病気と生きる

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むっこchan

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2022/06/04
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テーマ: ニュース(99745)
カテゴリ: 採血室にて
🍀ある日の帰りのバスで
(フェイスブックより)

「看護師さん、どこに異動になったの?」

帰りのバスに乗ったら、患者さんから声をかけられました。

採血室に来ていた糖尿病の女性の患者さんです。

私服の私によくお気付きになったものです。

「可愛い顔をしていても、冷たくて事務的な人が多い。
○○さん(私の名前)は、いつも笑顔で声を掛けてくれて、明るい気持ちになった。
話を聞いてくれて嬉しかった。

他の患者さんも○○さんを探していた。」と。

異動しても院内のどこかで会えると思って、受診の時はあちこち見ていたそうです。

採血だけの関わりでしたが、そんな風に思って下さって有り難いことです。

最寄りのバス停が同じなので、帰りのバスの中で近況を話して下さいました。

乳がんが見つかり、落ち込んでうつになって引きこもりになってしまったそうです。

お話を聞くだけしか出来ませんでしたが、「○○さんに会えて、今日は本当に良かった。笑顔に元気をもらった。」と笑顔が見られました。

「またバスで一緒になったら、声を掛けて下さい。私も声を掛けます。またお会いしましょう。」と握手して別れました。

重病を抱えた患者さんは、不安で心細いものです。

私も病身の身、お気持ちはよく分かります。

残念ながら今は採血室勤務ではありませんが、またバスで一緒になったりすることがあった、人として支えたいと思います。





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Last updated  2022/06/07 11:39:38 PM
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