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すべて、お楽しみさ… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2025.11.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この四月に、小田原に新しく出来た「YES International School Odawara」のARTの授業を短期ですが受け持たせて頂いています。

以下の写真は、「形で遊ぼう」というテーマで自由に描いてもらった時の絵です。みんな素敵な絵を描いたのですが、この子の絵はちょっと特別でした。(他の子がどんな絵を描いたのかは「YES International School Odawara」のInstagramを覗いてみて下さい。)

どう特別なのかというと、算数の計算式を描いて、それを青く塗っているのです。その子曰く「算数は青」だそうです。




それが面白かったので先日FBにこの写真を載せたら、「やっぱり算数は青ですよね」とコメントを入れて下さる方が何人もいて驚きました。私たちは算数の数式にさえも色を感じているみたいです。

気質の勉強会の時にもやるのですが、「この人は何色が似合うと思いますか?」と聞くと、多少の違いはありますが、なんとなくみんな同じような色を選ぶのです。

でも、これって不思議ですよね。色に色を取り合わせるのなら分かります。色と色は並べて比較できますからね。でも人間と色も取り合わせることが出来るみたいなのです。私たちは何を基準にして色を選んでいるのでしょうか。

また、「○○さんを色に例えると」と問いかけても、ちゃんとその人を特徴付けるような色が見えてくるのです。肌が赤いわけでもないのに「赤」を感じたり、肌が青くないのに「青」を感じたりするのです。

先日「カラーモンスター」という絵本を買いました。



著: アナ・レナス


「怒りとか悲しみなどという感情を、色として感じて気持ちを整理してみよう」というような内容の絵本です。

「感情に色がある」というのも不思議ですよね。でも、多くの人が「怒り」に赤を、悲しみに青を、苦しみに黒を感じるのではないでしょうか。

私たちはいったい何を見ているのでしょうか。「意識できるもの」だけでなく、「意識できないもの」まで見ているのではないでしょうか。意識には「意識できるものだけ」しか見えませんが、無意識は「意識できないもの」まで見えているのではないでしょうか。そして、「意識できるもの」は頭に、「意識できないもの」は、ダイレクトに心とからだの中に取り込まれているのかも知れません。

実は、パウル・クレーという絵描きや、彼と共にバウハウスという美術学校にいた仲間達も「色や形の不思議」について研究していました。大分昔に読んだので、あまり記憶が定かではないのですが、「○は何色が合うか」、「□は何色が合うか」などというようなことや、色や形についての様々な研究をしていたようです。

<続きます>





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Last updated  2025.11.15 05:17:53
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