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“ただ一面に立ち込めた 牧場の朝の霧の海”これは私の好きな唱歌の一つ「牧場(まきば)の朝」の一節である。朝露を踏んで一頭の馬がゆっくりと霧の海に溶け込んで行く。と、私の頭に浮かぶ風景なのだがこの歌のモデルとなった牧場は羊なのだそうだ。羊の群れの緩やかな動きを思い浮かべれば「羊群声なく牧舎にかえる…」が聴こえてくる。北大の寮歌である。幼い頃母に歌ってもらった歌のこの部分だけがずうっと記憶に残っていて後に友人から昔の寮歌をいろいろ教わった時に初めてこのメロデイが北大のそれだったと判ったのである。母のきょうだいは男ばかりだったからこんな歌も知っていたのだろう。ただ北大出身の叔父はいない。話が逸れてしまったが元に戻そう。牧場の景色である。美しいカウベルの音を落としていく牛の群れはどうだろう。やはり私は馬が似合うように思うのだが。。。。それからこの歌の牧場は北海道だと勝手に思い込んでいたが福島県の岩瀬牧場なんだとか。思い込みとは面白いものである。夫と来年は午年ですねえ、などと話しているうちに取りとめも無くこんな空想にのめり込んでしまった。久し振りに書いたブログが空想の話、相変わらずです。
2013年10月14日
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10日月曜日に夫が緊急入院し15日土曜日に無事退院しました。救急車に同乗二回目です。土曜日たまたま仕事で岐阜に来ていた次男が見舞いやら退院祝いやら父の日やらとかでプレゼントとお寿司を持ってきてくれました。娘も帰省してお寿司をパクパク。お寿司の鮪だけしか食べなかった時期もあったのに最近はイクラとイカ以外は何でもぱくぱく。その健啖ぶりに主役のはずの夫も苦笑い。みんなにやいやい言われながら娘はご満悦でした。息子は1時間ほど居て千葉に戻りました。6時間かかるそうです。毎日暑いです。34度、35度には驚かなくなりました。草が元気です。暫くは見なかったことに。でも、いつまでもとはいきませんよね。今年も夾竹桃が綺麗です。
2013年06月16日
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大好きだった俳人藤田湘子が亡くなってからもう何年になるのだろう。湘子の句は何句かは勿論知っているが句集は一冊も持っていない。ただ句集以外のものはかなり読んでいる。湘子の言葉が好きだ、姿勢が好きだ、やたらにテレビに出なかったのもいいし、たまに出ている様子もいい。と、まるで役者や歌手のファンと同じである。最近ひょんなことからある俳人の句に興味を持ちその俳人を調べていたらなんと!湘子が創刊した「鷹」の現在の主宰、つまり湘子の後継者だった。湘子の句集は持っていないのに現主宰の句集は買ってしまった。若い。湘子がこの俳人にいかに期待し、いかに可愛がっていたか。ここで私は気が付いたのだ。私は湘子に恋をしていたのではないか、と。湘子の若い頃の句、「愛されずして沖遠く泳ぐなり」を思い出すにいたっては我ながら呆れてしまうのである。湘子のものをあらためて読んでみる。やっぱり湘子はいい、好きだ。現主宰もなかなかいい。私のこの状態はまだしばらく続きそうである。
2013年06月03日
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夫が皮膚科を受診。太腿に幅の広いひろい包帯をしている。女医さんが包帯を解きながら「包帯、持ち帰えられます?」咄嗟に「はい」と答えた。患部を診るために先生が解いた包帯を持ち帰ることなんか考えもしなかったが流石先生も女性だと感心してしまった。私は毎日包帯を替え毎日幅広の包帯を洗っている。その後、看護士さんが処置し終わると使ったガーゼや脱脂綿などを手早くビニールの袋に入れ捨てようとした。私はよく見ていなかったものだから先生がさっき解いた包帯も一緒だと思い「あ、包帯は・・」と言ってしまった。だって折角先生が「持ち帰られます?」と聞いてくださったんだもの。ところが先生は私に言ったことを忘れて、やはりビニールの袋に入れて捨ててしまってあったのだ。今度は先生が慌てて「これ、汚れ物とは一緒になっていませんから」と包帯を渡してくださった。看護士さんはキョトンとし私は「なんか、けちくさいことを言ってるみたい・・・」「いいえ、そう言ってくださったほうが・・・」と先生。額にじんわり汗がにじんでくるような、その場の空気。先生が「持ち帰られます?」なんて言わなきゃ病院で解いた包帯を持ち帰るなんて考えもしなかったわ、と頭の中でぶつぶつ言いながら車椅子を押す。「私、けちくさい事を言っちゃいました?」「そんなことはないよ」とか「いいんじゃないの」とか返ってくるかと思ったら、小さくくすっと笑って黙ってる。(味方じゃなかったのか?!)あの場の空気を思い出す。じんわり汗。今日はほんとに良いお天気で洗濯物を全部外に干して気持ちがいい。爽やかな風に幅広の包帯はサラサラとなびいている。
2013年05月31日
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今日はお天気の番組で「春の嵐」と言う言葉が何度も聞かれました。この辺りも午後から雨になり風も少し吹きました。嵐と言うほどではありませんが。でもちっとも寒くないんですね。やっぱり春ですねえ。山茱萸(サンシュユ)は真黄色に馬酔木はフェンスを乗越えて朝日に向かって真っ白に、辛夷も木蓮も蕾が開きかけ椿は申し訳なさそうに俯き加減に咲いています。やっぱり、もうすっかり春です。でも私は「巷に雨の降るごとくわが心にも雨が降る」(古~い!)は大袈裟ですが、ちょっとションボリしています。次男がこの4月から千葉に行きます。本人がもう2年越しで上に希望を出しており、本人にしてみれば念願叶ってということですが地震、津波、原発と防災のニュースが毎日流れているこの時期に、たまたまですが千葉の職場は海の直ぐ傍なんです。事もあろうにこんな時に。 4月から2年間です。息子といえども大人ですから母親が何を言ってもどうなるものでもないのですが、若い内にしておきたいこと(勉強)だからと殊勝なことを言われれば愚痴も勢いを失います。身勝手かも知れませんが2年間だけは大地震がないように祈っています。夫が病院を変わってから(この事、書きましたっけ?)送り迎えして貰えるので私は随分楽になりました。車の給油の回数の減ったこと!でも幼稚園児の送り迎えと同じで(といっても車椅子ごと、乗るのは1人だけ)お迎えの車を玄関で待って送り出し、帰りは夫からの「終わったよ」次に「もうじき着くよ」コールで玄関を出て待ちます。運転手さんはヘルパーじゃないので車椅子に乗せたり降ろしたりには手を出しません。玄関から玄関まできっちり運んでくれます。今の病院は前より近いことと送り迎えがあることで転院を決めました。地震があっても台風がきても休む訳にはいかないんですものね。3月も半ばを過ぎ、近況を少しばかり。
2013年03月18日
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朝6時前、台所の窓はまだ暗い時刻遠くでカラスの群れが鳴き交わしているのを毎朝聞いていました。夕方は前の雑木の山や我が家の上空を群れて旋回しながら鳴き交わしていますが昼間はどこにいるのでしょう。もしかしたら地区によって違う生ゴミを出す日を彼らは覚えてしまって月木は何処、火金は何処と毎日出張しているのかしら。などと馬鹿なことを言っていましたらここ2,3日カラスの声ではなく猫の鳴き声です。窓の下で哀れっぽい声を出しています。昼間洗濯ものを取り入れに庭に出るとそれまで日向ぼっこでもしていたのかウッドデッキから素早く下りて木立の中に隠れ、こちらから姿は見えないのだけれど、わりに近くからやっぱり哀れっぽい声が聞こえるのです。そういえば昨夜など居間の窓の方から聞えていました。以前の野良とは違います。第一、前の野良君の声などほとんど聞いたことはなかったし、もっと不貞ぶてしくて私の動きを窺っていてゆっくりと下りていったものです。春の季語に「恋猫」「猫の恋」なんてあるけど… 春寒や猫はゆっくり急ぎ足 野分
2013年02月11日
