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ここ迄振り返って見てきて、表題の疑問「サッカ-の神様は居るか??」に迫ってみよう。さて、「今大会中、あなたはサッカ-の神様を見ましたか?」爺の目からは、今大会でも「サッカ-の神様!」はしっかり確認できた。それも、あっちこっちに顔を出し、手を出し、足を出し、時にはベロさえ出した場面もあった。まるで悪戯好きのピエロのように、グランドを、時には観客席を走り回っていた。特に日本チ-ムの試合には、今まで以上に現れて祝福してくれていたと思う。そして爺の人生の経験から、神様は必ず何処かに次につながるサイン(=印)を残していくものだ。そんなサインを集めて、未来の我らが日本チ-ムの活躍を予想してみよう。勿論、「日本男子がサッカ-ワ-ルドカップを手にする時は何時か?」の大予想である。ご承知の通り日本サッカ-連盟は、ワ-ルドカップでの日本チ-ムの優勝目標を「2050年」としている。爺に言わせると、この目標自身余りにも具体性にかけ、凡そ過ぎて、これでは全く当てにならない。これでは、目標を立てた指導部自身の自信の無さを、証明しているようである。これは現時点でそれほど世界との壁が厚く、高く、優勝など到底不可能と言うことだろうか?爺の目から見ると、今のサッカ-界幹部が全盛期の頃、日本の殆どの青少年が嬉々として取り組んでいた球技と言えば野球である。当時寒空の中、泥にまみれて頭でボ-ルをトスする野蛮なサッカ-に、興味のある若者は100人中一人もいなかった。そんな希少な連中が集まって闘った当時の基準を、現在の人気高まったサッカ-好きの若者達にスライドしてあてはめてもらっては、大変迷惑な話である。確かに野球の世界でも、当時の日本人と欧米人の体力差の違いは大きく、長い間米国には追い付けなかった、しかし、野茂選手やイチロ-選手の活躍から始まって、昨年は大谷選手がベイブル-スに並んだ二刀流で一気に差を縮めてくれた。日本人得意の創意工夫のチャレンジの連続が日本の野球を進化させてくれたといえるだろう。それにより、もはやアメリカ人や日本人自身が、日本人の体格差や技術の差を改めて言う人はいなくなったと思う。その他卓球や水泳、テニス、バスケット、バトミントンなど、従来日本選手には苦手とされてきた種目での日本選手の目覚ましい活躍も散見される。サッカ-界でも才能を持つ若手選手がゾロゾロ出てきているし、サッカ-こそ日本人の体形や繊細さ、機敏性、組織力などに合っている。冷静に分析してみると、サッカ-こそ日本人が最も得意とするスポ-ツだと云えよう。その証拠に何より、女子サッカ-は一足お先に世界を制覇している。いわんや男子とてそう遠い話では決してないだろう。ただ、まだ日本人独自の技、或は戦術や戦略のようなものが、十分確立されていないだけである。サッカ-界も、十二分にそのレベルに到達しつつあり、夢の実現はそう遠い話でないと思う。さて今回の大会で、上からの暗示があった選手が何人かいる。神から愛された男達である。大迫、本田、吉田、香川、長谷部等である。そんな材料を基に、夢を噤んで大胆に構築してみる。爺の出した結論は「長谷部が中心(監督)の代表チーム」の時!と出た。*長谷部選手こそ、今回最も神に愛されていた。 (恥ずかしいボンミスパスと、足が短くて僅かに届かなかったクリア-ボ-ル→決勝ゴ-ルとなる)*長谷部選手は国内と海外を経験した才能の持ち主で、ワ-ルドカップでは、ブラジル、ロシア大会を日 本の主将として務め挙げた日本の全ての要である。 指導者となった暁には、従来の日本人の枠を飛び越えた戦略や戦術を実践できる、才能溢れる指導者に 成長してくれることだろう。その時が日本の最大のチャンスとなる。 *その時、香川、本田、吉田選手の何れかも役員やコ-チなどとして参画していることだろう。* では、長谷部選手が監督になる時期は何時だろうということになる。 まだ彼は現役に興味があり、監督になるには10年ぐらい先になるだろうか? 是非、爺も目の黒いうちに、その瞬間に巡り合いたいものである??!!! (完)
2019年01月21日
「ロメル・ルカスが語った今大会サイコ-のシュ-トとは?」日本ゴ-ルを襲う赤いユニホ-ム集団。それを何とか防ぐ青いユニホ-ム集団。右サイドに展開した赤の集団ベルギ-は、ムニエが中央のルカスに絶妙な最終パスを折り返した。青いユニホ-ムの長谷部選手が何とかこれに絡み込む。と一瞬、何かのリズムが変わった。何と!、ルカス選手がパスを股下を通し、スル-したのだ。そのボ-ルを、左サイドを走ってきたシャドリ選手が左足で併せて日本のゴ-ル左に蹴りこんだ。ベルギ-の逆転の見事な一瞬である。後日ルカス選手のインタ-ビュ-で、このスル-パスこそが今大会自身最高のゴ-ルだと語っていた。ルカス選手は今大会4点を挙げ得点部門で2位であった。その4点より、このスル-パスから咲いたゴ-ルが、最も美しくも最高のゴ-ルというのだ。青いユニホ-ムが次々と、緑の芝に静止し、やがて動かなくなった。試合終了の笛が歓声にかき消された。後日、このシ-ンについて当事者の長谷部選手のコメントがあった。ベルギ-の高速速効攻撃を、必死に阻止しようとルカスを追っかけ、何とかギリギリのところで彼に追いついたという。右サイドのムニエ選手から中央を走るルカスにパスが渡った瞬間、長谷部選手も一瞬スル-パスもあると感じ、対応策として足首を若干延ばしたという。その瞬間をスロ-ビデオで見直してみると、長谷部選手の話に偽りはなく、彼れの右足は僅かにボ-ルに触っていた。もう少し強く触っていれば、コ-スも変わっていたことだろう。流石、世界で活躍するレベルの選手であり、日本の主将を任されている男である。岡田・西野監督対談の中にもこの話題が出ていた。「怪我の多かった長谷部が絶好期であったらな?防げていたかもしれない?」両監督が、長い間日本の主将としてチ-ムを引っ張った長谷部選手に送った、これぞ最高の慰労に満ちた誉め言葉であったと爺には聞こえた。(つづく)
2019年01月18日
「相手は日本のCKを全て予測し研究し尽くしていた!」。ベルギ-代表チ-ムは、後日の会見で日本のCK全てについて、研究し尽くしていたと語った。つまり本田選手が狙う場所や、球質、コ-ス、それに対応する選手等知り尽くし、その対策も全て練習済みだったというのである。この場面で本田選手の最終選択は、中央の吉田選手に狙いを定めて、ヘッドでの逆転を狙った。本田選手の蹴ったボ-ルも100%狙い通り吉田選手に向かって伸びて行った。「ドンピシャだ!!」「・・??」しかし吉田選手がジャンプしたその上に、長身のGKクルトワの手がスルリと伸びて、吉田選手の動きを抑える形でボ-ルはGKクルトワにキャッチされていた。「残念!」後日、吉田選手はこのシ-ンについて短く反省のコメントを出している。「相手は完全にプレ-を予測していて、キャッチされてしまった。ただあそこでGKクルトワに体当たりしてァールしておけば良かった。そうしたら高速カウンタ-は有り得なかった?」と。この時吉田選手の心を占めたのは、守備陣が総出で出陣してしまい、空になった自陣の事である。「一秒でも、一歩でも早く戻らないと!?」この場面でビデオに映る吉田選手の一連の仕草に、その心中を察して余るものがある。ベルギ-は、日本のCKへの対応を全て準備し練習もしていたという。その中に実は「高速カウンタ-戦術」も潜んでいたのであった。今から振り変えれば、ベルギ-側からすると、本田選手が香川選手にドリブルで渡すショ-ト戦法で、延長戦になるのが一番怖かった戦法のようであった。さて、さて、遂に賽は投げられた。もう一度、あの場面を再現してみよう。残り時間はたったの17秒だ。本田選手の狙ったのは中央奥に位置していた日本では一番長身の吉田選手であった。ボ-ルは見事な放物線を描いて目標にグングン近づいていく。吉田選手がジャンプすると同時に相手DFも阻止するためのジャンプした。と、その上から長身の相手キ-パ-クルト:クルトワが覆いかぶさるように手を伸ばす。ボ-ルはキーパ-の両手にしっかりキャッチされた。「アア~惜しいな!残念!」そう思ったのは、ほんの一瞬であった。まず、キ-パ-がボ-ルを抱いたまま走り出した。それと同時に、赤いランニングシャツがいくつも一斉に日本ゴ-ルに向け走り出した。追従する日本の青いシャツは僅かで、そのスピ-ドに殆ど置いて行かれてしまった。ゴ-ルキ-パ-が中央を走るデ・ブルイネに手渡すようにパスすると、赤い軍団は颯のようにパスを仕合ながら日本ゴ-ルに見る見る間に迫って行く。見事な高速ドリブルのブルイネから右サイドのムニエにパスが展開された。そして中央を走るのがベルギ-のエ-スで得点王のロメル・ルカクだ。ノ-マ-クに近い!「やばい。危ない~!」すると一目散に青いシャツがひとつ、ベルギ-のFWであり得点王のエ-スロメル・ルカスに必死に迫って、遂に何とか追いついた。背番号17の日本の主将長谷部選手だ。(つづく)
2019年01月10日
「本田選手の意地!」同点となって更に緊迫する試合は進行し、とうとうロスタイムに入った。ここで日本に大きなチャンスが転がり込んだ。ベルギ-選手のファ-ルからフリ-キックを得たのだ。距離にしておおよそ15メ-トルは有るだろうが、完全に狙える位置である。当然キッカ-は得意な本田選手だ。ここで本田選手のこの時点の心を覗いてみよう。後半同点となって7分後原口選手に代わってピッチに立った本田選手。本田選手は誰から見ても日本のエ-ス級選手であり、チームの切り札でもある。そして彼自身、この大会が日本代表としての最後の大会だと覚悟の上に臨んでいる。だがこの試合先発を外れ、先ほどまで後輩たちの大活躍に複雑な心境でピッチサイドで試合を見ていた。この場面での彼の心境は、「ヨ~シ!俺が絶対決めてやる!!」だったろう。世界を股にかけて活躍してきた本田選手には、その実力と数々の実績に伴う確信がある。日本が悲願としてきたベスト8の壁、「俺の足でこじ開けてやる!」と思ったかもしれない。それにこの試合、延長戦になれば、誰が考えても体力に優れたベルギ-が有利である。少なくとも日本のサッカ-ファンは、手を握り声を潜めて本田選手の姿を凝視していただろう。一瞬水を打ったような静寂がスタジアムを襲った。そんな中、本田選手の足から蹴られた得意の無回転シュ-トは、抜群のコ-スを辿り、敵陣守備の壁を巧みに越え空中で上下に変化し、そしてゴ-ル前で急速に落下した。狙った通り最高のこれ以上ないシュ-トだった。「入った!」と思った瞬間、キ-パ-の手が延びて、無情にも弾かれてしまった。このキーパ-のプレイも実に素晴らしい超ファインプレイであった。スタジアムは大きな歓声と悲鳴に包まれた。でも日本に、まだチャンスは残っていた。キーパ-が弾いたボ-ルがクリア-され、ゴールラインを割ったため日本はCKを得たのだ。再び、本田選手の出番である。4年間代表チ-ムが練習に練習を重ねて創り上げた得意のCKである。まだ日本にツキは残っている。吉田選手をはじめデフェンス陣も続々と、ベルギ-ゴ-ル前に集まった。何十回やってきた練習の通り上手く行けば、逆転勝利である。ここで残り時間は、僅か30秒足らずであったろうか。この時点の本田選手の心のうちに再び入ってみよう。取るべき戦術として、まず延長戦を狙えばショ-トパスを香川選手に渡し、残り時間を稼ぐ方法がある。しかしまてよ、延長戦になれば体力的に見て、ベルギ-の方がおそらく有利である。次の手として、自分を信じ仲間を信じて1点をここで取りに行く方法である。そして万が一この方法が上手く行かなくても、2対2の同点のままであり、残り時間が少ないからのだから延長戦になる筈だ。「千載一遇の絶好のチャンス!」「俺は持っている男だ!」「そして日本の絶対的エ-スだ。その意地もある。」「FKも狙ったところに打てたし、絶好調だ。」「この機会こそ、正に天が与えてくれた絶好のチャンスに他ならない。」「時は今だ!いざ勝負!!」おそらく彼の心境は桶狭間に出準する信長のそれだったかもしれない。「そして、いよいよ残りの17秒の奇跡が始まる」(つづく)
2019年01月10日
「これはk様からの暗示なのか?」(1)まず後半に3分、日本原口選手が待望の先制ゴールを決める。その僅か4分後、今度は乾選手が無回転ミドルシュ-トを決め日本は2対0と絶対的優位に立つ。世界中の誰が、こんな意外な展開を予想しただろうか?喜び弾け、活き活きとする日本選手達、沈み込み硬くなって行くベルギ-選手。戦況の変わらないベルギ-は、すかさず後半20分選手交代2人を行い反撃態勢をとる。日本の欠点を突いて長身選手を投入し、有利で得意なヘッド攻撃を目論む作戦である。その僅か4分後の後半24分、早速効果が出る。それもベルギ-は特別ラッキ-なヘッドで1点目を挙げた。このヘッドシュ-トは距離にして30メ-トルは有っただろうか?状況はこうだ。日本ゴ-ル前でベルギ-と日本はヘッドで空中戦をしていて、かなり離れた位置からのベルギ-フェルトンゲン選手の高く返したボ-ルが、何とそのままGK川島選手のジャンプした僅かに上を通過し、そのままゴ-ルに鶴が舞い降りるように届いてしまった。おそらくフェルトンゲン選手さえ予想していなかったことだろう。{まさか・・・・?(嫌な予感(1)}この超ラッキ-な1点で、ベルギ-の選手の目つきと動きが一瞬にして変わった。絶望から希望に変わった瞬間である。そしてその5分後の後半29分、ベルギ-は日本ゴール前で長身のフェライン戦手がドンピシャのヘッドで2点目を挙げ、2対2の同点に追いついてしまう。ベルギ-の執った長身の戦手の投入と、選手交代のタイミングが「ピタ」と合った実に見事な戦術の結果である。同点とされ、完全にベルギ-ペ-スとなったこの時点で、「日本は選手交代か?」と推測したが、日本ベンチは動揺しているのか動く気配すらない。そして後半36分、同点に追いつかれてから7分後、西野監督は遂に選手交代に動く。1人目は柴崎選手に代わり山口選手、二人目は原口選手に代わって本田選手。この交代戦術で、ベルギ-ペ-スに傾いていた試合が明らかにかなり修正されてきたように見えた。しかし、ここで小さなアクシデントが発生した。日本の攻撃で敵陣前ゾーンを組み、主将長谷部選手が中央近くで香川選手にパスをした時だ。2人の距離は2メ-トルもなかっただろうか?当たりそこないのとんでもない球が、ドリブルを想定し走ってきた香川選手の胸部にライナ-で当たり、跳ね返ってダイレクトに長谷部選手の肩に当たった。「あれれ??!」{嫌な予感(2)}対談の中でもこのシ-ンの話題が出た。両監督もこの現象に「?・」と嫌な感覚が一瞬脳裏に走ったという。番組に映像参加した当事者である長谷部選手も、変なところに当たってしまった完全なミスパスと認めていた。いわゆる「ボンミス」は人間であれば例えA代表選手とはいえ、誰でも多少はするが、この舞台で尚且つ重要な場面で代表チ-ムの主将が犯しまったミスである。「これはK様からの暗示であるのか?」これも後から振り返ると、明らかに実に不可解な「何かのサイン」かも知れない?(つづく)
2019年01月10日
「悪夢の向うに見えるモノ・・・・!」サッカ-のワ-ルドカップロシア大会に沸いた2018年は2019年の壁の向うに去り、そして早や一週間以上を経過してしまった。何処かの大統領は、大量の難民が押し掛けるのを防ぐため国境に壁を造ろうと躍起になっているが、反対派に阻まれ、予算が取れないで困っている。いくら金髪を振りかざして吠えても、人間の出来る技はせいぜいこの程度である。さて、今年はラグビ-ワ-ルドカップが初めて日本で行われ、来年2020年には2回目となるオリンピックが迫って来ている。月日の流れは一見遅い様で、振り返れば恐ろしいほど速い。そして、その時代に造った歴史の壁を、後から乗り越えることは決して出来ない。さてさて、爺恒例の寝正月は、専らテレビ鑑賞で「ファ~」という間に終わってしまった。86歳にして南米大陸最高峰、アルゼンチンのアコンカグアに挑戦する冒険家三浦翁とは大違いである。あえて比較すると、月とスッポンどころかノミにも値しない。「トホホ」である。この臥し堕落、まあ正月だから許して頂こう!話を戻して、その中で特に印象的だったのは、ワールドカップサッカ-ロシア大会を振り返た番組、とりわけ日本代表チームを仕切った西野朗前監督と、元岡田監督の対談だった。岡田元代表監督と西野前監督の対談は、何とも云えない深い味と感慨を与えた。その中でも「ベスト8」進出を狙ったあの対ベルギ-戦、「最後の17秒」解説は実に面白かった。日本人監督として初めてワ-ルドカップを指揮した岡田監督と、ロシア大会の日本チ-ムを指揮した西野監督、両監督は日本だけでなく世界的にも名将と讃えられる名監督である。その二人の対談である。指揮した西野監督はどんな気持ちでいたのか、それを見ていた岡田監督はどう感じていたのか・・・??そして分析して出された結論とな何だろうか?あの悪夢の向うに、一体何が見えるのだろうか??さて、時間を巻き戻して日本対ベルギ-戦をもう一度見なおしてみよう。西野監督の采配は冴え、決勝リ-グにコマを進めた日本は世界ランキング3位のベルギ-と対した。対する日本は、世界ランキング上では61位と、どう見てもこれこそ月とスッポンの差である。しかし試合が始まってみると、驚いたことに日本は前半を互角に戦い0対0で後半を迎えた。(つづく)
2019年01月10日
『爺の予想は全敗!参りました! それにしてもなんという試合だ!そして結末だ!』 日本が未達の「ベスト8」を決めるベルギ-戦。 強敵ベルギ-を相手に、西野采配に選手達は奮闘し前半を0対0で対等に終え、後半早々原口のミドルで日本が待望の先取点を挙げた。 更に、間もなく香川の切込みから、パスを受けた乾の無回転弾がネットを揺らして2対0と差を広げる。 この爺でさえ、「夢か!?」と思わず椅子から立ち上がる。 そして、何処をつねっても痛い。 これは夢でない! 間違いなく現実だ! 実は爺、この試合の為に午后10時に寝てみたが眠れず、興奮していて何とか寝たのが2時過ぎだ。 意識がまだフア・ファしている。 でもこれで、120%目が覚めた。 気のせいかテレビ画面も鮮やかで、その向こうに現地日本応援席で揺れる日の丸がやけに眩しい。 最初に戦術を動かしたのはベルギ-で、まず2名のメンバ-交代を行った。 この作戦は当たり、圧倒的に体格差のあるベルギ-に日本は徐々に圧され出した。 気が付くと瞬く間にヘッドで2点を返されて同点とされてしまう。 そしてもう少しで延長か、と地団太を踏んで迎えたロスタイムに、日本本田のCKをキ-パ-が飛び出して捕球すると、ベルギ-選手攻撃陣は一斉に全力で川島の守る日本ゴールに向かって走り出した。 凄いスピ-ドと、巧みなドリブルとパス回しだ。 これが試合後記者会見で西野監督を唸らせた、見たことのない「高速カウンタ-」だった。 この一か八かの隠し玉を、日本は見事に食らってしまい、逆転されてしまった。 「これは一体??!」 「やはり夢だ! それも悪夢だ!」 そして、日本が攻撃を始めようとボ-ルをセットした時、非情にもゲームセットの笛が鳴り響いた。 よろこび弾けるベルギ-選手に対し、日本選手達はグランドに倒れ込んだ。 「そんなバカな!!? 非情なことがあってたまるか?!」 この時、爺の脳裏には前予選最終戦のポーランド戦で発生したモヤモヤが、スモックとなり、瞬く間に入道雲の様に広がった。 そして急に背中に冷たい汗を感じた。 こんな思考に襲われたのは、爺だけだったろうか? 「ああ~これぞアフリカの呪い&セルガルの呪縛か? それとも天の声なのか?!!」 やっぱり何処かにサッカ-(スポ-ツ)の神様は居るかも知れない?? 「スポ-ツマンシップとは、常にその試合に全力を尽くし、戦い抜くこと!?」 日本は今大会で、ル-ル上のフェアプレイの差を活用して勝ちあがった予選リーグ。 爺を含め、殆んどの人々はそれも有りとして受け止めてきた。 しかしである。 スポ-ツは、命を取り合う戦争とは違うのだから・・・。 どうやら人類は、オリンピックが何故発祥したのか、その原点をもう一度顧みる必要がありそうである。 そんな意味からも、この試合は必ずや後世に伝え残るだろう。 それにしても良く戦ったなぁ~サムライジャパン! 「お疲れ様!!!」
2018年07月05日
いよいよ7月3日3時から、日本の新境地「ベスト8」を賭けたベルギ-戦だ。先日28日行われたポーランド戦には、西野マジックが見事にハマり、日本はH組2位通過で、決勝の舞台へ進むことが出来た。しかし、世界や多くの日本人ファンも、予選通過は果たしたものの、何処かスッキリしない状態で明日朝のベルギ-戦を迎える。ベルギ-はFIFA3位の強豪で、今回の予選も3連勝で1位通過してきた優勝候補のひとつである。デ-タ-ベ-スで日本と比較すれば、何度トライして見ても、みじめな結果しか出てこない。しかし、失うものが何もなくなり、心を一つにしたときのサムライ集団は、必ずや奇跡を興す。その結果!「2対1」で日本勝利となる。まずこの試合で日本は先取点をゲット!香川・原口が絡んで何かが起こりそうである?????。その後同点となるも、後半日本に貴重で決定的となる勝負を決める1点が入りそう!?長谷部当たりに幸運のエンジェルが舞い降りそうな気がしてならない・・??頑張れニッポン!!
