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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.07.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
胆汁質の人は、みんなで同じ方向を向くのが好きです。
同じ方向の同じものを見て、目標を共有するのです。
目標の共有が出来るので、役割分担も出来ます。でもそのため、競争も起きやすくなります。
リーダーも必要になります。

この特性は、一人では出来ないような大きな仕事をする時に役に立ちます。例えば、マンモスのような大きな動物や足の速い動物を狩る時には、数人で組織を作って、それぞれ役割分担を決めて立ち向かわないと逃げられてしまいます。凶暴なクマやライオンを狩る時も同じです。
同じ理由でライオンやシャチもまた群れで狩りをします。
戦争やスポーツチームが試合で勝つためにも胆汁的な気質が必要になります。
また、大きな建造物や大きな組織を作る時にも胆汁的な気質は必要になります。
「国」もまた胆汁質的な気質で作られています。


そして、他の人にもその正解を強要します。他の人にも自分と同じ方向を向かせようとするのです。
また、勝ち負けにもこだわります。努力することと頑張ることが好きです。
胆汁質の人にとって大切なのは「ちゃんと役割を果たすこと」ですから、「役割を果たすための道具としての心や、感覚や、からだの働き」は大切にしますが、心や、感覚や、からだの世界を味わい楽しむと言うことにはあまり興味がありません。

「勝つためのスポーツ」はやっても、「楽しむためだけのスポーツ」には興味がありません。というか勝ち負けを競うスポーツそのものが胆汁質的な発想で作られています。「厳格にルールが決められている」ということがもう胆汁質的です。

胆汁質の人がスポーツを楽しめるようになるとしたら、引退して「勝たなければ」という目標が消えてからです。

それにたいして、多血質の人は最初からスポーツも楽しもうとします。あまり勝ち負けにもルールにもこだわりません。遊びと同じ感覚なんです。でも、胆汁質の人はそんな多血質を見て「もっと真剣にやれ」とイライラします。

胆汁質の人は勝ち負けにこだわります。ですからみんなが同じ方向を向くような活動が好きです。その活動には始まりと終わりがあります。そして過程よりも結果を大事にします。

多血質の人は勝ち負けを楽しみます。鬼ごっこなどの子どもの遊びも同じです。ですから、みんなが向き合うような活動が好きです。そして、遊びには終わりがありません。
スポーツでは勝ち負けが決まった段階で試合終了になるのですが、遊びの場では「終わり」は「始まりの合図」なんです。

粘液質の人は、勝ち負け自体に興味がありません。そして、その行為自体を楽しもうとします。ですから、一人で出来る活動が好きです。

憂鬱質の人は他の人と勝ち負けを競って戦うことは怖がりますが、「理想を追い求める気持ち」は強いので、相手とではなく自分と向き合うような活動には向いています。



胆汁質と憂鬱質は一見正反対ですが、正反対と言うことは似ていると言うことでもあります。
胆汁質の人も憂鬱質の人も、楽しむことよりも自分の理想に近づくことの方を求めるのです。

ただ、胆汁質の人は社会的な活動の中に自分の理想を求め、憂鬱質の人は心の世界の中に自分の理想を求めるのです。でもだから、正反対に見えてしまうのですが、実は似ているのです。
まただから、両者とも融通が利かず頑固なんです。

図にすると、四つの気質の関係はこんな感じです。









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Last updated  2022.07.05 07:59:14
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