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立春、暦の上では今日から春。朝から春の雨である。最近歯科に通っている。金曜日に削られた歯が土曜日から痛み出し頬も少し腫れ少し熱を持っているようだ。夫に「ほら、こんなに腫れてる」と言えばチラリと見て「ちょっとシワが伸びたか?」と返ってきた。言うんじゃなかった!次の予約が金曜日だし、と鎮痛剤で我慢していたが昨夜など夜中3時に鎮痛剤を服用する始末、今日午後受診することになった。歯科は怖い!嫌いだ! と延ばし延ばししたつけが今の通院になっているのだが歯痛も嫌だ!現在は鎮痛剤のせいか痛みが少し楽になっている。午後の受診をキャンセルしたいな、とチラチラ考えている。
2013年02月04日
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車のラジオをぼんやり聴いていたら節分の豆まきの話らしいのだがお父さん(多分)が「鬼は外福は内」と先頭に家族が「ご尤も、ご尤も」と後ろについて廻るのだそうだ。こういう昔から伝わる行事にはその土地によっていろいろあるのだろうが、この話にはどうにも可笑しくて噴出してしまい、しばらくは笑いが止まらなかった。帰って夫に話そうとするのだが「ご尤も、ご尤も」の所までくると可笑しさがこみ上げて来てお腹が痛くなるほど笑い転げてなかなか話すことが出来なかったほどだ。文字にしてしまうとそれほどないのだが。で、検索してみるとあるんですねぇ、「ご尤も、ご尤も」が。ここでも大いに笑いました。ほかにも「鬼の目をブッツブセ」等いろいろと。今日はよく笑いました。良い節分でした。
2013年02月03日
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ここ2・3日は2月下旬の陽気だったとか。先日の雪でぬかるんだ道路もカラリと乾いたけれど前山の北斜面には所々雪が白く固まっているし我が家の裏庭も一日中陽の射さないあたりには白く残っている。あの日、朝窓を開けると夜の間に降った雪はとうに止んでおり葉を落とした雑木の庭は粉砂糖を振り掛けたようで硬い葉の椿や山茶花の葉は真っ白く、特に椿は丸い葉が一枚一枚白くはっきりしていて見事に白い葉の一樹となっている。葉が真っ白の木があったらこんなだろうと暫し見とれてしまった。が、これも昼間に気温が上がり出せば雪解けの道路のように汚くなってしまうだろうと思えば一番美しい瞬間を見る事が出来たと得した気分になったりする。一方で清少納言や紫式部の時代には雪解け道にもものの哀れや美しさを感じ取っていたのだろうか。もしかしたら現代の私(たち)は欧米人が虫の音を単なるノイズだと言うのに近づいてきてしまったのだろうか、などとぼんやり考えて無駄に時間をつぶしてしまった。
2013年01月31日
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年賀状を終えて久し振りに開いたブログ、なんだか落ち零れの心境です。今年はもう書けそうもないので近況をちょっぴり。茜色の空も雲も何時の間にか色褪せて薄墨色の雲が怪しく横たわる逢魔刻喧しく啼き合う数十羽のカラスがゆっくり集散を繰り返しながら上空を旋回しています。その黒い影が視野から消えても声だけは聴こえ見上げて探すうちに背後の空から湧くように現れたり。ときに飛びながらぶつかったりしていてもヘリコプターと違うところは一羽として落ちてはこないところです。あの数で襲われたら怖いな、何となく急いで家に入りました。ヒッチコックの「鳥」は怖かった。先日の大雪には慌てました。予報通り40cmは積もったようです。日曜日夕方、娘を送って行うと玄関を開けるとはらりはらりと花びらが散るような雪の降り始めでした。それがトンネルを出ると途端に大粒の雪がフロントガラス目掛けて吹き付けてくるんです。それでも走っている車は多いし積もってはいません。が、帰りの道は真っ白でした。前を行く車の轍が薄い灰色に見えるのを必死で追いかけて戻りました。大きな道路からわき道に入るとブレーキを使わなくてもつるつるハンドルをとられるんですよ。怖かった!夫が透析の病院を変わって、この病院は送迎がつくので本当に助かりました。送り迎えしなくてもいいと言うことで気が緩んでいたのでしょうね、タイヤをまだ冬用に替えてありませんでした。前日、定期点検と一緒にタイヤ交換も予約はしてあったのですが。今度の病院はもともと希望していた病院でしたが満床で断られていたのを8月、ケアマネさんが「朗報です!」と透析センター増設のニュースを持ってきてくださり、早速主治医の先生にお話し「それはよかったですね、」と言っていただき、まだ工事中の今の病院に申し込み11月半ばに出来たばかりのセンターに転院しました。昨日はまた別の怖い体験をしました。元有料の高架の道路から下りて行ったら突然正面から車のライトが。逆走車です。間違えて下りる方の道路を上ってきてしまったようです。何とか高架上まで行けば料金所のあったあたりは広いし大丈夫だとは思うのですが。今のところ事故があった様子はありません。今年もあと10日ほど、私が焦っても焦らなくても年は暮、新年は勝手にやって来るわけで、毎年の事ながら開き直りという常套手段に出るしかないようです。世間はといえば、国内外ともにきな臭い状態で、寂聴さんは今の日本は昔の開戦前とそっくりの空気だと言われます。恐ろしいことです。小心者の私はそんな事を真剣に考えていると鳩尾のあたりに鉄の塊でもあるようなドーンとした気分です。来年こそはもう少し平和な状態になって欲しいものと心から願っています。皆様、ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2012年12月20日
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橋は周りの景色や川の表情と相まって夫々の顔を見せている。同じ川でも橋から見る景色は全く違う。私が利用する橋は幾つかあるけれど橋そのものを眺めるのに一番気に入っているのがT橋である。川は橋の前後でゆるやかに蛇行し緑の深い流れと白い大きな州の上に緑の木々にかこまれて高い位置に薄い水色の橋は架かっている。しんとした静かな風情である。夫の歯科の通院でこのところT橋をよく利用する。このT橋、東海自然歩道に含まれているらしい。橋の下流側に歩道があり時々リュックを背負ったグループが歩いていたりする。昨日夕方歯科からの帰り、この歩道に大勢のカメラマンが三脚を立てて川下を写していた。ちょうど夕日が沈んだところで残照が遠くの山々から近くの川面まで美しく映えていた。今日も夕方通ったら曇っていたせいか時間が遅かったのか残照は全く見られずそれでもカメラは5~6台。まだ明るさを残した空を映す蛇行した流れとそれを取り巻く暗い茂みや木々など、今まで何故この景色に気付かなかったのかと驚くほど美しかった。位置によっては遠くの金華山山頂のお城も見えるのかもしれない。それにしても、こんなにカメラが並ぶのを見たことがない。本当は何を写していたのだろう。景色だけじゃないような気がするのだけど。。。。
2012年10月27日
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音もなく降る秋雨に濡れた木々はみな項垂れブランコもジャングルジムもしんと静まりかえって微動だにしない。木と木の間に張った巣に蜘蛛が一匹、これもじっと動かない。雨が降る前には蜘蛛は巣を張らないものだと聞いたことがあるが昨日までは秋晴れだったのだから仕方がないか。巣の真ん中で長い手足(?)を伸ばしているが下に向いている方が長め、こちらが頭の方ではないかと、何となく思う。虫の中でも一番苦手な蜘蛛のこと、どうでもいいようなものだけど。午後3時だというのにもう何となく薄暗くなってきた。若い頃と違い、わが身の越し方行く末をぼんやり考えてしまうような秋の風情が最近は苦手だ。空き地にススキが群生している。銀色のススキの穂から落ちる雫を眺めていたら近所の小学生の黄色い傘が横切って行った。久し振りの雨にちょっとしんみりしているモグラです。10月24日今朝は冷えました。秋も深まり、冷まじ(すさまじ)身に入む(みにしむ)などの表現がよく似合います。紅葉が一枝だけぴよ~んと枝垂れていたのを切って、葉も茎も赤紫色の露草に似た花、何て言ったかしら以前小芋さんに教わったのに忘れてしまったけど難しいカタカナの名前だった、と一緒に活けました。明日は月1のケアマネさんの来訪日。最近はケアマネさんの来訪に合わせて花を活けることが多いと気付きました。月1です。晩秋の我が庭には花がありません。これは言い訳。
