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1月12日まで待ち、呉偲佑は今年も日本で引続きプレーしたいという考えを捨てた。
彼曰く、自分はずっとチームからの回答を待っていたのに、全く連絡がなかったのだ。
外国人選手との契約はこんなに遅くはならないだろうし、また、千葉ロッテがすでに水面下で外国人選手と契約したと知り、それなら台湾に戻って職棒入りしたほうが良いと考えた。
実は西武とヤクルトから獲得意志があったが、彼はすでにロッテの環境に適応していて別のチームに行きたいとは思わなかったので、代理人を通じて断った。
「安打、安打、全塁打!」はファンが応援のときに使う定番の言い回しだが、呉偲佑にとっては永遠の痛みとなってしまった。彼は日本の一軍では勝利投手になることはできなかった。ここ2年で残ったのは不完全な記憶だけだ。
唯一一度の勝利投手のチャンスは、彼が6.1イニングを投げ、3-1でリードしているときに降板したときだった。ロッテは中継ぎエースに継投したので彼は安心してダグアウトに下がりアイシングをした。
戻って来たところ、彼は自分が見間違いしているのかと目を疑った。なぜなら3-4で負けていたからだ。通訳は彼に告げた。「リリーフが3球投げて、結果は安打、安打、全塁打さ」。
呉偲佑は涌き上がる失望感を抑え、次の先発のときは誰と対戦するのか思い描いていた。ところが試合後にコーチから、こう言われるとは思ってもみなかった。「明日から二軍に戻ってもらう」。
良いピッチングをしたと感じていた彼には辛いことで、「どうしてこんなことになるのかわからなかった。リベンジの機会さえなくなってしまった」。
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