2018年06月30日
「予選突破!おめでとう西野ジャパン!」「見事なり西野采配!」昨夜のポ-ランド戦の爺の予想は完全に外れて、こちらは「完敗」の「降参」である。いやはや西野マジックは爺の思考を遥かに越えたものであった。監督の狙った理由は簡単・明瞭だ。2試合戦い抜いた日本のベストメンバ-を、6人も入れ替え勝負に出たのである。この手の目的は明らかで、次のスッテップに向け、主力選手の体力を温存するためである。正に、そうできると信じて打った決断の一手であった。その証拠に、最後まで香川・昌子選手は出る気配すら全くなかった。西野監督の狙いは、「引き分け狙いで、上手くいけば先取点を挙げて勝利する」ものだったのだろう。そのため、前半は慎重で臆病な程の戦い方となり、両者得点の無いまま「0対0」で終った。しかし、後半早々に岡崎が足首を痛め急遽大迫と交代。そして59分PKから捨て身のポ-ランドに先取点を取られてしまう。宇佐美に代えて乾を投入しても、なかなか追いつけない展開の後半、別会場で行われていた同H組のコロンビアとセネガル戦の状況を見て、西野監督は急遽勝負に出る。それが武藤に代えて主将である長谷部を投入し、パス回しだけの試合時間消滅作戦だったのだ。日本だけでなく、世界中からブ-イングが起こったあのパス回しだけの無気力な戦術だ。只、あの時点では「一歩でも上に行くため!」の選択のひとつだったのである。西野監督は、あの時点でそれを迷うことなく選んだのである。もし思惑が一歩外れて、残り時間内にポーランドに加点されても、サムライジャパンの誰かが重大な違反行為を行っても、更に別の場所で並行して行われているH組のコロンビア対セネガル戦で、セレガルが得点でもしていれば、日本は完全に一次リ-グを敗退していたのである。もし万が一、そうでもなれば、それは武士が一番嫌がる卑怯で不名誉な負け方なのである。西野監督はそれを選択し、選手たちはそれを理解し、粛々と実行したのである。後から歴史的に振り返えって見れば「一か八かの勝負だった」と評価されることだろう。誠に恐れ多い監督である。そして、ならば次の試合に対する監督ならびにチ-ムに対する評価はより厳しくなり、プレッシャ-は大変なものとなるだろう。なにわともあれ、これで立派な16強の仲間入りであり、次はベスト8を狙う位置に来たのである。相手は7月3日(日本時間)強敵ベルギ-だ。今試合で最も大きな収穫は控え選手を6人も試せた点である。正直なところ、控え選手には相変わらずミスが多く、積極的な面が乏しい等、悪い面ばかりが見え隠れしていた。ただ、同じピッチに立てた経験は大きく、更にチ-ムの団結を強固にしてくれたことだろう。目立ったのは、守護神川島である。第1,2戦で失った信用を見事に取り返したプレイを、幾度も見せてくれた。今回出場しなかった香川、本田、昌子は日本の最も主軸選手だ。彼らはこの間体力の温存が出来た訳で、いよいよ次の試合にはその真価を発揮してくれるだろう。西野マジックの本領は、必ずや次の試合に見られると推測している。頑張れニッポン!!!
2018年06月29日
「本当の西野マジックは次戦からだ・・・!?」日本男子サッカ-Wカップ予選リーグ試合も、あと一試合のポ-ランド戦を残すのみとなった。この試合に勝つか、引き分けだと自力で予選リ-グを突破できる。しかしポ-ランドは、FIA61位の日本に対し8位と、明らかに数段格上の相手である。相撲で比較すれば、ポーランドは関脇か小結であり、日本は十両のそれも中から端ッコの位置。初戦のコロンビア戦を2対1で勝利し、先日行われたセネガル戦では2対2の引き分けに持ち込んだ絶好調の日本であるが、ポ-ランドのレベルは数段違うから爺から見ると最も注意の相手である。それに、ポ-ランドはコロンビアに負け、セネガルには引き分けで、既にH組最下位となり予選敗退が決まっている。正に雑巾の様に、ボコボコされてしまった関脇か小結力士。このままでは、祖国の土さえ踏めない心境だろう。こんな場合相撲の世界なら、何か適当な理由を付けて休場だろうが、Wカップの世界ではそう単純にはいかない。大きく負け越してメンツを傷つけられた力士が、千秋楽を迎えて、相手は十両の端っこのそれも吹けば飛ぶような軽量級力士がそこにいる。「千切って投げてやるわい!」と、日本チ-ムに向かって死にもの狂いの姿勢で来るだろう。ポ-ランドは世界でも有名なほど親日家だが、今回ばかりはそんな理由で手綱を緩める訳にはいかない。もし事前の世間の予想通り、セネガルに勝ち、コロンビアにも勝って既に予選通過を決めていたのなら、親日家の気持ちを少しは表してくれただろうが、そんな望みは今は皆無である。万一大量点差で負けたりしたら、日本は予選通過さえできなくなる。そんな相手に果して西野ジャパンはどう戦うのか、爺なりに思考して見よう。まずメンバ-であるが、決勝ステ-ジを見越して、思い切って新たな選手の起用等をするかである。例えば、もう一つ本来の調子が出ていないGKの川島選手から控えの選手への交代である。その他、守備や攻撃面でも2~3試したい戦略や戦術、そして将来の日本サッカ-界を考慮すれば、出してやりたいメンバ-も戦術も有る筈である。そんな絶好なるチャンスは、今回のポーランド戦しかないとも云えるだろう。しかし、爺の予想ではおそらく西野監督は今のまま動くことはなく、従来通りで行く思う。何故ならこの指揮官、じっと我慢して熟成する時を待つ杜氏の心得を知っているからである。まず西欧チ-ムで下積み生活の永い川島選手の経験は、必ずやポーランド戦で活かされるだろう。そして、従来の才能が蘇ってきた香川選手を中心に、泥臭い岡崎や長友、吉田、長谷部選手。個を捨て和の心に徹した新しい本田選手。それらに感化した大迫や柴崎、乾、そして原口や昌子、酒井などの若手選手達。基本的には従来の戦略で行くと思われる。そして、その真価がロシアの地で、青いつむじ風となって更なる奇跡を起こし、世界を「あっ!!」と驚かせるのは、もう少し先のステ-ジでのことだろう。さて、そんな訳でその前に戦う28日のポ-ランド戦の予想は意外と難しい。ただし、既にセネガル戦とコロンビア戦で相手の弱点は見えている。そこを突けば、当然結果は見えてくる。「2対1で日本の勝利!」だろう。まず香川にゴ-ルの匂いがする。おそらく、これから先も香川選手こそ、本大会で最も輝く日本選手になる気がする。頑張れニッポン!!
2018年06月26日
24日24時開始されたサッカ-W杯予選H組、日本対セネガルは2対2の引き分けだった。爺の予想は2対1で日本勝利としていたので明らかに「外れ」である。申し訳ない!!ただこの結果により、両チ-ムとも勝ち点1をゲット。両チ-ムとも合計の勝ち点では4となり、決勝の舞台に更に一歩近づいた。本試合は、近頃見られなかった闘志溢れる試合で、日本だけでなく世界中の観客を十分魅了させた貴重な試合となった。西野監督の采配も相変わらず素晴らしく、何より選手達一人ひとりが自己を捨て、無になり、ただチ-ムの勝利に向かって一団となって闘っていた。新たなヒーロとなった乾選手や貴重な同点ゴ-ルを決めた本田選手だけでなく、全ての選手があの瞬間は青い風となっていたと思う。サルとかニャンとかマネとか実に愛嬌のある名前のセレガル選手達は、名前とは裏腹に強靭な体力と能力、それに多彩で優れたテクニックも持っていた。誰が何処から予測・評価しても、結果は0対3か悪ければ0対5となっていて可笑しくはなかった。それを、先制され、追いつき、また離され、必死に追いついて、結果引き分けに持って行った西野ジャパンは、実に大したものである。これで予選通過の可能性は更に強まった。7月28日のポーランドとの予選最終戦が更に楽しみになった。ところで、今朝の通勤電車内では、若い男女の乗客の殆どが眠そうな顔をしていた。おそらく、サッカ-テレビ観戦の影響だろう。それでいて、車両内にある優先席(特別席)が空いていたことである。いつもは大概寝たふりをしたり、スマホをいじっている若者が大概半数を占めていたのにである。彼らの前に杖を突いた老人や、赤子を背負った母親が立っていても、知らん顔をしていた。ロシアで奮闘する若きサムライ達の影響は、こんなところにまで及んで、実にありがたく、うれしく、大したものである。「何処まで今の真っ白な心を維持できるか!」それ次第で、夢はまだまだ先に、続きそうな気配がする。
2018年06月25日
「2対1」で日本の勝利!!??アフリカ・セネガル代表チームの構成は、ヨ-ロッパトップリ-グで大活躍している選手でほぼ占められている。身体能力で比較すれば日本チ-ムは、月とスッポンとは言わないまでも、大きな差が歴然としてあり、まともに対すれば勝ち目は全くないだろう。しかし今の西野ジャパンはチト違う。最大の特徴は、4年前の2014年W杯ブラジル大会で、苦く屈辱的な洗礼を受けた経験者達でほぼ占められている点である。4年前の戦歴を振り返ってみると、初戦のコートジボワ-ル戦は逆転負け。第2戦のギリシャ戦は、一人多い状態で得点できず引き分け。第3戦のコロンビア戦は、1対4の屈辱的惨敗。結果2敗1分けで予選敗退。他方この大会で大活躍したのが、アルジェリアやコスタリカで、あれよあれよという間にグル-プリ-グを勝ち抜いて決勝の舞台へと駒を進めた。彼らと日本の戦い方の違いは歴然としていた。日本は自己の能力を何処かで過信し、かっこよく勝つことを意識し過ぎて、実に臆病に戦っていた。一方彼らはチームが勝つために、選手ひとり一人がやるべきことを徹底してやっていた。言うなれば「開き直った強さ」で、結果はその差であったと言えるだろう。さて、苦渋の中で誕生した今の西野ジャパンには、もはや失うものは何もない状態なのである。その結果が、第1戦のコロンビア戦で、実に見事な勝利となって表れた。どん底から覚醒して新たに誕生した青きサムライ達。そんな中から、おそらく前試合で大活躍した「半端ない」大迫選手のような、新たなラッキ-ボ-イが今回も又出てくるような予感がする。乞うご期待!!??
2018年06月22日
まずは「勝ち点3」をゲット!19日行われたW杯ロシア大会で、日本は強敵コロンビアを2対1で退け勝ち点3をゲットした。「日本勝利と点数は2対1!」爺の対戦前予想は、ここ迄は見事に的中!小さく「エヘン!!!」と、まずは自画自賛したい。しかし、香川・乾選手がらみの1点は的中したものの、武藤選手のミドルで1点は外れてしまった。残念ながら武藤選手は、爺の予想に反し出場すらできなかった。その代わり「半端ない大迫選手」のヘディングで1点をもぎ取った。アシストしたのは後半香川選手に代わった本田選手で、コ-ナ-キックからだった。また、後半最後のメンバ-チェンジで故障上がりのベテラン岡崎選手がピッチに立った。この交代で1対4で屈辱的な大敗を喫し2014年大会に出場した7選手(川島・長友・吉田・長谷部・本田・香川・岡崎)全員がピッチに立つことが出来たことになる。これは、西野監督が彼らに執った最も粋で、次試合以降に不可欠で重要な布石となる隠し手でもあった。実は爺、岡崎の出る場面で、いよいよ武藤選手の出番と期待していたが叶わなかった。西野監督の思考は、爺を遥かに上回り、高貴でオシャレ且つ粋で、次の試合どころか本線への事まで見据えての一手であったと思う。当然のことではあるが、世界は以前「マイアミの奇跡」を演じた西野監督に、今回の勝利を「サランクスの奇跡」と呼び、この試合の采配を高く評価している。彼の凄さは、4年前の前大会予選で、1対4と屈辱的な敗戦を喫した宿敵コロンビアに対し、ビクともしなかった冷静さである。そしてその無念を抱く選手を鼓舞し、あえて全員出場させ、しかっりと仇討の場を与えただけでなく、その戦いぶりを、チ-ム全体の炎にまで昇華させたのである。W杯には聖火台は無いが、丁度オリンピック聖火台に火が入ったのと同じ効果なのである。蒼きサムライ達の心に、戦いの狼煙を灯したのは確かである。また、今回の勝利は、W杯19戦目にしてアジア勢が南米勢を下した歴史上でも貴重な成果であった。振り返って見れば、因縁の決戦に臨んだ日本チ-ムのチーム環境は、深刻で最悪の状態だった。何故ならハリルホジッチ前監督が、コミニケ-ション不足という理由で急遽解任された。大会2ヶ月前のことである。そして新監督はマイアミでブラジルを退け「奇跡のマイアミ」を率いた西野朗監督に決まった。しかし、前哨試合では連敗続きで、最終戦でようやく勝利した最悪の状態だった。前ハリルホジッチ監督は厳しい管理体制を敷いていたというが、西野監督はまるで反対に、コミニケ-ションを重視し、17日夜のミ-ティングは選手だけで自由に行わせたという。そして試合当日宿舎を出発前には、長谷部主将の発案でスタッフが製作したモチベ-ションビデオ(約5分間)を全員で観たという。このビデオの映像には14年前一次リ-グを1分け2敗して予選敗退したものや、今回ロシア大会までアジア最終予選の激戦や、また必死に応援するサポ-タ-の姿などが紹介されていたという。「最後は仲間を信じ、チ-ムだけでなく日本中がひとつになって戦おう」というメッセ-ジが込められた素晴らしい映像だったと、後に長谷部主将が語ったていた。女子サッカ-ワールドカップで、ナデシコJAPANが2011年7月、ドイツチ-ムを破って準々決勝を前にして観たのが「東日本大震災」の映像であったという。これを機に選手たちは、心を一つにしたのである。そして日本女子チームはドイツに勝利し、その後一気にW杯優勝を手にすることになった。どうやら日本人のDNAは、追い込まれたギリギリのところで、初めてスイッチがONになるらしい。後に選手たちに聞くと、映像を見た後一気に全員の表情が引き締まったという。コロンビア戦でも、先発を外れたエ-ス本田選手は、ベンチで誰よりも大きな声を出していたと、ピッチに居た長谷部主将からの発言もあり、更には後半香川選手と交代後、コーナ-キックを蹴り、これが大迫の「半端ない決勝ヘッティング」をアシストすることとなったのである。次は24日24時キックオッフのアフリカ代表であるセネガル戦だ。さてこの一戦の予想であるが、西野監督の戦略と戦術は、爺の思考を遥かに越えていた。後半武藤選手に替えると思った場面で、何と負傷回復途上の岡崎選手に替えたのである。今回出場の戦士の中で、彼は4年前の雪辱を味わった最後の選手だったのである。爺も毛のない頭を掻き巡らせて、西野監督の脳に入り込まなくては予想も立たない。そんな訳で、もうしばらくセネガル戦の予想には時間を頂きたい。(つづく)
2018年06月21日
「日本対コロンビア戦の予想??!!」ワ-ルドカップロシア大会日本初戦がいよいよ今夜始まる。日本チ-ムは、大会2ヶ月前に成績不調・コミニケ-ション不足などの理由から、ハリルホジッチ監督から西野監督に急遽指揮官が変更となり、現時点での世界的な評価はどん底状態である。米国大手投資銀行のゴールドマン・サックス証券の予想では、優勝確率が何と「0.4%」。方法は最新のCUPを酷使して、20万に上る統計モデルや選手デ-タ-、最近のチ-ム戦績等を考慮して、100万回のシミレ-タ-を実施した結果だという。日本サッカ-協会(JFA)の目標は「2050年までにW杯優勝」である。このままの差では、1000年に1度の、もはや絶望的な確率である。更に今回のチ-ムではグル-プ突破の確率が35.2%、ベスト8の確率に至っては13.3%である。またスイスのUBS証券の予想に至っては「優勝確率0.1%」。デンマ-ク最大銀行の予想では「0%」で、グル-プ別での成績では何とH組で3連敗と厳しい。しかしである。勝負事はやって見なくては分からない。爺の予想では、日本「2対1」で勝利である。概要を申せば、相手のエ-スMFのハメス・ロドリゲスを長谷部選手及び山口選手が押さえ込み、香川、乾ラインが躍動してまず1点。更に期待の武藤選手又は柴崎選手の思い切ったミドルシュ-トが炸裂して1点。何を基準にしてるかって?まずは西野監督の深い洞察力から生まれる数々の優れた戦略だ。絶望の淵から始まった現在の日本チ-ムに、失うものはもはや何もない。そして、大阪地区に突如起きた昨日の最大震度6弱の地震。多くの方が被災して、誠に不運な事ではあるが、実はこのことをチカラに換える遺伝子が日本人のDNAには存在するからだ。さあ、若き青きサムライ達よ、君たちは今日巣立つヒナ鳥達なのだ。内なる力を信じ、兄弟達の力を信じ、無になってこの断崖から飛び立たん!。さてさて、もし予想が外れたらどうするかって?「爺・丸坊主になります!」と、気張った約束はできません。何故なら、既に爺の頭には殆ど毛が存在しておりません。悪しからず・・・>そして、全てを失ってから出来上がった無欲のチ-ムワークである。
2018年06月19日
サッカ-ワ-ルドカップロシア大会(6/14~)がいよいよ迫ってきた。5月30日(水)19時30分から行われた、大切な国際試合キリンカップ。相手はガ-ナで、アフリカ代表の切符は残念ながら手にいられなかったが、FIFAランクでは50位、日本は60位だから明らかに格上相手であった。結果は0対2の完敗で、これは世界が評価している通りであり、その失点も守備人の犯した無駄なファルからであったので、大局的に見ると何ら問題は無い。。但し、試合終了後応援席から大きなブ-イングが西野新監督やチ-ムに浴びせられた。これは、西野監督率いる今試合へのファンの期待が、当然大きかったからであり、やむおえない現象である。その後代表メンバ-23名が決定され、6月2日選手団は成田を飛び立っち、オーストリアに向かった。西野監督の選択したのは、本田、香川、岡崎選手を中心にしたチーム構成であった。色々意見はあろうが、何処から見ても現時点ではベストのメンバ-であると小生は思う。ハリル前監督をワールドカップ直前に辞任までさせ、西野新監督にバトンタッチした日本サッカ-代表チ-ム、当然各方面から様々な評価が出て当然である。例えば相変わらずの決定力不足や、人気が先行し過ぎている各選手の本当の実力の無さ、相変わらず臆病な横パス回し、その結果ガチガチの退屈な試合。例えは悪いが、映画用心棒の場面であった、やくざ者同士が抜刀して決闘する場面を見ている様である。腰が引け、お互いに吠えあっているだけ・・・・・!ファンが諦めてブ-イングをするのは当然である。幸いにしてその結果、現在の日本チ-ムには、もはや失うものは何も無くなったわけである。「ゼロ」からの出発。ここにこそ、膨大なエネルギ-が発生する場が出現し、超人的な結果をもたらす可能性が生まれるのだ。頑張れニッポン!さあ賽は投げられた!いざ腰をひき、腹を決めて真剣を抜刀!いざ****真の青いサムライとならん!
