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監督 : キャサリン・ハードウィック 主演 : エミール・ハーシュ/ヴィクター・ラサック/ジョン・ロビンソン 公式HP すべては"空っぽのプール"から始まった! スケートボードで世界を変えた伝説の【Z-BOYS】 今年は、ほんとに実話に基づく映画が多いですね。今年始めに日本で公開されたレイ・チャールズの実話 「 Rey/レイ 」から始まり、今公開されている 「 ドミノ 」も 2005年6月まで存命で謎の死を遂げたドミノ・ハーヴェイの短い生涯の実話が基になっていたりしますが、今回のこの作品も実話であり、しかも脚本は当の「 ZーBOYS 」のステイシー・ベラルタ自身が手がけ、世界的有名になったスケートボード・チャンピオンのトニー・アルヴァやジェイ・アダムス本人達も役作りに参加しています。このトニー役のヴィクター・ラサックにおいては、オーランド・ブルームとの共演も控えている今後ブレーク必至な俳優として注目されています。 1999年に、「ZーBOYS」達のドッグタウン時代に焦点を当てたスピン誌の記事からハリウッドの関心を集め、あまり美化されすぎることなく本人達の偽りのないドキュメンタリーを描く事を目的として「 DOGTOWN&ZーBOYS 」がステイシー・ベラルタによって監督、映画化され、2001年にサンダンス映画祭でドキュメンタリー部門で最優秀監督賞を受賞し、本作への映画化がベラルタ脚本によって準備され、62日間にわたって南カリフォルニアで撮影されました。 Story : 栄光と戸惑い、仲間との青春の日々。アメリカ西海岸ヴェニスビーチ周辺、通常ドッグタウン。この見捨てられた街で育ち、スケートボードに明け暮れる3人の少年たち、トニー・アルバ(ヴィクター・ラサック)、ステイシー・ベラルタ(ジョン・ロビンソン)、ジェイ・アダムス(エミール・ハーシュ)にとって、風を切ってストリートをすべるときだけが最高に楽しい瞬間だった。やがて、溜まり場にしていたサーフ・ショップを中心にスケートチーム【Z-BOYS】が結成され、ますます彼らのワイルドなスケーティングに磨きがかかる中、平坦なストリートから立体的なスケーティングができる"空っぽのプール"こそが彼らの聖域となる。そして全米のスケート大会に出場し、突如としてメインストリームに登場した彼らはその革新的なスタイルで若者たちを熱狂させ、瞬く間にスーパースターになっていく。しかし同時に、その発狂を利用するメディアが彼らをビッグビジネスに巻き込もうとしていた。「20年後も僕たちの夏休みは続くんだ─。」そうプールのそこで誓った3人だったが・・・。(Exisite Cinemaより) この映画の一番の見所は、ガラスのような純粋さと危うさを併せ持ち、体の中から湧き出るような勢いあふれるエネルギッシュで熱い躍動感を放つ少年達。喧嘩っ早いし、プールのある豪邸の留守を狙って勝手に忍び込みスケーティングの練習をして警察から追いかけられたり、やりたい放題、とにかく悪ガキそもののなんだけど、観ていてスカッとするのです。子供が元気でエネルギッシュなのは、可能性がキラキラ光り輝いていて、観ているととても元気がもらえます。 アグレッシブなスケーティングを華麗に魅せるトニーの才能に羨望や多少の嫉妬を感じながら、いつまでもホリディーのように仲間同士で一緒にいたいと願うジェイ役のエミール・ハーシュは若かりし頃のレオナルド・ディカプリオにそっくりな、内に秘めたエネルギーが溢れ出して来る精悍な顔立ちをしていて、将来が楽しみです。 そして、この少年達を使って「ZーBOYS」を作りビジネスとして利用して行く汚れキャラのスキップ。あれ?どこかでみたことあるなっと思ったら、「ロック・ユー!」や 「ブラザーズ・グリム」の弟役で主演したヒース・レジャー!。同一人物とは思えないほどまったく違うキャラを見事に良い味出して演じていました☆変幻自在に多種の役を演じ分ける、ジョニー・デップのように、彼の演技も巧みだな~~っとつくづく感じてファンになっちゃいました(笑) この映画の3人の仲間達にとってなくてはならない存在は、家は裕福だけど内耳に病気があって平衡感覚に不安があるシド。スケーティングには少々不安があったものの、この3人の金魚の糞みたいにいつも一緒で仲間だったのです。そして、ビジネスの渦に巻き込まれて行きバラバラになってしまいそうな彼らをつなぎ止めたのは・・・ 「シー・ビスケット」にも出演していたこのシド役のマイケル・アンガルノ。超かわいいのですよぉ~d(-_☆) それだけにラストは泣いてしまいました・・・ ■ロード・オブ・ドッグタウン コレクターズ・エディション(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!■《送料無料》(サントラ) ロード・オブ・ドッグタウン オリジナル・サウンドトラック(CD)~おしまい~ HPランキングに参加しています ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆そしてblogランキングにも参加しちゃいました。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださいね☆ 2005年劇場上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
