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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2008.11.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あるお母さんから以下のようなメールが届きました。



ですが、病院側の整備が整っていない(産科医不足など)だけで、その部分が改善されれば全てが解決するのだろうかと疑問があります。
妊婦さんが、そして女性が、妊娠前から・妊娠中に知っておくべきこと、すべき事があるのでは?病院出産でお任せ状態の人など、「病院が何とかしてくれる」という考えが「産科医を退職か死に追い遣る」ことになってしまいます。実際、どの産科もどうにもならない状況なのだそうです。

 病院の受け入れ態勢の改善だけでいいの?と数人で考える事があり、「女性の身体」を診る機会の多い仕事をしている人たちに「今の女性ってどうなの?」と聞いてみたところ、いろいろと言葉は違うものの、「ずばり!なるほど」という内容でした。できれば妊娠前の人、本当なら中学生や高校生の性教育の1つとして伝えるべき内容でした。
全てがそうとは言えませんが、このリスクの高い妊婦さんや出産が増えている今の状況は、10代・思春期の過ごし方がとても影響しているのでは?という事でした。

 そして幼少期の頃の「身体作り」「身体を使って遊ぶ」ことが、長い目で見て命を授かり、育み、産み、育てることにつながっているのだと気づかされました。
今、とにかく冷えていて、足が全然できていない人が多いそうです。よく歩いたり、駆け回ったりしていない、赤ちゃんのような足の人が多いそうです。
つま先立ちで立っていられないので、からだのバランスが取れず、その影響は当然全身に及び、いろいろな症状が出て、そんな身体では腹を据えて踏ん張って産めませんし、「自分が産む!」という気持ちが芽生えなくても当然のような体つきなんだそうです。

 すでに幼稚園に入園の頃で「腰つき」が違ってきているそうです。
よく歩いて外遊びをいっぱいしている子は腰が張っているそうです。女性の腰をみて「安産型だね」ということをよく言う人がいますが、確かにそうなんだなぁと思います。

 将来、子どもを授かるか、産むか産まないかは個人の選択なのでしょうが、それでも「ヒト」として子どもを産み育てることが自然なことであるなら、産まれてからそのとき(妊娠・出産)を迎えるまでの過ごし方が、命のリレーに繋がった営みなのだと思います。だからこそ、その時にやるべき事をする、遊ぶ事が大切な時期・身体作りが大切な時期は思いきり遊んで身体を作る。この部分が欠けてしまうと、その後にとんでもない事になってしまうと思います。


今、筋力がなくておんぶも抱っこも困難なお母さんが増えています。
当然そのようなお母さんには子育てという重労働に耐えるだけの体力もないでしょう。子どもと遊ぶのだって苦しいでしょう。子どもは活発ですから。

そのように、子どもを産み、育てるだけの身体的な能力を持っていない人が、子育てで苦しむのは当然のことなんです。

実際、運動が大好き、動くのが大好きというタイプの人からそれほど深刻な相談を受けたことがありません。

現在中三の娘の妊娠が発覚した時、“これで最後だろうからお産を楽しもう”と家内と相談してお産に関する色々な本を読みました。(実際には四番目がいますけど。)

そのおかげで水中出産の片桐さんとも出会えたのですが、出産に関する色々なことも知ることが出来ました。

ある人がチベットで機織りをしている妊婦の人と話をしていると、途中で“ちょっと失礼”と言って、奥に隠れてしまい、しばらくして戻ってきてそのまま機織りを続けられたそうです。

そのちょっとの間に出産をしてしまっていたというのです。全く、動物的なからだですよね。でも、これが人間本来のからだのようです。







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Last updated  2008.11.11 09:36:28
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