☆★ななこんの育児奮闘記★☆

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2010年11月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
※これは独身の頃、バイト先で仲良くなった男友達との・・・お話です。



もう5年くらい会ってないのに、忘れたくても忘れられない謎の男、
そう、彼の名は、 牛乳ぼーい。





牛乳ビンの底みたいな、ぐるぐるうずまきがかいてありそうな
分厚いレンズのメガネをかけているのでついたあだ名は「牛乳ぼーい。」






6






■ エピソード1 ■


2年間、せっかく音信不通にしてたのに

「元気してますか?クリスマスプレゼントください!!」

とメールしてみたら、翌日



と3文字の返事をくれた牛乳ぼーい。

プレゼントのリクエストは 「化粧水1年分」

は?なにか文句ありますか(´Д`)y-'。。状態で、堂々と言ってみたら
なぜか上を向きながら小さくモジモジしだす牛乳ぼーい。

あともう少し、がんばれわたし! 

すると。。

ぴくっ!っとふるえ、そして右手を小さくふりかぶり、
左手の手のひらを小さく 「 ぽん 」 とたたいて 「よしっ、わかった^^」 と
笑顔で言ってくれた牛乳ぼーい。





■ エピソード2 ■


私をよぶときは、私と目が合うまで、牛乳瓶の底みたいなメガネで、



1




ただならぬ視線を感じて、ふと振り向くと右手の人差し指を曲げて
クイっ!クイっ!っと動かして無言でよびかけてくる牛乳ぼーい。




12
ク   イ   っ   !




「 は?なによっ!(;`д´) 」 と近づくと、か細い声で 「 あのさ・・・。 」
としゃべりだす牛乳ぼーい。

きもーい!(><)とか笑っていえるレベルではないため、
この件に関しては誰にもなにも言いださなかった牛乳ぼーい。





■ エピソード3 ■


牛乳瓶の底みたいな分厚いぐるぐるレンズの奥に光る、
つぶらな瞳をした牛乳ぼーい。
あるとき、「なあ、ちょっとメガネ取ってみてや。」と頼んでみたら、
えーとか言いながら下を向いてメガネを取り、ぶんっ!とこちらに顔を
向けた瞬間、あまりの目のでかさに思わず声をあげそうになった事件発生(笑)


牛乳ぼーい。は、ある意味、ケントデリカットでもあった件。





■ エピソード4 ■


エンポリオアルマーニに一緒に入った際、コートを試着して店員さんと
あれやこれやと談笑してる中、5メートルくらい離れた観葉植物の後ろから
生温かく私を見ていた牛乳ぼーい。
店員さんも最初ヤツを見つけたとき「!!!」ってなってたけど、たぶん
彼がスポンサーなのだろうと、空気のような存在で放置プレイ。

その後、「これください^^」と、10万円のコートの支払で出した
クレジットカードの名義が私だったときの店員さんの反応が、案の定
「自分で買うんかい!!!」ってなってた件w

支払を済まし、レジから出口まで店員さんに見送られる際、
私が動くと同時に牛乳ぼーいも動き出しw、店の外で合流して
にこやかに歩きだす私たちをものすごい苦笑いで見えなくなるまで
見送ってくれた店員さん。。

謎のおっさん、そう、彼の名は牛乳ぼーい。





■ エピソード5 ■


私が大失恋をして悲しすぎて壊れてしまい、何も食べられず、
毎日泣きぬれていたとき、何か動いて気持ちをまぎらわせなくてはと
思い立ち、友達だと気を使うので、牛乳ぼーいに連絡をしてみたら、
「 見たい映画があるねんけど 」 と言うので一緒に映画を見に行くことに。

行き帰りの電車の切符を買う際、

「牛乳ぼーい。あんな、女の人と一緒にでかけるときはな、
切符は買ってあげたほうがスマートやで。もてる男はみんなそうするねんで。」

と傷心してるくせにいつものようにエラそうに言うと、ちょっと眉間にシワをよせたあと、
「 そっか。 」 と小さくうなずき、切符を買ってくれた牛乳ぼーい。

「 あ、ちょっと勘違いしたらあかんで。私は牛乳ぼーいに彼女ができたとき、
ちゃんとお付き合いできるように教えてあげてるんやからね。感謝しーや!! ^^ 」

と、押しつけがましく言った私にw、こちらも小さくうなずき、「 うん、わかった^^ 」
と納得してた牛乳ぼーい。

その後、映画館につき、見たい映画ってなによと聞くと、無言で指差したポスターは。。


「 千と千尋の神隠し 」 だった件。。。


っていうか、ジブリ初体験だった私は、おもしろすぎてあまりの衝撃に
映画上映中、ずっと「!!!ε=(=`・´=)」ってなって夢中で見てしまった件。


ゆばーばでかい!ゆばーばでかい!!(*´Д`)=з


大失恋で身も心もボロボロになってたのに、ジブリワールドですっかり癒されてしまい
映画館を出るとき、牛乳ぼーいに 「 めちゃくちゃおもしろかった!!ε=(=`・´=)♪ 」
と大興奮な私に、どや顔だった牛乳ぼーい(笑)