November 11, 2005
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☆先日、日活撮影所で行われた、映画『NANA2』の製作報告会見でキャストの発表がありました。■ ナナ役は勿論、中島美嘉 こっちも。■ ハチ役には、「ラフ ROUGH(2006)」の市川由衣。■ レン役は、姜暢雄■ ヤス役は、ドラマ「神はサイコロを振らない(2006)」で日向啓太役を演じた丸山智己。■ タクミ役は、続投で「 逆境ナイン(2005) 」、「 手紙(2006)」で好演の玉山鉄二。■ シン役、「 HINOKIO ヒノキオ 」、「 テニスの王子様 」の本郷奏多。■ ノブ役は、やはり続投で成宮寛。■ レイラ役は、やはり続投で、伊藤由奈 映画『NANA2』の主題歌「一色」(ひといろ) 11/29リリース決定!! by NANA starring MIKA NAKASHIMA 作曲・プロデュースを"GLAY"のTAKUROさんが、作詞は前作同様に原作者の矢沢あいさんが担当し、映画の世界観そのままのスケール感溢れる、ドラマティック・ロックバラード劇中歌ともなる、TAKUROさん作詞・作曲のロックナンバー「EYES FOR THE MOON」を収録!■タイトル「一色(ひといろ)」■収録曲1.一色(詞:AI YAZAWA/曲:TAKURO/編曲:TAKURO&Masahide Sakuma)2.一色(Instrumental)(曲:TAKURO/編曲:TAKURO&Masahide Sakuma)3.EYES FOR THE MOON(詞・曲:TAKURO/編曲:TAKURO&Masahide Sakuma)4.EYES FOR THE MOON(Instrumental)(曲:TAKURO/編曲:TAKURO&Masahide Sakuma)CD:4TRACKS/AICL-1782 ¥1,223(Tax in) ☆ コミックスNANA公式HP ☆NANAコミックを買うNANA愛用のヴィヴィアンウエストウッド *----------------------------------------------------------------------* *-----------------------------------------------------------------------* *-----------------------------------------------------------------------* ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥エンタメ@BlogRanking∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日付順一覧ヘ
October 6, 2006
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【ラストゲーム 最後の早慶戦】8月23日(土)公開 監督 : 神山征二郎 出演 : 渡辺大 /柄本佑/和田光司/脇崎智史 他 観たい度 : ★★ → 観賞後の評価 ★★★ 「ラストゲーム 最後の早慶戦 (2008) 」 昨年は早稲田大学創立125周年、そして今年は慶應義塾大学が創立150周年を迎えるという記念すべき年。1943年(昭和18年)10月16日に実際に行われた慶應義塾大学対早稲田大学の歴史的ゲーム「出陣学徒壮行早慶戦」をモデルにした作品です。 ■監督は、「白い手 (1990)」の神山征二郎。 同作品で1990年・第14回日本アカデミー賞で監督賞にノミネートされています。 ■主演は、 「ラスト サムライ (2003)」、「バットマン ビギンズ (2005)」、「硫黄島からの手紙 (2006)」など日本が誇るハリウッド俳優渡辺謙を父に持つ、渡辺大。 本作が初主演映画となります。 ■柄本佑。 Story : 昭和18年。戦争が激化する中、練習に励む早稲田大学野球部の若者たち。