アンティークライドのNEW WORLD

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第16回チャットグランプリ・2

2回戦Aブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:ベルニス(-S、先行)
 2位:オーストリ(+S、先行)
  2回戦敗退
 3位:GTスペシャル(+S、逃げ)
 4位:ミスターラリー(-SS、差し)
 5位:カミカゼ(SS、差し)
 6位:レッドペガサス(+A、先行)
  ゴール前4台一線の激戦!接戦を断ち切ったのは、伏兵5番人気のベルニス!
 悪路コースの適性の高さを買われたミスターラリーが1番人気に支持されたAブロックの2回戦。2番人気のGTスペシャルが逃げて、それを4番人気のオーストリが追う、予想通りの展開となった。レースが動いたのは4周目の中盤。先に前の2台がラストスパートをかけ、これを追って6番人気のレッドペガサス、5番人気のベルニス、3番人気のカミカゼ、そしてミスターラリーが仕掛ける。どのレーサーもさすがのタイヤマネージメントを見せ、ファイナルラップのヘアピンを越えても失速するレーサーはいなかった。そうなると、最後のホームストレートでのスピード勝負・・・かと思いきや、ここでカミカゼ、レッドペガサスが無念の失速。残る4台の争いとなり、粘るGTスペシャルとオーストリに、その外から迫ってきたベルニス、ミスターラリーが最後に横一線に並ぶ。そのまま4台が揃ってゴールしたが、最後の勢いがわずかに勝ったベルニスが1位に入線し、きわどくなりながらもオーストリが2位となり、HG4勢の2台が準決勝進出を決めた。


   2回戦Bブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:ナイトブルー(SS、先行)
 2位:ケーニヒ(SS、自在)
  2回戦敗退
 3位:ラルフ・シュティーゲ(-S、差し)
 4位:バラート(+A、追込)
 5位:ブラック・マリア(S、逃げ)
 6位:ペガース(+A、差し)
  さすが既存勢屈指の悪路巧者!1番人気ナイトブルーが見事な走りで勝利!
 4番人気ブラック・マリアの逃げでレースが進んだBブロックは、1番人気ナイトブルーが2番手追走で絶好位をマーク。4周目のヘアピンで一気にブラック・マリアをかわして先頭に踊り出ると、後方から一気に追い上げてきた2番人気のケーニヒ、3番人気のラルフ・シュティーゲなどを振り切って勝利。悪路巧者ぶりを遺憾なく発揮して、無難に準決勝進出を決めた。2位にはケーニヒが入線し、こちらも無難に準決勝進出を決めた。


   2回戦Cブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:マッドスペシャル(SS、逃げ)
 2位:ベイオネット(+S、逃げ)
  2回戦敗退
 3位:ヴィクトアール(+SS、差し)
 4位:ミハエル・シュティーゲ(S、先行)
 5位:リョージ(S、逃げ)
 6位:ブラックジョニー(A、差し)
  鮮やかに逃げ切った!1番人気マッドスペシャル、余裕の逃げ切り勝ち!
 ここも順当決着。逃げレーサーが3台ということで、先行争いの激化が予想されたが、マッドスペシャルがハナを奪い、ベイオネット、リョージと続く形となった。この3台のうち、リョージはファイナルラップの滝のジャンプゾーン辺りで失速してしまったものの、残る2台の手応えは終始良好。最後は懸命に食い下がる3番人気のベイオネットを振り切って、マッドスペシャルが1位でゴール。2番人気ヴィクトアールが懸命に前2台を猛追したが、2位ベイオネットに3台分差の3位が精一杯だった。