2012年10月24日
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47年ぶりの岐阜での国体、関係者は大変だっただろうなあと思う事が幾つか。その一つが警備の問題。天皇陛下は仰々しい警備をしないようにと仰るとか。朝から制服の警察官が其処かしこに立っていましたが陛下が通られる何時間か前に通ったときには小旗を持った人々に混じって私服で、なかにはTシャツで県警の腕章をつけた警官が目に付きました。後で聞いた所によると、陛下のお通りになるときには腕章も外して警備に当たっていたらしいと。陛下のお心遣いと、何かあったら大変という主催者側の立場がこんな情景を作ったのでしょうねえ。メイン会場もお泊りになるホテルも長良川の傍にあるので街から離れて住む私は夫や娘の送り迎えにどうしてもそれらの傍を通るわけで、私にとっての国体は情けない話ですが会場の駐車場に並んだ他県の観光バスや駅からのシャトルバス、沿道の人々や交通規制といった道路に関する事ばかりが印象に残ってしまいました。何にしても無事に終わって本当によかった。選手の方々、関係者の方々お疲れ様でした。
2012年10月18日
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9月29日からの国体は10月9日に10月13日からの全国障害者スポーツ大会は15日に無事終わりました。国体の開会式には天皇皇后両陛下が、障スポの開会式には皇太子殿下がおみえになりました。私が普段通る道の辺にお泊りになるホテルがあるのですが、気が付いたら何時の間にか交差点からホテルまでかなりの距離の歩道にお揃いのプランターが並び花々を咲かせていました。お天気も良かったしコンクリートの歩道に置かれたプランター、水遣りは如何するのかなあ、と他所事ながら心配しておりました。何しろ人家に面した道路ではないものですから。13日夫を迎えに行った帰り、こう整然と並んだお花もいいものですねえ、などと話しながら帰りました。翌日は一人で通ったのですが 何と!葉っぱが萎れて枯れかけているんです。帰って夫に申しました「天気予報だと明日は雨らしいから、あの花たちも持ち直しますよね、きっと。」そして今日、予報通り午後から雨でした。でも夫を迎えに行った帰りには空っぽのプランターだけが並んでいました。夕方までにはプランターも片付けられているのでしょうね。折角雨が降っているのに。。。何時から置かれていたのか(多分29日の開会式の何日か前から)兎に角全ての大会が終わるまで一生懸命咲いて大会が終わると同時に力尽きて枯れ出したものか、或は大会が終わるまで夜中に業者がこっそり水遣りをしていたものか。多分後者だろうけど。。。街から川にぶつかるT字路があってそのT字路の真ん中に三角の割りに大きな花壇があります。いつも綺麗な花が咲いていますが時々その花の植え替えをしているのに出くわします。あのまだ綺麗に咲いていた花を如何するのでしょうねえ。考え出すと気になって夜も眠れない、というほどではないけれど気になるという事はホントです。長男が小3の頃、最後に食べようと思っていた給食のプリンを捨てられてしまい、捨てられたプリンのその後の運命のお話を書いていたのを思い出します。植え替えられた花達のその後の運命か。。。。
2012年10月17日
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17号台風に振り回された日曜日でした。この日、長男の所に用事があって、夫と相談の上夫に一日留守番をして貰って私が出向くことになっていました。そのために娘の帰省をずらしたりして息子も「じゃあ、京都まで迎えに出るよ」なんて言ってその気になっていましたのに台風です。テレビの気象情報を見ていますと日曜日の夕方あたりにはこの地方が暴風雨圏に入っている図です。これだと帰り暴風雨の中、駅から1時間ほど運転することになるわけで、これは怖い。第一、 身体の不自由な夫一人の留守居では何かあった時に対応できない。何しろ川の近くに住んでいますので台風や豪雨には神経質になってしまいます。地元の方の話では伊勢湾台風の時は二階まで水がきたそうですから。ということで息子の所へ行くのを延期。それからです。台風に備えて先ず滅多に閉めたことのない雨戸を閉めて回るのですが普段は戸袋に収まったままの戸は出たがらないし、中に虫が巣を作っていたりするし。外へ回ろうかと窓から外をよくよく見れば庭木の梢の間に何やら不気味な物を発見。あの迷彩色のような柄はスズメバチの巣?窓を少しだけ開けて長い棒で突付いてみましたら案の定巣は空でした。後は停電に備えて懐中電灯の電池を確認。普段行き来する場所には夫々大き目の懐中電灯が置いてあるのですが、普段は使わないまま電池は消耗していくわけで、封を切らない電池を空の懐中電灯の傍に置いておくのは如何だろう、などとケチ臭いことを考えたりしながら。その他竿を全部下ろしたり、植木鉢に倒れないように重しをしたり…昼過ぎには雨戸を閉めきった穴倉のような部屋で台風を待っていたのですが風は吹かず雨もそこそこ。どうやら台風は私を避けていったようです。被害のあった所の方々にはお見舞い申します。地震も津波もなく台風まで避けていく。いい気になっていると直下型の大地震がドーンと来るんじゃないか、濃尾大地震も周期的にはもうそろそろ来るころだそうだし、と事ある毎にどきどきしている臆病者のモグラであります。
2012年10月02日
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テレビの前を通ったらレポーターが街を散策するというよくある番組をやっていた。今日はこの街である。昔ながらの街並みで昔から伝わる手作りの工芸品など店先に並べている。喫茶店もお蕎麦屋さんも何処となくレトロな感じである。へえ~、こんな通りがあったんだ。この街に住み始めて○十年、この街のことを何にも知らないなあと普段から感じてはいたのだが。事もあろうにその通りがいつも朝通っている道の一筋となりの通りだったなんて。川から引き込んだ舟留まりに沿った堤防下の道は脇から直角に横切る路地からの細い道が幾筋もあり自転車がふわりと出てきたりして気をつけていてもヒヤリとすることがある。暑い間、毎回同じ時間に細い路地からひょいと現れるお婆さんがいた。いつも濃い色の踝まである長いスカートに白い帽子、背を丸め手押し車を押して来る。姿が見えると思わず時間を確かめてしまう。正確だ。毎日(私が遇うのは一日おきだが)同じ時間にどこへ行くのだろう。このあたりは寺院が多い、朝からお参り?願掛け?それとも彼女流のウオーキングか? 勝手に想像して楽しんでいたが9月に入った頃からばったり出会わなくなった。また例によってああだろうかこうだろうかと想像を逞しくしているが体調を崩したとか事故にあったとかの悪い想像が当たっていなければいいがと思っている。この街は先の戦争で川沿いの一部を残して焼け野原になったと聞いたのは最近のことである。金華山の上のお城も焼けたのか訊きそびれてしまった。これもまた気になる事の一つではある。
2012年09月18日
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娘の夏休みが終わりやっと静かな生活に戻ったとほっとしたのも束の間もう週末帰省です。最近の天気予報はほんとによく当たる。午後から雷雨があるかも知れないと予報で聞いてはいたものの強い陽射しこそないけれど明るい空で洗濯物も殆ど乾いているし帰ってから取り入れることにして家を出たのが午後1時半。それが学園に着く頃は大粒の雨が突然ぼたぼた降り出し駐車場の桜の木がざわざわ騒ぎ出し何時の間にか暗くなった空に稲光が縦に走り、ラジオからは番組の途中に竜巻注意報。頑丈な建物に避難といわれても車に乗っているときはどうすればいいのだろう。自宅近くに来た頃には雨も風もかなり穏やかになり雷神さまもどちらかへ行ってしまわれたよう。トンネルの傍の標識が「積雪注意」を忙しなく点滅させていた。雷神様の悪戯か?置き土産?
2012年08月18日
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夫を迎えに行く途中で雨が降り出した。大した降りではないけれど傘を持ってきてよかった。車椅子用駐車スペースが空いていた。後ろに車椅子を載せなきゃならないので頭から駐車する。と横の車の傍に車椅子が停まっていた。上半身で膝をかかえるような姿勢でじっとしている。変だなと思って「お手伝いしましょうか?」声が小さくてよく判らないが上体を起こしてほしいらしい。両肩を持って起こす。彼は両手で突っ張る、が又折れてしまう。もう一度起こす。「すみません、前に回って足を少し引っ張ってください」両足が萎えているようだ。「おしりを少し前に…」両足を抱えて少しひっぱる。やっと腰掛けた状態となる。「助かりました。ありがとうございました。もう大丈夫です。濡れてしまいますから」あと、どう手をだしたらいいのか判らずにただ傘を差しかけている私に「びしょびしょになりますから」と自分でドアを開け両手だけで運転席に乗り込み、片手に車椅子を引っ掛け持ち上げると勢いでヨイショと助手席に乗せてしまった。びしょびしょになりますから、は私のことを気遣ってのことらしい。気が付けばブラウスの背中が濡れてべったり背中に張り付いている。「ドア閉めますね。」ドアを閉めて彼の車の後ろを通って行きかけたら「ありがとうございました!」と彼の大きな声。私も負けずに大声で「どういたしまして!」彼は20代後半ぐらいの青年です。前にも見かけたことがありました。彼の運転席の前にサングラスが置いてありました。おしゃれのためのサングラスではないのかも知れないけど、ちょっとホッとしてちょっと嬉しくなりました。
2012年08月06日
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相変わらずの猛暑、午後突然の雷ついで大粒の雨。(水遣りしなくていいな)、(少しは涼しくなるかしら)娘を送って行く時はどしゃ降り。○ 子窓開けたら濡れちゃうよ。でも娘は窓を開ける。雨が降ろうが雪が降ろうが、多分槍が降っても窓を開けてしまう娘。ナビによると長さ1キロくらいらしいトンネルを抜けたら青空とまではいかないが明るい空で雨は降っていない。道路が濡れているから雨雲が通った後なのかもしれない。街に入ると雨の降った形跡はなく洗濯物をまだ取り込んでいない家がちらほら。浴衣を干してある家も。そういえば昨日は長良川の花火大会だった。娘の学園の花火(盆踊り)大会ももうじきだ。先週娘は年に一度着るだけの盆踊り(花火)大会用の服を持ち込んだ。花火模様の浴衣地で作った服はもう何年着ているだろう。毎年来年は新調しなきゃ、と思うのだが着た翌日お洗濯する頃にはすっかり忘れて1年経ってしまう。また1週間学園での生活。穏やかに、柔らかな笑顔で過ごせますように。
2012年08月05日
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「時間どろぼう」といえばエンデのモモ「時間よ止まれ」はゲーテのファウスト「時間を早送りして!」と時計を持って来るのは我が娘娘の頭には1日の予定がきっちりインプットされているらしい。ただ時間の観念が乏しいので、あるいはその予定というのが食べることのに関するのが多いからか予定を次々にこなしたいわけで「オヤツまで未だ1時間もあるよ。」とか「お夕飯はもう少し後でね」と時計を指差しながら、「この長い針がここにきたら」などの説明を聞かされているうちに娘は時計が時間を支配していると思い込んだのかもしれない。娘が時計を持ってくると、なんだか可笑しくって楽しい気分になって(こういう親も少しおかしいのだけど)くすくす笑ったり「モモ」を引っ張り出してきたり。やっぱりあまりの暑さに親子共々頭がふやけてしまったのかもしれませんねえ。今日も午後には娘が帰ってきます。戦闘開始です。(笑)
2012年08月04日
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堤防に上がるゆるい坂道を上がりきる直前視線が堤防の高さに届いた瞬間、逃げ水がシュルシュル逃げ出しあっという間に消えてしまう。その逃げ足の速いこと!こちら37度38度の猛暑です。娘は日に2~3度かき氷を食べるのを勝手に習慣としお昼寝でもう目がとろ~んとなっていても「かき氷を忘れた!」と思ったかどうか定かではないけれどガバッと起きてかき氷を要求したりします。かき氷器は子供達が小学生の頃のものですから我ながら物持ちが良いと感心しているのですが単にケチで処分出来なかっただけの事と薄々気付いてはいるのです。兎に角古いせいか効率の悪い事。一杯のかき氷を作るのに私は大汗をかいています。それなのにかき氷が私の口に入ることはまずありません。娘が帰省しているときのひとこまです。学園ではこういうわけにはいかないんですから私が大汗をかくくらい…だから娘が居る時しかこの大汗はかかないことにしています。少々夫に冷たいかしら? いえ、氷の事ではなく。。。。
2012年07月31日
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梅雨明け宣言の後の大雨。大粒の雨でベランダの屋根を叩く音は雹でも降っているかと思うほどでした。雨の合間にお隣へ急ぎの回覧板を回しに、帰りに見上げると屋根の樋の継ぎ目から勢いよく雨水が噴出しています。落ち葉でも詰まったのかしら。こんな時男手が欲しいとつくづく思います。尤も、夫が元気な時でもやってくれたことはないのですが。私はと言えば、ノコギリやトンカチの仕事は案外好きなのですが高い所がダメなんです。はてさて如何したものか。私には“今更他人に聞けない事”と言うのが時々あり先日も長男に「今更他人に聞くのはちょっと恥ずかしいんだけど」といって、多分世間では常識なんだろうと思える事を聞きましたら笑って教えてくれましたが。4月から無料化された元有料道路を消防車がサイレンを鳴らして通りました。そういえば今まで高架で有料のその道をサイレンを鳴らした消防車が通った事がなかったようにおもいます。ええ、音が違うので判るんです。そこで疑問が。緊急の消防車や救急車は有料道路でお金を払うのだろうか。払わないだろうなあ。じゃあどんな風にゲートを通るんだろうか。これなんかも今更誰にも聞きにくいんだけれど。。。
2012年07月23日
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梅雨の晴れ間に庭に出てみたらでっぷり太った野良猫が悠々と我が物顔で私の目の前を横切って行った。猫の顔の区別は出来ないけれどあの汚れ具合やあのふてぶてしさは時々我が家の物干し用ウッドデッキで日向ぼっこを決め込んでいる野良に違いない。やあ野良君、久し振りだねえ。棲家を追われたんだってねえ。で、今度は何処に住み着いたの?相変わらず無視かい! まあ君らしいけどさ。隣の土地の持ち主が変わった。先日不動産屋さんが来て、持ち主が変わること、整地することなど告げて行き、その後何日かはガタゴト大きな音をさせていたがすっかり綺麗になった日、再び不動産屋さんが来て「何も出ることなく無事に片付きました。ああ、猫が棲み付いていましたが追い出しました。これで新しい方に引き渡します。後から新しい地主さんが挨拶に見えるとおもいます。」丁寧な挨拶だがどうにも引っかかる言い回し。「何も出る事もなく無事に、って?」「時にあるんですよ、動物の死骸とかホームレスの白骨死体とか。大丈夫です。何も出ませんでしたから。猫を追い出しただけです。」なんとも気味の悪い話である。こういったことを当たり前として作業をしたり口にしたりしなければならない世の中が如何にも不気味である。野良猫くんも災難だったねえ。又、日向ぼっこにおいで。
2012年07月12日
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台風が東海地方を直撃するらしいというので昨日は普段閉めない雨戸を夕方明るいうちに閉め、雨風で項垂れてしまうだろうと思われる夾竹桃やハコネウツギの枝をばさばさ切って、さあどうだ!と台風を待った。それなのに風も吹かず雨も梅雨ならこんなものだろうという程度。ヤレヤレ…今朝庭でカタツムリ2匹を見つける。昨年刈り込んで貰った白木蓮は流石に花は少なかったが今や葉っぱをわさわさと繁らせている。その中に何やら白いもの。よく観ると小ぶりだけれど、一輪だけだけれどそれは紛れもなく木蓮の花。肉厚の花びらが少し開きかけている。木蓮の狂い咲き?台風の被害にあわれた地方の方々には申し訳ないがほっとしている。今朝は川沿いの道を行かなければならないので。増水した川の堤防を走るのはほんとに恐ろしい。だから昨日は雨を心配していたのだが今朝の川は増水してはいるものの案外大人しい流れだった。有料道路が4月から無料化され、今まですいすい走っていたトンネルが最近は出口のあたりで渋滞のシッポに付く事になる。無理もないのかなあ。。。
2012年06月20日
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午前中、陽射しは弱いが風は爽やか。雨後の筍というけれど、雨も降らないのに竹がにょきにょき。腰を屈めた状態で片端からじょきじょき切ってまわった。ついでにオガタマの木もかなり思い切ってチョキチョキ。これでサッパリしたと家に入ろうと踵を返しかけて目の端にチラと見えたのは、ん? あれはなんだ?垂直に伸びた枝の上部を今切ったばかりなのだが、その切り口の直ぐ下にぽっこり膨らんでいる濃緑と黒の迷彩色。兵士が着ている迷彩服、といっても実物は見た事は無いのだが、あれそっくりである。保護色といえばそれまでだけれど、これはやっぱり迷彩色の方がぴったり。よく観ると蛙が垂直の枝に両手両足でしっかりしがみついている。ちょっと前まではその上に枝葉があって己が姿を隠してくれていたものを突然切り取られて、そりゃあ吃驚しただろうけど普通蛙ってもっと平らな面に置物を置いたように居るもんじゃないの? こっちだって吃驚しましたよ。毎年見る雨蛙は、も少し小さくてペンキ塗りたてのようにヌメーッと黄緑が鮮やかだけど今日のはちょっと大きくて艶はないしやっぱりジャングルに身を隠している迷彩蛙と言いたい。でも、ほんとは何蛙なんだろう。
2012年05月24日
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4月の初め頃、ホームセンターで金環日食用眼鏡を見つけ面白そうだと衝動買いしたのだった。それがテレビで日食の話題が過熱し始めるとそれに反比例するように私の気持ちは萎えてゆき何となく引き出しにしまった眼鏡を出しそびれていた。テレビの画面に太陽が欠けていく様が刻々と写し出されていく「折角だから観てみようかな」声に出して自身に勢いをつけ眼鏡をだした。7時20分外へ出てみる、天気が良くてよかった。外に出てみると何だか妙に静かな様子、いつもこの時間だとそろそろ登校する子供達の声が聞えるんじゃないかなあ。太陽を見る。意外に小さいけれどはっきり欠けているのが見える。人っ子一人通らない、と道路に出て見上げていると角から犬に引かれて顔見知りの奥さんが出てきた。「あ、見えます?」「大分欠けてますよ、観ます?」「あらぁ、綺麗にみえますねえ」夫はまだ食事をしていた。テレビでは何処だかの島の子供達が天気が悪くて楽しみにしていた観測が出来なくて…などとやっている。それからはっと気が付いてもう一度出てみると太陽が環になる寸前だった。辺りがそこはかとなく暗い。うす曇の暗さとは違う。気のせいか何処となく不気味な暗さである。観ていると意外に早い速度で環になった。おお!これが金環日食か!一応夫にも声をかけてみた。「環になりましたよ。観ます?」「ああ」杖をついて出てくるのに少し時間がかかり夫が観たときは環の一部が既に切れていた。この辺りで太陽の環が見られたのは平安時代以来だとか、それにしても何日も前から大騒ぎしていた天体ショーはなんともあっけなく終わってしまった。8時10分家を出、透析の病院にむかう。街にはいつもの喧騒が始まっていた。
2012年05月21日
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ドアを開けると高校野球の歓声がわっと押し寄せてきた。「あら、もうベストエイトがきまるんですか」「うん」再び夫の後ろを通るとき「見送り三振!」のアナウンサーの声。何にでも引っかかる私「三振のシンは振るという字ですよねえ。見送って振らなかったのに三振というのは変じゃないかしら?」「うん」私の声が聞えていて聞いていないらしい。「これもやっぱり正岡子規の翻訳なのかなあ…」「うん」やっぱり聞いていないようだ。足首のあたりがひやひやと冷えるが陽射しは柔らかく暖かい。洗濯物も気持ちよく乾いた。三重高校は敗れたらしい。
2012年03月27日
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夫が高校野球を観ています。今日の甲子園はいかにも寒そう。こちらは昨夜の雨はすっかり上がり適度な風と陽射しが気持ちの良い一日となりました。夜の9時頃、娘が今は使われていない元の居間で何やら探し物を始め、その内私の手を取って連れて行き何やらを探し出せ、と訴えるのですが娘の求めることは大抵解るつもりの私にもこう唐突な要求はわかりません。言葉の無いということは哀しいことです。すったもんだしている内に二人のボルテージはどんどん上がり爆発寸前に娘が別の部屋から灰皿を見つけてきました。シュルシュルと回るあれです。夫がタバコをやめてからもう何年も経ちます。これでやっと理解しました。昼間私が梅干を食べました。娘は昔から梅干の種に拘りがあり苦手でした。見るのも怖い(?)ようで、そういえばあの頃灰皿にシュルシュルして隠してやったものでした。娘は昼間私が梅干の種を台所のゴミ袋に捨てたのを突然思い出し気になりだしたらしいのです。それからが大変で、幸い土曜日がゴミの日なので袋の中身は少ないのですがほとんど生ゴミです。その中から梅干の種二個、やっと見つけて拾い出しました。それからシュルシュルやって元あった部屋に戻してくるとさっさとベッドに入りじき寝息をたて始めました。その穏やかな寝顔を見ていたら可笑しくなってしまい笑いの発作みたいに暫く笑いが止まりませんでした。夫の寝室から咳払いが聞えるまで。久し振りの娘の「梅干の種騒動」でした。
2012年03月24日
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昨年定期点検時フロントガラス(助手席の前)に2,3ミリの傷が見つかり、車検は通らないとか何とか言われたけれど12月の車検では何も言われず、私もすっかり忘れていたら先達ての大雪のとき、気が付けば傷から左右に8センチと12センチ、ピーっと割れ目が走っていた。ヤ!ヤ!これは・・・翌々日には12センチが22センチに。(ちゃんと計ったんだから)取り敢えず電話で相談。車両保険を使ってもフロントガラスの場合は等級は下がらないんだとか。「このまま次の車検までほおっておくというのはどうかしら?」と半分冗談で言ったら「その割れ目、端まで走りますよ」と真面目に言われてしまった。昨日今日と暖かい。一昨日、月一回のケアマネさんの訪問とあって久し振りに庭に出て花を探した。椿が咲いているだろうと期待してたのにまだ硬い蕾。かわりに蝋梅が木のてっぺん辺りだけに咲いていた。高枝鋏で苦労して切り落とし玄関に活けたら、それからは玄関の戸を開ける度にふわぁっと春の香り。今年はことのほか暖かい春が待たれるがまだ余寒があるらしい。
2012年02月25日
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そのトンネルに続く道を行くとき “分け入っても分け入っても青い山”がいつも口をついて出る。ゆるい坂道を山の中に分け入って行くような。トンネルの入り口近くが大きくカーブしていて最近そのあたりで何ができるのか工事が始まっている。私が出かけるときは反対側からトンネルに入るのだが、ぬけるとすぐ工事用車両の出入りを誘導する旗振りの警備員が一人立っている。先週まで寒かった。着膨れた警備のオジサンが一人風に吹かれてじっと立っている。雪の日も積もった雪の中に立っていた。雨の日も立っている。そこを通る度に「じっと立っているのは寒いよね」とつい呟いてしまう。足が冷たいだろうな。低いけれど山に囲まれていて晴れた日でも陽がさすのは2時間もないのではないかと思われる場所だもの。昨日あたりから少し暖かくなってきて、今日はかなり楽だった。今日は火曜日、トンネルは通らなかったけどあのオジサン、今日は少し細身になって立っていたんじゃないだろうか。このあたりでは国府宮の裸祭り(今年は2月4日)の頃が一番寒いと言われている。春はそこまできているよ。
2012年02月07日
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朝8時、娘といつものドライブに出かける。昨夜は一晩中雨音がしていたが今は止んで、時々薄日も射したりし始め、雨にぬれた雑木の山々はその重なったあたりから靄が立ち込め、さながら一幅の水墨画を見るよう。「○子、山がきれいだねぇ。」娘は聞いているのかいないのか、最近はまっているらしい〈コンドルが行く〉を彼女バージョンでハミングしている。穏やかないい顔をしているな、と思う。最近の娘は拘りがひどくて先生達を手こずらせている。以前は「○子ちゃんは何をやってもあの笑顔をみたら許せちゃいますよねえ」とか「次は何に拘るだろう、と私達楽しんでるところもあるんですよ」などと言われていたのに最近はとんと聞かれなくなってしまった。無理もないけど。夜、固定電話が鳴るとドキッとする。それが学園からだと一瞬で緊張の塊と化す。今日のような顔で穏やかに一生を送って欲しいと親の気持ちは欲張りだ。一番難しそうなことだもの。娘よ!せめて今日一日のんきに過ごそうよ!アイスでも食べながら。
2012年01月22日
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昨日子供達が全員それぞれの場所に戻り我が家のお正月は終わりました。昨年は世間は大変な一年で我が家も色々あってかなり大変な一年だったように思えるのですが、まあ上を見れば限が無いし下を見ればこれまた限が無い。と、いつものようにこんなものでしょうと自分に言い聞かせております。12月、夫が入退院を繰り返しお正月は病院かな?と半ば覚悟をしておりましたが何とか家で新年を迎えることが出来ました。クリスマスには入院患者にステキな大判のマフラーがプレゼントされ翌々日に退院でしたので貰い逃げみたいですね、と冗談を言えることに感謝でした。娘はこのところ調子が良くなくて学園でガラスを割ったり、それも2回も、その他にもいろいろ先生達を手こずらしているようで帰省中夫の透析の日は息子達が協力してくれて何とかなりましたが学園での大変さがよくわかります。今日はやっと二人の静か過ぎる生活に戻り、思わず鼻歌など歌いながら家事をしているとふと娘のことが甦り鼻歌など歌っていては申し訳ないような気がしてしまうのです。とは言うものの本来能天気な私のこと、まあ何とかなるでしょうとそう落ち込んでいるわけでもないのです。明日はドクターに相談にいきます。まあドクターは現場の人ではありませんから・・・今年は明るい年にしたいものですね。なりますよ! きっと!