こっちの事情はひと言も話してないのに、私を元気にしてくれた牛乳ぼーいには
「 気持ち悪いけど、いい人で大賞」 をひそかに贈った件。





■ エピソード6 ■

ジンベイザメを見たことがないという牛乳ぼーい。
しかたないから、海遊館に連れて行った心優しいわたし。
あいにく日曜日で満員電車状態のすっごい人ごみ。。
引っ込み思案な彼は、人ごみの後ろでモニョモニョしてる。。
仕方ないので、深呼吸したのち、すごい人ごみにズンズン入って行く
関西人まるだしのななこんおばちゃんw
そして最前列1名分をなんとか確保しw、手を挙げ
「 牛乳ぼーい!こっち!早くおいで!! 」 とさけび、人ごみから
ようやく出てきた1本の腕をガシっ!とつかみ、こっちへ引っ張り込む私(笑)
そして私と入れ替えで、牛乳ぼーい。を最前列に持ってこれたのを確認すると
汗だくで一番後ろへ戻り、「 はぁ~疲れた。。(*´Д`)=з 」と言いながら
首と腕をぐるぐる回してストレッチ(笑)

しばらくすると、人ごみにもみくちゃにされてメガネがずれた牛乳ぼーい。が無事生還w
「どう?ジンベイザメ見れた??」「うんっ」の会話をしたのち、
また2人で歩きだしたという。。





■ エピソード7 ■


電車での移動中はひとこともしゃべらない牛乳ぼーい。
ぼけーーーっとしてた私が 「 つぎで降りるで 」 と、ボソッとしゃべりかけたら
向かいに座ってたOL風の女性が「!!!」ってすごい反応をしてた件。

どうやら普通のOLの私と牛乳ぼーいとの並びは相当不自然らしく。。
それくらいインパクト特大な強烈キャラ、そう、彼の名は牛乳ぼーい。


唯一私たちを目撃した、昔のバイト先の焼肉屋の店長と、転職先?の焼肉屋で
偶然再会したとき、 「( ̄ω ̄;ノ)ノ!!な、ななこん。。お、お友達ですか。。? 」
とあたふたされw、その後、特別サービスや^^と私に杏仁豆腐を出してくれたときも、
終始うつむいたままの無反応で黙々とロースをほおばっていた牛乳ぼーい。
店長はオロオロしながら私と牛乳ぼーいの顔を交互に見、無言で
「 ま、まさか彼氏ちゃうよな。。|з`;)・・・。 」という親指ジェスチャーを
おくってきてた件。。





■ エピソード8 ■


近所のフレンドリーに行ったとき、サーロインステーキを注文した牛乳ぼーい。
満面の笑みでステーキをほおばった瞬間、体が大きくビクン!!と動き、

「んぐっ!!!」

とうめき声をあげたあと、見る見る顔が白くなりだした牛乳ぼーい。

びっくりして 「 だ、だいじょうぶ?!(*´Д`)=з 」 と思わず
ちょっと大きめの声を出してしまったら、周りのお客さんが一斉に
こっちを向いてしまった事件発生。

みんなが見てる中、真っ白な顔をした牛乳ぼーいが、5秒おきくらいに
大きく体が波打ちだし。。

「 ちょっ!ちょっと!!トイレで吐いておいでよ!!(*´Д`)=з 」

と言うと、ステーキ用の大きめの紙ナプキンを口にあて、ソファーに倒れ込み、
下向いてオエ!オエ!っとえずきだした牛乳ぼーい。

そして。。

たぶんのどに詰まってたであろうステーキの肉が出たらしくw、涙と鼻水を出しながら
真っ白な顔で起き上がり、無言のハニカミふぇいすで私をみつめる牛乳ぼーい。

そっこーで、「 それ、トイレに捨てておいでっ 」と小声で言うと
コクリとうなずき、素直に捨てに行った牛乳ぼーい。

ひさしぶりにものすごい鳥肌がたちw、半泣きになりながらも5秒くらい一点見つめして
現状を受け入れたのち、まだ見てた周りのお客さんにペコリと頭をさげw、
帰ってきた牛乳ぼーい。に

「 こ、これからはちゃんとお肉は小さく切ってから食べなさいよ(*´Д`)=з 」
と言いながら彼のステーキ鉄板をとりあげ、小さく切ってから元に戻した自分に
頑張ったで大賞をおくった件。

牛乳ぼーいは、小さく「うん」とうなずいて、小さく切られたステーキを
ゆっくりかみながら食べて。。ました。。



゜(゜´Д`゜)゜。





■ エピソード9 ■


たぶん10コくらい年上やったと思うんやけど、生年月日を何回聞いても
まったく記憶に残らず、出会ってから6年?7年?くらい、毎年
「誕生日っていつやったっけ??^^」と私に尋ねられ、
一度も誕生日のお祝いをしてもらったことのなかった牛乳ぼーい。





■ エピソード10 ■


私が世の中で一番好きな食べ物。某うるとらこってりラーメン。
あまりにギトギトすぎて、このラーメンを食べられる人がなかなかいないので
行きたくても行けずに困っていたときに 「 おいしいよな、あのラーメン^^ 」
と言ってくれた牛乳ぼーい。
※☆祝!合計3人目☆
それ以来、焼肉3回ラーメン1回の割合で食べに行ってた件。
焼肉同様、ラーメンももちろんスニーカー履いて早歩きで30分の距離でしたw
行きは、張り切ってたからまだよかったけど、帰りがきついらしく
「 あのさぁ。。ななこんさん・・・バス。。乗ろうよっ。。|з`*)・・・。 」
と、牛乳ぼーいが言うので、しゃーないなーと帰りはバスに乗ったら、
足をぶらぶらさせてご満悦だった牛乳ぼーい。w
それ以来、ラーメン屋さんへは、行きは徒歩、帰りはバス、が定説に。。(笑)



ああ。。懐かしい。。(笑)



そう、彼の名は、牛乳ぼーい。



ありがとう、牛乳ぼーい。


さようなら、牛乳ぼーい。


幸せになるんやで~!(´(ェ)`)ノ





~ 完 ~







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最終更新日  2010年11月23日 10時13分56秒
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