2011.03.23
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カテゴリ: 東川篤哉馬鹿
11.03.22謎解きはディナーのあとで

「謎解きはディナーのあとで」



「最近東川篤哉を読み始めた奴」

“希少生物”だったノムラだけど

近所のブックオフで見つけたんでようやく読んだよ。


財閥の令嬢にして現役刑事の宝生麗子と

その執事で、口の利き方は知らないけど抜群の推理力の景山。

もうそのキャラ設定で勝利ってトコ?

烏賊川市シリーズを3作読んだだけで言うのもアレだけど

気の利いたジョーク満載の軽妙なやりとりだったり

謎解きの面白さだったり

東川篤哉の魅力を活かすのにこの上ないコンビ。


全6話の短編集だけど景山が現場にいたのは2作のみ。

それ以外は屋敷で麗子の話を聞いた景山が推理するという展開。

「会話」と「謎解き」。

東川作品のエッセンスを抽出して

“それだけ”をつなげるとこうなるんじゃないかというカンジ。



ただテンポが良すぎてアッサリ読み終えちゃう物足りなさも

濃縮されて際立っちゃってる気がする。

もちろん贅沢なのを承知で言ってるけど。




「ええ、間違いないですよ。

ちょうど阪神の新井がレフトのポール際に

満塁ホームランを打ち込んだ瞬間でしたから」


と証言する目撃者に

「申し上げにくいんですが、宮下さん、

あのポール際の打球はホームランじゃなくて大ファール。

新井は結局ショートゴロで、試合は阪神のボロ敗けでした」


と答える警部。

こういう脱線が好き^^



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Last updated  2012.10.21 21:16:48
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