2018年05月30日
「80億円?」加計・籠池問題は、与党の強固な防御壁に遮られ収束方向に向かっている。愛媛県から出てきた新たな決定的証拠も、その厚い壁に阻まれて跳ね返されてしまいそうである。日本中がそんな重苦しいスモックの中に閉じ込められているところに、6月12日に予定されていた米朝首脳会談が急遽中止となった。また、あの不愉快な「Jラ-ド」が国中に鳴り響く日常が戻ってくるかも知れない。すると、外交が得意とされる安倍首相への期待から与党は勢いづき、野党の彼に対する疑念の追及はまるで破れた風船のように収縮。多くの国民も、その不満の行き先を仕方なく胃の痛みの中に押し込んだ。そんな中に、日大アメリカフットボウル不祥事件が発生した。マスコミや国民の不満は、この絶好な捌け口に一斉に向かい、爆発した。そういえば、近頃世界あちこちで火山の大規模な噴火が続いている。とりわけハワイ島キラウエア山の今回の噴火は規模が大きく、日本でも新燃岳の火山活動も以前活発で収まる気配はなく、その他あちこちで噴火の兆候が出ているという。ハタマタこれは天からの忠告かもしれない?さて、日大の問題は社会問題として重要だが、冷静に考えると、少々騒ぎ過ぎのきらいがある。誠実な顔をして「嘘を言う」そんな権力者(リ-ダ-)の小さな嘘の積み重ねと、周囲の忖度から出発した日本人の心の冷え切ったマグマの行き先は、今ココに集中して、日本中が余りにもヒステリックになってしまっている。今回は、その筋の方々に論議は任せることゝし、少し違った視点から両事件の共通性を指摘しておこう。両事件とも、「80億円」の損出!まず加計問題は、新学部設立により、政府から出た補助金が80億円なのだ。同問題では京都産業大学も手を挙げており、こちらは自己資金でやるから補助金は不要と申請していた。もしこちらに決まっていれば、80億円は全く不要だったのである。一方日大グル-プは、日本の教育事業界では最大で、幼稚園から大学までは配下に収め、生徒数は10万人以上とされ、政府から毎年支給される補助金はなんと年間「80億円」と言われている。両方で、合計160億円である。これはすべて国民の税金から補填されている。すなわち、誰が損したかというと我々日本国民なのである。籠池問題の損出もあるぞ!って!!申し訳ない、その通り!!でござる。トホホ・・・~~でござる!
2018年05月26日
国会は、最優先事項の新年度予算は何とか通したものの、またまた大荒れである。森友・加計問題に加え、あれほど当時の政権が「無い」と言い続けてきた自衛隊の海外派遣に伴った日記が、あちこちから出てきたからである。「あらあら・・・・マア」である。テレビを点けると、ようやく国会に呼び出した参考人から「記憶にない!?」とか「刑事訴追が伴う恐れがあるから・・・?!」とか、のらりくらりで結局時間切れの、尻切れトンボ!加計学園獣医学校設立に関しては、最高学府を優秀な成績で卒業し、首相補佐官を務めていた官僚が、1年前に愛媛県の県庁職員と、家計学園の関係者ら数人と官邸に集め、「これは首相案件」と前置きして打ち合わせしたのに、「そんな会議はやっていない」・「そんな人は知らない」と逃げ回る。近頃少しボケが入ってきたこの爺でも、3年前に打ち合わせした方の顔位はしっかり覚えている。肝心のそのご主人様は開き直り、つい声を荒らげて、「私を嘘つきというなら、それを証明して見て下さい!」とまるで何処かの世界のようである。この馬鹿げた恥ずかしい論争は、今や日本ばかりか世界中に放映され、多くの方々に観られている。この国特有の、行き過ぎた忖度から始まった事件の終着を、興味津々見ているのである。では、この問題の一番の張本人(=犯人)は、一体誰なんであろうか?そしてその原因は?まず、分かりやすく言えば、嘘つきの大元は「誰か?」ということを追求してみよう。「おそらく日本国民なら誰の目から見ても、この答である本当の嘘つきは、はっきりと見えている!」。この問題の原点は、そんな単純極まりない、つまらなくも、くだらない問題なのである。困ったことにその張本人に、その自覚が全くない点である。物事の一番原点となる道徳的な基礎が、完全に欠落していると云って良いだろう。このくらいなら、この私の地位なら当然出来る事だし、許されることだと考えていることである。そしてその行為に、周囲で命を懸けてまで換言する人が誰もいないことである。いま一番心配なことは、この馬鹿げた論争に最高権威者達やエリ-ト達が、1年も掛けてきてしまったこの国の将来である。まず外交上では、多くの国にはらわたを見透かされ、今後多方面にわたり多いに不利になることだろう。そして、次に多くの国民が培われてきたこの国の魂の部分(例えば「人に嘘をついてはいけない」という教えや、自他の思想・言動、道徳、武士道精神など)に、自信を失うことである。更に、一番心配なことは、日本の青少年に対する精神面における悪影響である。この面においての損失は、計り知れないほど大きいであろう。このまま立憲の館である国会の場で、くだらない論争を展開することは、もはや1分、1秒たりとも無駄である。国会が1日開催すると2億円程度要すなど、お金の問題もあるがそれだけではない。何故なら、そのたびに日本人の心の核となっている大切な美しい部分が、どんどん溶けていくからである。就任当時に首相は、「美しい国、日本!」という言葉をよく使った。その張本人が「美しい国、日本!」を、自らの言動で基礎基盤からぶち壊し、溶かしている訳だ。この問題の恐ろしさは、その「美しい国、日本!」の本質の中に形作っている核の一部にあることだ。そのひとつが「忖度の心」と云っても良いだろう。「忖度の心」は非常に大切だが、方向を間違えたり、行き過ぎるとそれはまた、時には大きな不幸を招くことである。「忖度の心」が行き過ぎた場合、下の者が上の者に対する時、次第に自己の権利や利益ばかりを優先すりようになり、従って権威者の言動に対して公平なことが言えなくなったり、修正が出来なくなったり、遂には諫言すら出来なくなる、単なる縁故集団になり下がるからである。その結果、この国の歴史を見ても、そこには多くの不幸もまた、見えてくる。「忖度の心」が正常に機能できる社会は素晴らしいともいえる。そこには、利他の精神を基とした気高い志と行動が互いに連動し、一体となって共鳴している。但し、そのためには絶対なる条件がある。まず最高の権威者自身が他利の精神に徹して言動し、私欲に関してはひときわ厳しいという掟である。しかし、今回の問題を見る限り、権威者の政治家とそれを支える公僕と云われる役人達には、その基礎の面が完全に崩落して無いのである。権威者が、卑しくも縁故の者などへの私欲のために権威を使って充足させ、そこに関わる公僕達は、我欲の出世の私欲のために忖度を使い、嘘までついて、がむしゃらに目的を果たす。ここには掟の原則にある、他利という発想がまるで無いのである。これでは、ローマのネロ皇帝と同類の凶暴政治と変わらない。外づらを見ると背広に身を整え、丁寧な口調で議論をしているように見えるが、それ故に国民には実に陰険で、心の芯まで冷たい溶岩に日々溶かされそうな、不快感を感じさせるのである。さて、今回の押し迫る危機のその原因とは、「現政権が役人の人事権を官邸が握ったことによって、政治の独裁体制が確立してしまった」ところにあるようだ。何はともあれ、もうこれ以上「美しい国日本」の心の基盤を、1gも溶かさないで頂きたい。トホホ・・・・。
2018年04月17日
冬季平昌オリンピックを境に、北朝鮮は方針を一転して核とミサイルの強権策を捨て、南北統一を掲げ、周辺国にも平和友好関係を創ろうとしているように見える。世界は、韓北会談は予想出来たが、米朝会談には驚き、更に中朝会談に至っては思わず口を開けた。それも、国連が今までにない強権な経済制裁を行使している真っ最中の事である。テレビに映し出される北朝鮮の幹部や関係者は、飢えているとは決して思えない体格と顔色をしている。特に金正恩委員長は、背中に首の割れ目ができる程丸々と太り、出荷過ぎた豚か、産卵前の黒マグロの様な見事な肥満体系である。そして最も驚くことは、仕草や態度にも余裕があり、決して笑顔を絶やさないことである。これでは、もし彼をこの世から消滅させる方法があるとすると、軍事力や経済制裁などではおそらく無理だろうなと小生は思った。従って、対峙国が目的を達したい場合、歴史上の飽食と美女に囲まれた王様が行き着く先のように、心筋梗塞か糖尿病など慢性疾患、これを待つしかなさそうである。そして、報道によると、金正恩委員長はロシアとも、更に友好関係を深める方針の様である。ロシアは、英国内で元ロシア情報員が毒殺された問題で、両国間に亀裂が入り、双方大使館員の強制撤去等問題が生じている。国内ではプーチン大統領による独裁・覇権状態のロシアであるが、世界的にはクレミア統合問題で、疎外状態で孤立していると云って良い状態だ。このように金正恩委員長は、なかなかの戦略家であるばかりか、優れた戦術家でもある。何処かの国の様に最高権限者の首相が、強い覇権国のリーダ-の袖の下に、なりふり構わず笑顔で忖度を繰り返す一筋縄の戦術だけでは、到底かなう筈はなかろう。言わんことか、「アメリカNO.1」を掲げるトランプ政権は、前オバマ政権が主導したTPPを蹴って各国国別経済協定を推し進め、中国にさえ強い態度で臨み出し、いよいよ経済戦争の始まりだ。では、米国にとっても最大の脅威となる北朝鮮の核兵器・ミサイル問題に対し、大量の米国産兵器を買わされた最大の友好国日本に対して、果たしてこの先どうしてくれるのだろうか?そう思っていた矢先、金髪のライオンはこう吠えて、その腹の中を遂に見せたのである。何と安倍首相についてである。・・・・・!「彼はいつも(私に対して)微笑みを浮かべているが、こんなに長い間米国をうまく利用できるとは信じられないと笑っているのだ」「そんな時代は終わった!」・・・・と!???・・・。このように、吠え返したのである。思えば就任以来、世界の首脳に馬鹿にされていたトランプ大統領に対し安倍首相は、真っ先にはせ参じ、時にはグリ-ン上迄笑顔でお付き合いしてきた。これら一連の対応を「あからさまな擦り寄りで恩を売り、日米蜜月を演じてきた」と取ったのである。最高級の忖度に、唾を吐きかけてきたと云って良いだろう。ここまで言われたら、仮に昔の武士なら果たしてどうするか、小生は考えてみた。会津武士はじめ多くの武士道を尊ぶ武士なら、まず「無念の切腹」であろう。でも、薩摩武士なら「刀を取れ!」では長州武士なら・・・・「×××?????」。ただ気になる点は、金髪のライオンは安倍首相の器を、すっかり測りきっていると思われることである。その原点こそ、森友問題で国会答弁中、思わず漏らした余りにも軽い言葉。「・・・・もしこのことが真実なら、首相も代議士も直ちに辞める!」悲しいことにその弁解の為、1年以上国会は忖度漬けで、国会は殆ど機能を果たしていない。挙句の果てにはこの問題で、関係者に尊い2名の犠牲者が出ているのだ。金髪のライオンには、全て見透かされているという訳である。さてさて、この際本当の忖度とは何だろうかと考えてみる。そもそも忖度とは、上ばかりにでなく、下にも同じように配慮するものである。今回の問題は、それが全く分かっていない御仁が、日本のトップにいることかも知れない。この間にも、日本の取りべき選択肢は益々狭まり、難しくなってきた。一般的に企業では「時は金なり」で、時間的なロスが企業の生死を分ける。しかし、国会は(役人もそうかも)その観念にすこぶる欠けている。この問題で、国会が少しだけ真剣になるのは「予算」を通すときだけである。さて、「忖度騒動で日本が失ったもの」は計り知れない。膨大な軍事関連費ばかりでなく、国際的にも見透かされた政治と行政の弱点の数々。そして、その結果相手にされていない今後の北東アジアの問題における日本の立つ位置。明らかに見えるのは、蚊帳の外の日本には、戦後の賠償に名を借りた巨額な金や技術の提供だけだろう。「拉致や、慰安婦問題」については、中国やロシアの後ろ盾を得た南北統一○○が、更に勢いをつけて迫ってくるだろう。竹島や尖閣、北方領土などの領土問題も、北朝鮮が開発済みのミサイルや核兵器を盾に、中国、ロシアも陰から圧力を掛け、より厳しくなるだろう。例へ北朝鮮がこれらの開発や実験を止めたとしても、地中深く一時埋めることや、その頭脳や資料については簡単に隠すことも出来るし、頭の中の記憶に容易に閉まってもおける。また、巧みな彼らなら、密かに友好国で開発や実験を継続することも可能という訳である。従って、日本から見たら朝鮮半島は、核兵器やミサイルを持っている事と、全く変わらないのである。むしろ、中国やロシアの強固な後ろ盾を得、更には韓国の利点(弱点)を利用された強固な新たな壁を造られてしまったと考えるべきであろう。何と甘く見られたものであり、今回の忖度問題で失った日本の損出は計り知れないという結論となる。-トホホ-である。(了)
2018年04月05日
まず、森友・加計騒動で日本の国会は、この1年間どう忖度しても、正常に機能し来たとは言えない。この茶番に満ちた舞台を覗いてみると、丁度ちゃぶ台をひっくり返してしまった若い夫婦の夫婦喧嘩の様である。先の国会(衆参予算委員会)では、佐川元財務局長が文書改ざん疑惑問題(決裁文書に書かれていた政治家等の名前を勝手に削除した等)でようやく証人喚問がなされた。佐川氏は、国民の目から見ると、どうみても森友問題の国会答弁で恩賞昇進したと見える税務長官の席に逃亡していたが、この見え過ぎる対応に不満を持つ人々は、ならば国民は税金を払わないという強い批判も浴びていた。野党側は、この千両役者を「公文書書き換え疑惑」という手段で、ようやく証言席に引っ張り出し、税務長官の椅子からは下すことに成功したものゝ、佐川氏の方が役者が一枚上であった。『本件は自分を含む局内で勝手にやったことで、それについては、「現在検察が入っており、刑事訴追される可能性があるのでこれ以上答えられない」』と、49回にも及ぶオウム答弁の末、ひとり責任を背負い、結局のところ安全圏へ逃げ帰ってしまった。また、「この問題で、政治家の関与は一切なかった」と、ここだけははっきり過ぎる官僚特有の、誰かをかばった印象深い回答を残して、終わってしまった。彼のメガネの奥にかすかにひかる怪しい光は、罠にはまってしまった狸の人を睨み返す目に似ていた。こんな時の狸程注意が必要である。少しでも気を緩めると、小さな隙間からも必ず逃げてしまう。「あっ!これで、彼の将来は保証され、余生は良いところの天下り先が用意されるだろうな?」そんなことを考えていると、言わぬことか、証人喚問の予定時間は瞬く間に終わってしまった。野党の終盤の追及は、もはや声を荒げて「啖呵を切る」程度の尻きトンボ状態となり、一方の与党はこれで問題は解決したと、もはや一目散に逃げ切り態勢である。さてさて、この間世界、特に北朝鮮の絡む問題は平昌オリンピックを契機に急展開し、南北朝鮮首脳会談が行われ、5月には米朝首脳会談まで開催されることが決定してしまった。また中国ではが習近平主席が党大会で再選され、更に5年任期の主席規約も改正され、これにより習近平主席の長期独裁政権の体制が造られてしまった。そして去る3月、ロシアでは大統領選挙が行われ、プ-チン大統領が76%を超える信じられない高い支持率(多くの不正疑惑の報道あり)で再選され、こちらも独裁体制を完全に固めしまった。更に3月末には、急遽金正恩主席が訪中して中朝首脳会談が北京で行われ世界を「あっ!」と驚かせた。間伐を入れず、続いてオリンピック組織委員会会長のバッハ氏が北朝鮮に招かれ、金正恩主席と会談、そこで東京オリンピックには北朝鮮が正式に参加することも宣言した。こんな中で、現在米韓軍事演習が行われている。しかし、これも例年は2ヶ月に亘る演習だが、今回は米朝首脳会談が5月に予定されているため、1ヶ月期間短縮され、原子力空母も参加されていないようである。世界、特に我が国の近辺でこれだけの急激な展開がされている中、何故か日本の名前は全く出てこない。「蚊帳の外」とは、正にこのことである。この問題は、どこか遠い南米の話なのか?または、日本には全く関係ない話なのか?冗談ではない!日本のすぐ隣の国の事であり、日本には北朝鮮との間に最低拉致問題もある。「誰かさんのための、誰かの忖度」で始まった一番の損害は、まず失われた時間(トキ)である。(つづく)
2018年04月02日
