「 僕らのミライへ逆回転 / BE KIND REWIND (2008) 」
■監督は、2004年・第77回アカデミー賞において脚本賞を受賞した「エターナル・サンシャイン (2004)」のミシェル・ゴンドリー。
この年は「 ミリオンダラー・ベイビー 」、「 アビエイター」、「 ネバーランド 」、「 Ray/レイ 」「 サイドウェイ 」、「ホテル・ルワンダ」、「ヴェラ・ドレイク」と今でも印象深く感銘を受けた秀作が犇めいていた年でした。その中での脚本賞ということで大変価値ある脚本賞だったと思います。
■主演は、「スクール・オブ・ロック (2003)」、「ホリデイ (2006)」、主演、製作にもたずさわった「ナチョ・リブレ 覆面の神様 (2006)」のジャック・ブラック 。
■共演は、「銀河ヒッチハイク・ガイド (2005)」、ケーキ屋さんになりたかったエディを演じた「16ブロック (2006)」のモス・デフ 。
■「ドリームガールズ(2006)」、「ザ・シューター/極大射程 (2007)」、そして伊勢谷友介と木村佳乃がハリウッド進出を果たし、熱愛&破局説でも話題になった「ブラインドネス(2008)」に出演しているダニー・グローヴァー。
Story : いまだにビデオテープしか置いてない街角のレンタルショップ。そこは30年代に活躍した伝説のピアニストの生家だというが、いまや再開発のため取り壊しの運命に。そんな中、店員のマイクは店長から店の留守を預かる。やる気満々のマイクだが、近くのトレーラーハウスに住む友人ジェリーが起こした「事件」のせいで、店の全ビデオの中身が消去されてしまう。困った二人は自分たちで映画をリメイクし、それを客に貸し出すのだが…。
「2008年秋公開 」ー 作品情報より ー
相変わらずのジャック・ブラックのコメディですが、今回相棒役となったのは、「16ブロック (2006)」のモス・デフ。
コメディの路線の中では、どちらかと言うと、ナンセンスはちゃめちゃ系のコメディ路線で始まるジャック・ブラックの勢いだけの強引なストーリー展開。
そのナンセンスお笑い路線にはまれる人はきっと爆笑に次ぐ爆笑の冒頭なのですが、乗れない人にとっては、この先どこに進んでいくのよ!的なしらけムードになりそうな・・・好みが分かれそうな冒頭から、中盤からは、ジャック・ブラック演じるジェリーのあり得ないアクシデントで消えてなくなってしまったビデオの中身をリメイクしちゃおうと企むジェリーとモス・デフ演じるマイクのストーリーと、再開発によって取り壊しの危機に面したレンタルショップ店長フレッチャーが店の存続のために都会にショップの再建のためのヒントを模索するストーリとが同時進行する形で進んでいき、その辺から俄然面白くなっていきます。
飛んでもないリメイクなのに口コミであれよあれよと人気が高まり、店長が留守の間に、いつも閑散としていた古いビデオしかおいてなかったお店が空前の大繁盛・・・・
これでやっと取り壊しの危機を免れるのか・・・・
バックに流れる音楽が心に沁み入る心温まるラストはちょっとほろっとさせられます。
~ おしまい ~
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