「免疫整体 ここ一番」院長の日記

「免疫整体 ここ一番」院長の日記

2018年04月17日
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国会は、最優先事項の新年度予算は何とか通したものの、またまた大荒れである。


森友・加計問題に加え、あれほど当時の政権が「無い」と言い続けてきた自衛隊の海外派遣に伴った日記が、あちこちから出てきたからである。


「あらあら・・・・マア」である。

テレビを点けると、ようやく国会に呼び出した参考人から「記憶にない!?」とか「刑事訴追が伴う恐れがあるから・・・?!」とか、のらりくらりで結局時間切れの、尻切れトンボ!

加計学園獣医学校設立に関しては、最高学府を優秀な成績で卒業し、首相補佐官を務めていた官僚が、1年前に愛媛県の県庁職員と、家計学園の関係者ら数人と官邸に集め、「これは首相案件」と前置きして打ち合わせしたのに、「そんな会議はやっていない」・「そんな人は知らない」と逃げ回る。

近頃少しボケが入ってきたこの爺でも、3年前に打ち合わせした方の顔位はしっかり覚えている。

肝心のそのご主人様は開き直り、つい声を荒らげて、「私を嘘つきというなら、それを証明して見て下さい!」とまるで何処かの世界のようである。

この馬鹿げた恥ずかしい論争は、今や日本ばかりか世界中に放映され、多くの方々に観られている。

この国特有の、行き過ぎた忖度から始まった事件の終着を、興味津々見ているのである。

では、この問題の一番の張本人(=犯人)は、一体誰なんであろうか?

そしてその原因は?

まず、分かりやすく言えば、嘘つきの大元は「誰か?」ということを追求してみよう。

「おそらく日本国民なら誰の目から見ても、この答である本当の嘘つきは、はっきりと見えている!」。

この問題の原点は、そんな単純極まりない、つまらなくも、くだらない問題なのである。

困ったことにその張本人に、その自覚が全くない点である。

物事の一番原点となる道徳的な基礎が、完全に欠落していると云って良いだろう。

このくらいなら、この私の地位なら当然出来る事だし、許されることだと考えていることである。

そしてその行為に、周囲で命を懸けてまで換言する人が誰もいないことである。

いま一番心配なことは、この馬鹿げた論争に最高権威者達やエリ-ト達が、1年も掛けてきてしまったこ
の国の将来である。

まず外交上では、多くの国にはらわたを見透かされ、今後多方面にわたり多いに不利になることだろう。

そして、次に多くの国民が培われてきたこの国の魂の部分(例えば「人に嘘をついてはいけない」という教えや、自他の思想・言動、道徳、武士道精神など)に、自信を失うことである。

更に、一番心配なことは、日本の青少年に対する精神面における悪影響である。

この面においての損失は、計り知れないほど大きいであろう。

このまま立憲の館である国会の場で、くだらない論争を展開することは、もはや1分、1秒たりとも無駄である。

国会が1日開催すると2億円程度要すなど、お金の問題もあるがそれだけではない。

何故なら、そのたびに日本人の心の核となっている大切な美しい部分が、どんどん溶けていくからである。

就任当時に首相は、「美しい国、日本!」という言葉をよく使った。

その張本人が「美しい国、日本!」を、自らの言動で基礎基盤からぶち壊し、溶かしている訳だ。

この問題の恐ろしさは、その「美しい国、日本!」の本質の中に形作っている核の一部にあることだ。

そのひとつが「忖度の心」と云っても良いだろう。

「忖度の心」は非常に大切だが、方向を間違えたり、行き過ぎるとそれはまた、時には大きな不幸を招く
ことである。

「忖度の心」が行き過ぎた場合、下の者が上の者に対する時、次第に自己の権利や利益ばかりを優先すり
ようになり、従って権威者の言動に対して公平なことが言えなくなったり、修正が出来なくなったり、遂
には諫言すら出来なくなる、単なる縁故集団になり下がるからである。

その結果、この国の歴史を見ても、そこには多くの不幸もまた、見えてくる。


「忖度の心」が正常に機能できる社会は素晴らしいともいえる。

そこには、利他の精神を基とした気高い志と行動が互いに連動し、一体となって共鳴している。

但し、そのためには絶対なる条件がある。

まず最高の権威者自身が他利の精神に徹して言動し、私欲に関してはひときわ厳しいという掟である。

しかし、今回の問題を見る限り、権威者の政治家とそれを支える公僕と云われる役人達には、その基礎の
面が完全に崩落して無いのである。

権威者が、卑しくも縁故の者などへの私欲のために権威を使って充足させ、そこに関わる公僕達は、我欲の出世の私欲のために忖度を使い、嘘までついて、がむしゃらに目的を果たす。

ここには掟の原則にある、他利という発想がまるで無いのである。

これでは、ローマのネロ皇帝と同類の凶暴政治と変わらない。

外づらを見ると背広に身を整え、丁寧な口調で議論をしているように見えるが、それ故に国民には実に陰険で、心の芯まで冷たい溶岩に日々溶かされそうな、不快感を感じさせるのである。

さて、今回の押し迫る危機のその原因とは、「現政権が役人の人事権を官邸が握ったことによって、政治の独裁体制が確立してしまった」ところにあるようだ。


何はともあれ、もうこれ以上「美しい国日本」の心の基盤を、1gも溶かさないで頂きたい。


トホホ・・・・。






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最終更新日  2018年04月17日 12時27分12秒


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