急転直下、平昌オリンピックを契機に北朝鮮と米国が5月、トップ会談をすることになり、一挙に日本上空に核兵器を搭載したミサイルの飛来問題は、ひとまず小休止となった。ヤレヤレである。これは、度重なる北朝鮮への国連決議による経済制裁が効いた結果であろうが、この若き将軍はただの「ミサイル小僧」ではなさそうである。北朝鮮は、GNP規模で考えると佐賀県程度しかなく、そんな国力の中で核兵器とミサイルまで開発し、日米韓とつばぜり合いしていたのである。聞いたところによると、米国が本気で攻撃すれば、おそらく15分で北朝鮮は壊滅するという作戦もあるようだ。この思い切った政策反転の結果を見るのはこれからだが、拉致問題を抱える日本、特に安倍政権にとっても、思わず胸をさすり一息付けた事態でもあった。しかしそんな中、日本国内でくすぶり続けていた森友問題から、突如一気に政界に火の手が上がった。これは安倍政権とは、常に敵対していた朝日新聞の存続を掛けて得たスク-プ記事からだった。「森友に売却した時の経緯は無いと、国会で重ねて当局が証言していた文書が実は存在し、しかも決裁された書類が途中改ざんされていた」という、ビックリするような指摘である。当初は白を切っていた内閣も、真実が次第に明らかになってくると、顔から血の気が引いて行った。あれよあれよという間もなく、前近畿財務局長で現税務長官であった佐川長官が退職に追い込まれ、更にはお気の毒の事に、担当の近畿財務管の部下が自殺したという。テレビを見ていると、会話の中でよく「日本の役人は世界の中でも優秀で、その中でも最高なのが財務省の役人」だという話を聞く。(実はこの解説者の肩書が、元役人上がりのタレントの云うことだから・・・これも実に嫌な臭いのする話であるが・・・。)そんな日本一優秀な連中が、今回は出世のためにはなりふり構わず、権力者達の顔色を伺いながら、自分勝手に決裁された文章迄改ざんしてしまったという話である。簡単に言えば、そんな優秀な連中が「忖度の上に忖度を重ね」たという滅茶苦茶な話である。これと同じことをもし法務省関係でやったとすると、ある犯罪者の裁判で「死刑」が確定された書類を、忖度に忖度を重ねて、勝手に無罪に書き換えたことになる。また、財務省の場合、高貴な人の税金を忖度して、税金1億円がゼロに書き換えられたということに等しい。すなわちこれが「ホント」だとすると、これは犯罪行為どころでない話である。民主主義の基本の崩壊であり、国家の存続の危機であり、もはや狂気の沙汰というほかない。荒れる報道画面を見ながら、小生の脳には「ああ、もしかしてこうして第二次世界大戦も始まったのだ」と思ったりした。いつの世も、このように優秀な政治家、役人や軍人、そんな連中の忖度によって、庶民は苦難の中に陥れられる。さて、一連の事件で、「忖度」という言葉が良く使われた。日本人は特に幼少時からこの方面の教育が行き届き、おそらく世界一忖度が出来る民族だろうと思う。小生も幼いころから父母や祖母から、「人の眼付や顔色から相手の気持ちを読み取り、そして行動せよ」とよく言われたものだ。この国は島国のため、専制統一されてきた歴史によるところがここに影響しているのだろうと思う。さて、では今回の落としどころについてである。世間では、しきりに麻生副総理兼財務大臣の責任が問われているが、本筋がどうやら間違っている。ここまで来てしまっては、後は安倍首相が国民の気持ちをどう「忖度」できるかに掛かっている。彼は、トランプ大統領の一喜一憂の言動に実に見事に忖度してきたが、それが今回果たして一番大切な国民に対してできるかどうかである。例えば、役人のせいにしたり、他人のせいにして逃げようとする。こちらの方の「損託」は、実に見苦しく、女々しい。この問題を解決することは、実は簡単なのである。「忖度」をした元(はじまり)を断つことに尽きる。なぜ、こんな事態になったのか?一体誰が起こした問題なのか?そして、その解決方法も驚くべきことに、当初から本人自身が公の場で言明し、示していたのだ。「もし事実なら・・・・○○も××も辞めます」・・・・・と・・!(了)
2018年03月13日
さて、報道により後で段々と知ったことだが、小平選手と李選手の付き合いは古くからで、相当な年期があり、今では実家を行き来するほど親しい関係だったという。例えば、韓国で開かれた某国際大会が終わり、急ぎ遠征先のオランダに向か必要が生じた困っていた小平選手のタクシ-を手配し、その代金まで払ってくれたのは李選手だったという。長い時間を掛けて紡いだ二人の関係は、通常の次元と違い信じられない次元の、良き親友と良きライバルになっていたようだ。そんな3歳年上の小平選手の当時の成績をだけを見ると、いつも李選手より劣り、殆ど李選手の背中を見続け過ごしていたという。何とかライバルに追い付くため、小平選手は高齢になりながらスケ-ト大国のオランダに留学を決意し、優秀なオランダのコーチ等の指導により、ようやく李選手に追いついたのだった。小平選手はその後次々と連勝記録を伸ばして、遂に直接対決となったのが今回のオリンピックだったのである。もう一つ、小平選手にはバックアップを惜しまない人脈があった。小平選手の出身は長野県で信州大卒だが、その信州大に11歳からお世話になっている結城コ-チがいた。その計らいで、地元松本市にある相澤病院の相澤会長が、就職先のない小平選手を自分の病院の事務職員として採用してくれたのであった。その経済的なバックアップのお陰で、勤めながらオランダに留学でき、格段の進化を得て今回のオリンピックに主将として参加する、格別な幸運にも恵まれたのだった。ところで、オリンピックはどうしても政治に利用されやすいが、今回第23回冬季オリンピックほど、政治色の強い大会も珍しい。遡れば、今回のオリンピック前、北朝鮮による原爆開発とミサイル問題が深刻化し、国連でも強い制裁が発動されていた最中で、かってない危機的不安定の中にあったといえる。当然、オリンピック開催中のテロも心配されていた。しかし、大会前、何とか無事にオリンピックを開きたいと願う主催国韓国の文大統領の提案に、世界的制裁で困窮している北朝鮮は、上手く方針を乗り替え、大胆にも政策をも反転させ、女子アイスホッケ-の選手を加えた合同チ-ムでオリンピックに共同参加のカタチ迄見せた。また、アイスダンスペアや、それらの応援にと、自慢の「美女軍団」や音楽隊を参加させたのだ。開会式には、金正恩総書記の右腕と言われている妹の金与正や金永南委員長も参加、南北統一をにわかに演出させてみたりした。皮肉なことに、オリンピックの入場券の多くが売れないで残っているのに、北朝鮮音楽団による特別演奏会には韓国人の入場券を求める人の波が溢れた。米国からはペンス副大統領夫妻も開会式には参加した。拉致問題等で苦慮する日本の安倍総理も、当初は参加を否定していたが、最終的に参加の道を選んだ。残念ながら、特別機で日本のトップまで繰り出し、参上した開会式だったが、世界に与えたその印象はごく薄いものでだった。そんな中でオリンピックが開始され、殆どの報道も当初は派手な北朝鮮の美軍団ばかり追っかけていた。まるで北朝鮮のための大会の様であった。それが小平選手の活躍を境に、一気に流れが変わって行った。500メートル決勝が終わった後の、小平選手と李選手の信じられない画像は、世界中の人々の忘れられていた本能に、本来の人間の温かな魂を呼び戻し、多くの人達の涙腺を溶かしてくれたのだ。人類の心に、本来の人間たるオリンピック精神そのものが、再点火した瞬間だったともいえる。その後の大和撫子の大活躍は、パシュ-ト女子の金メダル、新種目マスタ-ドの高木菜那選手の金メダル、そしてカーリング女子の銅メダルと続く。世界の中で、大和撫子はお上手にも美人とは言えない。身長や体重、スタイルを比較しても、顔形や青い目、金色に輝く髪を比較しても、正直白旗である。しかし、今大会で美しい笑顔に関しては、右に出る国は無かった。特に印象深く、多いにうれしかったのは女子カ-リングだった。この競技は面白いことに、試合中の会話が観客にも聞こえ、日本選手の「そだね!」は今年の流行語候補と言われている。最も感心したのは、彼女たちは試合中も笑顔を絶やすことはなかった。その笑顔こそ世界一で、特に試合の休憩中に、いちごやオヤツをほうばる姿は、そこだけ一足先に春が来ているような雰囲気であった。「天晴」 大和撫子!「ありがとう」 小平選手!そして、「ご苦労様」 日本選手団!(おわり)
2018年03月03日
『北朝鮮美女軍団に、それも敵陣有利の戦場に、たった一人で立ち向かった「大和撫子!」』「見事なり・・・小平奈緒主将!」オリンピックの日本の主将であった小平選手の評価は、日に日にうなぎ上りで、もしかすると国民栄誉賞どころでなく、世界平和賞クラスのものである。特に、近頃兎角日本人に対して特別な刺々しい感情を表す韓国においの評価が、相当なものなのである。その証拠に、平昌オリンピックの閉会式の時、今大会で印象深かった選手が数人選ばれて集まった場面があったが、日本の主将小平選手もその中に選ばれていて、韓国の李相花選手と世界に向け手を振っていたのである。既にご存知のように小平選手と李選手の関係は、スピ-ドスケ-ト女子のライバル同士であり相当古くからの親友であるという。今回500メートル決勝では、李選手より一組先に小平選手がオランダ選手と競い、オリンピック新記録を出していた。会場が歓声で沸いていたその直後、当事者の小平選手は何やらしきりに口に手を当てゝ、何かを必死に観客に向けて訴えようとしていた。小生もこの仕草が当時は全く分からずにいた。後の解説者の説明で分かったことだが、小平選手はこの時に次の組でスタ-トを切る親友李選手のことを思いやっていたのである。李選手は、この500メ-トル競技で世界記録を持ち、オリンピックでも2連覇を達成し、今回地元のオリンピックで3連覇を狙ていたのである。そのために、小平選手が出場し銀メダルを獲った1000メ-トルを事前にキャンセルして、この500メ-トル三連覇に全てを賭けていたのである。小平選手が口を押えたのは、「静かにして!」と親友李選手のスタ-トに気を使ったからであった。この甲斐あってか李選手は良いスタ-トを決め、必死に健闘したものの、今期絶好調の小平選手のタイムには僅か及ばず、2位となり銀メタルとなった。小平選手はレ-ス後、余り喜びを表さず、日の丸を体に巻き付けて、ゆっくりとリンクを滑り出した。驚いたことにはその先には、2位となり3連覇の夢が破れ泣きながら観客に向け国旗である太極旗を振りながら滑り始めた李選手がいた。小平選手が二言三言李選手の耳元に何かを囁くと、それを聞いた李選手は体を預けるように小平選手に抱き着き泣き崩れた。ある人はこんな風にこの時の感想を表現していた。「心から信頼する相手でないとあんな風に身を委ねることなど、到底できない」。「勝ったあとも振る舞いに、こんな人がいると思うと胸がジンとする」この世界とは思えない別世界の素晴らしい光景を見ている様であった。「釘付けになる光景」とは、正にこの光景のことだろう。小生の涙腺も久しぶりに開き、そのおかげで小平選手の巻いていた日の丸と、李選手の太極旗が同化して見えた。「オオ- 彼女はたった一人で、見事に美女軍団を追い払った!」お恥ずかしいことだが、凡人の煩悩には、まずこんな思いが走った。(つづく)
2018年03月02日
過日(2月25日)第23回冬季オリンピック(韓国:平昌)が無事終了した。国際政治的には、北朝鮮のミサイルと核開発問題で揺れる実に微妙な中での大会であったが、何事もなく終了できて、このことをまずは喜ぶべきである。そして日本選手団も、且つてないほどの大活躍だった。まず勲章と評価されるメダル数は史上最高の13個で、内訳は金メダル3個、銀5個、銅5個だった。今朝の報道で、その中で特に2連覇を達成した男子フィギャ-スケ-ト羽生結弦選手に国民栄誉賞が決まった模様である。羽生選手は僅か3か月前のNHK杯に向けての練習中に、利き足の右足首に大怪我を負った。そして懸命のリハリビ中の公式大会が、2連覇を目指した今回のオリンピックだった。その大一番の大会で、66年ぶりとなるフィギャ-スケ-ト男子個人2連覇を達成したのだった。昨今のフィギャ-スケ-ト界も、スケ-ト靴の軽量化が進む中で、選手の技術力も向上し、今大会では4回転ジャンプが当たり前の大会となり、怪我上がりの羽生選手にとっては余りにも不利な状況であった。その中でショ-トでも4回転を決め首位となり、フリ-でも他を圧する滑りを見せ金メダルを獲得した。彼は満身の力を出し切り、フリ-演技が終わると拳を突き上げ、リンクに向けしきりに何か言葉を叫んでいた。後からの報道のインタビュ-で分かったのだが、あの時彼は「勝った!」と叫んでいたらしい。それもどうやら「オリンピックに勝った!」という小生流の単純な意味ではなく、「自分に勝った!」という意味らしいのだ。更に、印象的だったのは、痛めた右足の部位に手を当て、そしてリンクの氷面を軽く叩いて何かをしきりに語り続けていた。それについては余り報道されていないが、彼の口の動きから推測すると「ありがとうございました!」である。彼の受賞については、これから色々言う人もでてくるだろうが、ここ迄でもう十分国民栄誉賞である。何故なら、世界に向け「キラリと光る日本人の魂の片鱗」を見せてくれたからである。その後分かったのだが、彼は怪我の後も痛みが残り、大会中も毎日痛み止めを飲んで居たという。まだ、彼の怪我は完治していないのである。この羽生選手は現在たったの23歳である。次の第24回北京冬季オリンピックに3連覇も狙える若さである。先日外人記者クラブに招待され、その会見が放映されたが、実に堂々と対応されていて、全く隙がない。以前の日本選手はオリンピック本番に過度の緊張をしていて、そのため結果が出せなかった。メンタル面が弱いとよく言われていたが、もはやその面影は彼には全く感じられないし、他の選手にも見られなくなった。一体全体、彼の強さは何処から来ているのだろうか?彼の出身地は仙台市である。そして、あの3.11東日本大震災の時、被災した被災者のひとりである。「おめでとう。羽生選手!」「ありがとう。羽生選手!」(つづく)
2018年03月02日
・・・いつその矢は放たれるのか?極近い将来、この日本上空にも核を装備したミサイルが・・・それも何時放たれるのか?ならばその前に米国は北朝鮮を攻撃してその芽を完全に摘み取る作戦にでるのか?或いは、強めてきた国際制裁がいよいよ効いてきて、それによる内部崩壊による政権解体がおこるのか?その時期は、果たしていつなのか?両陣営にとっても、この年末のクリスマス時期には米国側からは仕掛けないしだろうし、年初も同じである。そして来年早々には冬季オリンピックが韓国平昌であるから、これも避けるだろう。韓国にとっては、武力衝突は余りにも被害が大きく、どんな手を使っても、何としても避けたいはずである。日本側の都合も推測すると、天皇陛下の即位交代が再来年の5月となった。武力闘争となった場合、どんなに短期間に決着がついたとしても、最低6月間は要すだろう。そこから計算していくのが妥当な線であろう。それらを私の頭脳時計で計算すると、武力衝突の場合、来年3月~5月が最も怪しい時となる。しかし、しかし、安心あれ!!その間も韓国においては世界的な重要会議が次から次へと白押である。何故だろうか?すなわち、その答えは何らかの平和的な解決に落ち着くということある。人間は馬鹿者だけではないのだ!では一連の騒ぎで、一番利益のあった国は何処だろうか?第一は、高価なミサイルや武器が沢山売れた米国。第二は、その内に核を持って統一されるだろう朝鮮半島国家(韓国&北朝鮮)しかし、一番得をしたのは、ゴタゴタの間にいつの間にか近海の海域を埋め立て、基地化してしまった中国である。では一番損をした国は何処だろうか?小学生でも、誰でもわかる結論である。しかし、1千兆円を越える赤字国の日本が、さらに赤字国債を発効できる理由を・・・そんな矛盾について、どうやら思考する必要がありそうである。~良い新年をお迎えください~(了)
2017年12月09日
・・・・・!?!国のリ-ダ-がその特権を使って、役人の忖度を誘導し、その要望に答えた者には栄転を与え、従わないものには冷遇で対処する。また、事件当事者の身柄は牢の中に留め、身内の参考人は妻だから夫が代わって答弁すると勝手な理屈で一辺倒の釈明を繰り返す。「丁寧に誠実な答弁・・・・?」何度も何度も、張本人も取り巻きも良く真顔で言いきれるものである。何処から見ても、今の日本の森友・加計問題に明け暮れする政治討論はそう見える。これは、先の衆議院の選挙で、そんな「不誠実で乱暴な!」与党に、有権者たる国民が「YES」を与えてしまった結果である。その核心の理由をと考えると、北朝鮮のミサイルと核の脅威を恐れ、自己保全を第一に忖度してしまった日本国民が、出してしまった悲しい結果ともいえる。すなわち国民全部に責任があるのである。忖度とは日本人の特に際立った特性であるが、使い方により過去にも幾多の悲劇をもたらしてきたといえる。その最大のものが、第二次世界大戦の敗北に至る結末であったといえるのではないだろうか。そして、今回はその根がまたまた伸びだしてきた現象のひとつとも言えるのではないだろうか?さて、問題はこんな社会情勢になると、耐えられない弱い者達は突飛な行動に出ると考えられる。そんな現象として、例えば2か月間で9人もの自殺願望者の心理を巧みに操って殺害し、その挙句バラバラに切り刻む非情な青年も出現した。この事件は犯罪史上例のない凶悪・非情な犯罪で、通常の常識では分析不可能な呆れた犯罪である。またつい最近では、伝統で誇りある日本の相撲世界に生じたボヤであるが、こちらは火勢が木枯らしに乗って国境を越えた論争になりそうな気配である。その相撲界が祈願の社と尊敬する都内の富岡八幡宮で、一昨日血なまぐさい事件が起きた。神官継承問題の争いから神官の肉親同士が神聖なる境内で、それも日本人の魂である日本刀により血なまぐさい殺し合いを演じたのである。世界を見渡せば、深刻な地球温暖化問題も、地球のあちこちで深刻度を増し、異常気象による災害は巨大化しつつある。そんな中、アメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領は、締結した筈のパリ協定を離脱してしまった。そして、昨日12月5日、中東で更なる嵐が巻き起こった。アメリカがエレサレムをイスラエルの首都と認め、アメリカ大使館を置くと声明を出したのである。ヤレヤレ、またまた硝煙色の雲が地球上あちこちで沸き上がって来ている。このような世の中が乱れる時には、その犯人は必ず何処かにいる筈である。そしてその者は、世が乱れた時一番利益を得る者である。そうなると答えは簡単である。強い兵器や関連の資源を持つ者達なのである。でもそんな世の中にも常に光と影がある。あえて今光の部分を求めれば、「ノーベル賞」の授賞式がもうすぐ行われれ、今回は、ICAN(「核廃絶国際キャンペ-ン」)にもノーベル平和賞が授与されることである。これは、唯一被爆国日本政府が、米国の立場を忖度し過ぎて調印を拒んだ、恥ずかしい現実を除けば、せめてもの救いの灯である。(つづく)
2017年12月09日
巨大台風21号は、超スピ-ドで北へ進み熱帯低気圧となって消滅した。心配だった被害も意外に少なく、まずは本当に良かった。近代日本の土木技術や建築技術が進化し、大したものだと評価したい。しかし、だからと言って安心は禁物である。まず、この結果は辿ったコ-スが良かったことと、スピ-ドがすごく速かったからという隠れた理由があるのだ。もし、もう少しスピ-ドが遅ければ、想像できない程の甚大な被害が出ていたことだろう。それに、赤道近くの海水温はまだ相当に高く、新たな巨大台風が発生する状態であり、既に台風22号は、21号の後を撫でるように進んでいる。これも明らかに温暖化のせいであり、引き起こした主犯は我々人類である。またもう一つの心配の選挙結果は、全くあっけない結果に終わり、一口に言えば「希望が絶望」に変わったに過ぎない。それにしても、いつの世においても民意とは、紅葉のようなもので、ひと風(ひとこと=「排除」発言?)で吹き飛んでしまい、残るのは枝(=枝野?)ばかりである。トホホ・・・
2017年10月24日
超大型と云って良い台風が日本を狙っている!中心気圧925パスカル、最大風速50メ-トル、最大瞬間風速70メ-トル。それに加え、秋雨前線を刺激した大雨が予想される。更には、黒潮蛇行現象による高潮被害も加わると、最悪の場合予想外の事態も考えられる。それも、日本本土を切り裂くように縦断する最悪の予想コ-スである。明日22日は、衆議院選挙投票日である。しかし、超大型台風がその日本を目指してどんどん成長し、ぐんぐん進んでいる。あきらかに選挙の影響で、台風の対応はいつもより数段劣っているように思えてならない。通常では、たいした台風でなかったのに、大騒ぎするのがこの国のマスコミであるが、今回は極端に少ない気がする。また、通常では政府が主体となって危機に備えているのに、今回は明らかに手薄である。これらは全て、今回の突然の衆議院解散総選挙と何らかの関係があると思えるのは、小生だけではないだろう。そうなれば安倍首相が唱えた「国難突破解散」ではなく、明らかな「国難誘導解散」である。今やることは、智恵を絞り、自らを守る手立てを、とにかく尽くそう。そして、願わくば念力を合わせて、少しでも被害が少ない様祈ろう。
2017年10月21日
いよいよ明後日22日(日)は衆議院議員選挙投票日である。今回の選挙は、森友、加計問題で安倍総理が自ら招いた不祥事を、解散という総理大臣の特権を利用した、国民を小馬鹿にした、実に無礼極まりない選挙である。北朝鮮問題で一瞬の予断も許さない緊迫した情勢の中で、1000兆円の借金がある負債国家の我が国が、800億円という巨額の国費をかけて、強引に行う意味も価値も全くない無駄な行為である。その時々の利益が絡む政界の中では、「忖度」とかいう実に曖昧な「妖怪」は存在していたとしても、年月を経た歴史になると、一切の忖度は無くなる。従って、後世になり、もしこの政局を評価された場合には、(たとえ既存の与党が勝利したとしても)、日本の有史の中で、最も恥じるべき「解散と総選挙」ということになるであろう。ところで巷では、テレビはじめマスコミの報道は、どこも選挙一色である。「昨日の友は、今日の敵!」。「主義主張を一夜にして変えて、強きものにひれ伏す輩の、何と多いことか!」。ついこないだまで、「馬鹿この禿!」「一線を越えていません!」など、言いたい放題のやりたい放題だった反省猿達も、ノコノコ出て来てひきつる笑顔で媚びている。こうなると、恥も外聞も知らない呆れた輩達で、小生が見たこともない新種の日本人である。「ああ親の顔が見たい!」とは、この時のセリフかも知れない。さらに、演説の中には、「もしかすると戦争だ?」とか、それも「核戦争だ?」とか実に物騒な言葉が、ごく当たり前に、ごく普通に使われている。「ああ・どうして、こんな危険でつまらない日本&世界になってしまったのだろう」。こんな現在の日本と世界には「希望」のカケラすらない。それに我々庶民は、決して「希」で大きな「望」(=希望)など、期待していない。平和で、安心して普通に暮せる、ごく当たり前の生活を「のぞんで」いるだけなのだ。身の丈に合った「のぞみ」で十分なのである。ところで、台風21号がこんな日本を、まるであざ笑うかのように接近してきた。どうか被害が少ない様に・・・・心から祈りたい。そして、どんなに雨が降っても、風が吹いても、爺は投票だけには行こうと思う。願わくば、国民の「のぞみ」が少しでも叶えられる結果となるよう祈りたい。
2017年10月20日
あれだけ資金を投入、大補強した巨人軍だったが、遂にクライマックスシリ-ズにも出られず、セリ-グ四位に沈んだ。これは予想通りで、監督など指導者と選手だけの責任だけではなく、やはり天空の掟の通りであった。そして、野党民主党の弱体を目の前にして「国難突破解散」と勝手に名乗り、急遽解散に走った安倍政権も、清水の舞台から簡単に降りれる術を身に付けた女牛若丸こと、小池池百合子東京都知事の「希望の党」設立で、今はすっかり右往左往の状態である。安部政権の自ら撒いた森友・加計問題を首相特権?を乱用して、「ゴアさん」にしようとする罪は重い。政権側は、民進党が混乱している今だと、総選挙に勝てると踏んで、天下の宝刀を抜いたはずが、「天の道の自刃の掟」の罠に落ちたと言って良いだろう。さて、この混乱期に小池百合子代表は、まるで幕末の鞍馬天狗の様にヒラリヒラリと現れる刺客をかわし、分裂して混乱する前原民進党を鵜が鮎を飲み込むように一気に飲み込んでしまった。それを見た生活の党の小沢一郎氏や、日本の心の中山恭子氏は、この時とばかりもはやご高齢となり細くなって消えそうなシッポをなんとか振って、自ら身を倒れるように委ねて合流するお粗末。これでは、もはや日本の政界は、まるでメダカの学校である。更には女鞍馬天狗様は、首相経験者の小泉氏や細川氏にまで、彼女独特の怪しい妖気を放ち蜘蛛の糸をまき散らしている。そして、「もし総裁候補に私が首相推薦するなら公明党の山口代表が良い」とまで言い放つ!?まさに日本に卑弥呼以来の救世子の出現になるのか、はたまた人食い妖怪の出現となるのか?言えるのは、未だに政治家の中で誰一人として小池鞍馬天狗の心中を測れるものがいないことである。いずれにしても北朝鮮問題で、一瞬でも政治空白を許さないこの緊急時に、800億円の血税を使い、党利党略しか考えないこの国の為政者達が、「国難だ!選挙・選挙だ」と大騒ぎだ!今はただ、この馬鹿げた茶番の選挙中に、水爆を積んだミサイルが上空を飛ばないことと、選挙結果次第で「国難突破」どころか、「国難誘導」にならないよう切に祈りたい。トホホ・・・。
2017年10月03日
昨日25日、安倍首相は衆議院の解散を言明した。その解散の大義は「国難突破解散?」と表明した。これは一体全体、何かの間違いではないのか?何処から見ても「国難突破解散」ではなく、「国難誘導解散!」ではないのか!何故ならば、今の政治の混迷は、森友・加計問題から端を発し、更に今日までに至ってしまった北朝鮮の核武装やミサイル問題である。日本の街々に、J・ラ-トとかいう聞いたことのない警報が鳴り響き、「地下など安全なところへ避難してください!」こんな避難放送が民衆の不安を更に増幅した。これでは空襲のあった、まるで戦中ではないか!さらに、「ミサイル」だとか「核兵器」とか、「太平洋で水爆実験だ?」とか、まるで今の日本は新たな核戦争が始まるような雰囲気である。なんというつまらくも危険な世界環境にしてしまったのだろう。では、これらに最も身近に担当していた政治家は一体誰だったのだろうか?その最も第一線で担当していた政治家が、今度は「制裁だ!圧力だ!」と世論を急き立てる。そればかりか現政権は、唯一の被爆国でありながら、先の核兵器禁止条約には調印すらしなかった。1000兆円の借金があるのに、今回の選挙には国税約800億円が泡と消え、そればかりではない。ミサイルと水爆からなる北の脅威を理由に、自衛隊の強化のために、必ずや防衛費は天井知らずとなるだろう。「消費税の使い方を子育て等に分配する」など、上手く誤魔化した話のその奥を、目を大きく開けて見るがいい。今はただ、「国難突破解散?」ではなく、「国難誘導解散!」にならないよう祈りたい。トホホ・・・!
2017年09月26日
「現状の北朝鮮は、日本の開戦前と似ている?」北朝鮮のミサイル開発と水爆実験成功に、先日世界は国連安保理で更なる強い制裁を加えた。米国や日韓は石油の禁輸制裁を強く要望したが、ロシアや中国の反対もありこの部分には手心が加えられた。この国連の制裁に対し、北朝鮮は今回のミサイル発射で応じたと考えてよいだろう。まさに、「窮鼠猫を噛む!」の序章行為といえないだろうか?振り返ってみると、これは日本の戦前の状態と良く似ていると考えられる。戦前、戦艦が今でいう核兵器と同じ扱いで、国際条約で各国ごとの保有数と大きさ(排水量)が定められていた。その均衡を保つことで、なんとか平和が保たれていた。その意味から考えると、戦後の戦勝国だけが核兵器を保持したまゝの現体制は不公平であるといえる。紛争の絶えないインドとパキスタンは、核兵器を持つことが何より重要と考え、世界の反対を無視して核実験を成功させ、遂には核武装に持ち込んだ。イスラエルも米国の支援の元に核武装しているといわれ、これを強く危機と感じた周辺のイスラム国家イランは核武装を試みたが、イスラエルを支える米国に湾岸戦争でその計画が粉砕された。北朝鮮金正恩は、「イスラム国家イラクのフセインも、リビアのカダフィも核兵器をバックに持つ強大な軍事力国家の米国に粉砕された。故に最終的には核兵器を持たないと滅ぼされる」と思考していると推測される。そして、国連の決議を無視して中国とロシアの保護の下に、核実験とミサイル開発の両方を手にしてしまったのである。かつて中国大陸に進攻した日本に対して米国は、中国利権を放棄、三国同盟の破棄などの条件を要求してきたのだった。そして、米国は日本への石油輸出を全面的に禁止したのだった。当時外務大臣で平和主義主義者の東郷茂徳は、日米開戦回避に全力を尽くした人物である。その東郷茂徳は、アメリカからの一歩も譲らない返答である「ハルノ-ト」を見て、「これは日本への自殺要求に等しい。目がくらむばかりの衝撃に打たれた」と当時の心境を後日吐露している。今の金正恩と軍部の心境は、過去に国連を脱退した日本が、軍事力の増強を図り、遂には戦艦大和と武蔵、それにゼロ戦闘機の開発に成功した時と似た心境だろうと推測される。「屈服して座して死を待つのなら、闘って滅ぶ方がましである」どうやら東洋人は西洋人よりこの傾向が強い様である。例えば、あの蒋介石も同じであった。彼は日中戦争において、日本が南京を攻略後の講和交渉で、日本側の過大な要求の突き付を見て、日記にこう記している。「日本側の提出した条件は、我が国を征服し滅亡させるに等しい。屈服して滅ぶより、闘って滅ぶ方がましである」。そして日本に対し、主義の異なる毛沢東と合体して徹底抗戦を勝利し、今日の中国、台湾がある。どうやら一般的に、西洋人は負けると分かった時降伏するが東洋人は戦う道を選ぶ傾向が強い様にある。核とミサイルを持った、若すぎる北朝鮮の将軍。もはや世界中の核弾頭15000発が、彼をここまで固く担保してしまった。危険すぎる時代の到来である。この主因は、戦後核保有国がその「核抑止力」とかいう化け物に支配されて、施政してきたツケである。いま大切なのは、日本人はかつてのアメリカから石油を止められた時の想いに少しは馳せるべきである。強い者が、強い力をバックに、弱いものを屈服させる。いつの為政者も同じであるが、いつまでも、そんな化石時代の思考で治めるべきではない。今はもう宇宙にも飛び出す21世紀である。少しは、その部分の脳も進化させて欲しいものである。
2017年09月15日
北朝鮮が本日15日早朝ミサイルを発射した。北朝鮮から発射されたミサイルは、襟裳岬上空を通過し太平洋に落下した模様。飛行距離は3700キロ、最高高度は約800キロで、ICBMの可能性もあるという。これで、日本上空を通過した北朝鮮のミサイルは6発目である。テレビは朝からこのニュ-スでもちきりである。しかし、もっと現実的で危険性の大きな問題がある。大型台風18号の行き先と、関連の情報が現時点では余りにも少なすぎる。この台風、確実に日本列島を通過する予想が既になされているが、他の台風情報より極端に少ない。今は議論しても結論のない問題をひとまず置いて、こちらの対応をすべき時である。
2017年09月15日
「レッドラインを超えたのか?」遂に、北朝鮮はミサイル(大陸横断)に続き核実験(水爆)を実施した。その規模は、周辺にかなり大きな地震を発生させ驚かせたが、計算によると150キロトン(TNT火薬換算)以上であり、水爆型だとされた。ちなみに広島原爆は15キロトン、長崎原爆は21キロトンで、広島型の10倍以上の威力があったとされている。ここまで技術が向上すると、ミサイルにも十分搭載でき、日本、韓国をはじめ周辺諸国は勿論、米国にも大きな脅威となってきた。問題は、このことが過日トランプ米大統領が語った「レッドライン」を超えたかどうかである。日本政府(安倍首相)は、米国トランプ大統領と頻繁に電話連絡を取り、また韓国はじめ英国など西欧諸国とも連絡を密にしているようである。さらに中国やソ連とも折衝を続けている様であるが、その手法は制裁一辺倒であり、近頃の安倍総理の行動には胸騒ぎさえ感じるのは小生だけの感慨だろうか?それにしても、なぜこんなに胸騒ぎを感じるのであろうか?ひとつの理由として、元々安倍首相は山口県出身で、明治維新を成功させた長州藩の熱い血統である。またそれ以降も長州人脈は、第二次世界大戦まで常に日本の舵取りの主役の座に勲しており、政治だけでなく軍にも(特に陸軍)大きな影響を与え続けてきた。そして残念ながら敗戦後においても、現在に至るまでその人脈と影響は脈々と続いている訳である。安部首相は、柔和な雰囲気と話の旨さから保守陣営の長として2度も政権を取り、現在に至っているが、もともとはタカ派である。明治維新も見方を変えると革命であったことは間違いない。その熱すぎる血を、良きにしろ悪しきにしろ引き継いでいる訳だ。更に胸騒ぎの原因は、籠池と加計に端を発した問題の処理方法である。当初野党議員からこの問題を指摘された時、つい逆上して、「もしも関連していたら辞職する」とまで軽口を発し、その単純な人格と思慮の薄さを暴露させてしまったのであった。問題は挑戦状を突き付けられているアメリカトランプ大統領である。トランプ大統領は過激な発言をするが、根っからのビジネスマンである。犬のスピッツの様に良く吠えるが、意外に戦いは嫌いで避けるタイプ。それに、米軍はシリアやアフガンで手一杯である。アフガンには4000人規模の増兵を行っていて、米国側には軍事的余裕が全くない。空母も朝鮮半島近辺には現在一隻しかいないことから、米軍が仕掛けることはあり得ない。北の若い将軍様は、それを見越してミサイル発射や水爆実験を行っている。ある意味で、彼はその方面の天才かも知れない。いずれにせよ、戦争程馬鹿らしい行為はない。戦争に真の勝者など存在しないからだ。ただ廃墟と、永遠に心体の傷がいえない犠牲者のみが残るだけである。もし今万一その行為を行えば、15000発の核兵器が飛び交い、人類の滅亡は誰の目にも見えている。そんな危険な核のボタンを押す資格のある人間など、この世界に存在しない。最後に最新の戦争であった第二次世界大戦の人的、経済的損害を記して筆を置く。1.太平洋戦争で浪費した軍事費用日本:1866億7400万円(内訳:.陸軍1133億9000万円 海軍732億8400万円)参・大和建設費1.4億円米国:約1兆5336億円(米国は日本の約8倍)現在の為替ル-ト換算だと590兆163億円となる。2.人的被害(戦死者)日本:310万人米国:30万人(了)
2017年09月05日
8月30日、谷口稜嘩(たにぐちすみてる)(88歳)翁が、十二指腸乳頭部癌で死去した。谷口翁は16歳の時、長崎に投下されたプルトニウム型原爆により爆心地から1.6キロの地点で被爆した。郵便局員として配達中被爆し、背中など全身に大やけどを負った。3年7ヶ月に及ぶ入院生活中、米国占領軍のカメラマンによって被爆写真が世界中に発信された。その後平和運動に力を尽くし、特に核兵器の恐ろしさを自らの体験と負傷傷を臆すことなく披露して、どんな権力にも怯むことなく世界中に訴え続けた。彼の一貫した主張は「核兵器は人間と共存できない!!!」だった。偉大な巨星のご冥福を心から祈りたい。
2017年09月02日
