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森の声

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2012.04.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は、お母さん業界新聞(湘南版)用に書いた文章を転載させていただきます。

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「夫婦の意見が異なる時」

 まず、最初に言っておかなければならないことは、どこの夫婦でも意見は違うものです。自分の所だけが違うわけではありません。

それは、当然のことながら性別も違うし、役割も違うからです。夫婦が全く同じ意見だったら、夫婦でいる楽しさがなくなってしまいます。

 夫婦という関係以前に男性と女性も異なった意見を持っています。性別が違えば感覚も、感じ方も異なるのでそれは当然のことなのです。

現代社会はその違いを無視していますが、人間はもともと同じ教育を受け同じ環境で育っても、男性と女性は異なった考え方を持つように出来ているのです。だからこそ夫婦になる意味があるのです。

 ですから、子育てや原発の問題などに関して、結果論的には同じ意見でも、その意味するものや目的は異なるものです。

 例えば、夫婦で共に「原発反対」を訴えていても、女性の方は「子どものため」であり、男性の方は「人類の未来のため」かも知れないというようにです。



(ただし、一部のお金目当ての人を除きます。)

 それを「どちらが正しい」という議論に持って行ってしまうから話がおかしくなるのです。

 子育てのことについても、女性は今現在の子どもの心やからだのことを心配し、男性は将来の生活のことを心配する傾向があります。

(単にそのような傾向があるというだけで、全ての女性や男性がそのように考えるということではありません。念のため・・・。)

 その際、同じ「子どものため」でも、考えている内容が異なるのですから、結果として子育ての方法も異なってきます。

 でも、ここで大切なことは両者とも「子どものために考えている」ということなのです。このことを忘れてしまうから「子どもの問題」が、子どもを置き去りにした「夫婦の問題」に発展してしまうのです。

違いから議論を始めるのではなく、お互いの意見が一致しているところをまず探すのです。

そして、その一致点を忘れないようにしながら、そこから議論を始めるのです。

 これは子どもの問題で幼稚園や学校の先生と話し合いをする時も、趣味の集まりで話し合いをする時も同じです。

 その話し合いが成り立たないような場合は、相手を説得しようとせず、自分の立場で、自分に出来ることをしっかりとやることです。 相手を無理に説得しようとすると、相手も無理に説得しようとしてきます。

 子どもは幼い頃は母親の考えを理解し、思春期頃から父親の考えを理解します。どちらも正しいのです。







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Last updated  2012.04.29 08:47:28
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