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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2023.12.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近の子ども達を見ていると、どうも冒険にはあまり興味がないようです。そのため、新しいことにチャレンジもしません。

自由に造形などを作らせても、いつも同じものしか作ろうとしません。造形関係の面白い本がいっぱい置いてあっても見向きもしません。

そして、知っていることや、すでに出来る事ばかりを繰り返そうとします。キャラクター関係の絵を描いたり、ぬいぐるみを作ったりはしますが、自分のアイデアで描いたり作ったりはしないのです。
考えることも面倒くさいようです。知恵の輪を渡しても、あれこれやってみることなく、最初から「外し方」を聞いてきます。

また、人と違うことをやる気もありません。

「退屈だー、退屈だー」と言っている子に、「退屈だったらこの本を見てごらん」とか、「こういうものやこういうものも作れるよ」と言っても興味を示しません。
最初は興味を持って初めても、予想外に複雑だったり、大変だったりすると、簡単に挫折します。
そして、「何か他に、簡単にできるものはない?」などと聞いてきます。作ることを楽しめないので、「簡単に出来るもの」にしか手を出さないのです。

「外国で行きたい国ある?」と聞いても、多くの子が「怖いから行きたくない」と言います。



そんな時、面白いのはちょっと発達障害(と呼ばれている状態)の傾向がある子ども達です。
そういう子ども達は人の目を気にしません。やりたいことをやります。冒険やチャレンジにも積極的です。そしてそれは、自己表現や遊びの場では長所になります。

でも、お母さんの言うことを聞かなければいけない場や、先生の言うことを聞かなければいけない場などではそれが短所になります。そして、叱られ、指導され、その状態を治すために療育を勧められます。
そして、長所は短所として扱われ、短所として定着していきます。

また、発達障害ではなくても、ちゃんと自分の頭で考えて作ったり行動できる子もいます。そういう子は学校でもちゃんとルールを守って行動する事が出来ます。
(私が知っている範囲では)そういう子は家であまりテレビを見たり、ゲームをしていません。テレビやゲーム機自体がないという家庭もあります。

それは親との関わりが多いということと、お母さんやお父さんにそれなりの教育信念があるということを意味しています。

私の周りにはそういう子も多いですが、世間一般的には全くの少数派だと思います。
また、ここに書いた「困った状態の子ども達」と似たような状態のお母さん達もすごく多いです。そういうお母さんは自分の頭で考えようとしません。(多分、お父さん達も似たような状態なんでしょうが、お父さんと関わり合うことが少ないのでよく分かりません。)

私には、今の時代の流れがおかしな方向に進んでいるように思えるのです。
私は、みんながもっと「発達障害と呼ばれている子の面白さや素晴らしさ」、「ゲームの害」、「人と人が関わり合うことの大切さ」などに意識を向けた方がいいのではないかと思っています。






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Last updated  2023.12.26 08:15:19
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