2006.01.01
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カテゴリ: METAL馬鹿
JUDAS PRIEST[Rising in the east]
2005年5月。日本武道館で行われた“鋼鉄神”JUDAS PRIESTのライブビデオ


オレが観に行った日のライブかな?

冷静に観るとロブはフェイクが多いし、
足元も危なっかしい(笑)けど
その存在感の大きさがそのテの
些細なマイナスポイントを凌駕している。鋼鉄神たる所以だ。


蘇った黄金のラインナップの姿を見せることに終始していて好感が持てる。
最初に見たときは「今どきコレやる!?」と思わせる分割画面も
その真意に気付くと効果的に配されてることがわかる。

おそらくジレンマに陥ったであろうことが感じられるのが“オーディエンスの声”。
なにしろ名曲揃いな上に相手はマニア気質の日本のファンだ。
サビはほとんど大合唱!
ロブの声を生かすのか、オーディエンスの声を活かすのか・・・
アンコール以外は前者を選択したようだけど正解だと思う。


それはこのビデオを観てる人間が補えることだ。
そう考えると「ライブ感」まで封じ込めたすごいビデオなのかもしれない。

このビデオの珠玉の1カットは
「BREAKING THE LAW」のコールを受けて泣き出したおじさんの表情。
これこそ鋼鉄神の帰還を10年待った日本のファンの想いを凝縮した映像だ。
彼の涙にもらい泣きこそすれ、誰も彼を笑うことはできないはずだ。
この“もう一人の主役”の姿をキチンと捉えたカメラマン。
この映像を逃さず使ったディレクター。
全てのスタッフが「このライブの持つ意味」を把握し、大事にしてることが伝わってきた。





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Last updated  2006.01.02 00:00:20
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