アンティークライドのNEW WORLD

アンティークライドのNEW WORLD

リレー小説(読む人用・1)



ここはチョロQタウン。チョロQたちが暮らすのどかな町である。とはいっても、グランプリ優勝を目指して頑張っている車たちも多い、白熱した町でもある。
フリーズ「よし。今日の初レース、頑張るぞ!」
この町にいる1台のチョロQ、フリーズカード。彼もグランプリ優勝を目指し、日々頑張っている1台だ。
ムーン「おいおい、そんなに張り切るなよ。まだ本番じゃないんだぞ?」
彼の名は、ムーンライトロード。かつて、親友と共にグランプリを戦ったことのある、フリーズの頼れる兄だ。
フリーズ「分かってるって。でも、頑張ってくるよ。」
ムーン「ああ。行ってこいよ。」
フリーズ「うん、いってきます!」

フリーズの初レース、コースはショートサーキットだ。
メンバー  エメラルドX
      パープルタイガー
      グランドマスター
      メタルビート
      ブラウンハンター
      ブラウンドッグ
      ローズダンサー
      ラッキーホワイト
      フレイムバスター
      フリーズカード
フリーズ「フレイムがいるのか・・・。どこまでやれるかな・・・。」
???「よお、フリーズ。お前もこのコースを初レースに選んだか。」
フリーズ「あ、フレイム。お互い初レースだからね。でも、負けないよ。」
彼の名は、フレイムバスター。彼も今日が初レースだ。
フレイム「お前になんて、負けるものか。」
フリーズ「まあ、レースを楽しまないとね。」
フレイム「それもそうだな。お、そろそろレースの時間だぜ。」

フリーズとフレイムの初レース、ショートサーキットがスタートした。フリーズの悪い癖、スタートの悪さが初レースで早速、そのまま出てしまった。
フリーズ「みんな、スタートが速い!」
フレイム「お前が遅いんだろ。じゃあな、先に行くぜ。」
フリーズ「あ!待て!」
1周目。スタートこそ遅れたものの、フリーズは持ち味のスピードでラッキーホワイトとローズダンサー、ブラウンドッグ、ブラウンハンターの4台を一気に抜いて6位になる。だが、その頃フレイムバスターはもう3位だった。
フリーズ「フレイムが速い!このままでは負けてしまう!」
フレイム「思ったよりもみんな、遅いな・・・。お、パープルタイガーとエメラルドXを発見!」
パープルタイガー「!?あれは・・・新人だな!」
エメラルドX「やるねえ・・・新人にして1周目で早くも3位とは・・・。」
フレイム「一気に抜いてやるぜ!」
フリーズ「フレイムには負けたくない!」
さあ、このレースの行方はいかに。

  現在の順位
 1位 エメラルドX
 2位 パープルタイガー
 3位 フレイムバスター
 4位 グランドマスター
 5位 メタルビート
 6位 フリーズカード
 7位 ブラウンハンター
 8位 ブラウンドッグ
 9位 ローズダンサー
10位 ラッキーホワイト

第2話  作者 ひょろひょろくんさん

初レースに出場したフリーズカード、現在6位だがライバルのフレイムバスターはもう3位だ。
フリーズ「スタートこそ遅いがスピードが乗ればこっちのもんだ!」
フリーズカードはメタルビート、グランドマスターと抜き、4位についた」
フリーズ「よし!」
その頃フレイムは…
フレイム「行くぞ!パープルタイガー!」
パープル「き、来た!俺は抜かせないぜ!」
そしてフレイムはもう2週目に突入した
そして時はフリーズに戻り…
フリーズ「くそー、まだ見えないのか!」
ジャアアア
フリーズ「!!これはフレイムの得意なドリフト!近いんだ!ならば…」
ギャアアア(スリップ加速の音)
フリーズ「チッどけよ!」
パープル「おまえこそ邪魔だ!」
すかっ!
フレイム「よし抜いた!」
パープル「ちっ」
フリーズ「はあああぁぁぁ!」
ビュン!
パープル「!!」
フレイム「!!フリーズカード!」
フリーズ「俺の最高速はかなり高いんだぜ!」
X(Xもちょっと…)「く、きたか新人が2台もだが常連の底力ってもんを見せてやる!」
そしていよいよ3週目
フレイム「く、ここで勝負をかける!」
ギャアアア!!
フリーズ「なら俺も!」
ギャアアア!!
X「なにぃ!くそーだが俺はまだ待つ」
そしていよいよ最後のホームストレート
フレイム「俺が1番だ!」
フリーズ「いや、おれだぁ!」

ゴール!!

フリーズ「け、結果は?」
  現在の順位
 1位 フリーズカード
 2位 フレイムバスター
 3位 エメラルドX
 4位 パープルタイガー
 5位 グランドマスター
 6位 メタルビート
 7位 ブラウンハンター
 8位 ブラウンドッグ
 9位 ローズダンサー
10位 ラッキーホワイト

フリーズ「え?俺が1位?やったー!」
フレイム「まあ2位か、まずまずだな」
X「3位か…まあいいだろ」

続く…

第3話  作者 Rivelta crinaleさん

最初のレースで1位入賞を果たしたフリーズカード・・・今日はもう1つレースがあるのでそれにも参戦してしまう。
しかし、ショートサーキットとは違ってオフロードコースらしいのでパーツを買わなければならない・・・。


フリーズ「ああ~やっぱりオフロードタイヤだよね・・・なんとか買えるな、オフロード下さい。」
店員「ありがとうございます、またのお越しを・・・。」
これで準備は整った、いざ出陣!!

スプリントレース 春の山出場者
マッドスペシャル
ハセガワ3131
ダンディーロケット
コンチネンタルドリフト
メトロキューブ
オールドファン
マルヨン
せいそうしゃ
クリーン
フリーズカード

フリーズ「あ、あれは・・・マ、マ、マッドスペシャル!!」
マッドスペシャルは・・・ワールドグランプリで現在6連勝を飾っている超凄腕・・・人気も相当高い。
そして・・・スタートする。
と、そこでフリーズのいつもの癖・・・スタートダッシュで遅れてしまう。
フリーズ以外9台はまずまずのスタートを切るが、マッドスペシャルはブレーキ式ロケットスタートを使って派手にロケットスタート・・・。
なんとか最初の3連続コーナーでなんとか遅れを取り戻すことは出来たが、始めてのオフロードなのでタイヤが滑る滑る・・・少々やりにくい。
とは言っても条件は皆同じのはず・・・そう開き直って3連続コーナーを過ぎて行く。
ここから高速コーナー4連続が待ち構えている・・・ここはライン取りの違いでタイム差が変わっていく・・・フリーズカードはあまりステアを切らないように直線的なラインを描いてクリアしていく。
ここでなんとかクリーンとせいそうしゃを抜かして行く・・・そして次はこのコース最大の難関のヘアピンコーナーだ。
このコーナーは意外とスピードが乗っているので減速タイミングが極めてシビア・・・上手くタイミングを見極めればかなりのタイム短縮になる。
なんとかアンダーを殺しつつドリフトでクリアしていくフリーズカード・・・しかしリアバンパーが壁にかすった。
少しばかり痛みが走ったが・・・こんなことでいちいち反応してはいられない・・・。
最後のストレートでマルヨン、オールドファンをブチ抜く・・・。
2周目に入る・・・マッドスペシャルは既に4連高速コーナーに入っていた・・・。
3連続のコーナー・・・上手くスライドをコントロールしてメトロキューブを抜き去る・・・グリップ走行で走っている輩を抜かすこの感覚は悪くない。
この3連続のコーナーを抜ければ4連続高速コーナー・・・ここでは高いアベレージを保っておきたい。
なんとか139kmを保ちつつコンチネンタルドリフト、ダンディーロケット、ハセガワ3131を抜かして行く。
しかし、もうマッドスペシャルは3周目なので・・・抜かすのは不可能である。
3周目に入っていく・・・もう1位は不可能なので無理をしない程度に走行。
フリーズ「くそう・・・流石はワールドグランプリ6連続覇者・・・。」
流石にフリーズカードでもこの状況は打開のしようが無かった・・・。

