全13件 (13件中 1-13件目)
1
この前メル・ブルックスの曲を取上げたけどそれで思い出した曲があった。ttp://www.youtube.com/watch?v=D5-xvh0Y7M8この映像は'89年に米75位という小ヒットとなったWas (Not Was)の「Anything Can Happen」のプロモ。アルバム「What Up, Dog?」からの3曲目のシングルで(4曲目かもしれない)この順位も致し方ないかなとは思うけど、今でも結構好きな曲だ。怪しい踊りが魅力のSir Harry Brownsのヴォーカルが生きている。問題はこのプロモで、以前私が見たこの曲のプロモとは全然違うヴァージョンになっている。この曲のプロモは2種類あって、これは撮りなおしされたヴァージョンの方。見てもらえばわかるけど、なにやら映画の宣伝を兼ねているといった風の造り。それも出ているのはジーン・ワイルダーと去年亡くなったリチャード・プライヤーではないですか。この映画は「See No Evil, Hear No Evil」('89)という映画。'70年代は大スターだった2人の競演は'80年の「Stir Crazy」以来という事になる。私「Stir Crazy」という映画テレ東の「午後のロードショー」で見ているけど、本当にくだらない映画だった。一応コメディなのに全然笑えない。監督シドニー・ポアチエというのも失敗だったのだろうけど一応当時はそこそこ当たったらしい。しかし「See No Evil, Hear No Evil」という映画はその続編ではなく、全く別の話。なにやら目の見えない男と耳の聞こえない男がどうのこうのという今では確実にハリウッドなら通らない企画の話らしい。昔「ミラクルカンフー阿修羅」(阿修羅原は関係ない)というハンディキャップを題材にとった映画があったけど、なにやら'89年にもなってハリウッドでそんな題材が使われていたというのは時代の経つのは早いなあという感じだ。この映画一応日本では劇場公開されたかは不明だけど、ビデオは発売されたみたいで、ちゃんと邦題がある。「見ざる聞かざる目撃者」というタイトルで、その題材ゆえかこういう中古ビデオ屋では物凄い高価で取引されているらしい。あ、でもこの映画ケビン・スペイシーが初めて大きな役で出た映画なんだよな。だから高価なのかもしれない。多分くだらない映画なんだろうけど、何処かのレンタルビデオ屋で発見したら一見の価値はあるかもしれない。
2006年08月18日
コメント(0)
何故か不明だけど、ジャッキー・チェンの出世作である「酔拳」が今日地元のテレビで放送された。現在「酔拳」はDVDで発売されていて、簡単に手に入る映画なのでこれだけなら特に問題ないけど、今回放送されたのは吹替版。これがかなり今となっては貴重なバージョンなのだ。昔の日本の映画会社は、特にアジアの映画について、自分の所で勝手に編集したり、音楽を被せたりした。たとえばブルース・リーの「ドラゴンへの道」なんてマイク・レメディオスなんて謎の歌手が主題歌をつけていたりしたり、「西太后」なんて映画は本当は2本の映画を編集して強引に一本の映画にしたものだったりするのだけど、「酔拳」も日本公開時に主題歌をつけてこれが劇中でもながれたりする。(多分音楽を差し替えているのだろう。)今回放送されたのがその日本公開されたバージョンで、吹替も長年親しんだジャッキー=石丸博也、蘇乞兒=小松方正のバージョン。(というか他に吹替したことないだけかもしれないけど)そして日本独自の主題歌も流れたのであった。この主題歌。未だに何故か再発されておらず、もしCDで再発されたものなら確実に私は買うのだけど、もう10年以上聴く事のできなかったこの曲を聴けて私は本当に今日は嬉しかった。主題歌のタイトルは「拳法混乱(カンフージョン)ていう曲で4人囃子というグループが作った物。このバンド日本では珍しいプログレ系のバンドだったせいなのかもしれないけど、この曲の歌詞は本当に変。というかリアルタイルで聴いていた時に「楽園の使者 僕がいる」ってなんか変な歌詞だなと思っていたけど、某ブログに載っている歌詞を見ると唖然とした。完全に頭のいかれた人の独白だね。後は一番の悪役の人のオーバーな演技に昔を思い出して大爆笑。学生時代この悪役の真似するのがうまい奴が友人にいたんだよね。今彼は何をしているだろう。惜しいのは最初の部分が今回録画できなかった事。次の放送がない可能性すらあるのにこれは失敗だ。とにかくまだ何処かの地域で放送される可能性が高いので是非放送された時は録画しておこう。