   2回戦Dブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:ホワイトマーブル(-SS、差し)
 2位:グリーンスター(S、追込)
  2回戦敗退
 3位:ガイガス(-A、逃げ)
 4位:ゲパルド(+S、差し)
 5位:リーニ(+S、差し)
 6位:ドラゴーネ(+SS、追込)
  超スローペースの影響か、波乱!しかし1番人気のホワイトマーブルが無難に制する!
 5番人気のガイガスの単騎逃げでレースが進んだDブロックの2回戦。しかし、この単騎逃げが道中のペースを超スローペースに持ち込み、後方勢を苦しめることになった。2番人気リーニ、4番人気ドラゴーネは序盤からミスに苦しみ、3番人気ゲパルドは適性のやや劣るオフロードの影響からか、ペースの影響も重なって伸び悩む。そんな中、1番人気で地元のホワイトマーブルは落ち着いて2番手を追走。4周目の滝のジャンプゾーンで徐々にペースを上げてラストスパートをかけると、5周目のヘアピンでガイガスをかわし、そのまま悠々と1位でゴール、準決勝進出を決めた。2位にはガイガスが粘り通すかに見えたが、最後の最後に後方勢からただ1台、物凄い脚で追い込んできたのが、スローペース懸念で敬遠されがちだった6番人気のグリーンスター。ゴール前でこの2台が並び写真判定となったが、グリーンスターがわずかにガイガスをかわして2位に浮上し、準決勝進出を決めた。


   2回戦Eブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:スプラッシュライト(+S、差し)
 2位:ミドルワールド(SS、逃げ)
  2回戦敗退
 3位:ブレイブフォース(+A、先行)
 4位:ライオットテイル(+S、逃げ)
 5位:ヴィクトリーランス(-S、差し)
 6位:シャインスター(+S、追込)
  季節コースは悪路だろうと十八番、スプラッシュライトが断然人気を下して勝利!
 悪路だろうがスノーだろうが、この車には季節コースがお似合いだ。2番人気のスプラッシュライトが、断然の1番人気に支持されたミドルワールドを差し切って勝利。道中超ハイペースの中でもじっくりと折り合いをつけ、最後のホームストレートでしっかりと差し切る、彼らしいレースができた1戦だったと言えよう。ミドルワールドも2位は死守。若手レーサー期待の1台、ブレイブフォースも堅実な走りで食い下がったが、2位から4台分離されての3位に終わった。


   2回戦Fブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:アンティークライド(+S、差し)
 2位:ブラックウィル(+S、自在)
  2回戦敗退
 3位:ドリームフライト(P、差し)
 4位:スペックライト(SS、自在)
 5位:ミドルフィルム(-S、自在)
 6位:クリエイトランナー(S、差し)
  観客の悲鳴が再び夏の山に・・・意表を突く逃げ戦法でアンティークライドが勝利!
 Iブロックで起こった、絶対的存在のレーサーのまさかの敗退・・・その悪夢が、このFブロックでも起ころうとは、誰も思わなかったはずである。勝利したのは、4番人気のアンティークライド。意表を突く逃げを展開し、最後は安定した走りで追い上げてきた2番人気のブラックウィルの追撃を、辛うじてではあるが振り切って勝利。断然の1番人気に支持されたドリームフライトだが、スローペースであったことに加え、意外と末脚が伸びきれず、まさかの3位。夏の山に2度目の悲鳴がとどろいた。


   2回戦Gブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:リンカーン(H、先行)
 2位:ローカルスター(-SS、差し)
  2回戦敗退
 3位:ラインインペール(SS、差し)
 4位:クリスタルライト(-S、自在)
 5位:スペックスター(-S、先行)
 6位:デュランダル(+A、追込)
  屈指の超ハイレベル戦!しのぎを削るサバイバル戦を制したのは、安定度に勝るリンカーン!
 これほどまでにハイレベルな2回戦は、今回のグランプリではIブロックとこのGブロックだけだったであろう。5番人気スペックスターの大逃げでレースが進み、道中はハイペースの流れに。2番人気リンカーンが2番手でレースを進め、4番人気クリスタルライトがそれをマークする形。3番人気ローカルスターはその2台のやや後ろの4番手を追走し、1番人気ラインインペールがその後ろ、6番人気のデュランダルが最後方でレースを進めた。レースが動いたのは4周目の中盤、滝のジャンプゾーンを越えた辺りでリンカーンが仕掛け、それを巡って一斉に他車がラストスパート。大逃げを敢行しながらもハイレベルの追い上げに屈したスペックスター、後方から伸び悩んだデュランダルの2台は置いていかれるが、残る4台の争いはまさに超ハイレベルの象徴。先に抜け出したリンカーン、それに食らいつくクリスタルライト、じわじわと差を詰めてきたローカルスター、後方から得意のロングスパートで追い上げてきたラインインペール。ヘアピンを抜けて最後のホームストレートでは、4台が1台分差に収まる大接戦となり、観衆は大歓声。この争いを制したのはリンカーン、3台の追撃を見事に振り切って見せた。しかし、その差はわずかに半台分。その2位になったのは、最後は大外に進路を取ったローカルスター。インで粘ったクリスタルライトに半台分差、中を割って伸びてきたラインインペールに対しては、わずか6cmの差ではあったが辛うじて勝利。グランプリでは決勝の常連とも言われるラインインペールだが、今回は2回戦で無念の敗退となった。