「追い込まれた先には、一体何が待っているのか?」北朝鮮がまたまた次なる手を打った。本日8月29日明朝、ミサイル1発を太平洋に向けて発射したのだ。日本上空を通過し、北海道襟裳岬上空をかすめて太平洋に落下したという。推定飛行距離は2800キロ、最高高度は550キロに達した模様である。早速日本政府は非常事態警報のJラ-ドを北海道と本州に発信、緊急警戒態勢をひき、安倍総理を中心にした関係者の会議を緊急に開いた後、官房長官、外務大臣、総理大臣と立て続きにコメントを出した。Jラ-ドの対象地域では、早朝から携帯電話やテレビで聞きなれない異常警報が鳴り響き、多くの人が驚かれた。「北朝鮮からミサイルが発射されました。地下又は頑丈な建物に避難してください。」という放送で、何処へ逃げたらよいか混乱した人も多かったのではないだろうかと思う。一帯この国はどうなってしまったのだろうか?非常時を得意とする安部首相は「ミサイルが発射された時点から、日本はその動向を完全に掴んでいた」と、国民に安心感を持たせるような発言をしたが、果たして真実はどうだったろうか?こんな時にも、先の籠池や家計問題で国民を胡麻化したままの状態が、小生の心の中に疼いて、つい不信感を共鳴させてしまう。それに、時速1万キロを超える北朝鮮の超高速のミサイルを、スカットミサイルが上手く迎撃して、100%撃ち落とすという理屈が、どうしても小生の脳みそでは理解できない。現実的に考えて、ピストルから発射された弾丸を、撃ち落とせる確率は果してあるだろうか?西部いちの拳銃使いあのシェ-ンでも不可能だろうし、例え撃ち落とせたとしても、次から次へと飛来してくる目標全部を撃ち落とせることは、これこそ100%不可能だろうと思う。それに、一番の問題点は遊撃ミサイルを打ち返すかどうかの決断は、数分内にする必要がある。話し合いや、合議を取っているモタモタした余裕時間など、一秒もないのである。そして、その決断を誰がするかである。「今回もそれすら決断できず、日本上空を楽々と飛び越えていった」とも云える。そうだとすると、もし万一これがアメリカに核弾頭を組み込んだミサイルだったら、どうだったのだろう。安倍首相の「ミサイルが発射された時点から、その動向は完全に把握していた」???「完全」という言葉が余りにも嘘らしく「実に虚ろ」に響いて仕方なかったのは小生だけだったろうか?さて、この問題、今後当然緊急安保理が開催され、さらに北朝鮮への締め付けが行われるのは明白である。そして締め付けの方法は、相変わらずの力による経済制裁である。では、それが実施されて行けば最終的にはどうなるだろうか?金日恩体制も苦境になるが、問題は北朝鮮の国民も増々追い詰められ、食料や日常生活の必需品は入手し難くなる。その行き着く先は、普通の国なら一般的に革命か、或いは斬首作戦である。しかし、強烈な恐怖政治で統制している現在の北朝鮮には、それは不可能に近い。それに、米韓日連合が斬首作戦を行えるだけの手立てを持っているとは考えられない。となると、彼が自暴的な軍事行為に出てしまう可能性も十分にあり得る訳である。ここに至っては金正恩の望むところは、おそらく北朝鮮を核保有国として認知してもらうことであろう。現体制を承認・維持させるだけの、国連の望む要求では、100%彼は引き下がらないだろう。何しろ核兵器とミサイルの両方を手にした現在の彼には、15000発の核兵器が担保されている訳である。世界が彼を、相も変わらず懲りずに力で押し込んだ場合、待っているのは核兵器が飛び交う最悪の世界だろうと彼は計算している筈である。。「核の傘」とはこのように限りなく末恐ろしいモノであり、人類には持つ資格のないものなのである。この際、世界中が核を放棄したらどうだろうか?もしかすると、それが唯一の答えなのかも知れない。
2017年08月29日
「恐怖心で支配する手法」キリスト教をはじめとする宗教は、人の精神に共鳴というエネギ-の調和する「場」を共有させることにより、人を自在に動かす手法といえる。この方法は、意思を尊重しながら行うので比較的平和的な方法である。次の方法は、人間の欲望に巧みに対応して、満足感を与え相手の意思や行動まで支配する方法である。目標等に寄与した者に、金銀や賞金、領土や権限を与え、同時に他と比較させて満足感を増幅させる方法である。戦国時代に特に用いられる方法である。俗にいうアメの部分である。でも複雑で欲深い人間の思考には、これだけでは自在に都合良く動かせることは出来ない。もうひとつ最も簡単な方法は、動物の本能を司る視覚や聴覚に関与して相手に恐怖心を与え制御する方法である。歴史上の有名な為政者達は、殆どこの方法に重点を置いて統治してきたといって過言でない。最も優れた為政者は、このアメ(恩恵)の部分とムチの部分を巧みに使い分けている。前記のヒットラ-は、第一次世界大戦で敗北して賠償金で疲弊した国家を独自の方法で再建し、民族の独立心に火をつけ軍事力で他国を侵略する手法を執った。特に恐怖心を利用する方法として執ったのが、ドイツのゲルマン民族に対比させたのがユダヤ民族である。民族として違っても人間としては同じ動物であり、痛みや苦しみは同じである。ユダヤ民族には徹底した迫害を加え、その恐怖心でドイツ人内の造反を防御するのに側面から利用したわけだ。ヒトラ-はその面でも狡猾であり、従って彼の仕掛けた戦争の犠牲者も圧倒的に多くなったのである。今はそんな時代と全く違うという人がいるかもしれないが、とんでもない。人類はこの方面では、未だに1ミリも進化していないのである。まず北朝鮮の黒髪の若き将軍金正恩を見て欲しい。原爆とそれを飛ばすミサイルの開発にがむしゃらに一直線で、対局の金髪の米国大統領を威喝している。漫画チックに捉えると、巨大なライオン軍団に若ヒョウの家族が挑んでいる程度で、結果は見えている。しかし、一発で数百万人にダメ-ジを与えられる核兵器システムを持った若ヒョウ家族は強気である。何故なら、彼の計算の中には世界中にある15000発の核兵器を盾にできると考えているからである。近頃特に気になる問題点は、将軍の細い眼の奥が冷たく座ってきたことと、彼の際立つ凶暴性である。近々脱北した脱北者の証言によると、その凶暴性は今までの為政者に比し群を抜いているようだ。テレビでも放映されたが、当時父親金正日の葬儀で、遺体を乗せた霊柩車に彼を含め7人の最高幹部が付き添っていた。しかし、その後次々とその最高幹部の粛清が行われ、今残っているのは彼だけということである。6人の父親を支えてきた最高幹部達が、この短期間の間にことごとく粛清されたのだ。また、その粛清の方法が従来になく非情で酷い方法だという。従来は、一般的な銃殺でそれも非公式であったというが、現在では公開で行われ、その方法も対戦車砲である機関銃60発を目標に打ち込むという過激で壮絶なものだという。戦車の厚い鉄板を貫通する威力のある武器で、固定された人体に60発を浴びせられたら肉体は一体どうなるか想像して見て欲しい!。その恐怖心を今では公開という形で、全国民に見せつけているのだという。また、迫撃砲弾で吹き飛ばす方法では、処刑後現場には魔法が掛けられた様に何も残っていないという。処刑者や特に脱北者には、本人だけでなく家族や親戚まで罪が課せられるという。その極限の恐怖心で国民の精神を統治しているのである。更に彼は親戚縁者等血縁関係も手抜きしたり容赦はしていない。過日マレ-シアの空港で金正恩総書記の兄金正男が暗殺され、世界中にその実行現場が放映された。この脱北者によると、これも公開処刑の代表的なものだという。実は兄金正男は、海外から大量の資金を調達する極めて重要な役割をしていたようである。その資金が入らなければ国はやっていけないのである。しかし、その方面で組織に何らかのトラブルがあり、その見せしめと組織のより引き締めのために執ったのが、世界を震撼させたあの非情極まりない公開死刑だという。沢山の目撃者がいて、それに監視しているテレビカメラが至る所にある場所で、殺害する意味は常識的には理解しがたいものだ。暗殺だったら、この組織ならトイレの中や個室などいくらでもできる筈である。なぜわざわざ全世界に放映される方法を選んだかであるが、公開死刑で内部外部の同胞に、一段と強い恐怖心を与えるためだとすれば、なるほどと納得できるわけだ。この件で推測されるのは、それだけ北朝鮮状況はぎりぎりの窮地まで追い込まれているともいえる。北朝鮮は朝鮮動乱を機に、金日成から金正日、金正恩と3代血縁者が血族による統制をしてきた。その基本的な手法は、共産主義国を設立させたソ連スタ-リンの手法と中国毛沢東の手法に添ったものである。初代金日成は、共産主義の代表として欧米の資本主義と闘ったのが朝鮮動乱である。その勝敗の決着が、実はまだ着いておらず38度線で対峙したまま、今でも休戦中なのである。そして北朝鮮と米国が緊張する中、今年も米韓合同演習が今実施されており(8月31日まで)、本日8月25日は北朝鮮の先軍節である。北朝鮮は過去の先軍節に、潜水艦よりミサイル発射を試みており、より危険度は更に強まったと言える。いずれにせよ彼金正恩の真剣度とその稀なる凶暴性は、年齢が若いとはいえ、かっての為政者より類を見ないもので、今後のアジア並びに世界平和と世界秩序に大いなる暗雲を予感させるものである。しかし、ならば今日の世界において、リ-ダ-たる国々が公平で暴力的・威圧的でなく平和的かというと決してそうではない。米国、ロシア、英国、フランス、中国という第二次世界大戦の勝利国を見てみると、国連でも絶対的である否決権を有し、世界を思うように仕切り、核兵器の研究・製造・保有も堂々と許されている訳だ。いや、彼ら勝利者だけが、戦後核兵器という最大の武器を持って、彼らだけが「核の抑止力」という名の元、世界中に核の恐怖心を持たせることで、世界を支配しているともいえるのである。一時より減ったとは言え、その核兵器の総数は15000発で、その殆どを戦勝5国が保有し、他の国には開発・製造・保有など一切の権利を原則的には許していない。「核の抑止力」という曖昧な言葉を利用して、結局は人間の恐怖心を最大限に利用して施政しているにすぎないのである。就任後世界平和を呼びかけ、僅かな期間でノ-ベル平和賞を貰ったオバマ前アメリカ大統領さえ、1発の核兵器すら減らすことが出来なかった。彼は施政の末期に訪日し、米国大統領として初めて広島を訪問し慰霊式に参加したが、付き添いに核ボタンを納入した専用のトランクを運ぶ付き添いと同伴であった。他人はともかく小生には、ノ-ベル賞のメダルを付けながら、核のボタン箱を全世界に見せつけた「核の抑止力」の所詮代表に過ぎないと映ったが、世界はその行動を高く称えていた。原爆被害者の御霊達は、果たしてどう感じ取っておられたのだろうか?実に無礼千万な行動ではなかったのだろうか?では核保有国が勝手に主張するこの「核の抑止力」とは一体何なのだろうか?いくら考えても小生にはトント理解できない。何故なら、問題は核のボタンを「押す」、「押さない」を判断できるほど、人間は未だに進化し得ていないという点である。科学者が発明した強力過ぎる様々な武器を、税金という名で国家が資金を集め、為政者達は恐怖心と愛国心を先導・共鳴させて創り上げた最終兵器が「核の抑止力」という強者たちの造り上げた化け物である。見方を変えれば、北の将軍様は民族存続のためにと、その化け物の抑止力を得るために、必死に研究・開発してその目的を達成し、勝ち組代表である金髪のライオンに吠え立ているとも云える。ここだけを分析すれば、彼こそ弱者の英雄である。さて、所詮人は殺し合いせずとも、必ず何らかの原因で死ぬのである。この世に二度と再び現れない奇跡の中で誕生した人間としての命を、この世で一番愚かな同胞同士で殺し合う行為こそ、馬鹿げた行為はない。石器時代なら兎も角、今日では宇宙にまで世界を広げてきた人類である。どこからどう考えても、理解しがたい馬鹿げた最低・最悪の思考と行為ではなかろうか。また、「核の抑止力」という化け物の恐怖で、今日までどれだけの人がストレスで病となり、尊い命さえ落としたのだろうか?その意味から捉えると、核保有国に非核保有国は団結し、莫大な損害賠償を要求すべきかもしれない。そして唯一被爆国である日本には「核の傘など、ストレスの原因になるモノは一切不要」なのである。「核の抑止力」の妄想の中で、かろうじて維持している今日の平和とは、一体何なのだろうか?約一世紀にわたり、「核の抑止力」のトラウマから抜け出せない程、人間はおろかな動物なのだろうか?そんな愚かな人間には、核は大変危険であり、持つ資格など所詮無いのである。
2017年08月25日
動物(人)をこちらの意思通りするには、どうしたらよいだろうか?政治家でなくても、人がこの世を生きていく上で、重要な要素のひとつである。その答えを求めていくと、どうやらこちらの意向が相手の意識(脳&心=魂)に共鳴しないと人は動けない仕組みのようである。特に知能の進んだ人間は、その傾向が一段と強いようである。その傾向を見るのに最もふさわしいのが、人間の世界しか存在しない宗教の世界ではなかろうか?まず世界の3大宗教であるキリスト教を見てみよう。その教祖と言えばイエス・キリストである。彼の説く死後の天上の世界や、地獄の世界を信じない人は、神の子キリストでさえ救えないのである。即ち、イエス・キリストの考え方やその行動を、心から受け止めなくては救えないということである。その証拠として「あなたは私を信じますか?」「信じる人は救われる!」等いろいろな表現がありますが、その意向に同意(共鳴)しないと、神の子キリストでさえ救うことが出来なかったわけで、現在でもその一線を越えない限り(非同意者にはその踏み絵を踏まない限り)、願いは叶えられないということである。他の宗教も、大概はまずその宗教を「信じるか!信じないか!」の所にまず焦点を当てる。さて、共鳴の源は、音や、光、揺れ、匂い、熱など、全て波動である。そして、その共鳴を更に起こしやすくするために、人類は永延と工夫を重ねてきている。キリスト教だけを見てみても、建物を圧倒的に大きく高くしたり、重厚にしたり、更には金や銀や銅などの金属や、宝石類を活用してきらびやかに装飾し、またステンドグラスを活用して七色に光り輝く幻覚的な場を創造したりする。また天才芸術家等に彫刻や天井画を描かせ、視覚の波動から共鳴を起こそうとする。音の効果を利用して共鳴を誘導する、独特な雰囲気を創ったりもする。キリスト教では聖堂一杯に共鳴を起こすパイプオルガンを活用し、賛美歌を歌い、心の双方を共鳴さすあらゆる手法を、実に上手に用いている。また、ろうそくを灯し、光の波長を活用したり、風に揺らぐ(波動)をも活用している。時には香料を焚き、臭覚から共鳴を導かせる方法も取ったりしている。儀式のどれをとっても、そこには共鳴を促す様々な仕組みと工夫が潜んでいる。キリスト教だけでなく、イスラム教、仏教、神道など世界中のあらゆる宗教も、この面から捉えるとすべて同じといえる。儀式を司る、牧師(司祭)、僧侶、神官などの祝詞や説教は、皆独特ではあるがリズムと音階がある。人はいつの間にか、その儀式の中に身も心も置いていってしまう。信者はより強く共鳴し、時には涙を流し、その他の者でさえ逆らわずその前に思考を止め、首を垂れる。では思い切り現実に帰り、森友・家計問題やその他一連の党内のイザコザ問題で、急速に国民の人気を下降させた安部政権は、人気回復のため内閣改造に踏み切ったが果たしてその効果はどうだろうか?人気を急落させた本陣を霧で隠して、小手先の内閣改造というテクニックで果して、ずれてしまった国民の心の波動を修正し、信頼を回復できるだろうか?過日の閉会中審査会では、安倍首相は、一転して丁寧な言い回し方に終始していたが、それも国民の心を彼の最も得意な言葉という波動で、何とか修正しようとしている一種の政治的なテクニックに過ぎない。上記「共鳴」の原則から推測すると、答えは・・・・・「否」となる。何故なら、今回は共鳴の原点となる発信音が、本人とその周辺から出ているわけで、その音が、ガラスを釘で擦るような、超不快音だからである。ところで歴史上この方面を最も上手く活用した政治家こそ、ご存知ヒットラ-である。ヒットラ-は画家を志していた時期もあり、画家としては成功を観なかったが、政治の世界でその才能を遺憾なく開花させたと言っても過言でない。ヒットラ-はその面で間違いなく人類希の天才であった。今ヒットラ-を評価する人は少ないだろうが、当時はドイツ民族だけでなく、世界中の人々が高く評価し、日本さえも日独伊同盟を結んだほどである。しかし、人類の歴史に、あれだけの破壊や虐殺の爪痕を残した人物もまたいない。人類の最大の幸せとは、共鳴し合うことされているが、このように一歩間違えば大変なこととなる。人類が行ってきた様々の紛争や戦争は、何よりそれを証明して余りある。現在世界を震撼させているのは北朝鮮のミサイル問題だが、その北朝鮮を率いる金総書記も、これに対抗する米国トランプ大統領も、組織を統括する人間の一人に過ぎない。この二人の指導者が、能力的にも人間的にも他に比し特別に優れているわけでは決してなく、継承制度や選挙制度によって選ばれた指導者のひとりに過ぎない。ご両人を過去のヒットラ-やナポレオン、マッカ-サ-やスタ-リン、毛沢東と比してみて、決して頭脳的にも人間的にも優れているわけではない。ただ大きな違う点が一つある。その権限で使用できる武器だけは、ヒットラ-などが君臨した時代と桁違いに強力になったことである。どちらかが万一そのボタンに触れた瞬間に、世界は確実に15000発の核の閃光と放射能の渦の中に、消え去っていることである。その1発の能力は、広島型原爆のおおよそ100倍と捉えてよいだろう。どんな光景になるのか、想像はお任せする。そしてその滅亡時の時間と言えば、たった2分という人もいるし、1時間以内という人もいる。間違いなく超短時間であることは確かなようである。何故なら、今この時にもミサイル基地以外、世界中の海や空中にも準備を整えている潜水艦や爆撃機が存在し、指導者からのサインが出れば一斉にボタンを押すからである。先刻東京都民を大いに喜ばせた墨田川花火大会の2時間より早く、人類の世界が終焉するのは確かである。こんな切迫した世界情勢の中、日本の巷では、政治家同士の不倫問題がマスコミを賑わしている。新幹線で手をつないでいた現場を写真にとられたり、同じホテルに宿泊している証拠のビデオを公にされても、当事者は「一線を越えてはいない!」と強気の発言をしている。なんとレベルの低い次元の政治家達ではなかろうか?しかし、その政治家の頂点に君臨し、核のボタンを握っているのも同じ政治家である。そんなとてつもなく怖い世界に、いま我々人類は生きていて、生命を彼らの手に委ねているわけである。「どうか一線を越えないで欲しい!」そう心底から祈らずにはいられない。(つづく)
2017年08月18日
