2009.12.19
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カテゴリ: 本馬鹿

今さらながら 「緋色の研究」

ザンボのトラブル の翌日に買いに行った本のうちの一冊。

いわずと知れたシャーロック・ホームズのデビュー作にして

コナン・ドイルのデビュー作(?)。

でも正直

“記念すべきホームズシリーズの第一作目”以上の価値は

見出せなかった。

冒険モノとしてワクワクして読めたのは間違いないけど

なんか結末がスッキリしなかった。

第一部でワトスンとホームズの出会いから、犯人の逮捕まで。

第二部で(やたら長い)犯人と被害者の因縁が語られ、

ホームズがどのように推理したかが語られる。

犯人は第一部で逮捕される段になって初めて登場する。

読んでる方からすれば「誰? コイツ?」

そして犯人と被害者の因縁。

「なるほど、こんなことがあって復讐に走ったんだ・・・

でも、ホームズはいつこんなことを知ったの?」と疑問が湧く。



「シャーロック・ホームズの冒険」 のあとがきにあった

「この作はあまり世間の評判にもならなかった」

というのも納得。

ただ、ホームズシリーズが今なお愛される名作なのは

まぎれもない事実。

と、すれば逆算的に

2作目の「四つの署名」は起死回生の傑作?

読まねば。





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Last updated  2009.12.20 01:26:09
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