2012年01月05日
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甥の連れ合いが交通事故で亡くなりました。ひき逃げです。尤も目撃者がいてすぐ逮捕されたそうですが。身内にこんな事が起きるなんて。ショックです。それでも甥は気丈に振舞っていましたが子供二人可哀想で慰める言葉が見つかりません。
2011年12月13日
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9時ごろ月を見に出ると見上げる顔に雨がパラパラ、小さな薄雲が流れていてまん丸な月がススススーと走っているような錯覚を覚える。西の方には黒い雲が厚いし今夜の皆既月食はむりかな、と家に入った。なぜか月に拘る娘に、せめて満月を見せてやろうかとベッドを覗くと既に軽い寝息をたてていた。11時ごろ、ふと思いついて外に出てみた。小さな三日月のような月のかけらを見つける。よくよく見れば丸い輪郭らしいものがくっついてみえる。なんだ、こんなものか!それより久し振りに夜空を見上げたような気がする。明るい星々がこんなに沢山、月光が無いせいだろうか。皆既月食をそれほど期待していたつもりもないのだけれどちょっと拍子抜けの感がある分、星の美しさには得をした気分。車も通らない夜中の道路の真ん中で一人空を見上げている自分の姿を思い描いてみて急いで家に入った。もう寝ます。
2011年12月10日
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先月、最高裁判所から分厚い封筒が届きました。裁判員候補者名簿に登録された通知です。登録されただけで裁判員に選ばれたわけではありません。ちゃんとした理由があれば辞退を希望することが出来るんですね。DVDやマンガでこの制度の説明を懇切丁寧にしてあります。これが人事であれば野次馬的関心は無いわけじゃないのですが自分がもし最終的に裁判員に選ばれたら、と思うともういけません。幸い幾つかある「辞退できる理由」に私の当てはまる理由があり早速辞退を申し出ました。裁判員になったら自分が裁判員になったことを公表してはいけないのですが私は辞退出きる立場で辞退したわけですから構わないと思うのですが。。。本年度後半、私ついているのかも知れません。宝くじでも買おうかしら。
2011年12月02日
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先々月接触事故にあいました。T字路で左折車線の私の車に右折車線の車が急に左折してきて接触しました。私は夫を病院へ送る途中、先方も別の病院へ行く途中。その場ですぐ警察に行かなかったのが間違いの元でした。午後待ち合わせて現場ちかくの交番に出向きました。先方はその時ご主人が一緒に来ていました。その時の先方の話では:途中工事中だったので道を曲がったら変な所に出てしまって迷ってしまった。:後ろを見たら車がこなかったので左折しようとしたらぶつかってしまった。:ドアに当ったと思ったので人身事故になるかと心配したが人身事故でなく ほんとによかった。:現場での第一声も「すみません」でしたし、話の間にも何度も「すみません でしたね」が入り帰りには菓子折りまで用意していて「私の気持ちだから 受け取ってもらわなくては困る」と押し付けるように渡された。:先方と一緒に交番に出向くとき後ろからご主人が「お前は右に行こうとした のか、左に行こうとしたのか。どっちだ!」奥さんが説明しようと言いかけ たら「右か左か、どっちだ!」と凄い剣幕で、一緒に居た私はビクッとして しまいました。奥さんが「左」というと「そりゃいかんわ、お前は(行き先 は)右に行かなきゃいかんのに」ところが後日保険会社に言っていることがまるで違うんです。その違い方も最初の頃とだんだん変わってきてお終いには私が後から来て停まっている車に接触したことになるような言い分らしいのです。あまりに言い分が違うので第三者の調査会社に調査を依頼することになり先日調査会社の人がきました。しばらくして責任の割合が1対9(私が1)でどうだろうかと電話がありました。ただ相手にはまだ連絡がついていないが、ということでしたがその電話があってからもう2週間近く経っています。偶然に保険会社が同じだったのですが先方が何に拘っているのかよく判らないんです。1対9が4対6でも私は構わない気がするんですがただ、事実とは反対に私の方が悪かったと言われると、それはちょっと。。。本日12月1日、連絡があり1対9で先方とも話がついたということでした。ほっとしました。解決するまではなんだかモヤモヤしてPCに向かう気にもなれず、とブログを更新しない恰好の言い訳になっていたのですが。今度の事で色々な事をしりました。先ず、黄色の線を車が跨いだかどうかが問題だったこと。 保険は責任が1でも9でも下がる等級は同じだと言う事。 事故はすぐ警察に行かず後からだと飲酒運転を疑われたりすることがある、 と言うこと。それに今度みたいに話しが変わってしまう事もありますしね。まあ、私が知らな過ぎたということなのでしょうが。とうとう12月、何時の間にか欅はすっかり葉を落としてしまい我が家の貧弱な銀杏も見事に黄色くなりました。何となく忙しい気分になってきました。
2011年12月01日
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今夜7時ごろ美しい月でした。満月かと思うほど全き円に見えましたがどうも満月は明日か明後日らしいです。このところ気持ちの良い秋晴れで洗濯物もよく乾きました。娘が日曜日に帰園し毎週のことですが月曜日は洗濯物がどっさり出ます。昨日干しに出たときに枯れ色のカマキリが外壁の高い所にとまっていて首を傾げて私の方をじっと見ている姿勢のままで固まっていました。高い所だし目を離さずに干し終えました。午後取り入れに出たらもう居ませんでした。カゴに取り入れて家に入ろうと振り向いたら何とドアの直ぐ下に細身の緑色のが1匹ドアを開けるとドアの蔭になる位置に大振りのが1匹。私が外に出た時大きい方は開けたドアの蔭で気付かず、もう1匹は知らずに跨いでいたわけです。私、乾いた洗濯物のカゴを持ったまま固まってしまいました。そのドアからしか家に入れないんです。2,3分思案しましたが意を決して静かにドアを開け息をころしてやっと家にはいりました。今日ドアを少し開けて下を覗いて居ないことを確認して外に出確かめましたら大振りの方がドアの昨日とは反対の壁の下の方、細身の1匹がいた近くに居るんです。細身の方はどこへ行ったんだろうとか、カマキリの習性を考えたりしてぞっとして家に入り明日は外に干すのはやめようと決めました。辛夷の実の皮がはじけ赤い実が沢山なっています。もう20年くらいになりますか美術館の庭から種を拾ってきて実生で大きくなったものです。いまや車庫の屋根をはるかに越える木に成長しました。考えるまでもなくそれだけ私も歳を重ねてきたわけで。辛夷の木を見上げて溜息一つ。こんな秋の1日でした。
2011年10月11日
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朝から降ったり止んだりとお天気の定まらない一日だった。地面は終日濡れていた。車をバックで入れていると、黒っぽい半袖Tシャツの(今日はかなり涼しかったのに)男の人が入ってきて廃品はないか、と聞いてきた。ガラクタでも何でも持って行きます。タダです。と日本語だけど外国人だなと感じる喋り方である。うちは今無いからと断ると、隣は?と指差す。事務所と資材置き場に使っていたお隣さんが会社を閉めて引き上げてから空家である。何年も経つが大きな倉庫はそのままである。倉庫といっても三方が壁でそれに屋根が乗っているだけでこちら側は大きく開いたままだから中のガラクタは丸見えなのだ。見るからにガラクタだけど土木の会社だったから錆びた機械のようなものや鉄板や、兎に角金気のものが多い。1ヶ月ほど前にも同じように外国人らしい廃品回収の人がお隣さんのガラクタの事を聞きにきた。「お隣は家の物じゃないのよ」「宝物がいっぱいある。掃除したい」と、にこにこ。掃除したい、という言い方が面白いな、とおもったが「ちゃんと持ち主が居るんだから勝手に持って行っちゃだめよ」「ああ、ダメね」体の前に腕でバツを作りダメ、ダメと言いながら出て行った。台所の北の窓からお隣さんの庭跡が見える。木の枝に蜘蛛の巣が掛かっており雨に濡れて雫がきらきらゆれている。家主の蜘蛛の姿は見えない。先日の台風の時、蜘蛛は巣の真ん中で強風に煽られ吹き飛ばされそうに見えながら頑張っていたのに今日は巣は空家である。(ガラクタなんて言って悪かったかしら。お隣さんごめんなさい。)
2011年09月30日
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台風で増水した川はすっかり水嵩が減ったとはいえ何となく普段の流れではないように見える中に逆光なので何かははっきりしない黒い影が等間隔に3つ。橋の上から徐行しながらチラチラ見ていると黒い影から時折細い銀色の光がひゅっと伸びる。釣り人である。鮎だろうか。帰りは対岸に金華山。ここからは山頂のお城は見えないが金華山を映す流れは山と同じ深い緑。金華山から離れ流れる川面は今日の秋空を映して真青。なんとも気持ちの良い秋日和である。庭はすっかり虫の世界だけれど、オーシーオーシーツクッ、オーシーオーシーと鳴き声を端折った元気のない声がきこえた。今年聞く最後の法師蝉の気がする。昨日は娘と一日やり合ってすっかり疲れてしまった。娘の拘りがあまりにも執拗なのでつい感情的になってしまったのが間違いのもと。大人気ないと反省しきり。今朝体重が1kg減っていた。○子のせいだよ。
2011年09月25日
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今日はお彼岸のお中日、朝夕すっかり涼しくなりました。暑さ寒さも彼岸まで、昔の人はよく言ったものです。あの暑かった夏がウソみたいです。今年は、いや去年もだけど緑のカーテンが大盛況でした。朝、病院に送って行く道にも朝顔のカーテンがあります。交差点角の喫茶店は西が入り口、北に大きな窓がありこの窓にネットを張って朝顔の緑のカーテン。大きめの花は濃いブルー、葉も元気に繁っています。どういうわけか朝はいつもその交差点で信号待ちとなり朝顔の花の数がだんだん増えるのを楽しんでいましたが迎えに行く時は道路も空いていてスイスイ通ってしまうせいか朝顔の事はすっかり忘れています。それが今日、お昼の1時頃たまたまそこで信号待ちすることになり朝顔に気付きました。朝と同じように濃青の花がいくつも咲いていました。家の朝顔は、と言っても毎年勝手に咲くのですが午前10時過ぎる頃には萎んでしまいます。朝顔というものはそういうものだと思い込んでいましたが品種の違いでしょうか、それとも喫茶店の朝顔は北向きに咲いているせいでしょうか。因みに、家は南の場所に咲きます。この歳になって朝顔のことで悩もうとは。情けないことです。そういえばお彼岸だというにのに今年はまだ彼岸花を見ていません。
2011年09月23日
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昨日娘を迎えに行く時は空一面に薄雲が広がってはいたものの明るかったし、でもまあ一応傘を持って出かけました。先生とちょっとお話してから娘に急かされて玄関に出ると丁度雨が降りだしたところらしく地面は殆ど濡れていないような色をしていましたのに車までの何メートルかの間に突然空が破れたようなどしゃ降りになって二人ともびしょびしょになってしまいました。車で30分ほどの道のりを帰ってきますとこちらは降らなかったらしく道は乾いていました。昨日娘達はデイキャンプだったんです。キャンプでは何とか降られずに帰ったわけで、まあ良かった良かった。。。今日近くの小学校では運動会でした。朝、娘といつものドライブという名のコンビニ巡りに出かける頃には道路の片側にびっしりと車が並び水筒やお弁当(多分)の入った荷物を持ったお父さんやお母さん達が歩いて来るのに出会いました。お昼ごろ台所に立つと窓の外はかなりの雨、運動会はどうなったのかな、と思っていると「雨の中、これが最後の競技となります」と放送が聞えてきました。ええ?この雨の中でやってるの?毎年午後からもやってるのに、今年は雨で端折ったのね。暫くして雨は止んだけれど、外を見ると当然の事だけど車は一台もありません。最近の雨の降り方は罪ですよね。
2011年09月17日
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朝夕めっきり涼しくなって虫の声がかなりかまびすしい。というのも、家の中で鳴いているらしいのだ。私にはギーギーギーと聞えるが澄んだ音ではないがリーリーリーと聞えなくもない。コウロギの一種だろうか。洗面所から聞えたり、階段下の押入れから聞えるような気がしたりする。姿を現したら補虫網で捕まえて外に出してやるのに。私は原則としてアリ、ゴキブリ、蚊以外は外に出してやる事にしている。だから小さい子供も居ないのに補虫網は我が家では現役である。虫は苦手だけれど秋の虫くらいは大目にみよう。だが♪秋の夜長を鳴き通すゥゥ♪の後、洗面所の隅で一生を終えるなんてことは勘弁して欲しい。小さな虫の骸でも見つけると一瞬ギョッとし徐に箒と塵取を持ってきてへっぴり腰で掃き取り処分する。君達だって陰気な階段下より秋草の根元で瞬く星を見上げながら逝くほうが幸せでしょう。今も盛大に鳴いている。まだしばらくは元気なようだ。
2011年09月15日
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昨日の月はほとんど円く美しい月夜だったが今日が中秋の名月だとか。日中は澄んだ青空だったが残暑は厳しく法師ゼミは最後の命を振り絞って鳴き急いでいる。だがそれもせいぜい19時まで後は虫の夜である。昨夕娘を送って行くと月に拘る娘は車の窓から居室の窓からそっと月を覗いていた。今夜もきっとカーテンを少し開けて月をチラッと眺めてカーテンを閉め暫くしてからまたチラッと覗いたりしているのではないだろうか。いつものように娘に歌を歌ってやっていたら突然昔昔母が子守唄のように歌ってくれた歌がでてきた。幼かった私の大好きだった歌なのに何十年も忘れていた。 ♪南の風の吹く夜さは 空には白い天の川 三ツ星 四ツ星 七つ星 取りてみたら つい眠り ついつとろりとねんねしな 朝まで知らずにねんねしな♪ついでに思い出した歌も 雁が帰る 雁が帰る 雁が 雁が帰る 襷に並んで雁が帰る 海が荒れた 山が荒れた 風で 風で荒れた 帯になって 紐になって 雁が 雁が帰る
2011年09月12日
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久し振りの晴天。気持ちの良い風は明らかに秋のものである。窓と言う窓を開け放ち家中に風が走りぬけ風鈴が爽やかな音色を響かせる。秋の風鈴には秋団扇に似て過ぎた夏をそこはかとなく惜しむ風情がある。ただ単にものぐさが仕舞い忘れていただけであったとしても。因みに私のカバンにはまだ扇子が入っている。 眠くてここでダウン。以上9月6日の分先週金曜日シャントがつぶれてしまい月曜日に入院、手術。今回はうまくいって今日退院しました。普段私の作る食事が減塩が厳しすぎる、オカズが不味い、と文句たらたらだったものが、病院の食事を食べたら家の食事の方が美味しく感じる、と。家でももう少し減塩を厳しくしなくては。。。とこれは私の心の内で。たった3日の入院でも洗面道具から下着の替え、バスタオルに何枚ものタオル、沢山の薬類等々結構持ち込むものがあるものです。リュックを背負い大きなカバンは車椅子の夫の膝に乗せての恰好で入退院しました。まるで山にでも登るような恰好だと言いながら。(ここから8日)昨夜はやっと眠れたと晴れやかに起きてきました。眠る事の下手な人ですから耳栓を持っていきましたがやはりあまり眠れなかったようです。私なんかお風呂の中でもPCの前に腰掛けていてもコクーンと眠てしまうのに。とりあえずここまで。3日分の日記です。
2011年09月08日
