ナカピョン的ココロ
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こうのとりのゆりかごで思い出した。昔見たテレビで忘れられないのがあります。同じ熊本の乳児院のドキュメンタリー番組でした。幸ちゃんという女の子が里親のアメリカ人夫婦とアメリカに行くまでの話でした。佐藤ひろみさんっていう保母さんをすごく慕っていて養子になる準備で佐藤さんとだんだん離していくんだけど2歳にならない幸ちゃんはそんなこと全然わからないわけで「びろちゃーん」って佐藤さんのことを探してしまう。お別れの日も「びろちゃーーん!びろちゃーーん!」て車の中で泣き叫ぶ。アメリカでの様子も少しうつっていたけれど外のブランコで楽しそうな遊ぶ幸ちゃんの様子でした。もう一度見たいな。検索したら平成3年の放送だったらしい。16年前。中3ぐらいの時に見たのかー。幸ちゃんも18歳ぐらいで、今どうしてるのかな。幸せに暮らしているといいなー。もうひとつ忘れられない番組。ルーマニアのチャウシェスク政権の話。孤児が町中にあふれ、注射器の使い回しなどでエイズになってしまった子がたくさんいたらしい。長い間毛布か何かにくるまれてきつく縛られ体に跡がついてしまっている子とか。日本円で何百円かでワクチンとかお薬が手に入って助かる子がたくさんいるのに明日のワクチンももうすでになくてテレビにうつった子の運命はもう決まっているも同然で。これも約20年前ぐらいだったのかなー。すごい衝撃的だったなー。今すぐでも飛んでいきたい。何かしたい!ってすごい思ったなー。大人になってもいろんな幸せを感じられると思うけれど小さい子たちの、多感な小さい時期にこそたくさんたくさん幸せーって思うことがいっぱいおとずれてほしいなー。そんなことを考えるとまずは自分のお子たちに今のうち、いっぱいいっぱい幸せな思い出作ってあげたいなーって思う。なるべくでもいいから楽しく楽しく幸せに過ごしたいなー。
2007.05.16
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