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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2007.05.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この世の中から色が無くなったら寂しいですよね。

しばらくしたらみんな色のことなど忘れてしまうかも知れません。

でも、そうなったら明暗だけで世界を認識しなければならなくなるのでかなり困ったことになるでしょうね。

信号機は光っている位置で”すすめ”か”とまれ”を判断しなければなりません。
消防自動車も色ではなく柄で区別するようになるでしょう。

洋服も明暗と柄だけでデザインされるようになるでしょうね。
それとお花やさんは消えるかも知れません。

テレビは白黒に戻るでしょう。

それでも、自分の頭の中で色を想像して楽しんでいましたが、世界中から色が無くなったらそういうことも出来なくなるでしょうね。
見たこともない色を想像することは出来ないわけですから。

でも、便利になることもあります。
コンピュータなどでデータを管理しやすくなるのです。
テレビもシステムが簡単になり、安くなるでしょう。

明暗だけですから、簡単に色を数値化出来ます。そして、簡単に並べることも、比較することもできます。
”赤い色”とか”黄色い色”というのは一つの個性であってそこは順序などありませんが、これを明暗だけで表せば赤と黄色だけでなくすべての色を一つの基準で順序化できるのです。
するとまったく簡単に管理できます。

実際には、明暗だけで見ていた時には同じ明度の色でも、本当は一つは薄い灰色で、もう一つは黄色かも知れません。
もしかしたら薄い紫かも知れません。でも、それらの違いを”意味のないもの”として無視してしまえば非常に簡単に扱うことが出来るわけです。

まあ、これは空想の話ですが、でも、これと同じようなことを私達はやっていませんでしょうか。

これはつまり、”白黒化”(モノクローム化)するということなのではありませんか。
そして、比較できるものだけを残して後はすべて”意味のないもの”として無視していませんか。

そして、これが子育てや教育の場で行われると非常に困ったことになります。
子どもが明暗だけでしか世界を見ることが出来なくなってしまうからです。
つまり、”比較”だけでしかものを見ることが出来なくなってしまうのです。


つまり、逆に言えば人の目ばかりが気になる人はモノクロームの世界に生きているのです。

でも、もっともっと世界は美しいものです。
その色に気付けば、人と比較する必要が無くなります。
人の目を気にする必要が無くなります。

結果、生活がもっともっと楽しくなります。


明暗で見たら存在感のない薄い影のような人が、本当はカラーの世界で見たら光のように輝く黄色かも知れません。
でも、そんなに美しい黄色の人でも、存在感がない扱いを受けている家に次第に色があせて、本当にただの薄いグレーになっていってしまうかも知れません。
人は扱われているようになっていく生き物だからです。

お子さんはどんな色ですか。





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Last updated  2007.05.04 07:45:07
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