2006年01月08日
コメント(0)
という訳で、皆さんあけましておめでとう。この大晦日及び正月に向けて私が何をしていたかというと、ヤフー動画で、「ブルース・リー物語」と、NHK教育の山田風太郎の日記のドキュメンタリーを同時期に見ていたのだった。山田風太郎の番組はそのうち別に書くとして、ここはやはり「ブルース・リー物語」である。このタイトルだけど、当然ロブ・コーエン監督作ではなく、'76年製作の香港映画。主演はブルース・リィ(何宗道)という布陣。一応ブルース・リーの伝記映画という事なのだけど(英語タイトルも『True Story』となっている)何1つ本当の話がないというまるで梶原一騎の「プロレス・スーパースター列伝」みたいな映画だった。主演のブルース・リィはそんなに似ていないけど立ち廻りはなかなかのもの、そのうえリンダ夫人はクリソツで、映画の撮影風景とか頻繁に出てくるけど、どのエピソードも、喧嘩売られたから買ってやったという話ばかり。素晴らしく能天気な話のオンパレードで可笑しい。大体同じようなエピソード平気で2回連続で出してくるのには驚いた。いや~当時の香港映画は素晴らしい。そして驚愕のラストは…という訳で、まさか今年始まったばかりでこんなに笑える映画に出会うとは思わなかった。リー好きな人もそうでない人も楽しめるよ。なお今日までなので未見の人は今すぐここで
2005年12月31日
コメント(2)
で、一応「シー・オブ・ラブ」という映画見てみた。おかしかったのは、これって別に「Sea Of Love」じゃなくても別にいいんだよね。一応この曲じゃなくてはいけないという理由でもあるのかなあと思ったけど別にそうではない。だから全然曲に対する思い入れなんてない映画だった。だったらこんなタイトルつけるなよと思ってしまった。とはいえ、私的見所は以下の通り。1、ジョン・グッドマン歌う「Sea Of Love」2、ジョン・グッドマン歌う「This Guys In Love with You」3、「Sea Of Love」のオリジナルシングルが画面に映る4、’50年代に全盛期だったインディレーベルのDotのレコード袋が映る。5、飯島愛にクリソツ(というか飯島愛が似せているんだろうな)なエレン・バーキンてなもんかな。まあ良くも悪くも'80年代後期の空気がバリバリ感じられる映画でした。でもジョン・グッドマンの偉大さが再確認できるのでまあいいと思う。
2005年11月07日
コメント(2)
現在の私のパソコンの壁紙はクリス・アイザックの公式サイトからダウンロードしたものを使用している。そんな私が楽しみにしているのが彼が主演しているジョン・ウォータース監督の新作「A Dirty Shame」だけど、未だに日本公開未定。なんでだ?まあウォータースの近作はいままで全て日本でも公開されているのでそろそろ決まるとは思うけど、imdbでの評価はやたら低いので、もしかしてかなりくだらない作品なのかもしれない。しかし、この映画'80年代洋楽好きにはやはり外せない。何故ならトレイシーウルマンとクリス・アイザックが夫婦という設定なのだ。トレイシーは'84年ぐらいで歌手活動はリタイヤしていて、アイザックは'85年デビューなので接点は全くないけど、歌手時代の可愛さが嘘のようにオバハン役が似合いすぎるトレイシーと、デビュー当時からそんなに大きく変わらないけど実は50歳近い年齢のアイザックが映画とはいえ夫婦とは素晴らしすぎる。ちなみに私のメルマガの試作品はトレイシーの「They Don't Know」だった事を知っている人は読者の人でも少ないと思うけど、さすがにあの内容では不味いのでそのうち書き換えます。しかし今聴いてもいい曲だ。
2005年03月13日
コメント(0)
今日のアクセス記録にライブドアと産経が同時刻にここを見に来ていたらしいのだが、何見ていたのだろう?仲良き事はいいことだ。全然話変わって、友人によればなぎら健壱氏は「男は馬之助」を聴いた上田馬之助に家に来いと言われ、ちゃんと訪問したらしい。すばらしい度胸だと思う。私は馬之助の大ファンだけど、実際に「家に来い」なんていわれたらさすがに緊張してしまい録に喋れないだろう。そういえば馬之助の出演してる石井聰亙の「爆裂都市」を近頃始めて見たけど、最高の演技でした。長いセリフの場面が一箇所あるけど確実にカンペの棒読み。期待を裏切っていないなあと思ったら作家の戸井十月(役名は”キチガイ兄”)に天井まで高く上げられて絶命していた。しかし凄い映画でした。ただただパワーだけは凄く感じるけど何が何だかさっぱり訳がわからないまま突き進んだとんでもない映画。よく東映はこんな映画に大金突っ込んだものだ。でも今見ると最高に出演者が豪華だ。だって芥川賞受賞作家が「うわ~っ」って叫んでいるだけの役で出ていたりする。なんなんだあれは。とにかく夜の群集シーンと、常にワーワーうるさい映画。あまり映画を見たことない人には決して薦める事は出来ないけど、今から映画撮りたいと思う人は是非見ておく必要があると思う。もうこんな映画日本ではインディじゃないと撮れないだろうからその意味では金字塔的な作品。で、少しお金かかるけど、今でもネットで見れたりするんだな。そういえばお金かかるといえば楽天のネット試合中継の状況だけどここで確認できたりする。さて開幕までにどれだけ捌けるか楽しみだ。もう498個しかないよ。でもこのままでは「やっぱりネット中継は中止します」って言い出すかもしれない。設備投資したのが勿体無いのでその節には無料で中継したらいいと思うけどさてどうなるかな?
2005年03月09日
コメント(0)
「マシニスト」という映画が今公開中だけど、私この映画が今一番見たい映画だったりする。なにせこの映画1、不眠症2、工場の機械工3、不可解な出来事4、激ヤセなんだこの映画。今の私の状況ではないか。先月から10キロ痩せたし、不眠症はひどい時には全く眠れないし、仕事も似たようなものだし、会社じゃ変人という事で嫌われているし(くだらんダスマンばかりの会社なのでどうしても目立ってしまう)なんかこうも状況似ている映画というのも面白い。で、気になってブラッド・アンダーソン監督の今までの作品とか脚本のスコット・ソーサの「テキサス・チェンソー」とかノベライズ版の小説とか借りたり買ったりして楽しんでいたりする。しかしこの映画近場での公開はないのであった。DVD出るまでおあずけになりそうだ。しかし主演のクリスチャン・ペール。痩せすぎだよ。「アメリカン・サイコ」と同一人物に見えん。まるで元近鉄ピッチングコーチの小林繁だ。某ネット上で小林コーチを「トリガラ」と言っていたけど、本当にトリガラみたいになっている。しかし私は今ドフトエスキーは読んでいないのでこれはは違うな。あと片手切断なんて事故もないし。そこまで同じだったら気味悪いけど。
2005年02月24日
コメント(0)
映画のDVDというものは知らない間に結構出ているもので去年もたとえばブルース・スプリングスティーンが歌にした事もある「Badlands」が知らない間に発売されていたり、個人的に凄く好きなデヴィッド・バーンの「トゥルー・ストーリーズ」が廉価版で出ていたり後になって気が付く事が多い。とはいえ今回紹介する作品はこれから発売されるという代物。2作品とも私にとっては待望のDVD化だ。最初は以前メルマガ第29号で取上げたワン・チャンがサントラを担当していた「LA大捜査線/狼たちの街」ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000793DOY/249-2347011-6656357ここを見ればわかるけど、やたら安い。これは2枚買えば1990円という近頃多いパターンの廉価版での発売になっているため。同時期に発売されるリストはこれかな?http://www.jp.playstation.com/Item/DVDcmpgn/fox70th.htmlさすがFoxだけあって結構豪華。「ワイルド・パーティー」とか「地球の静止する日」とかカルトな作品もあるし「猿の惑星」シリーズあるし、「24」のシリーズあるし大盤振舞といった所かな。本題のDVDは、惜しい事に米版DVDにあった監督のコメンタリーとか特典は全くないらしい。基地外監督ウィリアムフリードキンのコメンタリーだけでもつけて欲しかったけど、それじゃこの価格では無理だろうな。しかし「エブリバディ・ハブ・ファン・トゥナイト」しかワン・チャンの音楽知らない人はこの映画のサウンド聴いたら驚くだろうね。映画の方ももう全く救いのない傑作だ。私は「フレンチ・コネクション」より好きだよ。もう1作は以前ここでも書いた「110番街交差点」ボビー・ウーマックのタイトル曲が素晴らしすぎる映画だけど、映画の方も一部では評価が以前から高かったブラック・エクスプロテーション映画の傑作。ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006NKDHQ/249-2347011-6656357やっと日本盤DVDが今頃発売になったけど、これでアンソニークインやヤフェット・コットーの活躍が見れる訳だ。米版DVDをそろそろ手に入れようかと思っていた矢先だったのでこれは嬉しい。この映画が面白いのは、製作総指揮がアンソニー・クイン自身なんだよね。当時クインは「The Happening」とかブラック系映画に出ていたので、当たる企画だと思って出資したのかな?しかし思わぬ物がこうやってソフト化されるという事は、まだまだDVD業界は景気がいいという証拠なんだろう。とにかくこれからもいい物を出して欲しいものだ。
2005年02月22日
コメント(2)
今日テレビを見ていたら、「ニューヨークの高層ビルの建築現場で働く人の視点」というのを放送していた。これで思い出したのが「刑事レモ 第一の挑戦」という映画だ。公開されたのが'85年。主演は本当にこいつが主演かと思うぐらい地味なフレッド・ウォード。当時からすでにオリジナリティが何処にあるのかという話だったけど、事故に見せかけられて殺された刑事が実は生きていて、政府の秘密機関の工作員となるべくなんだか訳のわからん特訓をしながら実戦で手柄を立てるという話。公開当時ヒットしたのかどうか知らないけど、テレビでは人気があった映画で、私も何度もテレビで見ている。特にテレビ東京の「午後のロードショー」版が一番この映画に合っていた。というのもなんだか話の筋立てがやたら早くて、特訓もたいして苦労したという訳でもなくて、なんだかテンポばかりよくて知らない間に映画が終わっているという感じなのだ。「午後のロードショー」でたまに放送される米テレビドラマのパイロット版みたいな映画で、本当に劇場用の映画だったのか疑わしい程シリーズ物として見たくなる話だった。この映画で有名なのが当時NYの自由の女神が改修中でその工事現場を使ったアクションシーン。ここだけはなかなかよく撮れていて面白い。(ちゃんと許可とって撮影したらしい。)主題歌を歌っているのが元ステックスのトミー・ショーで、彼が初のソロアルバムを出した後に吹き込んだ曲。ビデオもこの工事現場を使っているんだけど、これはさすがに映画とは違ってスタジオ撮影だった。この自由の女神の改修はアメリカ人にとってかなり大きな事だったみたいで、ジャクソン・ブラウンはアルバム「Lives In The Balance」のジャケットに使っているしボブ・シーガーも本当は使いたかったらしい。(ボブは'89年の『Fire Inside』で自由の女神を使っている)で、映画に戻って、もしかしてこの映画が企画されたのは改修中の自由の女神の姿を残しておくためというのも結構あるんじゃないかと思うぐらいインパクトがあった。そういう記録フィルムとしても多分見れると思う。後最後のシーンでレモが修行の成果で川を渡るシーン。映画ではなんか凄い事のようにフューチャーされるんだけど映像的にはかなりバカで笑える。という訳で、すっかり老けたフレッド・ウォードは無理だろうけど、どこか「第二の挑戦」撮らないかなあ。ロジャー・コーマンあたりならすぐ撮ってくれそうなんだけどねえ。「マトリックス」のバチ物としてもなかなかいいんだけどねえ。でも世の中わからないもので、何十年振りの続編が実際にあったりする。例えば「スラップショット」というポール・ニューマンが主演したアイスホッケーのクラブチームを描いた映画なんて、24年振りに続編が作られていたりするのだ。そのうえこの映画の重要人物だった3兄弟がそのまま続編に出ていたりする。あとゲイリー・ビジーが出ているのが素晴らしい。しかしこの映画の続編撮ろうと思った奴は偉大だ。(プロデューサーは『X-ファイル』とかに関わっていた人らしい)
2005年01月09日
コメント(4)