   2回戦Hブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:エクスカリバー(+SS、追込)
 2位:ストーンボーイ(SS、自在)
  2回戦敗退
 3位:ウインドシア(-SS、自在)
 4位:スカイバースト(SS、自在)
 5位:ロードアルベルト(-SS、逃げ)
 6位:ソニックマイル(A、差し)
  勝利への執念を見せた、鬼の形相の怒涛の追込!1番人気エクスカリバーが差し斬り勝ち!
 SSランク相当のランクのレーサーが何と6台中5台という、ここも稀に見るハイレベル激戦区となった。レースはストーンボーイの大逃げでハイペースの流れとなり、注目された1番人気エクスカリバーはいつも通り、最後方からのレースとなった。レースは4周目の中盤から各レーサーがラストスパートをかけ、いち早く抜け出してきたのが悪路巧者ストーンボーイ、それをマークしていたウインドシア。この2台がファイナルラップのヘアピン通過地点で抜け出していたが、そこから猛然と迫ってきたのがエクスカリバー。その姿はまさに鬼の形相。最後は粘るストーンボーイ、ウインドシアをあっさりと差し切った。2位にはストーンボーイが粘り通し、準決勝進出を決めた。


   2回戦Iブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:ブラックスター(H、先行)
 2位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し)
  2回戦敗退
 3位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ)
 4位:ブレイズファング(SS、差し)
 5位:マーブルファンタズム(+S、追込)
 6位:シリウスナイト(+S、先行)
  まさかの波乱に観客の悲鳴。大波乱の1戦を制したのは、2番人気ブラックスター!
 レースに絶対はないというが、この結末を予想できた人が、果たして何人いただろうか。2回戦の中でも屈指のハイレベル戦といわれている、派遣勢ブロックのIブロックは、断然の1番人気でオッズも1,1倍に支持されたディアブールブレイドの逃げでレースが進んだ。これをピッタリマークするのが2番人気でオッズが4,6倍のブラックスター。最後方に待機していたのは、3番人気のマーブルファンタズム。しかしオッズは17,0倍。誰がどう見ても、1強・・・よくて2強対決だと思えたはずだ。
 しかし、現実はそうはいかなかった。4周目の中盤で、ブラックスターが満を持してラストスパートをかけると、後方の4台も一斉にラストスパート。ややタイミングを遅らせて、ディアブールブレイドもラストスパート。ペースが俄然と速くなって、ファイナルラップの中盤でディアブールブレイド、ブラックスターの2台が抜けて、誰もがこの地点では2台のマッチレースを予感したはずだった。ところが、ヘアピンカーブを抜けたところでブラックスターが先頭に代わり、じわじわとディアブールブレイドを引き離していく。波乱はそれだけに止まらなかった。何と5番人気に甘んじていたハリケーンブレイカーが後続の中から一際鋭く脚を伸ばし、前の2台に迫る勢いで来ていたのである。ディアブールブレイドも負けじと脚を伸ばすのだが、いつもの伸びが見られなかった。結局、ブラックスターはそのまま押し切って1位、準決勝進出を決めたのだが・・・2位には、最後にハリケーンブレイカーが浮上。ディアブールブレイド、まさかの3位でのゴールとなり、準決勝を前に無念の敗退となってしまった。それでも、ブレイズファングやマーブルファンタズムの猛追を振り切っているだけあって、決して調子自体は悪くなかったはずなのだが・・・改めて、レースに絶対は存在しないということを認識させられた1戦であった。


