MJのぶろぐ

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Nov 1, 2011
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カテゴリ: NBA
 11月1日、本来NBA2011-2012シーズンが始まるはすであった。しかし、NBAの試合はない。労使交渉がまとまらず、7月からロックアウトでなっている。労使交渉のメドはたたず、当然シーズン開始のメドもたっていない。決まっているのは11月中の試合中止だけ。98-99シーズンもロックアウトで、1月開始でシーズン50試合に短縮され、オールスターも中止になったということはあった。そのときに話に上がったのが優勝の価値。せっかく優勝したのに、どうしても短縮シーズンだったからと、注釈が付いてしまう。そのとき優勝したサンアントニオはその後も何度も優勝したため注釈の議論は消えたが。今シーズンが短縮で開催されたら、同じことになる。
 そもそもそうなればいいのかもしれない。シーズン全休という話も聞こえてきている。そうなると、ボストンのBIG3は契約切れであり、年齢を考えると昨シーズンで終わったことになる。このほか、引退という文字が見えている選手にとって、シーズンが無いということはそのまま引退に繋がってしまう。昨シーズン優勝したダラスのPGであるジェイソン・キッドはシーズンがなくなれば、そのまま引退するという発言をしていたこともある。引退はファンとしてはやはり悲しいが、それだけに全力を出し切って、選手の満足がいく形で引退してもらいたい。だからこそ、現状は悲しいとしか言いようがない。
 たしかに、NBAはビジネスであり、オーナー側も選手側も生活がかかっている。特にNBAと下部リーグを行き来しているような選手にとって、給料の問題は深刻だろう。しかし、このロックアウトでスタジアムの従業員やNBA関連の仕事をしている一般庶民はもっと大変な事態になっている。選手同様、失職しているのだから。今日明日の生活に困っている人もいるだろう。
 そして、ファン。年々、ファン層を広げてきた。昨シーズンは面白いシーズンであり、その結果テレビ視聴率もとても良かった。そんなところでこのロックアウト。このロックアウトでファンは確実に減少しただろう。ファンあってのプロスポーツであることを忘れてほしくない。オーナーと選手には自分たちのことだけを考えるのではなく、ファン、全ての関係者のことを考えて、労使交渉妥結に向けてさらなる努力をしてもらいたい。
 ずっと様子を見守ってきたが、何か言わないと我慢できない状態で、この記事を書いた。ただ寒いだけの冬は最悪だ。嫌いな寒さもNBAがあるから暖かくなるのだから。早く熱くなりたい。






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Last updated  Nov 4, 2011 11:56:44 PM
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