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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.01.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子どもたちは「遊び」が大好きです。
これは、どんな時代、文化、社会の中で生まれ、育っている子どもたちでも同じです。

なぜなら「遊び」は、子ども達が人間らしさや、人間としての能力を学び、育てるために必要不可欠な活動だからです。

だから、命の働きが子どもたちを「遊び」へと駆り立てるのです。
子どもにとって「遊び」は勉強よりも遙かに大切なものなんです。というか、子どもたちにとっては「遊びの場での体験」こそが「成長のために必要な学び」そのものなんです。
子どもの「遊び」の中には、子どもの「人間としての成長に必要なもの」の全てがあるからです。

子どもたちは「遊び」を通して、感覚を育て、感情を育て、思考力を育て、からだを育て、社会性を育てています。
探究心、冒険心、研究心も育てています。
また、喜びと共に様々な体験をすることで、「生きる意思」や「生きる喜び」も育ちます。


放っておいても家の中にある物で勝手に遊ぶのは2,3才頃までです。

子どもの「成長への欲求」が子どもを「遊び」へと駆り立てるのですが、仲間や、自然や、様々な体験から切り離された状態で生活している子は、その「成長への欲求」が働き出さないからです。

4、5才頃の子どもの「成長への欲求」が目覚めるためには、「あこがれ」となるような対象との出会いが必要になるのです。



機械やオモチャだけを与えられて、一人で部屋の中に閉じ込められていたら、成長への意欲は萎えてしまうのです。

成長する必要がないような環境で育っていたら、成長への意欲は目覚めないのです。

それでも子どもはその退屈に耐えることが出来ません。だから「暇つぶし」を求めます。
ゲームやyoutubeなどは、その要求に応えてくれます。

お母さん達は、子どもがゲームばかりやっていると「ゲームってそんなに楽しいんだね?」などと思うかも知れませんが、ゲームばかりやっているからと言って、必ずしも楽しんでいるとは限らないのです。

お酒ばかり飲んでいる人がお酒を楽しんでいるとは限りませんよね。いつもタバコを吸っている人がタバコを楽しんでいるとは限りませんよね。
それと同じように、ゲームばかりしているからといってゲームを楽しんでいるとは限らないのです。

もちろん楽しんでいる子もいっぱいいるでしょうが、そうでない子もいっぱいいると思います。「他の遊びを知らないだけの子」や、「止めたくても止められない子」もいるでしょう。「ゲームばかりやっている自分が嫌いな子」もいるかも知れません。

子どもたちが、本当にゲームでの遊びを楽しみ、その遊びに喜びを感じているのなら、精神的に安定しているはずです。問題行動も少なくなるはずです。
自己肯定感も育ち、強い不安に支配されることもないはずです。
精神的に満たされているのなら他の子をいじめることもないはずです。

実際、自然の中で群れて、自由に思いっきり遊ぶことが出来ている子はそういう状態ですから。






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Last updated  2022.01.23 09:37:30
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