もしかして私がいままで読んだ本の中でベスト1かもしれないフィリップ・k・ディックの『暗闇のスキャナー』の映画化がどうやら完成に近いみたいだ。この作品の映画化はかなり前から話は聞いていたけど監督や脚本がなかなか決まらなくて、もしかしてオジャンになるのではないかと少し危惧していた。1年以上前から監督はリチャード・リンクレイターに決まったという話を聞いて、少し不安だったけど「スクール・オブ・ロック」が普通に面白い映画だったので、不安が期待に変わったのだった。脚本もリンクレイターが担当している。これもチャーリーカウフマンとかクリス・カムニングス(これは監督も担当予定だったとか)が書いているという噂だったけど、カウフマン版は是非読んでみたいものだ。(実はPDFファイルでWeb上で読める。私はまだ最初だけしか読んでいないけど)当初の予定通りジョージ・クルーニーやスティーブンソダーバーグの会社が出資している。しかしこの人達は「ソラリス」リメイクしたり結構SF好きなんだね。一時期デカプリオあたりも候補だった主人公フレッドボブ・アクター役は結局キアヌ・リーブスになった。という事はこの映画日本でもかなりプッシュされるのだろうけど、どういう売り方をするのかな?多分ラブロマンス風にするのかなあ。その他の競演者はリアルでアルコール中毒のロバートダウニーJRとかウディ・ハレルソンとかなかなかいい役者を使っているけど、ヒロイン役に個人的にはディック作品に是非出て欲しかったウィノナ・ライダーが選ばれたのは嬉しい。(ちなみに私とウェノナ・ライダーは誕生日が同じなのだ。だからといって私は万引したり異性関係がドロドロだったりしないが)ちなみにこれは撮影風景だ。さてどんな映画になっているかな?とにかく楽しみではある。
2004年12月19日
コメント(2)
自分でもよく分からないのだけど、何故か急に「ロビンソンの庭」とう映画が激しく再見したくなって、DVDの発売状況とか調べていたのだけどどうやら現在入手が困難になりつつあるらしい。もっと早く気が付いていたらなあと後悔している現在である。この映画カルト的な人気のある映画らしいが私は全然前知識なく見て、素直に「傑作だ!」と驚いたのだけど、もしかしてそれは私がこの映画を鑑賞した状況があまりにも異常な状況であり、また異常な精神状態だったためではないかと近頃思うようになったため、是非じっくり鑑賞してみたくなったのだ。で、その異常な状況とは、「深夜のカプセルホテル」であり、異常な精神状態とは「大学受験を翌日(本当は当日)控えた精神状態」だったりする。受験で上京したはいいが宿は全然取れなかったため(この時点で受験生として失格だけど)友人の学生寮で2日過ごして、さすがに3日はまずいだろうという事で受験する大学の近くにあったカプセルホテルに泊まったのだった。さて寝ようかという事になったが、私は緊張すると寝れなくなるクセがあって、そのうえ初めて泊まるカプセルホテル。はっきりいってとても寝れる精神状態ではなかった。仕方なく音を消した状態でテレビをつけてみたらどうやら日本映画らしい。日本映画にまだ偏見があった時期なのでチャンネル変えようかと思ったらこの映画は英語の字幕付きだったのだ。これが不思議で、そのまま見ていたらどんどん惹かれたという訳。最後の特撮シーンはとにかく奇麗だった記憶があるけど今見たらどう思うのかな?大体セリフ聞いていないし英語の字幕だけだったので内容も完全に理解していないだろうしかなり印象かわるのではないかと思っているけど、あの時見た記憶は忘れないだろうね。ちなみにその日受験した大学は見事合格していました。一番どうでもいい下準備をした大學が合格するのだから不思議なものだ。で、その翌日は…(続く)
2004年12月05日
コメント(6)
そういえば前々号のメルマガに米のケーブルTV VH-1の企画取上げると書いといて今週出したメルマガでは何も載っていないのは私がすっかり忘れていたためです。次号のメルマガで載せる予定です。(こう書いておけば忘れないだろう)という訳で忙しかったのがやっと峠を越したようなので今後ここに文章をupする事も少しは増えるかなという感じです。長い間映画とかも見ていなかったけど、やっとゆっくり見れるようになってきた。やっぱりスコセッシは「レイジング・ブル」→「グッドフェローズ」と見ると最高に面白い。ちなみに明日見る予定なのは「チアリーダー忍者」だ!ああ楽しみだ。だってチアリーダーが忍者になるんだよ。