六大学野球はすでに解散が決定しており、来るべき学徒出陣に備えるように圧力がかけられていた。そんな中、顧問の飛田のもと選手たちは、出陣のその日まで野球を続けると誓っていた。部員の戸田は父親から厳しく詰られながらも、兵隊に志願した兄の言葉を胸に、合宿生活を続けていた。そんなある日、慶応の小泉が飛田のもとに早慶戦を申し込みにやってくる…。「2008年8月23日公開 」ー 作品情報より ー 試写終了後に主演の渡辺大のトークショー付きのレビュアー試写会に行ってきました。ざっと見るところ50名程度の座席でちょっと手狭な感じの試写室でしたが、それだけにトークショーの座席に着いた渡辺大さんがすぐ目の前という感じでものすごく嬉しい試写会でした☆トークもとっても熱くて、話す表情も声も謙さんそっくり!と思いました。トークショーが終わってエレベーターを降りるとまだすぐそこに大さんが立っていましたが、さすがレビュアーのみなさんマナーがよくて携帯のカメラで写真を撮ったりする人もいませんでした。すぐそこにドアが開いたタクシーが止まっていたので、それに乗って帰るのかなと思ったら、そのままスタッフ数名?と私の帰り道と同じ方向に普通に歩いて行かれるので、ついて行くわけではなかったのですが、私も普通に後ろを歩いていきました(笑)途中で違う方向に横断して行ってしまいましたけどね~ この映画は65年前の1943年の太平洋戦争下で、日本軍の退勢色濃い事実も知らされぬまま学徒出陣を余儀なくされたことを受け、生きて帰れないかもしれない不安と闘う渡辺大演じる早稲田の学生戸田など野球部員達に、せめて生きていた証を残してやりたいと、早慶戦の実現に尽力する顧問の飛田と野球部の大学生たちを通して、おしつけでない、戦争の虚しさを、今ではあたり前の権利が禁止される理不尽さから読み取れる作品でした。早稲田大学は軍国主義を批判し軍からいろいろと目をつけられていて大学の教壇に立てない教授もいたので、敵国の国技とされる野球の試合をするなど、これ以上軍からにらまれたくないと大学を保護しようとする早稲田の総長と大学側がこの最後の早慶戦を頑なに認めなかったのです。その不可能とも思える望みを最後まであきらめずに、最後は強行で英断するまでの柄本明演じる野球部顧問飛田の演技は素晴らしかったです。早稲田大学総長に呼び出されて対峙するシーンの熱演ぶりに打たれて思わず涙がこぼれました。また、映像には映っていなかったけれども、主演の渡辺大さんもその撮影現場で号泣していたと語っていた、兄のお葬式の場面では、藤純子さんの迫真の演技で、私の涙腺が一気に決壊してしまいました。早稲田大学や慶応義塾大学の野球部の方々はきっと見られる方が多いかと思いますが、それ以外の若者たちにも、ぜひこの作品を観て、今当たり前にしていることが出来なかった時代があったこと、今ある命が明日をも知れぬ過酷な戦場で骨ひとつ拾われることのない死を迎えるかも知れないそんな恐怖に震えながらも、有無を言わせず若くして戦場に送りこまれていった若者がいたことを思う瞬間を持ってほしいなと思います。老若男女を問わず、私達は、普段の生活では忘れてしまっているけれど、せめて、終戦記念日を迎える夏に、一度は考えなければ、またこの悲劇は繰り返されるかもしれないのだから・・・。 映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』公式ブログ渡辺大さんが出来る限りお返事を書きますとおっしゃっていましたよ~、一度のぞいてみてください) 主題歌: 鬼束ちひろ 『蛍』 ~ おしまい ~ || || || || ベストブログランキング |||| || || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
July 27, 2008
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【告発のとき】2008年6月28日(土)公開 監督・原案・脚本・制作 :ポール・ハギス 出演 : トミー・リー・ジョーンズ/ シャーリーズ・セロン/スーザン・サランドン 他 観たい度 : ★★★ → 観賞後の評価 ★★★★ 「 告発のとき / IN THE VALLEY OF ELAH (2008) 」 アメリカプレイボーイ誌の記事”Death and Dishonor”に書かれた、実際に起こった事件の映画化。イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマです。 監督は、 ポール・ハギス。彼の書く脚本は、派手さはないけれど、繊細かつ鋭い洞察力と心理描写の深い脚本ばかりです。 