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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2008.08.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最初にちょっとワークのお知らせです。




子どもとの遊びには色々ありますが今回は、家の中での遊び、生活の中での遊び、自然の中での遊び、町の中での遊びなどをご紹介します。
難しいことはありません。ちょっとした発想の転換だけで家の中も、町も、森も遊び場に変わってしまうのです。そんな発想の転換を皆さんにお伝えします。

 具体的には歌や言葉で遊ぶ、イメージで遊ぶ、家の中を遊び場として遊ぶ、生活の中で遊びを工夫する、お散歩やお買い物を遊びに変える、何もない公園での遊び方等々です。これらの遊びは親と子のコミュニケーションを育ててくれるばかりでなく、子どもの想像力+創造力も育ててくれます。また、子どもの心を理解したり、子どもとの信頼関係づくりの手助けにもなるでしょう。

 ただし、今回は「からだ遊び」や「造形遊び」、「わらべうた」などその場で直接子どもと遊ぶ遊びはやらないので、お子さんの同伴はできません。
 一応保育を用意しましたが、可能ならご主人に任せてご参加下さい。ご主人にとっても貴重な時間になると思います。(寝たきりの赤ちゃんなら同伴可です。)
 ご家庭に帰ってから、じっくりとお子さんと遊んであげてください。

<日 時>   9月21日(日曜日)10:00~11:50 
茅ヶ崎市勤労市民会館 4F 練習室
<参加費>   1500円
        保育が必要な人は別途300円(一人)必要になります。
<備 考>   動きやすい服装でおいで下さい。スカートは不可です。

参加希望者は メール か、
0467-54-6356 宛てにFax.をお願いします。

****************************
<本文です>

子どもの自信の育て方について色々と書いてきました。でも、ある時には考える力が必要だとか、遊びが必要だとか、色々と書いていますがでも混乱しないでくださいね。基本的に同じことを色々な側面から説明しているだけですから。

ということで今日は“子どもの自信が育たない子育て”、つまり“無力感の育て方”について書いてみます。これは、“自信の育て方”よりもはるかに簡単です。


 お母さんが携帯に夢中になっているともっと効果的です。
●家の中に閉じこめたり、一人だけで遊ばせる。
 おもちゃやテレビやゲームなどに子育てを任せてしまう。 
●子どもの感情や心や表情に共感せず、行動だけを監視する。
●お母さんが笑わない。

●子どもの子どもらしい行動を否定し、バカにする。
 例えばどろんこや水遊び、空想の話をする、走り回る、ごっこ遊びをするなど。
●“ダメ ダメ”と子どもの行動を束縛するばかりで、どうしたらいいのかを手本になって教えてあげない。
●人目を気にしながら子育てをする。
 子どもはお母さんを世界の基準として価値観を身につけていくのですが、そのお母さんが他人の目ばかり気にしていると子どもはしっかりとした価値観を身につけることが出来なくなります。
●言葉だけでしつけようとする。説明だけで子どもを納得させようとする。
 子どもは言葉で説明されても理解できません。
 理解できないのに“さっき言ったでしょ”と結果を要求していると、子どもの無力感は育っていきます。
●頑張ったのに褒めない。
 “ママ、どろ団子できたよ”と持ってきた時に、“まあ、また洋服を汚して、洗濯するの大変なんだからね”と言っていると、子どもの無力感が育っていきます。
●親が模倣の対象、手本としてではなく、指示命令を出す指導者として子どもを支配していると子どもの無力感が育っていきます。
●子どもに“あんたは嘘つきだ”、“意地悪だ”、“バカだ”、“人間として失格だ”などと言い立て、そのように思いこませていると無力感が育っていきます。
●子どもの能力を超えたこと、理解できないことを子どもに要求し、出来ないと非難する。
 子どもは論理的に考えることが出来ません、言われたことをズーッと覚えていることが出来ません、楽しくないことを覚えていることが出来ません、子どもは抽象的な指示命令は理解できません、子どもはすぐ忘れます、子どもは相手の立場に立って考えることが出来ません。
 子どもとはそういう生き物なんです。それを非難してばかりいると子どもは自分を否定し始めます。
●子どものあら探しをして難癖を付ける。


いっぱいありすぎて書ききれないのですが、つまり簡単に言うと“子どもへの共感の気持ちを失った子育て、子どもの成長への意志を無視した子育てをしていると無力感が育ちますよ”ということです。

もしあなたが、子どもの自信を育てたい、子どもの自己肯定感を育てたいと願っているなら、できるだけここに書いたようなことは減らしてください。
ただし、ゼロは目指す必要はありません。
ゼロを目指すためにはお母さんが自分自身を否定しなければならなくなってしまいます。
それでは逆効果です。

それは難しいことではありません。
ここに書いたような“子どもの無力感を育てる子育て”をしている人は子育てを楽しんでいないのです。子どもと一緒にいる時間を、そして子育てを楽しんでいないから上に書いたような状態になってしまっているのです。上に書いたようなことはその結果に過ぎないのです。

だから、逆にどのようにしたら子どもと一緒にいる時間を楽しむことが出来るか、子育てを楽しむことが出来るかということを考えればいいのです。子どものしつけ方や、子育ての方法など考えずに一緒に楽しく生活する方法だけを考えるのです。
そうすれば上に書いたようなことは自然に減っていくのです。その自然に減っていく程度が丁度いいのです。そして、その作業は同時に子どもの笑顔によってお母さんの自信をも育ててくれると思います。

そうすれば子どもは勝手に自信を育てながら育っていくのです。
お母さんの自信は子どもの成績によってではなく、笑顔によって育っていくのです。





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Last updated  2008.08.23 09:43:48
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