   2回戦Jブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:スカーレットライフ(+S、先行)
 2位:ドールウィザード(S、自在)
  2回戦敗退
 3位:グローリアスガール(+S、差し)
 4位:ドリームメモリー(S、自在)
 5位:フレアインパルス(A、差し)
 6位:フェザーブーケ(+A、差し)
  2戦連続で見事な逃げ切り!スカーレットライフ、見事な完勝で準決勝進出!
 ここまで完璧なレースをされては、同じく完璧なレースで3位以下に7台分もの差をつけたドールウィザードもお手上げだろう。逃げレーサー不在で、1回戦同様逃げの手に出た1番人気のスカーレットライフ。これを3番人気のドールウィザードがマークし、さらにその後ろに2番人気のドリームメモリーなどが続いた。しかし、ペースがかなり遅く、後方勢は折り合いをつけるのに苦労してしまう。対照的だったのが前の2台。その2台が4周目中盤でペースを上げると、後続は追い上げるにも全く伸びず、完全に2台のマッチレースに。逃げるスカーレットライフと、追うドールウィザード。この2台の差は3台分ほどであったが、その差がなかなか縮まらなかった。最後のヘアピンを越え、ミスのない堅実な走りを見せたスカーレットライフが逃げ切り態勢に入ると、そのまま余力ありの逃げ切り勝ちを収めた。ドールウィザードも最後までミスをすることなく懸命に食い下がったが、2台分半差に詰め寄るのが精一杯だった。


   2回戦Kブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:フージュローズネイル(+S、自在)
 2位:ライトアマポーラ(+A、自在)
  2回戦敗退
 3位:マーガレットレイ(A、先行)
 4位:ドリームローズ(+A、自在)
 5位:ミルキースパーク(S、逃げ)
 6位:アクアサファイア(+A、自在)
  珍しく順当決着。1番人気フージュローズネイルが見事な走りで完勝!
 ミルキースパークの大逃げに対し、かかってしまったアクアサファイアが絡んでいったため、超のつくハイペースの流れに。これを落ち着いて4番手で追走していた1番人気のフージュローズネイルが4周目の終盤でラストスパートをかけると、先に抜け出した5番人気のマーガレットレイをファイナルラップのヘアピンでかわすと、連れて追い込んできた2番人気ライトアマポーラの追撃を振り切って勝利。ルーキーでありながら果敢に女性レーサー勢ブロックに挑んできたマーガレットレイも懸命の粘りを見せたが、わずかに及ばず3位に敗れ、準決勝進出はならなかった。


   2回戦Lブロック リザルト
  準決勝進出
 1位:ベストメンバー(-A、差し)
 2位:ウイニングトリック(+B、差し)
  2回戦敗退
 3位:フラワリングミラージュ(A、逃げ)
 4位:ソルブライト(-B、差し)
 5位:ミドルマックス(A、自在)
 6位:ライジングコマンド(-S、逃げ)
  ルーキー勢とは思えない大激戦!最後に抜け出した3台の争いを制したのは、ベストメンバー!
 フラワリングミラージュ、ライジングコマンドの逃げ2台を制して、5番人気ミドルマックスが大逃げを打つ展開に。1番人気ライジングコマンドが2番手を追走し、それをマークするように3番人気フラワリングミラージュ。2番人気ベストメンバーがやや離れた4番手で追走し、その後ろに6番人気ソルブライト、4番人気ウイニングトリック。徐々に縦長の隊列となっていき、レースが動いたのは4周目中盤、ベストメンバーが早めのラストスパートをかけ、これに乗じてフラワリングミラージュ、ライジングコマンドなどもラストスパート。しかし、ライジングコマンドは手応えが思わしくなく、ファイナルラップの滝のジャンプゾーンを越えた辺りで失速。ミドルマックスもヘアピンを抜けた辺りでタイヤが垂れてしまい、一気に失速。フラワリングミラージュがここで先頭に踊り出るが、その外からベストメンバーが迫り、最後のホームストレートで並ぶ。このまま2台の争いかと思われたが、最後にウイニングトリックが急追し、ゴール前で前の2台に並んだところがゴール。最後は真ん中のベストメンバーが1位、外のウイニングトリックが2位となり、この2台が準決勝進出を決めた。フラワリングミラージュもハイペースながらよく踏ん張ったが、わずかに及ばず3位。ソルブライトもこの3台のすぐ後ろにまで迫ってきていたが、2台分及ばず4位となった。

   準決勝については こちら から。


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