おちゃめな3姉妹

おちゃめな3姉妹

母と悪性リンパ腫


<母と悪性リンパ腫>

<初めに>

現在63歳の母が平成14年5月突然鼻の痛みから発病。
平成14年7月から、平成15年2月迄の7カ月間の闘病の末、無事退院
出来ました。
一時は医師からかなり重大な宣告を受けましたが家族全員
ただひたすら治ると信じてここまできました。
悪性リンパ腫という病気の事を全く知らなかったのですが、
インターネットのおかげで本当にたくさんの情報や、
この病気と闘っている方の声を聞けて随分助けられました。
母のことをここで書きながら、私のHPが少しでもお役に
立てたら・・と思っています。
(長いので完成までには時間がかかると思いますが少しずつ更新して    
いきますので、長い目で見てください。)

<予兆~発病まで>

平成13年の秋頃から、何となくはれぼったい顔になり、??と思っていたが、
高齢で歯の矯正をした為という母の言葉をすっかり
まともに受け、やっぱり若いうちにするもんだねーと冗談を言っていた。
同居していた妹の話によるとこの頃から疲れやすくなっていたとの事
だったが、とにかく健康な母だったのでまさかそんな病気にかかるとは
誰も夢にも思わず、そのまま翌年まで歯医者通いでとどまる。

ところが、5月半ば頃から、鼻の辺りから口にかけて何とも言いようの
ない痛みが時々襲ってきた。
痛いのがはじめ夜だけだったのが徐々に長くなり、
痛みも段々ひどくなってきて、夜眠れない日も出てきた。
かかりつけの歯科医から、歯科専門の大学病院を紹介されるが、
反応は鈍く、総合大学病院の耳鼻科を勧められる。
そこで、始めてCT・MRI検査の結果、歯ではなく、鼻の奥に何か
原因がありそうだと生検(細胞を取って検査)し、病名が
悪性リンパ腫 と、判明。

<入院と検査>

病名が分かると、医師から即入院の支持があったが、母は責任の重い
仕事をしていたので、渋っていたが、そんなゆうちょうな事を言って
いる場合ではなくて、命に関わる重大な病気と耳鼻科の先生に半分
脅され(今思うとそれで助かりました)7月1日耳鼻科へ入院。

レントゲン・心電図・骨シンチ・MRI検査・CTを受ける。
入院してまもなく鼻の痛みと共に左目が見えにくくなってきた。
早く治療してほしかったのだが、ミニ手術(局部麻酔)をして、
さらに詳しく細胞の検査をするとの事で、鼻にある腫瘍の一部を切除。
予定より30分遅れで無事修了したが、顔は真っ赤で、目ははれあがり、
こんなつらそうな母の姿を初めて見て、帰りの車を一人運転しながら
涙があふれて止まらなかった。



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