結局、マッドスペシャルの10秒遅れでゴールするフリーズカード・・・結構気落ちしているが、今では勝てなくて当たり前、ワールドグランプリになったらリベンジをしてやる!・・・と立ち直るフリーズカードであった・・・。

結果
1位 マッドスペシャル
2位 フリーズカード
3位 ダンディーロケト
4位 ハセガワ3131
5位 コンチネンタルドリフト
6位 メトロキューブ
7位 マルヨン
8位 オールドファン
9位 クリーン
10位 せいそうしゃ

第4話  作者 城華さん

翌日、フリーズカードは 海 のレースに出ることにした。
フリーズ「これは・・・半分70%オフぐらいだからオフロードタイヤだね」
フリーズ「よーし!勝つぞ~」

コース:海

スプリントレース 海出場者
マッドスペシャル
ハセガワ3131
ダンディーロケット
コンチネンタルドリフト
フレイムバスター
オールドファン
マルヨン
せいそうしゃ
クリーン
フリーズカード
マッドスペシャル「今日も勝つぜ。」
フリーズ「毎回10位からのスタートだし俺スタート下手だから引き離されるんだよなー・・・って、フレイムも出るのか」
フレイム「よっ、お前も出るんだな。」
フリーズ「負けないぞ」
フレイム「望むところだ」

ポジション

フリーズ「今回はうまくスタートしたいなぁ・・・(小声)」
3、2、1、GO!
フレイム「よし、普通のスタート切れた。」
フリーズ「ありゃ~また遅れた~」
クリーン+清掃車+マルヨン「でももう抜かれた!!!!!!」
フリーズ「もう7位だ。」
オールドファン+コンチネンタルドリフト「くそ!追いつけない上に抜かれた!!!」
フリーズ「5位!」
長いオンロードにかかったときにはすでにフレイムは2位になっていた
フリーズ「フレイムも早いなぁー、でも追いつける!」
ハセガワ3131「くっ・・・・力不足か・・・・・」
マッドスペシャル「抜かせないよ。」
フレイム「力ずくで抜いてやるよ」
ハセガワ3131が少しバランスを崩した隙にフリーズカードが抜いた
ハセガワ3131「うお、・・・入賞は無理か・・・・」
フレイムがマッドに体当たりしようとしたがかなり硬いブロックで抜けない
マッドスペシャル「ふっふっふ・・・」
そして二つの分かれ道(かなり短いけど
マッドスペシャル「(ふむ・・・あいつは→だな!!)」
マッドは右にいった。しかしフレイムは
フレイム「引っかかったな!!」
なんとフレイムはいきなり右から左に進路を変え、フルスピードでマッドを抜いた
マッドスペシャル「俺としたことが・・・」
フリーズ「二人共はやい・・・・・・」
しかしマッドスペシャルはまた抜く。
2週目
マッドスペシャル「食らえ!」
マッドスペシャルは後ろにいってフルスピードでフレイムに突っ込んだ。
フレイム「うお!くそ、やべえ・・・・」
キュキュキュキューーーー
ガン!
フレイムは壁に激突した
フリーズ「あれ、フレイムだ。」
フレイム「いって~なぁ~、1位は無理かもしれないけど入賞はしてやる!!」
フリーズ「うう~、マッドがいっこうに見えない・・・・」
マッドスペシャル「よし、追いついてきてないみたいだな。」
マッドは少しスピードを下げた
フレイムは激突のせいでふらふら走行。
フリーズはマッドを追う形になっている
マッドが後ろを見て
マッドスペシャル「こりゃ余裕だな!」
もうマッドはオンロード地帯を抜けたところまでいっているが、フリーズはやっと今オンロードのところ。
フリーズ「くそー、もうこうなったらフルスピードで曲がるしかない!!」
フリーズはフルスピードにして曲がった。そうしたら・・・
フリーズ「すごい!一気に差が縮まった!!」
フリーズ「そうだ!これに名前をつけよう、必殺ってことで」
マッドスペシャル「何!?もうそこまで来たのか!!」
マッドは再びスピードアップ
フリーズ「よし、クイックドリフトでいいかぁ」
3週目
マッドスペシャル「負けてたまるかよ」
海を抜けたところでフリーズはクイックドリフトをやり、マッドとの差を縮めた
マッドは思いっきりフルスピードで走行しているがスピンしそうだ
マッドスペシャル「くっ・・・まだだ・・・」
フリーズはまたオンロード地帯でクイックドリフトをした
マッドスペシャル「何!?この俺に・・・追いついただと!?!?!??」
フリーズ「抜いてみせる!!!」
ついに最後のオフロード直線
フリーズ「うおぉぉおぉぉおーーー」
マッドスペシャル「!!タイヤが!!!!!」
マッドスペシャルのタイヤが耐久力を超えフルスピードだったからスピードがじょじょに落ちていく
マッドスペシャル「くそ・・・・負けた・・・・」
フリーズ「やった!1位だ!!!」

第5話  作者 キュータさん

海を1位で飾ったフリーズカードは、ミドルサーキットにでることにした。
フリーズ「こんども勝つぞー!」

出場者
ロードバスター
ブルーアロー
ヴァルディー
サバイバルキング
オスナーン
バートラスト
エメラルドX
ジョゼット
ネオスイーパー
フリーズカード

フリーズ「・・・(うわ、マッドがいないけどみんな強くないっすか?
     しかも、清掃車って何種類いるの?)。」

そしてスタート
フリーズ「あ、意外といいスタートだ!」
ネオスイーパー「な」
ジョゼット「に」
エメラルドX「い!?」
バート「ボクは簡単にぬかせないよ!」
ばきぃ!
フリーズ「ちっ、ブロックか!」
オスナーン「バートに抜かれた!」
サバイバル「俺もだ・・・。」
フリーズ「隙あり!」
オスナーン&サバイバル
「やる気なくなってきた・・・。」
そのころ・・・
ロード「く・・・あいつら速え!」
ブルー「俺たちがかなわないなんて・・。」
観客A「おー!ヴァルディーとバートラストが、もう1周した!」
観客B「バカヤロー!ロードしっかりしろー!」
ロード「ムカ!」
フリーズ「いがいとみんな遅いー!」
フリーズ以下の順位のやつら
「ムカ!!」
そのままフリーズは3位のまま
ファイナルラップに突入した。
はたしてフリーズは勝てるのか!?

続く

第6話  作者 ムーンライトロード

2周目に突入したフリーズカード。前にいるロードバスター、バートラストとの差は、およそ200メートルほど。
フリーズ「負けられないもんね!このクランクぐらい、平気さ!」
フリーズはクランクを異常な速度の速さで通過。その頃、ロードバスターは再びバートラストに追いついてきた。
ロード「今度は逃がさないぞ。」
バート「なかなかやるね!でも、勝たせはしないよ!」
ロードバスター、バートラスト、2台が車体をぶつけ合う大接戦!3周目に突入するが、2台が競り合いを避ける様子は、はっきり行ってなかった。
ロード「邪魔だ!」
バート「君こそ、邪魔だよ!」
フリーズ「速いね、あの2台。」
そして、そのまま最後の難関カーブへと向かう。
ロード「勝つのは俺だー!」
バート「いや、僕だー!」
しかし、これが2台のあだとなった。
フリーズ「ん!?2台とも曲がれなくてぶつかったみたい。じゃあ、ラッキーでお先に!」
ロード「くそー!」
バート「競り合いすぎたか・・・。」
ゴール!1位はフリーズカードだった。
フリーズ「よし!次はフリーウェイコースにでも挑もうかな・・・って、フレイム!」
フレイム「よお、フリーズ。今日は幸運に恵まれたみたいだな。だが、次のコースは俺も出るからな。」
フリーズ「負けられないね!」
フレイム「俺もな!」
こうして、次のレースに向けての準備を進める2台であった。

