2010.05.30
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カテゴリ: 本馬鹿


「ん」



数字の「0」と同じくらいミステリアスな存在「ん」。

著者が「日本橋」駅でみた「Niho m bashi」というローマ字表記。

ところがパスポート更新の際の見本には「日本太郎」が「Niho n Taro」。

そんな導入の後、フランス出身の著者の奥さんが

ローマ字で書いたメモを見ると、

「ん」を「m」で書くときと「n」で書くときがあるというエピソード。



知的好奇心をくすぐるオモシロ雑学読み物かと思いきや、

オモシロくなかった

いや、簡単に楽しめるものと思ってたからかもしれないけど。



「そもそも日本語に“ん”はあったのか?」

「かな文字の“ん”が登場するまで“ん”はどのように書かれていたのか?」

「そして本居宣長らはそれらについてどのように研究したのか?」



・・・なんて「ん」の研究の歴史を真正面から紹介した

意外とガッツリお勉強の本だった。


導入部分のノリで通してほしかったなぁ

中盤ほとんど仏教のハナシでキツかった。





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Last updated  2010.05.30 23:56:56
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