「免疫整体 ここ一番」院長の日記

「免疫整体 ここ一番」院長の日記

2018年04月02日
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まず、森友・加計騒動で日本の国会は、この1年間どう忖度しても、正常に機能し来たとは言えない。

この茶番に満ちた舞台を覗いてみると、丁度ちゃぶ台をひっくり返してしまった若い夫婦の夫婦喧嘩の様である。

先の国会(衆参予算委員会)では、佐川元財務局長が文書改ざん疑惑問題(決裁文書に書かれていた政治家等の名前を勝手に削除した等)でようやく証人喚問がなされた。

佐川氏は、国民の目から見ると、どうみても森友問題の国会答弁で恩賞昇進したと見える税務長官の席に逃亡していたが、この見え過ぎる対応に不満を持つ人々は、ならば国民は税金を払わないという強い批判も浴びていた。

野党側は、この千両役者を「公文書書き換え疑惑」という手段で、ようやく証言席に引っ張り出し、税務長官の椅子からは下すことに成功したものゝ、佐川氏の方が役者が一枚上であった。

『本件は自分を含む局内で勝手にやったことで、それについては、「現在検察が入っており、刑事訴追される可能性があるのでこれ以上答えられない」』と、49回にも及ぶオウム答弁の末、ひとり責任を背負い、結局のところ安全圏へ逃げ帰ってしまった。

また、「この問題で、政治家の関与は一切なかった」と、ここだけははっきり過ぎる官僚特有の、誰かをかばった印象深い回答を残して、終わってしまった。

彼のメガネの奥にかすかにひかる怪しい光は、罠にはまってしまった狸の人を睨み返す目に似ていた。
こんな時の狸程注意が必要である。



そんなことを考えていると、
言わぬことか、証人喚問の予定時間は瞬く間に終わってしまった。

野党の終盤の追及は、もはや声を荒げて「啖呵を切る」程度の尻きトンボ状態となり、一方の与党はこれで問題は解決したと、もはや一目散に逃げ切り態勢である。


さてさて、この間世界、特に北朝鮮の絡む問題は平昌オリンピックを契機に急展開し、南北朝鮮首脳会談が行われ、5月には米朝首脳会談まで開催されることが決定してしまった。

また中国ではが習近平主席が党大会で再選され、更に5年任期の主席規約も改正され、これにより習近平主席の長期独裁政権の体制が造られてしまった。

そして去る3月、ロシアでは大統領選挙が行われ、プ-チン大統領が76%を超える信じられない高い支持率(多くの不正疑惑の報道あり)で再選され、こちらも独裁体制を完全に固めしまった。

更に3月末には、急遽金正恩主席が訪中して中朝首脳会談が北京で行われ世界を「あっ!」と驚かせた。

間伐を入れず、続いてオリンピック組織委員会会長のバッハ氏が北朝鮮に招かれ、金正恩主席と会談、そこで東京オリンピックには北朝鮮が正式に参加することも宣言した。

こんな中で、現在米韓軍事演習が行われている。
しかし、これも例年は2ヶ月に亘る演習だが、今回は米朝首脳会談が5月に予定されているため、1ヶ月期間短縮され、原子力空母も参加されていないようである。


世界、特に我が国の近辺でこれだけの急激な展開がされている中、何故か日本の名前は全く出てこない。

「蚊帳の外」とは、正にこのことである。



冗談ではない!日本のすぐ隣の国の事であり、日本には北朝鮮との間に最低拉致問題もある。

「誰かさんのための、誰かの忖度」で始まった一番の損害は、まず失われた時間(トキ)である。



(つづく)





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最終更新日  2018年04月04日 20時06分34秒


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