同じスタッフだったのか、単純にパクッたのかは知りませんけど。ちなみに音楽活動の方は、「The Chicken Song」は3週英で1位になったそうです。これがジャケット写真。http://www.vinylsingles.co.uk/thechickensong.htm(どうやら再発盤のジャケットみたいです。B面曲のタイトルが時代を感じさせる。)なんだかなあ。そのうえこの年の年末にはクリスマスソングもヒットさせています。’95年にその他の曲を集めたベスト的内容のCDが英でも発売されたみたいです。こんな特殊な曲なので、当然当時の日本では発売されなくて、そのうえ全くどういう曲かという解説もなかったのですけど、ジェネシスのビデオによってその背景がわかったという訳です。しかし本当はこのビデオに出ているマペットの出演者わかる範囲で全部載せようと思ったけど何故か録画したはずのビデオが出てこないので断念しました。しかし「Genesis」で日本語検索すると「エヴァンゲリオン」ばかり引っかかるのには困りました。
2004年04月19日
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