主演は、 1993年・第66回アカデミー賞において「ハリソン・フォード 逃亡者 (1993)」で助演男優賞を受賞した他、2005年・第58回カンヌ国際映画祭において「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 (2005)」で主演男優賞を受賞しているトミー・リー・ジョーンズ。 2007年・第80回アカデミー賞主要4部門を制覇した「ノーカントリー (2007)」では、ハビエル・バルデムの怪演と助演男優賞受賞で話題が盛り上がった影にかくれちゃった感がありながらも主役のエド・トム・ベル保安官を渋く演じていたのが印象的でした。同時に、本作において2007年・第80回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされています。 共演は、その美しい容姿を醜くするために13キロもの体重増加をし挑んだ「モンスター (2003)」で2003年・第76回アカデミー賞及び2003年・第61回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞など、各映画賞を総なめにしたシャーリーズ・セロン。「スタンドアップ (2005)」でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。 また、ポール・ハギス監督が出演を熱望したスーザン・サランドン。ショーン・ペンとの演技派同士の共演が見事だと評判だった、「デッドマン・ウォーキング (1995)」では、1995年・第68回アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。その他にも「テルマ&ルイーズ (1991)」、「グッドナイト・ムーン (1998)」など数知れない秀作に出演しています。 Story : 2004年、ハンクの元に息子のマイクが軍から姿を消したと連絡が入る。イラクから戻ったマイクが基地へ戻らないというのだ。ハンクも引退した元軍人だった。息子の行動に疑問を持ったハンクは基地のある町へと向かう。帰国している同じ隊の仲間たちに聞いても、皆マイクの行方を知らなかった。やがてマイクの焼死体が発見されたという連絡が入る。ハンクは地元警察の女刑事エミリーの協力を得て、事件の真相を探ろうとするが…。「2008年6月28日公開」ー 作品情報より ー イラク戦争からの帰還兵たちに急増しているPTSD(心的外傷後ストレス障害)が題材となっている本作です。相変わらずポール・ハギスらしい作品と言えるでしょう。 この映画は一見ミステリー風なのですが、重要なテーマは事件の謎解きや華麗な事件解決を目的とした内容ではなく、あくまでも描くのはイラク戦争から帰還した兵士を息子個人とその家族として、その背景にあるであろう帰還兵のPTSD問題というアメリカの闇を、厳選された台詞の中から想像させる形をとることによって伝えようとする、なかなか深い内容になっています。ドキドキのサスペンスというわけではないので、一般受けしない内容かもしれませんが、深くて考えさせられる見ごたえのある作品です。 息子マイクと同じ隊にいた、ペニング、ロング、オルティエス、ボナーは息子の行方を知らないと言う。誰かが嘘をついているのか・・・作品情報を一切読まずに観にいったので、「告発のとき」と言う邦題にせよ、共演のシャーリーズ・セロンの「スタンドアップ (2005)」のイメージがどうしても頭にあったことも手伝ってか、軍隊の内部告発を描いたサスペンス的な作品かなと単純に予想してしまっていたため、中盤からストーリーが予想に反して進んでいくことに驚きとともにぐいぐいと興味惹かれ、後半からの衝撃的で過酷な真実を目の前に突きつけれて複雑な思いがど~んっと押し寄せてきます。キャスティングには、よりリアリティを求めて、特技兵のゴードン・ボナー役には実際に兵士として軍に務めた経験のある若者ジェイク・マクローリン、そして伍長のスティーブ・ペニングもウエス・チャップマンが務めているとのことです。 ほとんどがトミー・リー・ジョーンズが演じる、愚直な元軍警察ハンク・ディアフィールドがでずっぱりで、息子が父宛に送ってきたメールを頼りに真相を突き止めていく静かなストーリー展開となっています。地味ではありますが、その流れの中で、人が人を殺しその人間性へも影響を及ぼしてしまう戦争というものがもたらす後遺症、家族の思いなどいろいろのものがそこから見えて来る素晴らしい作品でした。 ~ おしまい ~ 【送料無料選択可!】オリジナル・サウンドトラック「告発のとき」 / サントラ告発のとき|| || || || ベストブログランキング |||| || || || || MoonDreamWorks Movie riport Index
June 22, 2008
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