第7話  作者 ひょろひょろくんさん

次のコース、フリーウェイコースにでる事にしたらフレイムも出ると聞いたフリーズ…そして、次の日…
フリーズ「フレイムも出るのか…なら、頑張るか!」

出場車
マッドスペシャル
ホワイトマーブル
ブルーアロー
ナイトブルー
パープルタイガー
エメラルドX
フレイムバスター
ブラウンハンター
せいそうしゃ
フリーズカード

フリーズ「やっぱり出てる…」
フレイム「おお!フリーズ今日はがんばろーぜ!」
フリーズ(このコースはコーナーが多い。加速をどうカバーするかがポイントだな…)「ああ」
審判「始めますよ」

3 2 1 GO!
ギャアァ
フレイム「ふ、簡単だな」
簡単にブラウンハンターを抜く
フリーズ「やっぱり、上手く行けない」
でも、ギリギリせいそうしゃは抜く
せいそうしゃ「俺の加速力って一体…」
始めのコーナーでブラウンハンターを抜きエメラルドXの後ろにつく…
エメラルド「むむ!来たか…」
そのままクランクに…
フリーズ「これは難しい…ブレーキをかけて行く…」
エメラルド「あ!」
ギャアァ!
エメラルド「抜かれた…」
フリーズ「おっと、危ない…」
そしてそこにはなんと、水溜りが!!
フリーズ「う!…何とか持ちこたえた…?凄い!どんどん加速する!これならこのコースの弱点を克服できる!」
そして1週
現在順位
マッドスペシャル
ホワイトマーブル
パープルタイガー
フレイムバスター
ブルーアロー
ナイトブルー
フリーズカード
エメラルドX
ブラウンハンター
せいそうしゃ

つづく…

第8話  作者 Rivelta crinaleさん

さて、2周目に入っていくフリーズカード・・・現在の順位は7位、なんとかここから地道に上げて行きたい。
前にはナイトブルーが・・・ブルーアローはどうやら今までかなり手を抜いていたらしく、一気にペースを上げて前の方に追撃をかけていく。
更にナイトブルーまでもペースを上げて行く・・・これでは少々抜いて行くのは厳しい。
なんとかフリーズカードもペースを上げて行くが・・・こんなヘボイ加速力ではハッキリ言うと追いつけるわけが無い。
コースが難しいこともあるので、ドンドン突き放されて行く・・・。
前方のフレイムバスターも後ろのブルーアローやナイトブルーのペースが上がったことで大苦戦、というか一瞬で抜かれてしまう・・・。
ブルーアローやナイトブルーから考えれば赤子の手をひねるようなものだ。
更に前のパープルタイガーも楽に抜かして・・・とうとうマッドスペシャル・ホワイトマーブル・ナイトブルー・ブルーアローの4台での戦いになる。
マッドスペシャル&ホワイトマーブルも大分手を抜いていたようで、ブルーアローとナイトブルーのことを待っていたらしい・・・4台ともハデにエンジンを吹かして、第2トンネルを進んでいく。
トップグループが3周目に入る頃、フリーズカードはようやくフレイムバスターに追いつく・・・パープルタイガーはクランクでドハデにぶつけていたので易々と抜けた。
フリーズ「あのさ・・・あの4台速すぎじゃない?」
フレイム「この間俺達が勝ったのはどうやらマグレのようだ・・・にしてもこっちの作者はやることが厳しいな。」
この話を担当している作者「残念だが、俺は新人如きがいきなり強豪に勝つというパターンは大嫌いなんでっ!!」
フリーズ&フレイム「自分の小説の主人公は勝たせてるのに・・・。」
この話を担当している作者「なんだとコラッ!!」
はいはいこんな下らない会話は無視して(ォィ)やっと3周目・・・しかし4台の姿はこれぽっちも見当たらなかった。
マッド「フッ、このメンバーで戦うのは久しぶりだ・・・なんかこの前の海のレースで俺に勝ったからって調子に乗ってたのがいたようだが・・・俺達の実力を甘く見過ぎたようだな。」
どうやらこの前の海のレースはマッドスペシャルは異常に手を抜いていたらしい・・・まぁそう手の内を見せるようなマヌケではないが。
さて、マッドスペシャルはワールドグランプリ覇者の実力を見せて見事に1位・・・2位はブルーアローとなり・・・3位は・・・。
ナイト&ホワマ「どうやら同着のようだな。」
っていうかキミ達、声ハモってるよ(何)
そして・・・・・・・・30秒後にようやくフリーズとフレイムが来る・・・・もはやお話になっていなかった。
フリーズ「ちょっとこれじゃあ勝ち目無いよ・・・。」
フレイム「そうだな・・・ちょっとマジメに鍛えたりパーツ収集しないとヤバイぜ・・・。」

