もえうぉっち

もえうぉっち

2011.02.28
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カテゴリ: 活字主体の本
医療は誰のためのもの?
観覧車よりも格付けよりも大事なのは何だ

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この町の市民病院に赴任してきた外科医、今中良夫。
大学病院からやってきた彼の眼に映った町の医療。
的外れな市政、医療行政、院内政治。
微妙なバランスは崩れてゆく。



モデルは今や有名なメロンのあの町。
ですが、こういう問題はそこここにあるようです。

金がない→人を削る→サービスを削る→評判が落ちる→患者が減る→収入が減る→予算が減らされる
負のスパイラルに陥った病院を描いています。
が、今中先生が赴任した時点でほぼ底。
そこから少し姫宮さんが現れたり、市長が特別予算をつけたり
ほんの少し改善の兆しをみせたりして。
希望が見えかけたところにズドンとまた・・・。

チラチラと速水センセの名前とか出てきます。

コチラ !)」の後、「ジーン・ワルツ(感想は コチラ !)」の前で、「アリアドネの弾丸」の少し前。

一番最後の章でおそらく著者の言いたいことをマスコミの前である先生がぶちまけます。
内容のキモはココ。

ストーリーはそのものおちぶれた病院を構成する人々のちょっとした変化について。
他作品をおさえていると、かなり味わいが違うと思います。
これ単独だったら今中センセイのツイてなさに癒されてください。

これ、朝の連ドラとかにいいんじゃないかなーと思って。
朝の連ドラって女の人が主人公じゃないとダメなんだっけ?






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最終更新日  2011.02.28 23:12:44
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