まるで「チアーズ」と「キルビル」が一緒になった豪華な組み合わせだ。話戻って「グッド・フェローズ」って映画。本当にオールディーズ好きにも堪えられない映画だ。とにかく途切れなく音楽が鳴っている映画なので人によってはウザく聴こえるかもしれないけど、全てシーンに合わせて選曲しているのでこれも演出の1つとなっている。だから出来れば曲の歌詞に字幕付けて欲しかったけどまあこれは別の問題が出てくるので仕方ない。リトル・ペギー・マーチの「I Will Follow Him」とかニルソンの「Jump Into The Fire」とかとにかく使い方がニクい。もちろん「レイラ」とかストーンズもそうだけど。劇中にクラブで歌手が歌ったりコメディするシーンがあるけど、これも本物使っているんだよね。こういう誰も気にしないシーンにこだわるのが素晴らしい。(ボビー・ヴィントンは息子のロビー・ヴィントンだけど)そういえば「カジノ」でいきなりフランキーアヴァロンが出てきたのにも驚いたけどマニアックなファンを喜ばしてくれる監督だ。ハワード・ヒューズの映画も完成したみたいだけど久しぶりに音楽ネタの監督もやるらしく、これがボブ・ディランらしい。これは楽しみだ。TVでの公開みたいだけど、ちゃんとソフト化してくれないかな?
2004年12月04日
コメント(2)
日曜あんな事を書きながらも結局朝の4時まで比例の議席が決まるまで開票速報を見てしまった。という訳で、メルマガに関してですけど、詳しくは次号書きますけど、かなり長期に渡って休刊する予定です。理由はメルマガに裂ける時間が極めて短くなったためですけど、多分3ヶ月程度の休止になる予定です。ここも今後はたま~に更新する程度になると思います。多分週に2回程度の更新になると思います。いつも見ている人もいないのでここはまあいいか。話し変わって、私もメルマガ書くときよく使っているAll Music Guide が昨日からリニューアルしたんですけど、何故か今日なかなか繋がらない。かなり以前のサイトとデザインなどは変わったので、もう少し経ってから詳しい事を書きます。なお以前のアドレスだと繋がらなくなっているみたいです。しかし米のサイトは頻繁にリニューアルする。今年の4月くらいにもRolling Stone Comのビデオのコーナーが大幅にリニューアルして、以前はメディア・プレイヤーでも見れていたのが、私の一番嫌いなリアル・プレイヤーでしか見れなくなり(それも最新版だけ)泣く泣く新しいリアル・プレイヤーをダウンロードしたのだった。そのうえ以前あった多くの映像類が無くなっていた。そのRolling Stone Comの最新ビデオの中に「AfternoonDaylight」という曲があった。もしかしてあのスターランド・ボーカルバンドの曲かと思ったらその通りで、殆どオリジナル通りのカバーだったけど、ビデオの内容が変なオヤジ4人組がピクニックしていたり、一緒に風呂に入っていたりカメラの前でおどけるという悪夢のようなビデオだった。この曲を歌っているのはWill Ferrellコメディアンとして有名で、「サタディ・ナイト・ライブ」のメンバーだった。ここでは現合衆国大統領に扮したコメディとかしていたらしいけど、その後映画にも出演するようになる。しかしまだ大ヒットはなく、先輩格のマイク・マイヤーズの「オースティン・パワーズ」シリーズの出演が目立つぐらいだったけど、つい先月日本でDVDが出た「アダルト♂スクール」という映画(私はまだ見ていない)が米でヒットしたのを機に一気に人気俳優となったみたいだ。そのFerrellの最新作が今月米で公開された「Anchorman」という映画。その挿入歌が「アフタヌーン・デイライト」なのだ。この映画すでに米で当たっているいるみたいだけど、'70年代のサン・ディエゴ(何故?)のTV局を舞台にしたコメディらしい。なんか「かっとび放送局」(こんな名前のコメディが日本でも放送されていたのだ。)を思い出すなあ。是非見てみたい映画だ。しかしまだ日本での知名度は低いので、ビデオスルーが関の山かな?多分2,3年後にはかなり有名な人になっていると思うのでコメディ好きにとっては要注意の人だよ。
2004年07月13日
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1