結果
1位 マッドスペシャル
2位 ブルーアロー
3位 ナイトブルー
   ホワイトマーブル
5位 フレイムバスター
6位 フリーズカード
7位 パープルタイガー
8位 ブラウンハンター
9位 エメラルドX
10位 せいそうしゃ

第9話  作者 城華さん

前回のレース(フリーウェイ)で5位という着になってしまったフリーズ。
このままでは勝てないと思いショップにいった。

フリーズ「あんなに早いってことはいままでマッドは手を抜いていたんだな・・・」
フリーズ「なんで気がつかなかったんだろうか・・・」
フリーズ「まあいいや、とりあえず何か買ってパワーアップしよう。」
店員「いらっしゃい」
店員「今ならレーシングタイヤが売ってるぞ。」
フリーズ「じゃあレーシングタイヤください、後エンジン+4」
店員「まいどあり」
フリーズ「そうだ、一回フレイムとゼロヨン勝負でもしてみようかな」
そう言っていたらショップにフレイムが
フレイム「よぉ!フリーズじゃんか。」
フリーズ「おお、フレイム!今ちょうどゼロヨン勝負しないかって言いに行こうとしてたんだけど」
フレイム「ああ、いいぜ。勝負だ!」
ゼロヨンの場所(チョロQ2
フレイム「ふっふっふ、この勝負もらったぜ・・・」
フリーズ「なんだって?」
スタート!
フリーズ「へっへー、やっぱレーシングタイヤだと加速がグリップいいから(オンロード)早い!」
フレイム「くっ、だが負けない!」
フリーズ「直線勝負のスピードなら僕のほうが上だ!」
フレイム「それはどうかな?」
なんとフレイムはフリーズに追いついた。
フリーズ「!?!?」
フレイム「ミッションをお前よりいいのにしたのさ。」
フリーズ「くっそー」
残り100mでフレイムがフリーズを抜かす
フレイム「勝ったな。」
フリーズ「あぁ!くそぉ~」
ゴール
結果はフレイムが1位だった。
フレイム「今日は楽しかったぜ、んじゃな!」
フリーズ「あぁ、じゃあな。」
フリーズ「フレイムの奴・・・あんなに強くなってたのか・・・って、俺もウカウカしてたらいけないな。」
フリーズ「次は絶対勝ってやる!」