「あなたは知っていましたか?」(3)第二次世界大戦は、多くの同胞・日本人を戦禍で失なってしまいました。その数は民間人を含み310万人だとされています。その中には、若くしてゼロ戦や人間魚雷に乗り、敵艦に体当たりして散っていった特攻隊員がおられます。その数6000人という多くの若者が、国を守るため玉砕していきました。九州の基地からは、1036人の方が飛び立たれて逝かれました。このことに触れると、いつも言葉を失い、涙が出てきます。さて、ここからが、この項のポイントとなります。映画「永遠の0⃣」では、おそらく永遠に触れることのない特攻隊員の死の真実に切り込んで見ます。皆さんは「ヒロポン」をご存知ですか?近頃多い、芸能人やスポ-ツ選手が報道面を賑す犯罪といえば、「大麻」です。実はそれより数段恐ろしいのが、覚醒剤の「ヒロポン」なのです。多くの人は知りませんが、第二次世界大戦で日本は、1941年から大量の「ヒロポン」(覚醒剤)を製造していました。目的は「ヒロポン」の強い覚醒剤効果で、兵士の精神を覚醒させ戦場の恐怖心を取り除くためでした。生産は大日本製薬と竹田長兵得衛で行い、両社は特効薬という名目で陸軍や海軍に大量に納入していたのです。大日本製薬はメタンフェタミン製剤「ヒロポン」(覚醒剤)として、武田長兵衛はアンフェタミン製剤「セドリン」(覚醒剤)としてです。そして陸軍・海軍とも使用方法が実に巧みでした。例えば特効薬の名目で、特攻隊員に菓子袋に入れ支給したのです。また、「ヒロポン」をチョコレ-トに包み「菊のご紋章」を付けて納入したとも云われています。兵士にとっては、陛下からの尊くもありがたい贈りモノなのです。出撃前に、その「菊の御紋章」入りのチョコレ-トを食べたり、ヒロポンの注射もしたと言います。その儀式を受けた若者は、意気揚々と戦地に出撃し、空に海に散っていったと言います。特攻隊の出撃記録や「永遠の0⃣」には、乾杯をして飛び立つ勇敢なシ-ンはありますが、この部分は決して映ってません。何とむごく、悲しいことではないでしようか!もしかすると、精神を高揚させ、人間性を失くす「ヒロポン」を常用させていた日本の軍隊は、その一部が暴走し、今に続く慰安婦問題や南京問題の疑惑を、現地の人々に生じさせていたのかも知れません。改めて戦争という行為の本質は、このように実に非情で醜いものなのです。「正義だ!」とか何だこうだと、どんな理屈を為政者らが叫ぼうが、実態はこのように実に醜いのです。敗戦国となった我が国日本には、更に不幸が続きました。戦後1945年(昭和20年)マッカ-サ-を司令官とする連合軍総司令部(GHQ)が、日本を統治しました。しかし、戦後GHQは、庶民にも広がるヒロポン中毒には目もくれず、1947年(昭和22年)4月23日に、大麻取締規則を行いました。GHQが覚醒剤のヒロポンを、ようやく規制したのは1951年(昭和26年)で、GHQは実に6年間、ヒロポンを放置し、その間日本国民を覚醒剤中毒にして、薬物統治したともとれます。ご存知のように、英国は中国統治のために、アヘンを利用しました。GHQは、英国より更に冷血で頭(要領)が良かったともいえるのです。さて、では現在は果して大丈夫でしょうか?確かに現在の治安を司る警察は、大麻や覚醒剤取締りには、特に強い姿勢で対しています。マスコミも協力し、合格点を上げても良いでしょう。しかし、目線を変えると、薬という名目で、欧米から湯水のように日夜様々な薬が入って来ています。それに、グロ-バル化した今日の世界は、製薬会社、農薬会社も国際化されています。何処かの国で、使用を禁止されたり余った薬や農薬が、まだ規制のない日本に入っているという噂も聞きます。いずれにしろ、大概の薬や農薬は「毒をもって毒(邪魔者)を制する」役割です。量が適正でなかったり、長期間服用すれば、必ず本来の「毒」となるばかりで、寿命を確実に縮めます。もしかすると、未来人が何時の日にか現代を振り返り見れば、『21世紀の薬漬けの医療も「ヒロポン」と全く変わりない』と、評価されるかもしれません。(完)
2017年07月29日
『あなたは知っていましたか?』(その2)「もし、広島型の原爆が東京に落とされたとしたら!」核兵器の恐ろしさを再確認するために、広島型原爆(リトルボ-イ)が、もし東京駅(皇居)に落とされたとした時の被害の状態を推測してみましょう。半径1.5Km以内は、完全破壊&強い放射能汚染、 北:神田、南:東銀座半径3.5Km以内は、ほとんどの建物が崩壊、その後火災が発生して壊滅状態となる。 東:木場 西:四谷 北:上野 南:浜松町半径7.4Km以内は、強烈な爆風で窓が割れる。 品川、新宿、南千住、東大島では、史上最大の威力を持つロシアの水爆イワン(ツア-リボンバ)ではどうだろうか。東京都内は、完全破壊と強烈な放射能汚染 千葉県、埼玉県、神奈川県、茨木県は、殆んどの建物崩壊、火災で壊滅状態となる。また、このイワンが大阪中心に落ちたとすると、大阪府全滅、 京都、奈良、兵庫、滋賀、和歌山は、殆んどの建物崩壊、火災で壊滅状態となる。ちなみに威力を比較すると、広島型(リトルボ-イ)は15キロトン(=TNT火薬換算)ロシアの世界最大の水爆イワンは、50メガトン{注:1メガトンは1000キロトン}現在の世界の傾向は、750キロトン程度の小型が主流で、これをミサイルに複数搭載して、幾つかの目標を同時に、誤差範囲20Mという超正確にポイント攻撃できるようになっている。現在保有の核兵器は、小型と云えど750キロトンでこれは広島型(リトルボ-イ)の50倍である。その威力を、上記資料を参考に、是非あなたも想像してみて欲しい。それがミサイルには数発格納されているわけだ。もし「to JAPANE」と描かれていたとすると、1基のミサイルで日本は消滅してしまう訳である。ついでに、この際、万一核戦争が起こった場合、世界がどうなるかを想像してみて欲しい。標準小型核爆弾5つを搭載したミサイル1基で、日本が消滅するわけで、「その核爆弾が世界には実に15000発存在している」わけだ。正常な「にんげん」なら、考えるだけで絶望して自殺してしまうよ!これは、もはや最悪で最大の「にんげん」に対する卑劣なイジメである!(つづく)
2017年07月27日
『あなたは知っていましたか?』(その1)もうすぐ72回目の終戦日を迎える。日本は1941年(昭和16年)11月8日、真珠湾奇襲攻撃を境に第二次世界大戦に突入した。そして、1945年(昭和20年)8月15日、天皇陛下の玉音放送により終戦。有史以来構築してきた国家の知的・物質的財産の全てを失い、310万人の尊い同胞を失い、焼け跡の中に残されたのは多くの傷病兵と引揚者、および老人、それに女性と子供達だけであった。今でも広島と長崎には、非情な原子の熱で焼き融けたレンガの塊が、多くの犠牲者の御霊を包み込んで静かに地中に埋もれている。憎むべきは、未だに世界中には核兵器が存在し、その数は14955個も存在していることである。更に悲しむべきは、本年4月に国連で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、オ-ストリアが提唱した「核兵器禁止文書」に、人類唯一の被爆国日本が、調印しなかったことである。世界の107の国々が調印したのに関わらず、米国の「核の傘」の下にあると、米国に配慮し、賛同しなかったのである。この人間の二面性こそ、人類がいつまでも争いから抜け出せない根幹であり、最も憎むべき本質であるのに、為政者達は妙にこんなところを尊重し、時にこの点を利用して民衆を支配したりする。ゆえに人類の世界には、戦争や紛争が未だ絶えないのである。(つづく)「参考」:現在の世界核兵器保有国と保有数(計14995)米:7000、 ロシア:6800、 フランス:300、 中国:270、 英国:215、 インド130、パキスタン:140、 イスラエル:80、 北朝鮮:20、
2017年07月26日
「嘘つきのバロメ-タ-は、手の位置やその動きで分かる?」昨日(7月24日)の国会閉会中開かれた衆議院予算委員会。目的は、加計学園に関わる官邸との一連の関係疑惑である。政府側は、安倍首相はじめ、麻生副大臣、山本地方創生大臣、松野文科相、稲田防衛大臣。参考人として、前川前次官、加戸前愛媛県知事、そして今回の最目玉である和泉洋人首相補佐官。この、和泉補佐官が、前川前次官に次官室や官邸に呼ばれた折り、「首相は自分の口から言えないから、代わって私が言う」と、闇に学校法人加計学園に決めるよう圧力を掛けた・・・という疑惑であった。前川参考人は「言われた」と断言し、和泉参考人は「そんな極端なことを言ったら、当然記憶にある筈だが、ないのだから言っていない」と否定し続けた。また、安倍首相も親友である加計理事長とは、ゴルフ等のお付き合いはしたが、加計学園が獣医部の申請をしていたことは、今年1月20日に国家戦略会議で決定された時、初めて知ったと証言した。国家戦略会議の議長は首相とされ、それまで定期的に開かれていた戦略会議の議長本人が、知らなかったとは・・・驚きである。和泉補佐官の「記憶にない」とか、一流大学を出て、国家の中枢にいる国の最高頭脳を要している補佐官が、たった昨年のことを覚えていないとは、呆れてモノが言えない。この半分ボケた爺でも、2年前ぐらい前の事なら大抵は覚えている。北朝鮮がミサイルと核兵器で脅し、中国は着々と海洋進出を強引に進め、韓国はまたまた歴史で繰り返してきた例の如く敵前反転している中、日本はこの程度の頭脳集団で、本当に大丈夫だろうか???さて、30%以下に支持率が低下した安倍政権。都議選に惨敗し、先日の仙台市長選にも完敗。それを、受けてイヤイヤ応じた今回の国会閉会中審査。驚くほど丁寧な言い回しに変わった安倍首相。手振り、身振りを加え、時には野次を野次で返していたのは、つい2ヶ月前だ。ところで、言葉以外に、どこが一番違うかを観察すると、両手の位置や動きである。勢いの良い時は、胸から上に向け手振りが実に活発であった。しかし、今はその面影は全くなく、手は下に組んで、まるで礼拝中の牧師さんの様である。さて、和泉補佐官の特徴といえば、証言台に向かう歩行の最中の手の動きを見ていて欲しい。歩きながら、何回も、何回も鼻を擦っている。安倍首相も、怪しい発言の時は、大概ご立派な鼻につい手が行っている。どうやら、人が嘘をつくときは、自然と鼻に手が行くらしい。それと気になるのは、和泉補佐官が答弁を終えて席に戻る時のしぐさである。胸を張って一礼すると、くるりと体を反転させ、大股に堂々と歩こうと精一杯努力している。何時かどこかの映像で観た気がする。そうだ!日本が満州問題で国連脱退を宣言した、あの有名な松岡大使の姿に実に似ている。ただ、松岡大使の頭髪は黒々として凛々しかったが、和泉補佐官は爺の頭の様に禿山だ。ツンと立つ残り毛が数本、風に揺れて、いやに悲しげであった。そうだ、そろそろ爺も散髪に行かなくちゃ!トホホ・・・。
2017年07月25日
ご承知の如く、昨日7月10日開催の国会で、加計学園問題について審査が行われた。但し、国会が閉会中であったので、閉会中審査となった。この予定外の国会開催は、先に行われた東京都都議会議員選挙で大敗を喫した自民党(与党側)が、これ以上の国民の支持離れを配慮して、野党の強い要求を、渋々呑んだためであることは明白である。参考人として前川喜平前文部科学省事務次官らが参加したが、問題の対局である安倍首相はドイツで開催中のG20に参加のため、主役?不在中の審査会となった。そこで遂に課題であった{This(is)A&a} のカッコ内にある(i)が解けました。{This is A&a}とは、森友・加計問題で鍵を握った人物の頭文字をとったものでした。(略)今迄、ThisとA&aを接続する(is)の内、(i)だけが不明確でした。昨日、遂に首相補佐官である和泉洋人氏(i)が出てきたのです。昨日の前川参考人の証言の中で、「昨年9月上旬、官邸の和泉首相補佐官から官邸に呼び出しがあった」との証言があった。そこで泉補佐官から、「獣医学部新設について、文科省の手続きを早く進めるように!」そして、「安倍晋三首相は、自分の口からは言えないから私が代わって言う」と言われたと証言。であると、まさしく、(i)はA&aを結ぶ最も重要な人物だったことになる。ヤレヤレ!謎解きはこれで完成したが、主役不在のままの幼稚園以下のくだらない審査会が、この国の最高審議機関である国会で永延と行われている現状に、~~ただ・ただ~唖然として放心状態である。こんな我が国の状況に、喜んでいるのはミサイルの成功に喜ぶ北朝鮮金総書記と、「一帯一路」で再び過去の偉大国家を公然と目論む、中国政府だけである。呆れて、を越えて「恥ずかしい」気持ちで一杯である。尚、前川氏はこの問題の核心についても以下の様に証言していた。『加計学園の獣医学部新設4条件の整合性については、「合致するか十分な議論がされていない。不公平で国民から見えないところで決定された」と批判を繰り返した』。トホホ・・・である。
2017年07月11日
『ところで!「This (is)a&A」の答えは出たの?』台風3号が足早に九州から関東を経て太平洋に消えてから、九州には梅雨前線が停滞し、局部的豪雨は九州地方に大きな被害を出している。そんな最中に、関東では荒川水系のダム貯水量が減少し、先日10%の取水制限が打ち出された。要するに荒川水系では「水不足」なのである。6月初旬には、静岡県を流れる安倍川が春先から渇水状態で、流れが全く途切れて、名物の鮎が育たなくその業界の報道紙を賑わしていた。こちらはその後恵みの雨が降り、いつもの流れに戻ったようだ。安倍川の鮎君達もこれでホットとしたことだろう。さて、四方を海に囲まれモンス-ン気候に恵まれた日本列島は、世界の中でも最も水に恵まれた場所だと云って良いだろう。そんな恵まれた国で、近頃降水量にも大きな斑が生じている。日照りのところと、大雨のところが極端に出てきたのだ。これの原因は、どう見ても地球温暖化の影響だと考えてよいだろう。主犯は間違いなく人間様で、国別では端的に云えば一位が中国、二位が米国である。しかし、過日行われた世界環境会議では、温暖化ガス規制の実施を約束していたパリ協定を、トランプ米国大統領が「米国のためにならない!」と、勝手に離脱してしまった。そんな中、北朝鮮はまたまた我が国の排対的経済水域である日本海に向けてミサイルを発射した。今回は6000キロ以上を飛行したというICBM(大陸間弾道ミサイル)で、標準的に推定すると、グァムやハワイ諸島、アラスカまで届くという。この弾道ミサイルに核爆弾や生物化学兵器を搭載したとすれば、いざとなった時には韓国、日本はもちろん、特に米国民には想像を絶する事態が予想される。9.11テロ事件でアメリカは、本土であるアメリカ国民に有史以来初めて多くの犠牲者を出した。その怒りは、やがてイラク戦争へと繋がり、その結果ISを誕生させ、今日の混沌とする世界を構築したといっても良いだろう。それ以前のイラン・アフガン紛争から、近年の混沌とした世界情勢を創ったのは果たして誰か?誰が一番悪いかは、世界の良識ある人々にはちゃんと分かっている。トランプ大統領は自他ともに認める、世界でも優秀なビジネスマンであるという。その才覚の片鱗だろうか、早速サウジに大量の武器を売ったり、先日台湾にもその手を使ったという。日韓と東南アジアの安定と云いながら、北朝鮮にも禁じ手の武力行使を絶対しないとは言い切れない。何故なら、今この時を逃すと北朝鮮のICBMは確実に米国本土を狙える精度を持つようになるからである。自国のために、日本および韓国の犠牲を選択する可能性も、全くないとは言えないのである。その危うい危険度は、日々増すばかりである。エゴのアメリカに、エゴの大統領が君臨し、彼は自他ともに認める超一流のビジネスマンだからである。そうならないことを心底祈りたい。さて尽きないぼやきはこの辺にして、宿題であった「This is a・A」の一部が解けました。難題であったのは「is」でしたが、今月5日、定例である役人の人事にその答えの一部がありました。まず、(s)はおそらくこのお方でしょう。そのお方とは、・・・・・?森友学園問題の国会予算委員会で、野党の鋭い追及を闘牛士の様にかわし続けてた、忠犬ハチ公を彷彿とさせる勇気ある方(権力側から見ると)がおられました。当時の役職理財局長の(s)佐川宜寿氏です。なんとあの黒ぶちメガネから覗く眼光が何とも怪しい、前理財局長佐川宜寿氏がこの道トップである国税庁官に就任したのです。「昨年6月の売買契約成立を受け、廃棄した!」などと、同じ答えを繰り返し、野党からの「説明を拒み真相解明を阻んでいる」と問題視された人物であります。政府は理財局長から国税庁長官に就任したのはこれで4代連続であり、問題ないとしていますが、どっこい国民の目にはどこから見ても「論功行賞」としか見えません。さてと、あと残るのは(i)だけとなりました。果たしで(i)とは誰だろか?isは接続詞、すなわち「a&A」を繫いだ人物ということになります。ということは、取り巻きか、役人関係者かも?ま、ご心配なく。こういうことはその内必ず表面に出てくるものです。「エ!「a&A」が、まだ特定されていない?」って?何を仰っておられまする。(A)はこの悪臭事件の張本人で、(a)はその最も近くにいるお方であります。そうです。対称者は男とは限らないのですよ!そして、苗字だけとも限らないのです。「A!a!」まだ分からない?では、そのお方の様に、底辺で何とか生きている小生にも、気前よくポント「百万円」寄付して頂けたら喜んでお答えしましょう。ご安心下さい。その場合、当方は領収書を発行したり、返還行為など一切いたしませんからね・・・・・。
2017年07月08日