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天気予報も雨だったし今朝は隣家から垣根を越してしだれている葉っぱからぽとぽとと雫が落ちていたし洗濯物を干す事は諦めていたのに午前中から日差しも強く暑いこと暑いこと。でも土日は台風が近畿、東海を直撃しそうだし二百十日の頃は暦通りに台風が来るんですねえ。昨日、朝送って行くときは良いお天気で迎えに家を出るときは青空半分白い雲半分で明るかったのに透析室前の待合室でぼんやりしているうちに何時の間にか外は暗くなり、怪しくなってきたな、と思案しているとお馴染みのご夫婦が透析を終えたご主人の車椅子を奥さん(A)が押して出ていらした。「怪しい空模様になってきましたね。」と私。「あ、降ってきました?」と早口で奥さん。この奥さんは運転しない。毎回実家の兄嫁さんに携帯で頼んでいる。「今終わった、うん、お願いできる? すいません。うん、頼むね。よろしくね。」などと。初めの頃は、お隣のお兄さんが「歩きじゃたいへんだ僕が車出すよ」と言ってくれて、行きは歩き帰りだけ頼んでいたそうである。それを実家のお父さんが聞いて、他人がそんなにしてくれているのに身内が知らん顔していてどうする! ということで兄嫁さんがきてくれることになったと奥さんの話である。週3日、頼まれる方も負担だろうが毎回頼まなくてはならない方も辛いだろうな、と電話の声を聞きながらいつも思う。雨が本格的に降ってきた頃、エレベーターが開いてびしょ濡れの奥さん(B)が出てきた。「ゲリラ豪雨だねえ」と言いながら。ご主人は歩けるけれど透析の後はこの待合室でしばらく休んでから帰られる。この奥さんは運転するのかどうか、いつかお二人でタクシー乗り場のベンチに掛けているのを見かけた事があるが。しばらくすると雨は小降りになり少しずつ明るくなってきた。ご自分で車を運転して帰られる如何にも現役サラリーマン風の男性が「あれぇ、降っていたんだ!」と大きなガラス戸から空を見上げ「参ったなあ、駐車場の一番奥(遠く)に停めてあるんですよ」と振り向かずに嘆く。周りには私しか居ないから「こんなに明るくなってきて、直に止みそうですよ。」と私。男性はやはり振り向かずに少し待った方がいいですねえ、と言ってる間に雨はほとんど止んでいた。車椅子の人はほんの一握りで大概はご自分で帰っていく。糖尿病で失明したとかの男性にはヘルパーさんが迎えにくる。ヘルパーさんの後ろから両手で肩につかまり階段をつかって下りて行かれるのには驚く。もう30分以上待っているが夫はまだ終わらないようだ。夫は血管が非常に細く、詰まりやすいせいか時間がかかる。この待合室に最後まで残るのはいつも私である。
2011年09月01日
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昨夜はどこかで盆踊りがあったらしく盆踊りの歌が遠くで聞えていました。そこからの連想なんですが、精霊流しとか流し雛(高山の方には白線流しなんていうのもありますが、あれは女生徒が拾うらしい)など川に流したものは後どうなるんでしょう。下流で誰かが回収しているんでしょうか?回収したものは如何処分するんでしょう。それとも川べりの葦の間に引っかかっていたり川の真ん中の浅瀬で干からびていたり、海まで流れて波除ブロックにコツンコツンと打ち寄せていたりするんでしょうか。連想って羽根が生えているようにどんどん遠くへ広がってしまいます。もう連想というより妄想ですね。困ったものです。。。
2011年08月25日
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川沿いの道を行くと市街地に入るまでに三つの橋の傍を通り四つ目の橋を渡る。朝は三つ目の橋を渡る車が多い為そこまでがいつものろのろ運転になる。朝方降っていた雨は上がってはいたがビニールのレインコートを持ち月曜日だからと早めに家を出た。時間のせいか天候のせいか今日はわりにスイスイと走り三つ目の橋の交差点で前の車が黄信号で行ったので私が先頭で信号を待つことになった。ここまで来れば後は楽、と息をはいて何気なくバックミラーを見るとずらーと車が連なっている。何時の間にこんなに・・・何しろ川沿いの一本道だからな。よく渋滞に巻き込まれると、いったい先頭はどうなってるんだろう、などと考えるが今日はその先頭に自分が居るわけで今までにいくらでもこんな状況に出くわしているだろうに、こんな不思議な気持ちを味わったのは初めてである。丁度道が緩やかにカーブしているからどこまでも連なっている車の尻尾が見えない。私は今、渋滞の先頭にいる!だから如何だというわけではないが。信号が変わって発進してしばらくしてからミラーを見ると付いてくる車は10台くらいか。だから如何だと言う訳ではないのだが。
2011年08月22日
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夫を迎えに行って来てから遅い昼食を済ませる頃に雷。南の窓も急に暗くなり急いで干してあった洗濯物を取り入れに行く。大きな蝉が一匹、雷に驚いたのか闇雲に飛び回り私に体当たりしそうになり思わずギャァっとはしたない悲鳴をあげてしまう。ウッドデッキの天井は透明な波板なので小鳥が歩いていても落ち葉が溜まっていても丸見えである。何気なく見上げると蝉の亡骸が三つ四つ。さっきの蝉の仲間だろうか、かなり大きい。短い命を生ききって果てたのだろうが、何もよりによって灼熱の屋根の上で果てなくても。。。洗濯物を抱えて家に入ろうとした時、法師蝉の声を聞いた。一匹だけ。今年の初法師蝉である。残暑がどんなに厳しくても、つくつく法師の大合唱が聞こえだすとそこはかとなく夏の終わりを感じさせてくれるのだが。今日も暑かった!
2011年08月15日
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昨日10日、娘の学園の盆踊り大会でその後帰省。転勤で他所に移られた先生方も何人かいらしていて「ああ!○子ちゃんの盆踊りの衣装だ!懐かしい~」とか「○子ちゃん、花火のお洋服かわいいねえ」とか言ってくださるけれど、要するに何年も同じ花火模様の浴衣地で作った服を着ているということ。年に一度しか着ないけれど、ざぶざぶ洗って仕舞うせいか何となく色褪せてきたような。○子は何と言われようが(一応褒め言葉だけど)意に介さずただひたすらアイスの配られるのを待つだけ。待ちに待ったアイスを二人分さっと食べてしまうともう私の盆踊り大会は終わりました、とばかりにさっさと自室に戻り荷物を持って帰ろうとします。夏休みとは言っても14日までなんですが皆が帰省中に居室の殺虫、消毒をするので持ち込んである荷物を全部持ち帰らねばならず、車は学園からちょっと離れた臨時の駐車場に停めてあるし、それに帰省の手続きは盆踊りが終わってからだし、どうしたものかと喧しい娘の相手をしながら思案しているとある先生がさっさと手続きをすませお布団の包みを駐車場まで運んでくださいました。もう、感謝感謝です。駐車場でお布団をトランクに入れようと四苦八苦していると(奥の角で入れにくい所でした)知らない男性が「僕がやりましょう」とヒョイと持ち上げて入れてくださいました。多分、誰かお仲間のお父さんだと思うけど。こちらも感謝感謝です。そんなこんなで昨日今日と振り回されっぱなし。今日、昼寝している間に買い物に行ってくれば西日の当たる玄関の前にオデコやホッペタに汗を垂らしながら立っていました。夫に聞きましたら20分ぐらい立っていたとのこと。家の中でも眠っている時意外はいつも私の後ろにいます。金魚の糞じゃあるまいし!我が家は夏休み真っ盛りです。
2011年08月11日
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今日は立秋だとか。他所様のお庭に紫と白の桔梗が沢山咲いているのを眺め、もう秋の花ですねえ、などと話していたら突然ラジオから今日は立秋で・・・と聞えてきた。そういえば心なしか秋の気配が・・・などとは何処を探してもあるはずもなく殊のほか暑い一日でした。最近庭にハグロトンボやアゲハチョウがよく来ています。羽黒蜻蛉はトンボのくせに真っ黒な羽をヒラヒラとまるで蝶のよう。触るのはダメだけど見る分にはなかなかなもので、買い物からの帰り荷物を持ったまま見惚れていたりします。6日、9日と原爆忌。今年はまだ句を作っていません。今年は原発事故があって「原発忌」と言う句を見ました。そのうちに原発忌も季語となるのでしょうか。原爆忌も原発忌も忘れてはならない事だけどどうしても重たく辛い句になってしまいます。事故の後の句 地と海の慟哭を聴く蓮の花 桜とは哀しきものよ空に満つ これ以上頑張れとかや花の雨 悲しみは茄子紺の闇蛙鳴く 以上 野分
2011年08月08日
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