第10話  作者 アンティークライド

次の日、フリーズは新たなるレースに参加した。そのコースは、スタジアムである。
フリーズ「今回はすごいコースだね・・・。」
フレイム「俺も出るんだぜ。」
フリーズ「あ、フレイム!今日こそは負けないぞ!」
フレイム「今回も俺が勝ってやるさ。そうそう、メンバー表だ。」

  メンバー  グリーンスター(優勝候補)
        ホワイトセブン(優勝候補)
        パープルタイガー(次位候補)
        スーパー4WD(次位候補)
        エメラルドX
        グランドマスター
        ブルードルフィン
        ブラウンドッグ
        フレイムバスター(優勝候補)
        フリーズカード(次位候補)

フリーズ「ムムッ!何でフレイムは優勝候補なのに、僕は次位候補なんだよ!」
フレイム「それは俺に言われても困るぜ。そうそう、グリーンスターとホワイトセブンなんだが。」
フリーズ「???」
フレイム「こいつらもマッド達には劣るが、相当の実力車らしいぜ。」
フリーズ「ということは、今回のワールドグランプリにも名を連ねる可能性が・・・。」
フレイム「そうなりそうだな。お、そろそろレースの時間だ。お互いに頑張ろうぜ。」
フリーズ「OK!」

レーススタート!優勝候補の3台はロケットスタートを決める。次位候補の2台もいいスタート。一方でフリーズだが、
フリーズ「いつもの癖がそのまま出ちゃったよ・・・。」
フレイム「相変わらずの悪いスタートだな。」
フリーズ「くそ~、後半で巻き返してやる!」
フリーズにとって、コーナーは苦戦する要素ではない。むしろ、
フレイム「ちっ、このコースはやけにコーナーが多いぜ。ドリフトで切り抜けるしかないな。」
パープル「そう簡単には行かせるかよ。」
フレイム「パープルタイガーか。オフロードは得意分野と聞いてるからな、手ごわい敵となりそうだぜ。」
1周目を1位の車が通過していく。・・・ホワイトセブンだ。その少し後ろにグリーンスターがいる。そのやや後ろにパープルタイガーとフレイム、スーパー4WDが通過していく。フリーズは6番手で1周目を通過する。
フリーズ「前が速いなあ・・・早めにペースアップだね。」

2周目。フリーズは出来るだけ速度を落とさずに難カーブを通過していく。そのおかげなのか、2周目の後半にはスーパー4WDとパープルタイガーがいる。
フリーズ「あれ?フレイムは?」
パープル「あいつなら、すでに2位争いに入ろうとしてるはずだぜ。」
スーパー「あいつもなかなかやるな。だが、お前は抜かせない!」
フリーズ「僕もここでは負けられないんだ!」
3台が横一列に並ぶ。次は左カーブなので左側にいるフリーズはコースロスになる。
フリーズ「(なら、強引にこじ開けるまでだね。)」
スーパー「コーナーワークだ!ここで突き放す!」
パープル「何を!ここでドリフト!」
フリーズ「よし!スペースが開いた!」
パープル「何!?」
スーパー「よし、これで4位・・・!?」
フリーズ「外側ががら空きだよ。」
スーパー「しまった!コーナーワークにこだわりすぎたか!」
直線のスピード力ではフリーズが上なので、そのままスーパー4WDを引き離す。
フリーズ「これで4位か・・・フレイム達の姿が見えないなあ・・・。」
その頃、3周目に入っていた上位3台、ホワイトセブン、グリーンスター、フレイムバスターはというと、
セブン「いいペースで来てる!これなら押し切れるね!」
グリスタ「待て待てー!そう簡単には逃げ切らせないぞ!」
フレイム「俺を忘れるんじゃねえ!」
セブン「嘘!?もうそこまで来てるよ!」
上位3台は混戦ムード。フリーズはその3台の200メートルほど後ろにいる。
フリーズ「ここから追いつけるかな・・・。」
さて、レースの行方はいかに!次回に続く。


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