「犯人捜し!」??今日、巷ではThis a 。という変な英語があちこちで囁かれている。昨日行われた東京都都議会議員選挙で、信じられない大異変が起こった。どうやら、このことに関係している様である。報道の通り、小池百合子東京都知事が代表を務める「都民ファ-ストの会」が、49議席を獲得。共闘を組んだ公明党などの当選者を含めると、過半数の議席を上回る議席を確保したことになった。逆に改選前57議席を確保していた自由民主党は、34議席を失う歴史的な敗北を喫し、幹事長や議長まで失う過去最低の23議席となってしまった。この原因を創ったのは、ご存知小池百合子知事である。1年半前知事選に吹かせた「百合子のみどりの風」を、再び東京の街に竜巻となって吹き掛けたのである。この結果を見て小生は、久しぶりに実に爽快な朝を迎えることが出来た。そして、流石に日本を代表する首都東京に住む人々は、レベルが高く、実に良識的で有能と安堵した。顧みれば、大阪の森友学園から始まった不快極まる一連の悪臭事件は、加計学園で更に悪臭度を増し、政府が蓋をすればするほど強力な力を得て圧力を増し、遂には首都東京から発生したみどりの風の力によって、蓋を吹き飛ばされ、悪臭はあっという間に、すがすがしいみどりの風により一時的にではあるが、中和されてしまったわけだ。さてさて、巷(マスコミ)では、この自民党敗退の原因を作った犯人探しで騒がしい。その犯人が、This a 。だという。賢所の云うことには、 T=豊田議員、(公設秘書に「このハゲ-」→怒声事件) H=萩生田議員、(官房副長官として加計学園問題に→闇で関与?) I=稲田防衛大臣、(応援演説で「自衛隊として防衛大臣として自民党としてお願い」→憲法違反発言) S=下村都連会長、(加計学園からの政治献金→違反問題)ここまでは、小生も問題なしで同意する。では、a は誰かというと、日本の政界トップの○○だという。だが小生は、ここはそうには思わない。そもそも、This a 。では、全く英文になっていないではないか!英語的には、This a A。が正解ではないのか?そうなると、Aこそ最大のこの悪臭の主犯となり、日本の政界トップ○○で、すべてが意味が通じてくる。それに、日本の政界トップを小文字の a 扱いでは大変失礼な話でないか?となると、a は一体誰だろうか?君はこの a をどなたか想像できるだろうか?もしかすると、まだ a という重大な鍵をもつ問題の人物が存在し、これからいよいよ出てくるということなのだろうか?個人的には、もう沢山である。
2017年07月03日
{~}では、その目に見えない圧力とは一体何であろうか?君ならどう考えるだろうか?さて、思い切り舵を切って話を日本の政界に向けると、待望の一強体制を確立した安部政権は、近頃その力を借りてどう見ても強引過ぎる行政の舵取りをして来ている。具体的には森友・加計問題から、「新テロ対策」の立法化を急ぐ一連の動きである。特に加計問題は、安倍首相の親友加計晃太郎氏が理事長を務め、便宜を図ったという疑念が次第に浮上している。天下り問題で責任をとって辞任した(させられた?)前文部省科学事務次官前川喜平氏が、新設される獣医学部の加計学園について、現職中に「この件で官邸からの秘密文章が確かに省内に存在した」と記者会見したのである。「あったものをなかったと、私には言えない!」これは今年の名言になるかも知れない名台詞である。するとこれに対し、すかさず官邸からは某新聞記事を取り上げ、前川前次官の人間性について触れ、森友問題と同じような扱い方をして、これを無視しようとしたのである。某新聞とはご存知に様に天下の読売新聞のことで、この記事の内容は、前川前次官が在任中、歌舞伎町の出会い系バ-に通っていたという「信じられないゴシップ記事」である。官邸は、森友問題の時と同じ手法で問題解決をしようとする意志が、見え見えで、小学生でも理解できる実に幼稚な手法で、またしても逃げ切ろうとしているのである。読売新聞を絡めた問題は、まだ続き、国会で本年憲法成立70周年を迎えるにあたり、憲法改定について安倍総理が国会で問われたとき、安倍首相は「その件については読売新聞を熟読して欲しい」と一民間新聞だけを特別に挙げたのである。どうやら、この取材は読売新聞社だけに限ってなされていたたようなのである。公正第一が原則の政府首脳の記者会見を、民間新聞一社だけの単独取材自体が問題なのである。それも、大臣クラスでなく、一国のトップである首相の、戦後70周年についての重大取材会見である。このように、どの方向から見ても今の政府のやり方は、腑に落ちないおかしなことだらけである。顧みるに70年前、310万人の邦人の犠牲の上にようやく日本は降伏し、天皇陛下を筆頭に万民が二度と戦わないと未来永劫の不戦を犠牲者の御霊に誓ったのであった。残念ながら近年のわが国においては、安部首相はじめ国会議員の中でも、戦争を知らない為政者や国民が大多数を占めてきている。言葉上では、「不戦」「戦争反対」とは言っているが、戦争のその悲惨すぎる実態については、どうしても想像できないのである。70年前、「国を守ることが大切」「国家」「愛国心」を突き詰めた末に見たものが、あのみじめな敗戦であったはずである。いつの世も、為政者達は、美しい言葉を巧みに編み織りて、虹の道を創ろうとする。いざその時になれば、生活を豊かにしようと考案した科学者達の発明品は、おしめもなくそのために大量殺人と破壊のために使われる。ノミとハンマ-に頼っていたトンネル採掘を解決したのは、ノ-ベルの発明したTNT火薬である。しかし第一次世界大戦を挟んで、多くの紛争の人殺しや破壊のために爆弾として転用された。また船や車両、飛行機などの発明技術は、戦艦や戦車、戦闘機等に転用された。更にはすざまじい原子エネルギ-は、原子爆弾に運用され、広島長崎を一瞬にして廃墟にしてしまった。そして戦いとなれば、散々に愛する者との悲しい別れを味わい、血を厭というほど見てから、人間ははじめて我に返るのである。何千何万の戦いの跡が、悲しいことか人間のそんな歴史自身なのかも知れない。今日の日本政府政権の強引な手法は、過去の誤った手法と実に類似しており、必ずや将来またその破滅の道に通じる可能性もある。さてさて・・・・~。もしかすると今回の巨人軍の敗戦も、そんなことを警告する「天からの呻き」から来ているのかも知れない????310万人の犠牲者たちの御霊の力が、「そっちに行くな!」「戻ってこい!」と働いているのかも知れないのである。またぞろ明治維新から第二次世界大戦へと進んだ道程と、今日の政権の行っている道が「余りにも似ているぞ?」との霊界からの警告かも知れないのである。おそらく殆どの君たちは「馬鹿な!」と一喝し、無視するであろう。もし、名門読売軍団の総力を挙げ、その権力や資金の力を借りて大補強したとして、この連敗現象が続くとしたら、どうだろうか?もしそうなれば、・・・・チョット怖い話である。
2017年06月17日
{~}プロ野球大リーグで、ヒュ-ストン・アストロブの青木選手が遂に日米安打数2000本を記録した。これで日本人としては7人目の日米安打数2000本の大記録達成であり、大天晴である。青木選手は宮崎県出身で、1982年1月5日生まれの35歳、身長175.3センチ、体重は81kgとプロ選手としては小柄であるが、俊足と巧打の技術研鑽に努め、プロ2年目のヤクルト時代に202安打を達成、NPBで6年連続3割を記録、2012年よりメジャ-移籍し5球団でプレ-し、今回の大記録達成となったわけだ。今日では日本から大リ-グに移り、活躍している海外組は相当数がいるが、その調子といえば今年に限ってみれば、ヤンキ-スの田中投手、マリナ-ズの岩隈選手、テキサス・レインジャ-のダルビッシュ・有投手、ドジャ-ズの前田健太投手など、もう一つ冴えない中で、ひとり気を吐いて大記録を達成したのが、今回の青木選手の活躍である。青木選手の体格からは決して恵まれた才能は見られず、成功の要因を見つめてみれば、諦めず日々の努力を積み上げていった唯その一点であり、今回の記録を達成に、もろ手を上げて拍手を送りたい。おめでとう!そしてありがとう!青木選手!大した男である。さて、話をNPBに移すと、セパ交流戦が最終段階に入って、昨日(6/11)に珍事?が起こった。巨人と日本ハムの3回戦で、日本ハムが5対1で勝利し、対戦成績は日本ハムの2勝1敗となった。この試合の勝利投手は日本ハムの村田(透)投手で、その村田投手は2008年ドラフト一位で巨人に入団したものの、故障などで結果が出せず、2010年戦力外で巨人から放出された因縁付きの男である。そんな逆境に村田投手は、発奮しMPBを目指し渡米、厳しい鍛錬の末、本年日本ハムに入団した。今回の勝利は5回6安打1失点ながら5対1で、日本ハムの勝利となり、彼にとっては10年越しの日米初勝利となったわけである。彼の涙のインタビュ-は衝撃的であり、その軸にあるのは「感謝」という心からの言葉と気持であった。久しぶりに、五月晴れに似た、魂まで洗われるような良い風景を見せてもらった。ところで、この勝利には実はもうひとり巨人と縁がある男が微妙に絡んでいる。昨年オフに巨人からトレ-ドに出された、太田選手である。巨人軍は、太田選手にこの試合を含め2戦連続でホ-ムランを打たれ、この試合も彼の大活躍で、巨人軍の心臓に、留目を刺されのだった。巨人対日本ハムのこの交流3連戦で、太田選手はなんと10打数7安打、2本塁打と大暴れであった。これで巨人は借金最多の11となり、24勝35敗、首位広島とは12.5差の大差をつけられてしまった。実は日本ハムとの交流戦前までに、球団史上初の13連敗という不名誉な記録も残し、14連敗の新記録達成を助けたのが、日本ハムであった。ようやく長い連敗から一息ついて、安心したのも束の間、更に残酷な次の地獄の始まりであったわけだ。この結果に巷には、監督の高橋由伸の采配が悪いとか、コーチが悪いとか、選手に勝利への執念が足りないとか、或いはフロントが悪いとか、色々な批評が出ている。ま・読売新聞を中心にした伝統ある不滅の巨人軍団であるから、その内息を吹き返してくると誰でもがそう考えているだろう。しかしこの爺の予感だと、今回は「もっちっと別な理由」があり、その力が効いているのかも知れないと感じてならないのである。(つづく)。
2017年06月12日
{~}昨日全仏オープン男子シングルス準々決勝で、日本期待の錦織選手は、英国のアンディ-・マレ-選手に(6-2)(1-6)(6-7(1-6)と1対3で逆点負けしたというニュ-スが流れた。この敗戦に日本の師匠といわれる松岡修三氏は、「これ以上の結果を得るには、微妙なチョットしたメンタルの部分であり、その方法は私にも解らない難しい微妙な世界のものだ」という意味のコメントを残した。「チョット待った!」である。 この爺に言わしたら、こうなる。「松岡君、それはチト違うね。その答えは錦織選手がこの戦いの前に行った第3回戦にあるよ!」第3回戦とは、6月3日に行われた韓国のチュン・ヘヨン選手との一戦であった。この試合、どうしても調子の出ない錦織選手は、韓国新鋭の伸び盛りであるチュン・ヘヨン選手に終始押され気味の試合をしていた。そして、後半調子の出ない自分に腹が立ち、遂にラケットを地面に叩きつけようとしたが、この時は何とか思い止まった。この爺も「ホット」胸を撫で下したものだ。が、同じ環境が再び訪れた次の瞬間、ラケットを思い切りコ-トに叩きつけたのだ。実況の映像画面には、グシャグシャになった橙色の無残な姿に変わったラケットがズームアップされた。この画面を日本はじめ世界中で、どれだけのファンが見ているのだろうか?そう思った瞬間、私は、堪らずテレビを消して寝床に潜り込んでしまった。(そのせいが、今も寝不足気味である。)後で聞いた話だと、その後雨が降って試合が中断となり、翌日続きの再試合が行われ、錦織選手が逆転勝利したようである。「雨に救われた錦織!」とネットのスポ-ツ記事を見た。彼より頭にきたこの爺は、それ以来、彼の試合を見ていない。その理由は、彼には以前全く同じ様な前科があり、そのおぞましい癖がまた出たからである。スポ-ツ選手に限らず、自分の手となる大切な道具は体と同様、最も大切なものである。武士道から言えば、「テニスのラケットは刀なのである」。「身を守ってくれる刀を、石にたたきつける馬鹿がいるか?」である。実は彼以前の行為の後、あちこちから強く指摘され、かなり反省していた筈である。ところで、今朝のスポ-ツニュ-スによると、世界で最も稼ぐスポ-ツ選手の話題があり、第一位はサッカ-スペイン一部リ-グのレアル・マドリ-ドに所属するクリスティア-ノ・ロナウド選手の102億円。彼は昨年に続き二年連続の栄誉である。では日本の高所得選手と云えば、プロテニスのこの錦織選手で、43億円?という。テニスシングル戦と云えば、長い時間二人の選手の戦いで、その独占する報道時間も他のスポ-ツより格段に長い。汗を拭いたり、ドリンクを飲んだり、ため息をつく時間も放映され、それがギャラというお金の価値に跳返っているのである。だから、桁外れのこんな高収入が得られるのである。しかし、裏を返せば普通のスポ-ツでは、放映されない部分も丸見えという怖いスポ-ツなのである。また、見ている観客は世界中のテニスファンであり、少年少女も非常に多いのだ。さて、大リ-グのイチロ-選手は、今シリ-ズ代打が多く、さすがに年齢のこともあるのか未だに打率は一割台である。しかし、バットの使い方は相変わらずで、どんなに急いでいても、バットをいたわる様に扱っている。四球の時など、体を地面に思い切り近づけ、さらに地面にやさしく置くようにした後、走っていく。「松岡君、つべこべ言わずに愛弟子を、一日でもいいから、イチロ-選手に預けなさいな!」「喝!」
2017年06月09日
{~}人間様の世界が、近頃どうもチョッイトおかしい。EU離脱を一番初めに決めたイギリスは、近頃イスラム国より度重なるテロに怯えている。イタリアでは、「アラ-は偉大なり!?」と誰かが叫んだとかでパニックが起こり、負傷者が多数出た。米国の金髪大統領は、相変わらず自国の利益を第一にしたために、TPPに続き地球温暖化問題のパリ協定からもさっさと離脱した。こうなれば、PM2.5で苦しむ日本としては鉄腕アトムの手を借りて、空に大きな通気口を造り、温暖ガス排出量第一位の中国と第二位のアメリカを、偏西風の力を借りて空中煙突で結ぶしかない。また、北の若き将軍様は、ロケットのおもちゃの打ち上げ成功に夢中で、それにサリン、VXガス、更には核兵器を載せるぞと吠え立てている。わが国で、これを迎え撃つ手はただ一つ、宇宙戦艦ヤマトの主砲だけである。他に手があれば、お茶の水博士、手塚おさむ先生どうぞお知恵を授けて下さいな!その肝心な日いずる我が国でも、小中学校に多発している弱い者いじめは、科学文化庁上げて駄目と云いながら、「忖度」とかいう忍者の巻物を誰かから見せられたとたん、森友・加計学園に見られる依怙贔屓の態度は、説明しようがない。日本人の一番嫌な性格が、文科省から官邸を包み込み、テレビ電波の波に乗って世界中に伝播している。この問題に共に関係している我が国の首相は、この関連の質問になると、近頃さらに早口になる。この態度、誰がどこから見ても「××」を言っているとしか見えない。「ああこの爺様!」この問題を小1のちょっとませてきた孫に質問されたら、何と答えようかと近頃胸が痛くてしかたない。「噓つきは泥棒の始まりだ!」と先月教えたばかりなのである。「トホホ~」
2017年06月07日
今年も残すところ僅か~歳を取れば取るほど時間の神様は速度を増してくれる!「いや・そんな理屈でははないのさ!」とへそ曲がりの隙間風が囁いた。「ならば隙間風よ、その理由は申してみよ!」太陽が尋ねる。「歳を取れば歩幅も狭くなり、何事の動作も遅くなる。ただそれだけのことよ!」ところで、人間界の改革は着々と進んでいて、おそらく来年度には大きな変化が見えるであろう。経済、エネルギ-、通信、医療など、いよいよ待望のバンドラの箱が開かれる。今までにない新たな技術の世界が広がって、世界はあらゆる面で新たな局面を迎えるだろう。しかし、それが人類に良い結果をもたらすのか、あるいは新たな紛争を植え付けるのかそれは誰にも分らない。君は聞こえているだろうか!バンドラノ箱が、間違いなく音を立てゝ開きだしていることを・・・。12・22 10か月ぶりの・・・・爺様の呟きでごじゃる~~
2016年12月22日
【早春賦】「春は名のみの風の寒さや・・・」立春を過ぎて、気候は目まぐるしく変化している今日この頃ではあるが、よく目を見開いてみるがいい!小生の棲みかとする千葉の田舎では、福寿草が満開で、続いてクロッカスの黄色い花が、地面すれすれを通るまだ十分冷たいつむじ風に耐え、揺れている。水仙から始まった黄色の花の連鎖は、次には白い梅の花に移り、今日は日当たりのよい家の庭に、こぶしの蕾が一輪、咲き出したのを観た。まるでお母さんの背で眠る赤ちゃんの、ちゃんちゃんこから突き出た白い手のようだ。もうすぐ薄桃色の桃や桜の赤系統の花々が、日本の美しい霞の風景の中に続く・・・。そうなのだ!彼等は、春の来るのを100%信じて、準備し待っていたのだ。これほど未来を信じられる花々は、何と幸せな生き物(=者達)であろう?疑り深い近年の都会型人間の小生には、これはまさに「ビックリポン」以上の驚きである!それと同じことが、人類の社会の中で起こり出している。凍りついた黒土の中にも、フキノトウの小さな芽が少しずつ膨らんでいるように・・・、(君にはそれが分かるだろうか?)古来より志あるものは必ず居るもので、「オレ・オレ詐欺」に見られる利己欲に染まり切った現代においても、君よ君たちよ、安心あれ存在したのである。今日はその実在する一例を紹介しよう。それは、混迷している現代の医療に、真っ向から革命の狼煙を挙げた、勇気ある一医師の行動である。その医師は「患者革命」(発行所:KKロングセラ-ズ)の著者、西原克成医学博士である。諸君、まずはこの書を読まれよ!まさに「新年志記」で啓示した改革の旗のひとつが、日のいずる国に掲げられ、早春の風に旗めき出しているのだ。続け若人よ! 西原先生に続け! そうさ君達にも、君にも、必ずできる筈なのだから!「青年よ夢を持て、若人よ開拓者たれ!」:和田完二(我が恩師、元丸善石油社長銘文)
2016年02月21日
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