森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

Profile

森の声

森の声

2007.11.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日のブログに対してすももさんから以下のようなコメントがありました。

>考えたことを流暢に、理路整然と話す7歳前の子どもたちにも、けっこう出合うので、驚くことがあります。

>頭が先に発達しているのでしょうか?
>以前から疑問でした。


それで、以下のように返事を書いたのですが、今日はこのことについてちょっと書きます。

そのような子どもの言葉は理路整然ですが感覚に響くリアリティーがありません。
そのような子どもは知識を頭の中でつなげているだけです。
自分が実際に何かをやったり、感じたり、発見したりして考えているのではないのです。
私の知っているそのようなタイプの子どもは大抵“ニヒル”です。


確かに、大人のような言葉と理屈で難しいことをいう年長さんくらいの幼児は存在しています。

それで、大人は“頭いいな”とか、“賢い子だな”と思うのでしょうが、それは勘違いです。

それはそういう子どもにちょっと質問をしてみればすぐ分かることです。

例えば、政治経済や環境問題に関して難しいことを言う子がいます。
また、地球は丸いとか、オバケなんかいないなどという子がいます。

でも、その理由を聞いてみて下さい。
大人の言葉の受け売り以上の説明はできません。


だから、そういう子どもの言葉を変えさせるのは簡単です。
実際にオバケを見たという人の話を聞かせれば変わってしまうのです。
その言葉の真偽を検証する能力がないからです。

だから、子どもを洗脳するのは非常に簡単なんです。
それで、戦争の時も真っ先に子どもたちが洗脳されました。
学校で・・・・。

(昨日の朝日新聞に出ていましたが、現在その頃に子ども時代を過ごした人たちの自殺率が非常に高いらしいのです。私には何か関係があるように感じるのです。)

中学生くらいになれば、図書館などに行って自分で真偽を確認する方法に気付きますが体験を通して考えるという習慣のない子はただ、大人の言葉を真似しているだけです。

大人のように難しいことを言う子どもが賢いのではありません。
オウムがどんなに立派なことを言っても賢くないのと同じです。
どんなに荒唐無稽なことのように聞こえても、自分が体験したことを基に、自分の頭で考えて話すことが出来る子が賢いのです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.11 08:52:20
コメント(12) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: