全413件 (413件中 1-50件目)
東京なな猫通信を「終わり」とさせていただき、東京なな猫風信に移動しました、という記事を書いて後数ヶ月、どうやらあいかわらず、なな猫通信のほうも皆さんチラホラと覗いてくださっているようでアクセスが相変わらず続いております。大変ありがたく、嬉しいことではあるのですが一応ワタシ・なな猫の中ではこのなな猫通信のほうは、ひとまず終刊、オワリ、ということになっていましてもちろん更新もとりあえずするつもりはありませんでした。でも、なな猫風信よりまだまだなな猫通信のほうにアクセスが多く続いておりましてもう一度こちらでお知らせをさせてください。東京なな猫通信は、東京なな猫風信に移動いたしました下記URLが正規のHPになります。 東京なな猫風信 なかなかしょっちゅうの更新がキビシイのですができるだけがんばりたいと思います。どうぞヨロシクお願いいたします
2010年12月10日
コメント(0)
これまでたくさんの皆様にご訪問いただきました、東京なな猫通信ですが画像容量オーバーのため、終刊とさせていただきたいと思います。容量オーバー対応手段としては、楽天サイトにより過去画像の削除が求められているのですがなな猫通信では、随時たくさんの犬猫たちの里親募集記事や動物にまつわる事件・ニュースの情報をお知らせしていますので過去の画像であっても、削除するわけにはいかないためです。今後は、新しく創刊しました「東京なな猫風信」をお楽しみくださいなぜ「通信」をやめて「風信」?深い理由はないのですが(苦笑立原道造記念館の休館に伴いまして風信子(ヒアシンス)を愛した道造にあやかってみました新・なな猫通信の「東京なな猫風信」、URLリンクは下記になります。 東京なな猫風信 同じ楽天の日記サイトを使わせていただきますので、フリーページのリンク等はそのままなな猫通信にも飛ぶことになります。今後はなな猫通信ともども、なな猫風信をどうぞよろしくお願いいたします
2010年10月15日
コメント(0)
去年から、文京区の或るお宅の周りで見え隠れしていた、 茶トラの家族が今年のこどもを産みました。 母猫は避妊後元の野良に戻されましたが子猫の処置をめぐり、わたし・なな猫にご相談が舞い込みました。 定期的な地域猫の餌やりさんがいるわけでもない現場でしたしちょうどラッキーにも(?)なな猫ホームでは二代目りくかいくう3兄弟が全員譲渡完了したばかりでしたので せめて子猫たちに人の手のぬくもりを教えてあげたいと思い、悩みに悩んだ末、 保護預かりに踏み切りました。 当初本当に触れない、怖い怖い子猫たちでしたが 今では撫でさせてくれ、抱っこもできるくらいになりました。 人が怖くて怖くて、人を威嚇することでしか身を守る術のなかった子猫が 人を「親」と思えるようになってきました。 どうぞ、怖がりのこの子たちの、本当のパパ・ママさんになってください。 よろしくお願いします。 *********募集データ**********【保護場所】東京都港区 ☆仮名は今回、休館となった立原道造記念館をしのび 風と花と夢の詩人・立原道造にちなんで付けてみました(笑 (詩をパラパラめくってみたところ、「風」「花」「夢」の単語が 圧倒的に多かったのです)【仮名】風太(ふうた) 【性別・月齢・色柄】 ♂・推定3ヶ月・茶トラ 【特徴・性格・保護経緯】 大変きれいで可愛い顔立ちの、茶トラの子猫です。 元野良猫で、性格はかなりビビリですが 人慣れはもうできています。 保護主さん(保護ボランティアでもない一般の方です)の住むマンションの配管に引っかかったところを保護、 当初TNR(去勢後リリース)の予定だったため、 保護先の獣医さんの判断で耳カットと薄く「2」の耳内刺青あり。 わたし・なな猫にご相談があり、悩み抜いた末に預かりを決意しました。 フーシャーカッカ、まったく触れない野良子猫でしたが うちに来て急速に慣れ、今ではゴロゴロすりすり抱っこ抱っこの家猫で 過去に野良だったことはスッカリ忘れた模様です(笑 【仮名】花(はな) 【性別・月齢・色柄】 ♀・推定4ヶ月・茶トラ 【特徴・性格・保護経緯】 すっきり美人でやさしい顔立ちの、茶トラの子猫です。 元野良猫で、性格はかなりビビリです。 まったく触れないフーシャーカッカの野良子猫でしたが 少しずつ人に慣れ、家に慣れ、 もう撫でられるようになってきました。 あるお宅に突然現れた野良猫家族の子猫の一匹です。 この花のほかにも1~2匹兄弟がいると思われ、 保護ボランティアでもなんでもない猫初心者の方が これ以上増えないようにと捕獲器をしかけて保護を始めました。 兄弟の一匹は小さいうちに保護され、そのお宅で既に家猫として飼われています。 花と、ほかの兄弟はTNR(去勢避妊してリリース)の予定でしたが ご相談を受け、わたし・なな猫のほうですべて預かる決意をしました。 【仮名】夢(ゆめ) 【性別・月齢・色柄】 ♀・推定4ヶ月・茶トラ 【特徴・性格・保護経緯】 実はこの子はまだ、我が家に来ておりません。 一時保護主さんのところに保護され、避妊待ちで10月初旬に到着の予定です。 顔立ちや保護経緯は、上記の花とまったく同様です。 この子も、人慣れが進み次第、里親さんを探す予定ですので 前もってこちらに掲載させていただきます。 もう1匹、もう少し小さい兄弟が現場に見え隠れしているようですので その子も保護、人慣れが出来次第こちらに掲載の予定です。 準備ができましたら、この子もよろしくお願いいたします。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ ☆共通事項☆ 【健康状態・しつけ】 ・検診・ノミダニ駆除・駆虫済み ・検便により寄生虫ナシ ・3種混合ワクチン:1回目済み ・トイレしつけ済み ・血液検査:猫エイズ・白血病ともに陰性・全員去勢避妊済み (小さすぎましたが、保護当初TNR(保護してリリース)の予定だったため 医師の指導のもとに処置されています) 【人慣れ・猫慣れ】 現在修行中 風太は十分できて、甘えっ子になりました! 花ちゃんもだいぶ撫でられるようになってきています。 フーシャーカッカの怖い野良猫でも、人に慣れるのだと実感しています。 うちの猫たちには十分慣れ、甘えたり遊んだりしています。 【条件】 下記の点をお願いしています。 ・ペット可住宅にお住まいで室内飼育していただけること。 ・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。 ・ご自宅へのお届けをご了承いただける方。 (お届けの都合上、東京近郊の方を希望します。 当方車がなく、わたし自身の健康状態も万全ではありませんので もし遠方の方に御縁がありました場合、譲渡お届けの際は お話し合いによりレンタカー等の交通手段をお願いする場合があります)・保護時以降の費用のご負担をお気持ちでお願いしています。 費用につきましては、猫の面会時に個別にご相談させてください。 【特記事項】 まだまだ小さい子猫で、体調急変などあり得ますので 独身の方でも急な通院等に対応できる方を希望します。 現在、風太は少し風邪目があり、目薬治療中ですが ほかは特に問題ありません。 元野良猫で、慣れたといっても人に対してかなりのビビリですので ゆっくり時間をかけて慣れさせてくださる、 気のなが~い里親さまを募集しています(笑 うちに居てくれればいい、くらいのお気持ちの方にピッタリです 先住猫ちゃんが受け入れてくれさえすれば、 猫のいるお宅のほうが慣れやすいかもしれません。 下記メッセージ箱に、お気軽にご相談・お問い合わせください。ご応募の方には、飼養環境についてお伺いするアンケートを送らせていただきます。 なな猫通信メッセージボックス
2010年10月04日
コメント(4)
やっとお休みらしいお休みの今日、 新橋古本祭に行ってきました。 ずっと忙しくて、そういうのに全然行けてなかったのですが 今日はこの古書祭の最終日に間に合いました。 全品一皿150円のくるくる寿司を堪能した後、 目指すはSL広場! いつものように古書のテントが広場にいっぱい。 いざ出陣と思いきや、 オヤジの目が点に なんと、巨大将棋の対戦が開かれており 群がるオヤジ、オヤジ、オジジ、オヤジの群れ、群れ、群れ(爆 もちろんうちのオヤジも、吸い込まれるようにこの群れに自然に進入。 ワタシは思わず激写してしまいました(笑 将棋の駒がでっかいのも面白いは面白いんだけど、 こんなにもオヤジたちがココに集結している面白さ みんな考えている。 駒の行方を。 頼まれもしないのに。 なんでみんな、面白がらないの(笑 あまりにハマリすぎてる、この絵。 オヤジらしすぎ・素敵すぎる!! 明日は早稲田の穴八幡古本市。 秋の古書展がゾクゾク始まります
2010年10月02日
コメント(0)
猫の保護や預かりをするようになって、 それまで以上に、読むものの中に出てくる 動物の描写が気になるようになりました。 内田百間センセイの「ノラや」なんか泣けますね。 今日は、ごく最近手に入れた、 ワタシの好きな『四季叢書』というシリーズの中の 永井龍男という作家の『胡桃割り』から ちょっと面白い文章をご紹介します。 『四季叢書』についてウンチクを傾けてると長くなるので割愛して この永井龍男という人、堀辰雄主催の『四季』の同人だったというくらいしか わたしには知識がなかったのですが ちょっと集め始めてしまった『四季叢書』に 永井龍男の『胡桃割り』が入っていて珍しく手に入れられるお値段だったので、つい買ってしまいました。 (携帯ボケ画像で、あまり良さが伝わらないと思いますが)読んでみて、いい本を手に入れたと思いました。 この本の「妙高山麓」という文章の中の一節です。 (古い本なので旧仮名遣いのままです) 深夜眼を醒す。 犬が二匹で家の周囲をぐるぐる追い駆けつこしてゐるらしい。 とても愉快にやつてゐるらしいのだが、人間の僕を起しては興が 浅いと云つた風に、クスンとかフンとかハアとか鼻息や呼吸をこ つそり立てて、ぐるぐる云えを駆け廻つてゐる。 どど、どどと土をこまかに柔かに踏む音が、枕に伝はるかと思 ふと、暫くしいんとする。狙ひを定めて一匹が跳びかゝる。傍ま で来るのを待つてゐて、ぎりぎり一杯でぱつと一匹が逃げ出す。 ――そんな気配だ。ワンともキヤンとも声は決して立てない。水 入らずで素晴しく愉快に遊んでゐるのは確かだ。どうも気になつ て来て眠れない。 そつと蚊帳を出て、腰高の格子戸から外をのぞくと、凄い月夜 だ。黒姫がその名のままに黒々と、打掛をきた姫の姿で目の前に ある。(中略) 処でどうだ。犬は二匹でも三匹でもないのだ。白いの黒いの、 皆小柄なのが六七匹も寄つてゐるんだ。(この辺の犬は皆脚が短 かく背が低い。)此奴等が耳を立てたり垂らしたり、前脚を振つ て「お止(よ)しよ」みたいな格好をしたり、まつたく他愛ない 様子で、家の周囲や池のむかふを追つ駆けつこしてゐるんだ。 人間の居ない風景、とでも云つて置くか。不思議な光景だ。真 夜中の感じだ。真夜中と云つても、夜から夜明けへかけての一時 (いつとき)といふのではなく、その一時(いつとき)から、ま るで別の世界へ入り込んだ感じなのだ。異様な美しさだ。 しばらくぼつとして見惚れて居たが、眠れなくては困るので、 戸を開けてしいつとおどかす。しまつた、見られたかといふ様子 で、みんな一斉に僕の顔を見上げ、いけねえ逃げろと、揃つて前 の道路を田切村へ一散に下つて行つた。 雨の奴いつ止んだのだらう。茅葺きだから、雨音がないのだ。 「妙高山麓」 なんだかおもしろい、いい文章です。 しまつた、見られたか、 いけねえ逃げろ、 そんな犬たちの表情が眼に浮かびます。 しばらく、この本で楽しめそうです。 なな猫ホームでは、二代目りく・かい・くう全員譲渡完了 既に新入りの保護猫たちが到着していますが(苦笑 そのお話は、また後日。。
2010年09月21日
コメント(4)
幸せになった猫たちのお話・その4前編につづき、エイズ4兄弟の母子家庭・後編です。小さな陸ちゃんの死後、それこそワタシは血眼になってこの子たちまで死なせまい!と、残った3匹の子育てに骨身を削る思いでした。幸い、海・空・雪の3匹は、エイズキャリアながらも順調に育ってくれました(涙 海(かい)と空(くう)です。かわいかったー。 海ちゃんて、整った顔だちのりりしい男の子で体も一番大きくて、安心できる子猫でした。 空ちゃんは兄弟のなかでいつまでも一番小さくて、500gをなかなか超えなくて、心配したものです(笑 空ちゃんが一番ママのラムちゃん似かな。姉(?)の雪と仲良しでした。雪ちゃん、こんなふうに急に寝ちゃって。(笑 こんな赤ん坊だった雪ちゃん!(笑 トイレを覚えるまで入っていたケージでは、この位置が好きでした(笑もう目のブルーが目立ってきてますね。 ソファで寝てしまう白い子猫。本当にいたいけな感じで、大事に大事に育てました。 うちのオヤジが猫可愛がりしていたのは言うまでもありません。 可愛がっていたのはオヤジだけでなく、うちのほかの猫たち、ことにも「オッパイ兄ちゃん」の異名をもつ新之助は文字通り、母を失った赤ん坊たちに自分の出ない乳首をふくませて育てあげました(笑あっぱれ!新之助。こうして、徐々に体力もついてきたエイズ3兄弟、週1、2ペースで病院通いをしていたのが、ようやく安心できる感じになっていきました。 猫タワーのてっぺん、憧れの場所のようです(笑そうこうするうちに、まずは国際カップルのもとに一番からだも大きくて不安のなかった海ちゃんが、一足先に譲渡になりました。でも、残った雪と空の二匹はすごい美形にもかかわらずなかなか里親さんが決まらず 雪ちゃんの目なんてかたっぽが目の覚めるような水色、かたっぽが深緑という、超美しいオッドアイで空ちゃんだって本当に美形の男の子だったのにやはり、エイズキャリアという条件が災いしけっこう大きくなるまでうちに居たのですが (これは空ちゃんを抱っこする、うちの草太です 笑)諦めずに募集を続けていたところ、エイズでもかわまない、しかも、雪と空、兄弟でもらってくださるという願ってもない里親さんに巡り会えました!こうして今、エイズ4兄弟だった陸・海・空・雪の陸ちゃんを除く3匹はそれぞれの里親さんのもとで1歳の誕生日を迎え、まるまる太って、幸せに暮らしています。それでは、現在の海、空、雪たちの、里親さんたちから送っていただいた画像数枚をごらんください。まず、元・海ちゃんのマオジュシーくん。 ちょっと太っちゃいました(笑でも、それだけ元気で育ってくれて、本当に嬉しいです。 パパさんとママさんに遊んでもらったりして幸せに暮らしています。 こんなだった海ちゃん、それがこんなに立派な成猫に成長しました。 そして、姉弟が離れず一緒に暮らせることになった、元・雪のソルトと、元・空のペッパー。 里親さんちでも、あいかわらず仲良しです。 先住のチップス兄ちゃんとも慣れてきて 特に、チップスくんとペッパーは大の仲良しになれたようです。もう一匹、先住のフィッシュお姉ちゃんは、まだちょっとこころが開けない模様ですが(汗4匹のママさんは、気長に見てゆくと言ってくださっています。こんなにちっちゃかった空ちゃん、兄弟の中で一番小さくて、弱弱しかった、もしかしたら育たないのではないかと気をもみ続けた、あの空ちゃんが いまではこんなに太って、元気な1歳になれました(涙 そして、オヤジの秘蔵娘だった、雪ちゃん(笑こんなだった!(笑 兄弟たちの後ろにいつも隠れ隠れして大変なビビリで病院に連れていくときもキャリーの一番後ろに隠れて、外を見ないようにしていた(笑)雪ちゃんが どこにもいないくらい超の付く美しい猫に成長しました。この里親さまのご応募をいただいたとき、本当はうちでは、もうどこにもあげたくない、うちの子でいい、と思うくらい、ワタシもオヤジも、この二匹を愛していました。保護猫もうちの子認定っ子も、べつに処遇に別はないのですが里親さんに譲渡する猫ということでわたしの中では一応の一線がうす~く引いてあります。譲渡のとき、悲しみ過ぎないようにするためです(苦笑でもこの二匹は、エイズ・キャリアのせいでなかなかご応募もなく応募があっても、大体アンケートご回答の段階で思わしいお返事がなくて、それまで里親さんが決まりませんでした。それでだんだんに、この子たちはうちの子になる、多少気になるけどと譲渡してしまってあとで本当にエイズが発症してしまった場合に頑張ってくださる里親さんにめぐり合えるかどうか不安で、もう、うちの子でいい、そう思うようになってワタシの中の薄い一線を越える、そんな対象になっていたような気がします。でも、この二匹を迎えてくださった里親さんに猫の面会になな猫ホームに来ていただいたとき、初対面の人になんか決して近づかない雪ちゃんがこの方には近づいていきました。そして、おとなしく抱っこされて里親さんのお顔を下からじっと見ていました。それを見たとき、わたしのこころは決まりました。雪ちゃんを、この方にお願いしようと。里親さんは、空ちゃんも二匹一緒にと言ってくださり産まれてからずっと一緒だったこの姉弟はこれからもずっと、死ぬまで離れずに暮らせることになりました。この母子家庭5匹がうちに来た頃、うちには既に、光・しろまる・金太郎という3子猫とそれから、1年以上うちで保護していた、あやめちゃんという3歳の成猫がいました。それからもちろん、うちの子たちもいたわけで当時のなな猫ホームでは、どこを見ても猫ばかり(笑どこに座るにも、まず猫をどけてから、そんなすごく嬉しい(?)状態でした(爆それが、3子猫ズも一匹ずつ里親さんが決まっていきほぼ諦めていたあやめちゃんにまで、この子がほしい!と切望してくださるすばらしい里親さんご夫婦に巡り会うことができてなな猫ホームから去っていきました。そして、この母子家庭たちも亡き陸ちゃんを除き、全員、「ほんとうのパパ、ママ」さんたち、慣れない譲渡当初も気長に待ってくれて、愛してくれ、いつも抱きしめてくれる真の飼い主さんを死ぬまで、そして死ぬときも、きっとわが子として抱っこしてその最期を看取ってくださるに違いない「親」に巡り会うことができました。ワタシとオヤジの、ちょっとした苦労、そして、一時保護主Hさんの大きなご苦労はこの里親さんたちのおかげで、すべて報われました。どんなに感謝しているか、ことばにできないほどです。では最後に、元の仮名で呼ばせてください。海ちゃん、空ちゃん、雪ちゃん、そしてママ猫のラムちゃん、みんなよかったね。陸ちゃんの分も、幸せになってこれからも、ずっとずっと元気に生きていくんだよ。4匹の里親さまたち、本当に本当に本当にありがとうございました。
2010年09月10日
コメント(2)
この猫たちが、いえ、正確には、この母猫が保護されたのは1年と少し前、去年の7月のことでした。保護の翌日に4匹もの赤ちゃんを出産してしまった、ガリガリに痩せきった、小さな小さな母猫でした。保護してくださったのは、保護ボランティアでもなんでもない、ただ動物の命を重んじるこころをもつ、若い女性でした。ご自宅には犬と鳥を飼い、それ以上飼えない規約の住宅事情から保護後、ある保護団体に預けられて最初のひとつきを過ごした後、この母子家庭、計5匹がなな猫ホームにやってきました。保護してくださった女性は、実はあの、亡きエグゼを勇気をもって保護なさった方で 元・赤坂のビル猫、エグゼの物語 そのご縁から、5匹の母子が我が家にやってきたのでした。実は先日、譲渡され幸せになった、元・海ちゃん、いまは国際カップルに可愛がられてマオジュシーという中国風の素敵な名前をもらっている、そのマオくんの最近画像が届きましたのでその画像を、兄弟の雪と空の里親さんにお送りしたところ元・雪のソルトと、元・空のペッパーをこよなく愛してくださっている里親さんも同じ兄弟の幸せを大変喜んでくださり、新しい画像を送ってくださいました。それで今日は、この母子家庭のお話を過去の画像を入れながらお話したいと思います。とにかく膨大な数の画像がありますのでとてもそのすべては出せないので、ごくごく一部の画像ではありますがこのなな猫通信をごらんの皆様にも見ていただければと思います。ちょっと長くなり、楽天日記の容量オーバーですので(汗本日はこのお話、前編とさせていただきます。 小さな小さなママ猫と、もっともっと小さな小さな赤ちゃん4匹がやってきたのは去年の8月、ほぼ1年前のある日でした。どんなに小さかったかといいますと これ、手前にいる、うちのボスのさび猫・奈々ですが奈々が大きいわけではなく、ママ猫のラムちゃんが小さすぎるのです(苦笑奈々は、どちらかといえばスリムで小柄な体形なので(態度は一番でかいですが 汗) ラムちゃん(うちでは当初、つぐみちゃんと呼んでいたのですが)は、保護してくださった女性の家の近くに、ある日突然現れるようになった野良猫でほかの大きな野良猫たちをいつも怖がっている風でたいてい何かの下に隠れたりして、餌も満足に取れていない様子だったそうです。犬の散歩で毎日見かけるようになったその女性の目にもみるみる痩せて、目もほとんど開いてないくらいに憔悴が目立つようになりました。この方が、猫のケージを購入するなど準備を整えて(それは一大決心に違いなかったろうと思うのですが)思い切って保護してみたところ、その翌日に4匹の赤ちゃんを産んでしまったのです。あまり小さく痩せさらばえていて、妊娠さえ気づかれなかったラムちゃん。。でも、うちに来てしばらくして、特に夜鳴きもなく家の中の生活にも慣れ、徐々に太って、つぶれていた目も開くようになりました。 よく、子猫たちにミルクを飲ませてからはこんなふうに死んだようになって、座布団で寝ていました(笑もともと野良ではなく、飼い猫の捨て猫ではないかと思われました。よくあるパターンですが、飼い猫が子猫を産み、しばらくは可愛がるのですがだんだん大きくなってきて処置に困って捨てられる、それが大体、4ヶ月から8ヶ月くらいでしょうか。その間に、早い妊娠をしてしまったのではないかと思います。野良猫、捨て猫の世界によくある「幼な母」です(泣さまよって、野良生活の強さもなく、痩せて痩せてお腹が空いて、怖い思いや寒い思いをたくさんたくさんしてそして、ある日やっと、あたたかい手に抱かれました。Hさん、勇気を出して保護してくださって、本当にありがとうございました。いまの、この子たちの幸せ、あなたが最初に作ったものです。さて、そんなラムちゃんでしたが、これもHさんのほうのご縁でHさんが最初に保護ということをされた、あのエグゼ、赤坂のビル猫だった、今は亡きエグゼの里親さんが里親考慮の一時預かりをラムちゃんにしてくださることになりラムちゃんは子猫たちに先立って、エグゼの里親さんのお宅にもらわれていきました。ラムちゃんという名は、そのエグゼの里親さんがつけてくださったものです。 ネット環境にない方なので、画像があまりないのですがお電話では頻繁に様子を聞かせてくださり、ラムちゃんも、この写真のときより、今ではもっと太って、目ももっと大きく開いていることでしょう。里親さんのお腹の上で眠る幸せなラムちゃん、よかったね。あのときよくがんばったね、あなたのお子さん、幸せになりましたよ(笑さてさて、ママのラムちゃんがいなくなった子猫たちですが当初はケージでこんな風に生活していました。 ケージの間がこの子たちには大きくて、ツルツルはみ出てきてしまうので(笑ガムテープを張って出ないようにしたりするくらい。 左から、海ちゃん、空ちゃん、陸ちゃん、そして後ろに紅一点の雪ちゃんです。雪ちゃんなんかホント、お人形みたいですねー。シッカリしてなくて(笑 ケージの中、右下に見えるのは、オヤジ特製の「登り棒」(笑うちの猫たちが使いまくってバラバラになった猫タワーの残骸なのですがこれをうまく2段ケージの中に設置し、小さすぎる子猫たちでも2段の上と下を上り下りできるように。子猫たちは、これをうまく使って爪で上り下りし、下の部屋はトイレとご飯場、上が寝場所、のようにしていました(笑でも、一番からだが大きくて、わりとしっかりしていた海ちゃんでもなんだか今にも消えそうな感じでママのラムちゃんの乳がなくなってからはシリンジという注射器のようなもので、ワタシが母となってミルクを朝昼晩飲ませました。この子たちが全員エイズかもしれないことは、預かる時点でわかっていました。母猫のラムちゃんの血液検査がエイズ陽性だったからです。そして、保護団体で1ヶ月、母子は一緒に生活していましたので母乳による母子感染も当然に思われました。でも、うちに来てラムちゃんが移動してからは、エイズの感染経路である母乳・喧嘩による流血・交尾の3要素を我が家では認めないものとして、うちの猫たちと一緒に育てる覚悟をしたわけです。 ★エイズ・キャリアについて★ エイズという名称のイメージがよくないのであって、 猫の場合、実はそんなに怖い病気ではなく、 エイズ発症とエイズ「キャリア」であるということは同じではありません。 詳しくは下記をごらんください。 猫エイズなんて怖くない!けれども、やはりエイズ・キャリアのせいかどうしても弱く、いつもなんだかこんな感じ。 覇気がないというのでしょうか、赤ちゃん猫特有のウジョウジョ動き回る活発さが次第になくなってゆき風邪の症状が続きました。ミルクとともに、医師の指示で「強制給餌」、つまり、練り練り状のフードをシリンジに詰めて、無理やり子猫たちの口に詰め込んでいく処置を続けたのですが「もうイヤ~~!」と逃げる子猫たちを捕まえ捕まえ、それこそ朝となく夜となく、一日に何度も食べさせ、薬も飲ませて本当に体力と気力を消耗する作業の連続でした。週1、2のペースで病院通いする、その治療費もいくら保護協力医とはいえ膨大な額になっていき一時保護主のHさんがそれこそ骨身を削って捻出してくださいました。 特に、こんなふうにうちの子たち、かおるや草太たちにも可愛がられて里親さんのご応募も一番に来た、利発そうで可愛かったのが、黒キジの陸ちゃんだったのですが寝ずの番の甲斐もなく、小さな命をまっとうしてしまいました。いま、陸ちゃんは、うちの庭の桜の下に眠っています。 かわいかった陸ちゃん。小さかった、小さかった陸ちゃん。助けてあげられなくてごめんね。ずっと忘れないからね。★後編につづく★
2010年09月08日
コメント(0)
キジトラの美形男子だったかいちゃん(二代目)はすばらしい里親さんご家族に巡り会え、先日の日曜に、譲渡完了いたしました。こんな仲良しだった、かいちゃんとりくちゃんの兄妹でしたが かいちゃんには、こんなかわいいお姉さんたちが二人もできて 黒猫の兄さん猫までできました。 黒猫の妹(りくちゃん)がいた、かいちゃん。レオンという新しい名前をいただいてやっぱり黒猫の兄弟が(笑譲渡から数日経ちましたが、もう、ヤマト兄ちゃんとはいい距離になってきているようです。 お父さんの手造り猫タワーのてっぺんも既に制覇し大変な食いしん坊ぶりを発揮している模様元かいちゃんのレオン、やさしいお父さん・お母さんやかわいい二人のお姉ちゃんたち、近くに住む猫大好きのおじいちゃんやおばあちゃん、そして立派な黒猫のヤマト兄ちゃんという素敵な家族に可愛がられてきっと幸せになれると思います。なな猫おばさんとオヤジ、そして、妹のりくちゃんや、草太やかおるや新之助など、うちの子たちも"かいちゃん"がいなくなってちょっと寂しくなったけどでもまた次の、新しい預かりっ子たちも程なくして来ると思うしレオンが新しいおうちに慣れて、元気いっぱいに大きくなるよう祈ってるよ。レオン、幸せに ★黒猫のりくちゃんも里親さんのお話が進行しておりますので 募集は一旦停止させていただきます★
2010年09月01日
コメント(0)
帯状疱疹がようやく収まったと思ったら、今度は風邪から気管支炎になってしまいましただいぶ免疫が落ちてますねとお医者に言われてしまったなな猫ですー(泣でも、保護子猫のかいちゃんとりくちゃん、良い里親さまのお話が舞い込み、どちらも現在調整中です。ほどなくしてお見合い・お届け・譲渡となるかも。二代目りく・かい・くうとしてお預かりした3匹のうち、くうちゃんは一足先に里親さまが見つかり、あとの二匹、可愛いのになかなかお話がまとまらなかったのですがここにきて、良縁が訪れました待てば海路の日和あり。里親さんは忘れたころにやってくる(笑これがあるからなかなかやめられない ̄ー ̄)ニヤ... 諦めさえしなければ、本当に、いつかよい出会いが訪れるものです。動物保護、里親さがしには大きな苦労が伴いますが、それを補って余りある喜びもあります。苦労して、手塩にかけて育て、飼養した保護猫たちが里親さん=新しいパパさんママさんのもとに嫁ぐ(?笑)ときその子が、「これまでありがとう」と言ってくれるのが聞こえます。いつも、幸せになるんだよ、と涙をこころに送り出しますがその後、ワタシのことなんかスッカリ忘れた保護猫の幸せそうな様子を送っていただいた画像など見るときにあの子を保護して本当によかったな、里親さま、本当にありがとうございます、と感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。くうちゃんにつづき、りくちゃんとかいちゃんにもそんな幸せをきっとあげたいと思います。里親募集は、ご応募調整中で一旦取り下げたのですが、二匹を含め、うちの猫たちの最新画像をどうぞ♪画像の上にマウスを置いていただくと、ちょっとしたコメントが出ます。 だいぶ大きくなったけど、まだまだ可愛い子猫のかいちゃんです。 さりげなく甘えるりくちゃん。 ちょっとおすましりくちゃんです。 このまんまで眠ってしまいました。人間の幼児と同じですね(笑 うちの保母猫、キジトラのかおるとかいちゃん、キャットタワーのてっぺんに収まってました。 かいちゃんはかおる母さんが大好きです。 二匹とも、なが~くなるお年頃♪ うちの三毛のあずきですが、椅子にからまってあおむけに寝る趣味アリ(笑 かいちゃん手が長い! 大きな男になりそうです(笑 なかなか撮れないショット! こうして見るとまだまだ小さいりくちゃん。 アタシかわいいでしょ。 うちの兄妹猫、草太と小雪に甘えているかいちゃんです。
2010年08月21日
コメント(0)
もう新聞などでも知らされましたし立原道造の会の会員の方や館関係者の方々にはお知らせ状をお送りしましたのでかなり周知されてきたような気がしますがそれでもまだご存知ない方もおられるかと思いますので改めてお知らせをさせてください立原道造記念館は、現在開催中の「立原道造が遺したものたち 愛蔵品を中心として」展つまり9月26日の会期終了をもちまして、休館となります1997年3月29日に私立の記念館として開館した文学館でしたが10数年にわたりなんとか運営されてきたのも、ここに至り休館を迎えることとなりました。「いつでも行けると思っていた」とおっしゃってくださる来館者も多く、最後の日まで、館員一同笑顔で皆様をお迎えしたいと思っています遺品を中心とした、立原道造の世界に浸っていただくとともに記念館でしか買えない道造グッズも多く今後もう、なかなか手に入りづらくなると思いますので道造の描いたパステル画の絵葉書や一筆箋、詩稿や手作り詩集の復刻版など、この機会にお買い求めいただければと思います。また、遅れていた筑摩版新全集の第5巻も、9月末頃にようやく刊行の運びとなりましたので記念館にお申し込みの皆様には、館に届き次第お送りいたします。なお、世田谷区明大前のキッド・アイラック・ホールでは移動展「立原道造展――パステルはやはらかし――」(7月10日~9月3日)が開催中です立原道造記念館では、現在、木・金・土・日と祝日のみの開館となっています。あと一ヶ月と少し、皆様のお出でをお待ちしております
2010年08月14日
コメント(0)
もう明日なのですが(汗ギャラリートークのご案内です ●開催日時:8月7日18時30分から ●会場:キッド・アイラック・アート・ホール/Tel.03-3322-5564 (渋谷区 明大前) キッド・アイラック・ホール ●講師:津村泰範(つむらやすのり・一級建築士・一級カラーコーディネーター・ (株)文化財保存計画協会主任研究員) ※参加費無料ですが、要立原展鑑賞料300円 ※当日、その時間に会場におられる方であれば、ご参加自由だそうです。 どうぞ皆様、奮ってご参加ください ほか、同時期開催の移動展示についてもお知らせしておきます。 主催:信濃デッサン館(窪島誠一郎館長) /協力:立原道造記念館・立原道造の会 2010.7.10-9.3 「立原道造展―パステルは やはらかし―」
2010年08月06日
コメント(0)
またしばらく更新休止状態でしたいろいろゴタゴタしていましてしばらく前までずっと里親募集をしていた、白黒の金四郎が無事に譲渡となり久しぶりに「うちの子認定」っ子だけになっていたのですがご縁があり、また新しく3子猫登場です。一時保護主のボランティアさんがつけた仮名が偶然にも、以前うちで預かっていた4子猫、陸・海・空・雪と同じ、りく・かい・くう、だったことにもご縁を感じ、うちでお預かりする運びとなりました。以前の4子猫のうち、海・空・雪はみなよいお宅にもらわれていきましたが陸ちゃんは小さい小さいうちにあえなく亡くなってしまいました。死んだ陸ちゃんのぶんも、このりくちゃんを幸せにしてあげたいと思います。あまりにもかわいい子たちで、グレー白キジのくうちゃんは一足先に里親さんが決まり、この土曜にお届けです。 かわいいでしょー(笑こんな子猫の飼い主になれる人は幸せですね♪残り、黒のりくちゃんとキジトラのかいちゃん、絶賛里親さま募集中です +++++++++++++++++++++++++++++【保護場所】東京都港区☆猫オスメス 約1ヶ月子猫2匹☆[特徴]●【仮名】りくちゃん 【性別・月齢・色柄】 ♀・1ヶ月・黒 【特徴・性格】全身黒ですが、ちょっと縞の入った黒で、目は薄いイエロー。 しっぽはぴんと伸びています。 小ぶりですが、騒ぐときは人一倍声が大きく、 びびりのわりには気が強かったり、お転婆な女の子。 逃げてたかと思うと、ちゃっかりわたしの膝に乗っていたりします。とてもおりこうさんの女の子です。 ●【仮名】かいちゃん 【性別・月齢・色柄】 ♂・1ヶ月・キジトラ 【特徴・性格】 はっきりした茶系の美しいキジトラです。 目は薄いグリーン、しっぽはぴんと伸びています。 カオは兄弟の中で一番の美形。 小造りで繊細な顔立ちの男の子ですが からだは一番大きく、やんちゃで冒険好き。 ひとなつこく猫なつこい男の子で 下からじーっとわたしの顔を見つめたりします♪[経緯]庭に居着いて、そのまま庭で飼われていた元野良猫の夫婦が 避妊去勢もされないまま産んでしまった子猫です。 数日中に親猫に避妊去勢を施すことを条件に 子猫だけ一次保護ボランティアの方に保護され、 御縁があってわが家で預かることになりました。【健康状態・しつけ】 ・検診・ノミダニ駆除・駆虫済み ・検便により寄生虫ナシ ・3種混合ワクチン:小さいので未 ・トイレしつけ済み ・血液検査:小さいので未検査ですが、 親猫はエイズ・白血病ともに陰性でしたので 恐らくこの子たちにも病気はないと考えられます。 【人慣れ・猫慣れ】 人慣れはできています。 「人」を「お母さん」と思えるようになっています。 うちの先住猫たちにも慣れ、 猫慣れも十分です。 【条件】 下記の点をお願いしています。 ・ペット可住宅にお住まいで室内飼育していただけること。 ・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。 ・ご自宅へのお届けをご了承いただける方。 (お届けの都合上、東京近郊の方を希望します。 当方車がなく、わたし自身の健康状態も万全ではありませんので もし遠方の方に御縁がありました場合、譲渡お届けの際は お話し合いによりレンタカー等の交通手段をお願いする場合があります) 【特記事項】 まだまだ小さい子猫で、体調急変などあり得ますので 独身の方でも急な通院等に対応できる方で できるだけお二人以上でお暮らしの方を希望します。 【その他】わが家では、病気等で里親を捜せないまま残ってしまった猫たちのほか 常時数匹の猫を預かり、里親さまを探す活動をしています。 保護方針につきましては、下記をご一読ください。 http://plaza.rakuten.co.jp/nanareo/4000あまり深い考えもなく、野良猫が庭に居着いたということで外で飼われ そのまま産まれてしまったこの子たちですが 親猫たちはもちろん、この子たちにも罪はありません。 わが家で家猫修行を施し、よいご家庭に貰っていただけたらと願っています。 ほんとうに可愛い可愛い子たちです。 どうぞよろしくお願いいたします。
2010年07月22日
コメント(0)
「食道狭窄・巨大食道症」という病気が猫にあります。これは、何らかの原因で食道が狭窄しているために、その手前で食べ物が詰まってしまいそれで食道がどんどん大きくなって、大きくなった食道にますます物が溜まりやすくなって、溜まればまたどんどん大きくなって、という悪循環を繰り返しながら悪化していく病気です。放置していたら、大きくなった食道に唾液すら溜まるようになって、吐いて衰弱して、肺炎などを起こして死んでしまいます。割とある筈の病気なのに症例があまりないということですが小さな小さなからだで、この病気と一生懸命闘った猫がいました。ノムちゃんという名前です。今日は、このノムちゃんのお話をしようと思います。普通なら、もう放置されるか保健所行きでどちらにしても死ぬに任されるに違いなかった子猫があつい意思とあたたかい心の人に保護され猫保護ボランティアのゆきももこさんのもとに来ました。 小さくて酷い状態の子猫だったノムちゃん、ゆきももこさんの篤い庇護に、少しずつ少しずつ元気を回復していきこんなにかわいく、きれいになりました。 おもちゃが大好きで具合が悪いことが多くて、なかなかおもちゃを与えてあげられないのにこんなにしてちょうだいちょうだいと欲しがるので 根負けして、ついに大好きなおもちゃをあげるともう嬉しくて嬉しくて、「あげない!誰にもあげないよー!」と小さな命で一生懸命、生きてることを楽しみました。 ミルクも頑張ってグイグイ飲むようになって 当たり前の猫らしく、ツメ研ぎもしっかり覚えました。 あったかくて、ちょうど大きさがいいのでしょうか、炊飯器の上がなぜか大好きでその上でゆらゆらを楽しむノムちゃんでした。でも、何度も何度も危機のときがあり病院で抱っこされたまま、元気なく診察待ちをしたり 大きな手術もして、辛い処置をたくさん耐えてきました。 そのたびに、がんばってがんばって小さな小さなからだで乗り越えてきました。世話するゆきももこさんは、こころを砕き、身体を砕き、こうして、生きた心地もない1年を送ってきたのです。 これは、わたしとオヤジがノムちゃんに会いに行った、少し前のノムちゃんです。ノムちゃんは、画像で見ていたよりもっともっと小さくもう1歳になろうというのに、普通の猫の3分の1くらいしかない身体でそれでもほんとの子猫ではない、若い成猫なのでとても不思議な猫でした。わたしたちの後をずっとついて回って二階のお部屋に隔離した猫たちを見に行ったときまでわたしとオヤジの後をついて、階段をトントン元気に上ってきました。いったいどうしたんでしょう。きっと、産まれて初めて嗅ぐオヤジの加齢臭に魅惑されたんだよ、そんな冗談を言って笑ったものでした。そんなノムちゃんでしたが、またみるみる具合が悪くなってしまい入院。そして退院はしましたがこの表情に、わたしたちは覚悟をしなければなりませんでした。 でも、まわりで見守るしかなかったわたしたちは固唾を呑む思いで、またノムちゃんに奇蹟が起きるのを待っていました。奇蹟は起きませんでした。もう、ノムちゃんは楽になりたかったのです。これまでみんなのために頑張ってきたけど、もういいでしょ、ゆっくり眠りたいの。ゆきももこママ、ごめんね。ノムのからだがなくなったら、ゆっくり眠って目が覚めたら、またほかの、幸せじゃない子たちを助けてあげるんだよ。ありがとう、バイバイ、そういって、永遠の死に赴いていきました。小さな小さな、ほんとうに小さな猫がいました。名前をノムちゃんといいました。がんばってがんばって、生きて、小さな命を終えました。 ノムちゃん、ありがとう。あなたを忘れない。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。ノムちゃんの最初の保護主さんは、ノムちゃんのために総額120~130万円以上のお金を費やしました。保護主さんは別にお金持ちでもなんでもない個人のボランティアさんで、私財と生活のすべてを猫保護活動に投じています。 本来ボランティアが一匹の保護猫にこんなにお金を使ってしまうのは、かなり迷うトコロでもあり また、いろいろなご意見もあろうかと思います。でも、ノムちゃんを誰よりなにより愛した保護主さんは、その治療を担い、昼も夜も絶え間ない世話に明け暮れるゆきももこさんを蔭で支えました。もしよろしければ、今後の活動を少しでも楽にできるよう、保護主さんへカンパをここでお願いしたいと思います。 少しでもかまいません。下記に、ご支援をよろしくお願いいたします。 動物愛護推進ネットワーク・みなと 人と猫の共生を図る対策会議のHP 動物愛護推進ネットワーク・みなと 人と猫の共生を図る対策会議 振込先口座 みずほ銀行 麻布支店 店番号531 口座番号1039824 (口座名義) 人・猫共生会議 ゆうちょ銀行 振替口座 人と猫の共生を図る対策会議 (口座番号)00120-5-413183 ゆうちょ銀行 総合口座 野良猫救済医療基金 (口座番号)10140-88930751
2010年06月20日
コメント(0)
いつもの猫話に閑話休題・・弁理士試験二次の論文試験直前、老いたる受験生のオヤジの気分転換で日曜日、なな猫が勤務オフの日は、ふたりでご近所をお散歩するのですがちょっと人に聞いて、初めて行く場所でありながらもう取り壊される場所でもある、ある洋館を見学してきました。その名も、ターミナルラウンジ。わりと近くに住みながら、今まで全く知らなかったのですが日本人と外国人観光客が気軽に交流できる場所として公開されもともと明治の頃に、徳川最後の将軍、徳川慶喜の侍医(奥医師)だった木村春東氏が社交場として自ら設計した歴史的洋館なのだそうです。そういえば、周辺はかなり歩き回ったなな猫、なんとなく記憶に残りつつ、これまで改めて訪れる機会がなかったのも表に「木村」と表札があるために、個人のお宅と思いこんでいたためでした。せっかく知ったのに、もう取り壊されてしまうそうで、本当に残念ですが最後の見納めに、先日の日曜日、ちょっとオヤジと歩いてきました。ターミナルラウンジにたどり着く前にまずはなな猫の好きな小さな坂、洞坂から。 ウィキペディアのウンチクを一応。。「法螺坂・鯔坂とも書く。 坂名由来は、この辺りの村を「洞村(ほらむら)」といったため。 洞村の語源に関しては、昔法螺貝が出たとも、 窪地のため洞というなど、様々な説がある。」 たまに歩くのですが、どうしても写真を撮りたくなりますね。この日は、なな猫のボロ携帯しかないのでボケ画像でスミマセン(-_-)この洞坂の脇は、名だたるW.M.ヴォーリズの作になる、旧朝吹常吉邸・現在の東芝高輪倶楽部です。つまり、サガンの翻訳家朝吹登水子さんのおうちでもあったわけで以前から、高輪に朝吹邸があることはなにかで読んでどこだろうと思っていたのですが、たまに来る、ここだったとは(-_-;)朝吹登水子訳のサガンの作品は、学生時代からけっこう何冊も読んでいたのでなんだかちょっと感無量。 中は公開されておらず、門と、木の間から垣間見える邸宅の一部しか見られませんがこのあたり、明治から戦前にかけては皇族の専用邸や政財界人の邸宅が立ち並ぶ、真に高級住宅地。登水子さんが暮らしていた頃は、海も見えていたそうです。 脇だけ少し撮影、ヴォーリズの窓。。 坂の下から、もう一度洞坂さつえい。坂は赤く滑り止めの舗装されていてこの色も、坂の小ささと作られたこぢんまり感を強調しているかに見えます。坂下には、幕末にイギリス公使館が置かれていた東禅寺があります。 眼前に東京湾が広がることから、海上禅林とも呼ばれたお寺だそうですが仕事柄、古書目録をひもとくことが多くつい先日も、「高輪イギリス公使館」と題された浮世絵を目にしたばかり。そう、ここだったんですね。さて、狭い露地をくるくる辿っていくうちに教わっていなければ気づかない、「木村」と標識のある洋館、ターミナルラウンジが姿を見せます。 14日まで限定公開ということで、この日は玄関前に案内の椅子が出されていました。 外階段を上って室内に入ると、とても暗い。その暗い室内に、レトロな黄緑の電話が置かれていました。 受話器を取ってくださいと案内書きがあり取ってみると、なにやら英語の案内コール。 天井と窓です。 ちょっと傷んだ感じがありました。修復して住みたいようなおうちです。上階のリビングルームはこんなしつらえがしてありました。 こういう階段も、いかにも古い洋館にありそうな造りで小公子が降りてきそう(?) 壊されるのは、あまりに惜しい。でも、それが時の流れというものなのでしょう。ちからがあったら手に入れたい。。バカな希望を胸に、ターミナルラウンジを後にしたオヤジとなな猫でした。
2010年06月16日
コメント(2)
先日からお知らせしている、世田谷区の猫虐待事件ですが保護された猫がまた亡くなりました。この子ですが 名無しでは可哀相なので、関わっておられるボランティアさんたちでソラくんという名前をつけてあげました。このなな猫通信では、数回にわたってなな猫ホームから旅立って幸せになった猫たちのお話を書きましたがこの世田谷の猫たちには、そんな幸せは望むべくもなく恐怖におびえ、逃げ、虐待され激痛に苦しんだ挙げ句、小さないのちの死を迎えています。ただ幸せだったといえるのは、保護されて世話をされ死ぬ、その瞬間にやさしい人の手に抱かれて死を迎えられたことだけ。たった、それだけ。もともと、野良猫は、もとをたどれば皆飼い猫です。日本の猫には、厳密にいって「野生」はもうありません。それが捨てられ、或いは脱走したりしたのが迷って野良猫となりこどもを産んでしまったりして、生まれついて野良猫、という猫がいるわけですがそれが決して、しあわせってわけじゃないしいわんや、猫自身が選んだ運命でもありません。そして野良で生きることを余儀なくされてきた猫たちはこころある人たちの手で、地域猫として世話されてきました。「地域猫」になれた猫はまだよいほうで適当にさまよい、餌をさがし、幼くして妊娠しちょっともらった食べ物で食いつないで多くは事故や病気で、2~3年で死んでいきます。ここの猫たちも、やさしいボランティアたちの手で世話をされこれまでなんとか生きてきた猫ばかりです。そんな小さな命を、人の手で虐待・虐殺した人間が世田谷周辺に住んでいるということです。そんなことでよいのでしょうか。法治国家は、誰もが安心して暮らせる社会です。誰もが、の中には、人だけでなく、犬も猫も、そしてほかのすべての動物も入るはずです。命の重みに、重い軽いはありません。ソラくんの状態について、下記の画像をご覧ください。かなり酷い状態の画像ですのでちょっと、ご覧になる覚悟をなさっていただいたほうがよいかと思います。 ↓ ↓ ↓ ↓ もっとたくさんありますがよろしければ、下記ゆきももこさんの猫夢日記をご覧ください。 ゆきももこの猫夢日記事件解決のための情報提供&情報収集と、保護した子達の里親募集のために、SOSのHPができました。 世田谷区 連続猫虐待SOS!皆様のご協力のおかげで、ようやく警察が少しだけ動き始めました。 けれど、立て看板などが増え、ボラが提供した情報を少し確認する程度で、まだまだ事件解決には時間がかかりそうです。また、薬品調べなど、本来は警察がすべきことをボランティアのほうでやっているのが現状です。 現場では、ボランティアや地元の有志が連日の見回りや聞き込みを行っています。事件解決のために、ブログなどお持ちの方はリンクのご協力をお願いします! *ご支援のお願い 上野毛~等々力にかけては、一昨年から大規模なTNRが行われ当時約80匹のTNRと30匹以上の保護・里親探しがされました。 ゆきももこの猫夢日記それは、現在も続けられています。 今回の事件で保護された猫の入院費や治療費も、中村さん・K子さんが個人で負担しています。 また、聞き込みに伴い、現場周囲で新たに相談が入りました。 未避妊手術のメスが3匹いて、すでに子猫を出産している猫も何匹かいるそうです。 このような事件が起こったこの場所で、これ以上猫が増え、また被害に遭わない為にも、TNRが行われる必要があります。 そして、すでに生まれた子猫はできるだけ保護をしてあげたいと思います。 被害猫の保護・治療費、新たなTNRの費用、そして子猫の保護・里親探しの費用のためにご支援のご協力をお願いします! ご寄付振込先 ゆうちょ銀行 記 号:10100 番 号:65078111 中村 光子 (ナカムラ ミツコ) 他行から振込む場合 ゆうちょ銀行(9900) 店番 018 〇一八 店(ゼロイチハチ店) 口座番号 6507811 中村 光子 (ナカムラ ミツコ) 世田谷区 連続猫虐待SOS! ご寄付のお願いどうぞよろしくお願いいたします。
2010年05月18日
コメント(5)
幸せになった猫たちのお話、その3番目は元野良猫、八朔みかん心のお話です。この名前、いくらなんでも長いでしょう[笑ハイ、そうなんです。1匹の猫につけた、三度変わった名前です。時は今から5年ほど前、2005年の冬のこと。江東区に住む若い女性が、自宅付近の公園近くで一匹の野良猫に目を、いえ、心を留めました。 次第になついて、仕事帰りの女性を待つようになった猫にその明るい色から、女性は八朔と名付けました。自分の来るのを待つようになった猫に、女性のこころは騒ぎました。保護してあげたい、でも自分の住居事情がそれを許さない。。 段々寒さを増してくる冬の夜、八朔は野良猫として、冷たい地面で暮らしていました。 こんな八朔の瞳に、女性は辛抱できなくなりました。あるサイトで一時預かりを募り御縁があって、なな猫ホームでお預かりすることになりました。 蒲団の上でらくらくする八朔です[笑冷たいコンクリートの上で震えていた野良猫は蒲団の上で眠れるようになりました! オヤジのズボンにも入れられて幸せ?最初、八朔と呼んでいたのですがオヤジが呼びづらいと言い始め(-_-)八朔ならみかんだろう、「みかんちゃん!」というわけで、うちでの新しい仮名は「みかん」となりました。保護されてわかったことは、思っていたよりトシを取っているらしいこと、そして避妊手術を施されていたことでした。保護した女性は、保護前に付近の餌やりさんたちにも話をしていましたがあるとき突然、その猫が来るようになったということでもともと餌やりしていた地域猫ではありませんでした。つまり、避妊もされた捨て猫か、別の地域で避妊・リリースされた地域猫が流れてきたのかと思われます。とにかく、長い野良生活を過ごしていたことはたしかで餌をもらって食いつないできたみかん、人には慣れていましたが、「家」に慣れていませんでした。 これは、窓際で吼えているみかんです。文字通り、「吼える」という動詞がぴったりのうおんうおんと、交尾の時期に鳴き狂う雌猫のれいの声で出して!出して!と、窓やドアにデデーーンと体当たりし朝も昼も夜も鳴き続けました。その間、2ヶ月。。(-_-;)寒い時期で、夜も眠れず、ワタシはリンパ腺を腫らして病気になりました(^_^;)でも、先輩の猫保護ボランティアさんからアドバイスを貰ったりしながらだましだまし、日を送るうち2ヶ月過ぎて、みかんはある日、鳴かなくなりました。やっと、家猫修行が終わったのです[笑トイレの粗相もなく、餌もちゃんと、ほかの猫たちと仲良く食べられるみかん、この「鳴き」だけが苦労でしたがりっぱな家猫に変身していきました。 一度よい話があって仮譲渡になったのですけれど先方の事情で返されたりしたみかん、大きな成猫で、なかなか里親さんが見つからずにいたのですがうちに来て半年も過ぎるころ、すばらしい里親さまに巡り会えいま、みかんは「心」というすてきな名前、もう仮名ではない、本当の名前をもらって、幸せに暮らしています[泣 もともと目つきのりっぱな心ちゃん[笑そこが好きだ!と言ってくださる里親さまです。 こんな画像に、里親さまが付けたタイトルは「ニャイダーキーック!!」笑 独身だった里親さま、そのうち結婚されお子さんが産まれこんなかわいい2ショットも見られるようになりました。落ち着いた成猫は、赤ちゃんにも決して悪さはしません[笑いつも思うのですが、野良猫の保護は勇気が要ります。責任、ということばが頭をよぎるでしょう。自分が飼えるか、飼えないなら飼い主を捜せるか、世話ができるか、費用は出せるのか。でも、これらのことを無理にでもクリアしてある日、命をひとつ救うならその命が、あなたに倍の幸せをもってきてくれます。それと、人に少しでも、ほんの「少し」でもこころを許せる猫ならば【この、「少し」はこころを許してるか、というのが味噌ですが】必ず家猫になれる、とわたしは信じています。よく、オシッコの粗相や、先住猫との相性が悪かったりして返される保護猫、野良猫たちがいますがどうぞ、里親・飼い主になった皆さん、もう少し、あと1ヶ月、1週間、辛抱してみてください。御縁があってお宅に来ることになった猫にどうぞ幸せになるチャンスをあげてください。きっと慣れます。慣れるか慣れないか、それは実は、猫の気性どうこうではなく、あなた次第です。八朔は、みかんとなり、心となりました。心は、もう寒い思いもひもじい思いも決してしません。あたたかい家族と一緒に、死ぬ日までいのちを楽しんでいきます。八朔、みかん、心。なな猫ホームに来てくれてありがとう。。幸せに。ずっとずっと幸せに。
2010年05月02日
コメント(6)
また、こんな悲しい事件が起きています。世田谷区上野毛~中町周囲で起きている連続虐待事件ですが、また昨日も新たに被害猫が保護されました。(写真) 保護されてない負傷猫もおり、捜索中です。この件に関わっておられる、なまはげさんの記事から詳細をお読みください。++++++++++++++昨日4月26日の日中、中村さんに負傷猫の情報が入りました。 目撃現場は、昨年虐待があった世田谷区中町2丁目34の中町2丁目公園 付近にお住まいの方から。 「自宅の敷地内で顔から背中まで焼けただれた様になっている猫がいた のでご飯をあげ、見ていたらヨロヨロしながら歩いて行った」と言う内容。 今回目撃された子は目もふさがってしまっている様なお話しで、ボラのKさんが保護しようと探しましたが見つかりません。 (中略)急いで保護しないと・・・なので負傷猫の目撃情報を集めようと思います。 ~どうかどうか生きていてくれますように~ 中町2丁目公園~権蔵橋公園は近いので、この付近一帯の注意が必要かと思われます。 世田谷区中町1丁目14付近から 世田谷区中町2丁目34付近一帯 お近くの方、または犬の散歩等で近くへ行く方、 小さいお子様がいる方は特に気を付けて下さい。 とても卑劣なやり方で常習性のある犯人が近くにいる可能性があります。 怪しい人物の目撃情報も求めております。 +++++++++++++++++++転載以上。 この事件、ニュースで放送されたのに、地元住民にはあまり知られていないもようです。 なまはげさんの記事のリンク、転載のご協力をお願いします! AWA Animal Welfare Activity(AWA)動物福祉活動の日記!この虐待事件については、NPO法人ねこの代理人が、被害猫の診断書や写真等、必要なものを揃えて被害届を出しているにも関わらず、管轄の警察は捜査をなかなか真剣にしてくれないとのことです。 去年から続いていて、今回テレビ報道も2度されほぼ同一犯と思われるというのに、野放しにしていて良い筈がありません。 付近の住民は、小さなお子さんや飼い猫、飼い犬にも被害が出るのではと落ち着かない日々を過ごすしかないのでしょうか。 虐待しても警察が捜査しないなら、虐待犯はやりたい放題、猫はやられっぱなしです。 迅速に捜査し、一刻も早く犯人を逮捕していただくよう、有志の皆様の要望ご送付をお願いいたします。その際、どのような捜査をしているか、捜査人数、進行状況など突っ込んだ質問もしていただけるとより良いと思います。 対応した署員の名前や階級を聞くことに加え、できれば録音もすべきかと思います。また、 現場付近で虐待を目撃した時はすぐに通報してください! 警察への通報なんて・・・と、躊躇する方も多いと思いますが、初めての場所ではないので、たとえ言葉足らずになっても、警察は通報の内容をすぐに理解してくれます。 「今、○○で猫を虐待している人がいます!」「不審な人がいます!」 それだけでかまいません。 これ以上被害猫が出ないよう、どうぞご協力下さい! 被害に遭ったのでは?と思う猫を発見した時は、警察または下記リンク先の中村様へ通報してください! AWA Animal Welfare Activity(AWA)動物福祉活動の日記! 玉川警察署
2010年04月28日
コメント(0)
また、こんな、助けられた動物がいます。 下記、保護主kochiさんの記事からの転載です。+++++++++++海沿いの岩のくぼみに動けなくなったロシアンブルーが捨てられました 当初首輪もしていたので迷い猫も疑いましたが 人口の島でわざわざつれてこなくては来れないような場所 近隣の保健所や警察署に届けがないこと 緑内障がかなり進行していて治療の後がないことから保護しました 緑内障は進行しており 眼球の破裂の恐れもあるということ 本人も痛みを感じているということから 眼球を摘出することにしました 健康をチェックしつつタイミングをみつけ手術していただきました 無事終了 今は抜糸もおわり元気です が おそらく1匹でながく暮らしていたのでしょう 猫が少し苦手 人は大好き甘えん坊です 我が家はすでに25匹の猫がいます キャリアの子もいます どうか この子の里親さんになっていただけないでしょうか? 女の子 推定10歳ほど エイズ 白血病はなしです またよろしければ 里親募集に協力いただけないでしょうか? どうかよろしくおねがいします ++++++++++kochiさんのサイトは下記になります。 のらねこ。(野良にゃん写真集)皆様、ご検討よろしくお願いいたします。保護場所は名古屋ですが、よい御縁があれば、kochiさんがどこでもお届けに上がるそうです。メッセージいただければ、わたしのほうでもkochiさんにご連絡します。
2010年04月27日
コメント(2)
春の子猫ちゃん、お留守番可能の成猫ちゃんが総勢約50匹参加します! 参加猫たちの一部をご紹介しますー。 こんなかわいい子猫たち、乳飲み子からこどもまでよりどりみどりです。育てやすい月齢になった子猫のほか、本当の赤ちゃんから育てたい方も選んでいただけます。また、お留守番も可能になっている成猫もたくさん参加予定です。 みんな、あたたかいお膝を求めてお待ちしています。わたしも、ちょっと顔を出す予定です。おかしなオバサンを見かけられましたら、「もしかしてなな猫さんですか?」と勇気を出してお声をおかけください【笑■日程 4月25日(日) ■時間 13:00~17:00 ■場所 三共無線ガレージ内 目黒区青葉台1-27-1 青葉台Aハウス1F 地図 nekonoko ■アクセス 東急東横線・日比谷線 中目黒駅(徒歩10分) 東急バス 渋41 渋谷駅西口バスターミナル33~東山一丁目(徒歩1分) nekonoko 【電車】改札出て左へ直進 【バス】東山一丁目下車左 青葉台一丁目交差点右角(向かいにミニストップあり) ■主催 そとねこ☆ネットワーク キャット ライフ サポート nekonoko nekonoko■後援 目黒区 -------------------------------------------------------------- ★ボランティアさんが保護した猫ちゃんたちの譲渡会です! 里親ご希望の方は、ぜひこの機会にご来場ください! 里親をご検討されている方のご相談もお受けいたしております(^^) ★当日はガレージセール(洋服、雑貨) ネコグッズ、オリジナルグッズ、猫の工芸作品の販売 パネル展示などもございます♪ ★チラシを下記ページでダウンロード出来ます。 nekonoko ★注意事項 ※譲渡には完全室内飼育、同意書への署名・捺印などの条件があります。 条件はこちらでご確認ください nekonoko ※猫ちゃんは、当日引取ではなく、後日お届けとなります。 ※参加予定の猫ちゃんたちは今後、下記サイトにてご紹介していきます。 nekonoko※猫ちゃんによっては、譲渡会の前に里親さんが決定する場合や、 猫の体調により、 当日不参加になる猫もいることをご了承ください。 -------------------------------------------------------------- ★告知のご協力 1匹でも多くの猫ちゃんに里親さんが決まるよう ブログなどでご紹介ください! どうぞよろしくお願い致します! リンクバナー
2010年04月24日
コメント(0)
なな猫ホームでお預かりしたたくさんの猫たち、そのどれもに思い出深く、嬉しかったこと、泣いたことひとつひとつ忘れられませんが特に思い出深い幾匹かのことをお話したいと思います。幸せになった猫たちのお話・その2は小春と菊ちゃんの物語です。小春は、なな猫ホームで家猫修行教室を始めたその最初のころ、2005年の11月にホームにやってきました。保護場所は都内、葛飾区。通りすがりのOL女性が、ゴミ捨て場のダンボール箱に気づきました。ゴミ捨て場にダンボール、別に不思議はないのですが動いてる!?ゴソゴソ動いてました。箱には、ガムテープでぴっちり封がしてありました。女性は驚いて封をはずすと、中からキジトラの子猫が出てきたというわけです。でも、女性にそれ以上のことはできずそれから数日間、子猫は、石を投げられたり新聞紙で追い払われたりしながら付近でなんとか生きていました。そこを、地域猫の餌やりをしていた友人が発見、預かり場所を探した結果、なな猫ホームに来ることになりました。子猫は物怖じすることなく、うちの猫たちにも自然に慣れまた人慣れもしていましたので、飼い猫が産んだ子供が捨てられたと考えられます。野良猫の子供なら、人慣れが難しくなる月齢になっていたと思われるからです。 うちのマザーかおる、さっそく小春に近づき何度かパンチされた結果、小春のこころを掴んで保母さんとして世話してくれました。 まだ小さかった草太も小春にトイレまで付いて回っていました[笑 もちろんオヤジもメロメロ最後まで、小春は里子に出さんとブツブツ。。小春の新しい飼い主は、とびきり優しいこころのお兄さん。御自分が入院されたときも、許可を取って毎日、小春の世話をしに一日一度は家に帰ったりちょっと遠くに転居されたときも、もちろん小春を連れていきお兄さんのかわいい娘として、今でも小春、幸せに暮らしています。 保護されて、うちに来て、あれから4年。小春はすっかり大きくなりました。封をしたダンボールに閉じこめられ、ゴミとして捨てられていた小さな子猫だった小春。殺されるしかなかった子猫は、善意の手がつながれていま、あたたかい人の膝の上にいます。 小春、いつまでもいつまでも幸せに。今日、ふたつめのお話は、黒猫の菊ちゃんです。菊ちゃんは、飼い猫でした。目黒の、ある裕福なおうちで何不自由なく暮らせるはずの小さな子猫だった菊ちゃん。でも、そこのお宅の息子さんがいわゆるニートで、家庭内暴力を振るうようになってしまいときどき夜中に暴れるようになりました。息子さんのお母さんは、子猫の身を案じて目黒の猫保護ボランティアに相談、急遽、なな猫ホームで保護することになりました。菊ちゃんが来たのは、まだ朝が明けたばかりの5時過ぎの頃。それくらいの時間でないと、息子さんが眠らないので子猫を部屋から出せないからと、手はずを決めお母さんがタクシーで子猫を連れてきました。朝5時に猫をお預かりしたのは、なな猫ホームでもないことです[苦笑 それまでほかの猫を見たことがなかった菊ちゃん、なかなかうちの猫たちに慣れませんでしたがさすがマザーかおるには、菊ちゃんもこころを開き 保護当初、なにかビクビクしていたのがこんなにリラックス出来るようになりました。人の手を怖がる様子が見えていましたが徐々に、人を信頼することが出来るようになっていま、菊ちゃんは、「くろ」ちゃんという新しい名前で里親さま家族とともに幸せに暮らしています。 里親さまからは、こんな嬉しいおたよりもいただきました。「くろちゃんはとても甘えん坊さんで、 私が家にいるときには24時間くっついて回っています。 自分の餌を食べるときにも傍にいてほしいと甘えます。 朝起きてベッドから一緒に降り、階段も一緒に降り、 なんとトイレの中までついてきます(^_^;) ところで、クロちゃんはとても頭のいい猫ですね。 一度教えたことは忘れません。 爪も、壁をバリバリやろうとした瞬間にダメです、こっちですよと 爪とぎに誘導したら二度と壁に向かいませんでした。」 くろ[菊]ちゃん、よかったね。可愛がっていただいて。。これからも幸せに。。幸せになった猫たちのお話・その2+++++++++++++++++++++++++++++++++そして、猫の譲渡会のお知らせです。場所は、都内中目黒です。にゃんこの譲渡会 nekonoko ■日程 4月25日(日) ■時間 13:00~17:00 ■場所 三共無線ガレージ内 目黒区青葉台1-27-1 青葉台Aハウス1F 地図 nekonoko ■アクセス 東急東横線・日比谷線 中目黒駅(徒歩10分) 東急バス 渋41 渋谷駅西口バスターミナル33~東山一丁目(徒歩1分) nekonoko 【電車】改札出て左へ直進 【バス】東山一丁目下車左 青葉台一丁目交差点右角(向かいにミニストップあり) ■主催 そとねこ☆ネットワーク キャット ライフ サポート nekonoko nekonoko■後援 目黒区 -------------------------------------------------------------- ★ボランティアさんが保護した猫ちゃんたちの譲渡会です! 里親ご希望の方は、ぜひこの機会にご来場ください! 里親をご検討されている方のご相談もお受けいたしております(^^) ★当日はガレージセール(洋服、雑貨) ネコグッズ、オリジナルグッズ、猫の工芸作品の販売 パネル展示などもございます♪ ★チラシを下記ページでダウンロード出来ます。 nekonoko ★注意事項 ※譲渡には完全室内飼育、同意書への署名・捺印などの条件があります。 条件はこちらでご確認ください nekonoko ※猫ちゃんは、当日引取ではなく、後日お届けとなります。 ※参加予定の猫ちゃんたちは今後、下記サイトにてご紹介していきます。 nekonoko※猫ちゃんによっては、譲渡会の前に里親さんが決定する場合や、 猫の体調により、 当日不参加になる猫もいることをご了承ください。 -------------------------------------------------------------- ★告知のご協力 1匹でも多くの猫ちゃんに里親さんが決まるよう ブログなどでご紹介ください! どうぞよろしくお願い致します! リンクバナー
2010年04月22日
コメント(0)
数日来探しまくってた、飼い主さんが亡くなって行き場を亡くしたアメコカの預かり場が、昨日の朝ようやく決まり、嬉しいキモチとお天気に誘われて、お金もないなな猫+オヤジ、フラフラご近所をお散歩、ご近所といっても、歩いている間に広尾、恵比寿と東京の行きたかった街をいつしかブラブラと歩いているなんて!といったお散歩だったのですが、広尾について、あれ、たしかここ、少し前に譲渡した美形キジトラ子猫・光くんの里親さまのおうちが近い。。というわけで、いきなりピンポン里親さまには突然の元保護主来襲で、ご迷惑をおかけしましたでも、久々に会った光、びっくりするほど大きくなって、太って、本当に幸せそうで、本当に嬉しかった。 この子は、赤ちゃんでうちに来たときからとてもとても美形でうちでお預かりした中でも3本の指に入る可愛いお顔の子だったのですが性格もピカイチの甘えん坊だった。 美形3子猫ズ里親さま募集記事 このとき募集の、光としろまるは譲渡終了、金ちゃんだけまだ居ます(^_^;)里親さまのもとでうち以上に可愛がられて、誰にでもなつく、おっとりしたよい猫に成長していました。 一時保護のボランティアさんに救出されなかったら、ある田舎のほうの、避妊去勢もせず産まれたら子猫を埋めていたお宅で間違いなく生きたまま埋められ殺されるところでした。それがこんなに大きく、幸せになって(;_;)お世話させてもらった者として、こんなに嬉しいことはありません。もうすぐ1歳の光、これからも皆さんに可愛がられて幸せに育ってね。さて、偶然、いまの幸せな光を撮らせていただいたのを皮切りに今日から数回に分けて、これまで譲渡できた猫たちの「幸せになったいま」の様子をいくつか、思い出すままにご紹介したいと思います。画像は、こちらで写したもののほか、里親さまが写して送ってくださったり、ミクシーやブログでアップされているものから拝借しました。上の光がまだ子猫でうちに居たとき、子猫を立て続けに預かっててうちじゅう大変な猫屋敷状態になっていたのですが(=_=)その中の、別の3子猫ズとして、ノンナ・ニルス・ピーターの組がいました。 かわいい子猫ズ里親さま募集の日記 それぞれ、あさひ・こむぎ・しゅんたろうという新しい素敵な名前をいただいていま里親さま宅で幸せに成長しています。まず、元ノンナとニルスのあさひ・こむぎは幸いなことに兄妹で譲渡されたのですが こんなに大きくなりました。兄弟一緒に同じ家に行けるなんて、本当に幸せです。一生、産まれてから死ぬまで離れなくて済むんです。。そして、黒猫ピーターだったしゅんたろうも いま、こんなに大きくなりました。お兄ちゃんお姉ちゃんに仕込まれながら【笑とても元気で成長しています。段々画像をご覧になっていると、どの子たちにもいつも、母のように面倒を見ている大人猫たちがいることにふと気づかれる方もあるかと思います。そう、うちの保母・保父さんたち、なかでも筆頭に、出ない乳を子猫たちに吸わせる、オトコ母さん新之介がいます。上に揚げた、ノンナ・ニルスの募集日記の最初にも二匹の子猫をかわいがる新之介が出ています。新之介はもうこの春6歳になりますが、うちに来た半年過ぎの頃はまだ里親さん募集を出していました。そのとき、実は新ちゃん、妹のすずと一緒にいたんですよ。そう、こんな仲良し兄妹でした。 そしてすずだけ里親さまが見つかり、いま、ラテちゃんとして可愛がられています。 新之介もラテちゃんも、保護されたときに酷い目やにで目がつぶれ失明寸前、シュンマクを切る手術をして、どちらも見えるようになりましたがちょっとヤブニラミな感じ【笑でも、かわいい小顔のラテちゃん、最高に甘えん坊に育てられています。新之介はその後、再発の恐れのあるヘモバルトネラにやられ回復はしたのですが、ワタシが心配になってしまって、募集中止しました(-_-)うちの子になった新ちゃん、御恩返しとばかりに、来る子猫来る子猫、全部の面倒をけなげに見てくれています。 この画像は、里親さん宅に貰われていった保護猫を探している新ちゃんです。うわーうわーと泣きながら、1週間くらいは、一晩中探し回ります【泣どの子がいなくなっても必ず探して回る、こころのやさしい子なんです。実際、新之介がいなかったらわたし、本当に子猫育てに苦労していたことと思います。新ちゃん、ホントありがとう(^-^) 助かってるよ。幸せになった猫たちのお話・その1
2010年04月19日
コメント(2)
ペットホテルとは、仕事や旅行などで、少しの時間留守にする飼い主が飼っている動物を一時預けるところです。売っているわけでも、保護したり募集目的で預かったりしているわけでもありません。そんな、大阪市内のペットホテルに、ある日飼い主が犬や猫を預けに来てそのまま置き去りにされてしまった子たちがいます。飼い主は連絡をつけようにも行方不明。こちらのオーナーがとてもよい方でもしも自分が警察に持ち込めば、業者からの持ち込みということで即処分されかねないからというのでそのまま預かって里親さがしもしている方です。ホテル料金としてもとても良心的なお店で餌や散歩など、置き去りッコたちの世話に明け暮れ儲かるわけでもなし、ホテルのケージは置き去りッコで満杯状態(-_-;)なな猫の大阪の保護友がたまたま行ってとても寂しげな犬を見つけたことからこちらの惨状がわかりました。いや、あり得ない。あり得ないことが現実に起きています。オーナーの人がいいからと、置いていく人、人としてあり得ない(=_=)どの子も平均3,4年、長い子は10年置き去りのままだそうです。大阪と東京で遠いですが、なな猫ホームでも、蔭ながら里親さがしをお手伝いしたいと思います。下記の募集動物、どうぞご覧ください、みんな、自分を捨てていった飼い主を恨むでもなし、むしろまだまだ、戻ってきてくれるのを待ってる子もいるかもしれない【特に犬】※そんな犬でも、愛情ある新しい飼い主に馴れることができます※どうぞ、この子たちの新しい飼い主になってくださるようご検討よろしくお願いいたします。 たち耳スコティッシュ 女の子 13歳くらい このお店に来て、10年以上置き去りのままだそうです。。 ロングコートダックス君 チョコタン 男の子 6才ぐらい 躾は入っています。 飼い主が離婚の上、ご夫婦そろってお預けの後 居なくなったそうです。 チンチラちゃん 女の子 6,7歳くらい 3匹置き去りにされ、2匹は里親様が付いたそうです。 見た目はすごくおっとりしてよい仔ですが、 慣れてくると、結構パンチが飛んできたりして ちょっと我がままさんみたいだそうです。 白キジちゃん 女の子 1歳くらい 半年以上前に、茶トラの猫と預けられました。 茶トラの猫は里親様が付いたそうですが、 この仔だけが残ってしまったようです。 マルチーズちゃん 女の子 推定、3~4才 未避妊 【この子はお話進行中ですが】 ビーグル・レモンカラーちゃん 女の子 6才ぐらい 躾は入っています。 飼い主が入院の折預かりましたが、お亡くなりになり、 その後誰も引き取りにこないそうです。 メイクーンくん 男の子 年齢不詳 飼い主様が高齢・長期入院で預け その後誰も、身内の方は引き取りに来ません。。。 里親さまには、誓約書を書いていただきます。関心をもたれた方、とりあえずなな猫までメッセージをお待ちしています。こちらで、この件に関わっている大阪の保護友にお伝えします。 ***下記メッセージボックスにご送信をお願いいたします*** なな猫通信メッセージボックス
2010年04月13日
コメント(8)
早いもので、雪ちゃん空ちゃん、二匹のエイズ姉弟が嫁[?]に行って今日で1週間になります。あれから二匹は順調に新しい環境に慣れていっている模様で里親さまからも、日々うれしいお知らせをいただいています。今日は、二匹を譲渡した日曜にちょっと寂しい気持を胸に、久々にたどった立原道造の生家跡付近の小さな旅を、ご紹介したいと思います。昭和14年に24歳で夭折してしまった、詩人また建築家の立原道造は日本橋は橘町の生まれです。いまの、馬喰横山の駅のすぐ近くになりますが行ってみると、こんな問屋街の出入り口が。 家業は箱の問屋だった立原道造ですがいま歩いても、ビルやマンションでかつての面影はないとはいえ当時の問屋まちの匂いを感じることができます。生家跡も、こんなビルになっていますが 近くには、ビルの間にこんな家もあって ここにはまだ、昭和が残っていました。 ちょうど、こんなかわいい「江戸バス」が停車。ここは東京の日本橋なのですね、と改めて感慨。。東京生活もようやく8年になろうとするなな猫ですがまだまだこういうことに、感激を新たにしておりますさて次は、道造散歩コースの定番、久松小学校へ。歩いていると、こんな昭和な路地裏もあり すぐに久松小にたどり着きます。 ずっと主席で通した、学業優秀な少年、大人しい男の子、道造くんが、弟の達夫さんと毎日通った学校です。 正門脇にこんな立原詩のプレートもあり先輩を誇る小学校の方たちのこころがうかがわれました。学校の脇は、ちょっとした桜並木の公園のようになっていて いまはもう桜も終わりですがこの日は、運動場の桜も8分から満開というところ。 「ラジオ体操」の看板があったりして道造と達夫さんも、ここにラジオ体操に来たのかなとふと思ったのですが昭和3年11月に旧ラジオ体操第1が開始されたそうですから昭和3年というと、14歳。まあギリギリ行ったかもですね[笑道造散歩定番コースの次は、明治座です。 立原道造がよく行っていたという幼少時の頃とは位置が違うそうですがとにかく明治座、ここも地方出身者なな猫、今でもちょっと感慨アリ[笑 この幟の列も、撮らずにはいられない。。 ゆら/\ととだえがちなる 明治座のうつせるかげに すゞかけの散る 浜町の河岸はうれしき 明治座の木の入るときは、 遠くきこゆる。 筑摩版『立原道造全集』第3巻所収「夢はいつもかへつて行った 山の麓のさびしい村に」わたしも、どうしても好きなこのフレーズではじまる「のちのおもひに」を初めとして立原道造といえばソネット、十四行詩ではありますが、ソネットにたどりつく前の道造はこんな「お江戸」なうたを詠んでいたころもあってまさしく、世界は日本橋。この人は本当に、東京、下町の少年だったんだなと明治座あたりを歩いてみて、改めて思います。立原道造と日本橋。これまで、ありそうであまり論考がなかったと思いますがいつか書いてみたいテーマです。最後は、道造がよく訪れた浜町公園。ここで、こんないかにもなポーズで写された道造ですが 立原道造記念館 浜町公園の立原道造2010年4月初旬の浜町公園は折しもお花見真っ盛りでした 立原道造生家付近の定番散歩コース、いかがだったでしょうか。前にもここを歩いて、なな猫通信にアップしたことがありなかなかこれ以上を廻れないのですが(-_-;)ことしの桜を追いながら、久々にたどった立原道造の生家跡でした。さて、最後に、雪ちゃん空ちゃんの里親さまが送ってくださった最新画像をどうぞ猫タワーを占領している模様。もうかなり慣れて、雪ちゃんなど、あそぼと行ったチップスくんに猫パンチしてるそうです。
2010年04月11日
コメント(6)
桜、桜、桜のにっぽん、そして東京。お祭りのような桜の並木の下でまだ冷たい風に震えながら花見酒も、いいでしょうけれど小さなお寺の、桜の木一本。これもなかなかいいものです。なな猫散歩コースのひとつに、港区は高輪の魚藍坂があります。ぎょらんざか、と読むのですが魚藍寺というお寺があるので、そういう坂名になったとか。今日はふたつ、東京の小さなお寺の桜をその魚藍坂からひろってみたいと思います。ひとつめは、魚藍坂から伊皿子坂に上る最初のお寺、大信寺の桜です。 ここは、三味線製作の始祖・石村近江の史跡でもあって 別名「三味線寺」とも呼ばれているそうです。ウンチク、ウンチク大信寺には、こんな犬猫供養の碑もあります。 ※この画像は下記「お江戸散歩」さんからお借りしました※ お江戸散歩 なな猫は仏教徒ではないので拝まなかったのですが(^_^;)こういうものを造るこころって、大事ですよね。さて、小さなお寺の桜・ふたつめは、坂の名になっている魚藍寺。 このりっぱな赤い山門の右手に、水子地蔵が並んでいます。門には、「人それぞれに悩みあり」と(=_=)山門をくぐると、桜の木。 ここのご本尊の魚藍観音像は左手に羽衣、右手に魚の入った藍を持って安置されているそうで 【な~る! 魚藍って、ソレね漁業繁栄や海上安全にご利益があるというので船舶関係者も多く訪れるとか。 東京の、小さなお寺の小さな桜。ちょっと探してお散歩するのはいかがでしょうか。
2010年04月07日
コメント(0)
いつものことですが譲渡が決まって保護猫をお届けするのは本当に嬉しく、またかなしいものです。いつまでも居られても困るなな猫ホームなのですが(-_-;)だからといって、本音はみんな、うちの子にしたい。。特に今回の雪と空は、エイズキャリアということもありまた生後1ヶ月でうちに来てから、一時死の危険さえ危ぶまれた健康状態だったところを寝ずの介護でここまで元気に育てたという経緯もあって別れの辛さは、いつにも増してひとしおでした里親さまには申し訳ないのですが決していやいや譲渡したわけではありませんのでなな猫の未練心をどうぞご容赦ください。ではまず、お届け直前の空ちゃん画像をどうぞ。 この子は、控えめに甘える性格なのですがこの一ヶ月くらいでさらに甘えるようになっていたので手放しがたい気持でした。ずっしり重くなっている体重も頼もしくなって300g、350gと少しずつ少しずつ大きくなった頃が思い出されます。そして、雪ちゃんです。 飛んできてわたしの膝にすっぽり着地しああーーと、顔に似合わぬ野太い声で甘えるお姫様でした。ビビリ過ぎて、うちに来たすぐはなかなかなつかずいつも兄弟たちの後ろに隠れているような子でしたが本当に人を慕うかわいい猫に成長していました。さて、愚痴をいう暇もなく、お届けの日曜日。キャリーに入れようとする危険を察知して逃げ回る二匹にワタシもオヤジも上を下への大騒動すったもんだの挙げ句、ようやく二つのキャリーに別々に入れることができました。里親さま宅に着いて、しばらくキャリーを置いて落ち着かせたあとおもむろにキャリーのふたを開けてみました。 おそるおそる、外を見る雪ちゃん。里親さま宅のお兄ちゃん、チップスくんとの初顔合わせ。 どっちもビビッてます【笑チップスくんはとてもこころのやさしい男の子で一緒にいるフィッシュちゃんのことが大好き。きっとそのうち、雪のことも可愛がってくれると思います。 この日は、超ビビリ少女の面目躍如でガタガタ震えて固まってました【苦笑そして、空ちゃんですがオヤジの背負いキャリーから出すと、雪のキャリーに入ってしまいました。 空ちゃんも、チップスくんとご対面。 里親さま宅に来て、フィッシュちゃん以来はじめて他の猫を目にしたチップスくん、ビビッているらしく、フーシャーしながら空と雪に目が離せない【笑 でも、さすがマイペース空ちゃんには敵意を感じないのか初対面で鼻ツンツンのご挨拶ができました!きっと、仲良しの兄弟になれるに違いありません。 里親さま宅には、チップスくんと、こんなかわいい女の子、美形キジトラのフィッシュちゃんがいます。フィッシュちゃんはフーシャー言わずに、新しい妹と弟をまあるいお目目でずーっと見ていました。お姉さん、雪と空をよろしくお願いしますね。譲渡誓約書を交わし、二匹をお願いして里親さま宅を出たオヤジとなな猫、嬉しい哀しい気持を胸に、近かったので立原道造生家付近に足を伸ばしてきました。この顛末はまたのちほど。。帰ったら、二匹を文字通り赤ん坊から育てあげた「オッパイ兄ちゃん」の新之介がうわ~うわ~と悲しそうな声で探し回っていました。 このヒトは、誰がいなくなっても探すのですがなにせ、男のくせに出ない乳を吸わせて育てましたから(^_^;)雪と空のことはワタシ以上にひとしおの思いがあったらしく一晩中探し回って泣いていました。そのうち忘れると思いますが(-_-)猫にも、このくらいの情愛はあるのです。一夜明けて今日はもう、里親さまからその後の二匹の最新画像を送っていただきました。 もう、少し慣れて里親さまにゴロゴロいったりしているそうです。よかった新しい環境に慣れるまで、怖がったり脅えたりする保護猫たちが早く慣れて、ご飯食べるんだよ、オシッコできたかな、といつも心配でたまらないのですがこの雪と空も、早くそこが本当のおうちに感じるように願ってやみません。雪ちゃん、空ちゃん、幸せにね。なな猫ホームに来てくれてありがとう。
2010年04月05日
コメント(2)
今年も、東京の桜が満開の季節となりました。不忍池や千鳥ヶ淵の桜もいいけれどちょっと歩いてみつけた、桜の名所ではない桜もなかなかいいものです。今日は土曜日。お天気もまずまず。ブラブラ、品川から高輪の桜をさがして歩いてみました。まずは、オヤジの好きな高輪隧道。高輪から品川方面に行くのにいろいろコースがありますが線路の下を歩く高輪隧道は、知る人ぞ知る昭和な場所です。 「降雨時は冠水」とあります。たしかに、ちょっと地下を下がっていく感じ。 中は、灯りがついていますが、しめっぽく、夏はちょっと臭う。。頭がつくかつかないかくらいの高さで背の高い方は間違いなくアタマ打ちますこの狭い歩道を、表の日光を目指して先へ先へと急いでいると今日は、ベビーカーを押して歩く若いご夫婦とすれ違いました。近隣に住む皆さん、けっこうこの地下の道を利用しているんです。さて、隧道を抜けて出てみると右上の線路上に、なんと新幹線が止まっていました。 そう、品川はいまや、新幹線が止まる駅なのですがこの角度で止まってる新幹線を見られるのってあまりないことではないでしょうかしかも、もっと上のほうを見ると 空の上に、飛行船がぷかぷか。今日はいい日になりそうです隧道を出ると、左に行けば田町・三田、右に行けば品川。いつもは左に行くのですが、今日は品川に行こうと。でも待てよここまで来て、行かないわけにいかない場所がある!それはここ、なな猫命名「運河沿い花猫通り」。 ここは、区から許可を得ている篤志の方たちがお花と野良猫たちの世話をなさっているところで川沿いの道にすばらしい花園が続きよく世話されて太った地域猫(野良猫)たちがいてたまにわたしも猫たちに会いにいきます。今日はここで、すばらしい出会いがありました。ちょっとおしゃべりしているうちに、「もしかしてなな猫さんじゃ?」ということになりええー!なな猫通信見てくださってたんですか!とわたしも嬉しくて、譲渡の決まった雪ちゃん空ちゃんの話に花が咲きました。その方は愛猫を亡くされたばかりで哀しい思いのうちに雪と空に目をとめてくださり里親になれないかなと考慮してくださっていたとのこと。二匹によい里親さんが決まったことを、こころから喜んでくださいました。これも、ここの子たちが運んでくれた御縁です。 わたしは、うちにもう十分すぎるくらい猫がいるし地域猫にまで手を広げられないので、餌もやったりせずあまりよその猫を写真に撮ったりはしないほうなのですが今日はちょっと撮らせてもらいました。みんな、元気で生きていくんだよ。お世話なさってる方々、本当にお疲れさまです。さて、花猫通りに寄り道した後、道を戻って予定通り品川方面へ。思った通り、品川駅に向かう道の途中には8分咲きから満開の桜がいくつもありました。 向こうに高層ビル群が見える、こんな風景も東京らしくて好きです。 高いビルを下から透かした桜というのも、おつなもの さらには、こんな桜並木まであったよ。桜の下で、ベンチに座ってお弁当を拡げている親子もいました。お手軽ですてきな休日の過ごし方ですね。品川駅につくと、これまたなな猫が必ず行きたくなる場所が。。それはエキュート品川。2005年にオープンした駅中ショップ街で入場券を買わないと入れないのですがなんとなく、ここをいろいろ見て回るのが好きです。今日は、品川駅の中でもこんなおもしろポストをご紹介します。 湘南電車型の郵便ポストがレールの上に載っているのですがこれは、旧国鉄時代に活躍した荷物兼郵便車「クモユニ」を湘南電車型に作成し、鉄道発祥の地の品川に設置したものだそうです。「0キロボスト」とあるのは、鉄道の起点を表す標識のこと。品川は、山手線と品鶴線の起点なのだそうです。鉄男・鉄子にはちょっとイイかも?さて、品川駅高輪口に出て、柘榴坂を上っていきますと途中に、品川税務署があります。ここの桜も今日は満開。 税務署の桜。。イイんだかどうなんだか、という感じでしょうか(笑柘榴坂、なんて名前もいいですがここを上ったところに、またコレ大好きな高輪プリンスホテルが。前にもご紹介したことがありますがなな猫幼少時に、「日本レコード大賞」を年末恒例行事として見る、その授賞式の場が、よくこの高プリの「飛天の間」になってて初めて見に来たときには、ここがあの!と感慨深いものがありました。今日の高プリは、皆さん桜に上京をかけて旅行して来たのか、ロビーも満席でした。村野藤吾設計の、ちょっとレトロなホテルに今年の桜が似合います。 もう一枚。似たような画像でスミマセン。 高プリを過ぎてしばらく行くと、左手に趣味の古書店「啓祐堂」があります。啓祐堂の隣は、しばらく前に出来たおしゃれなパン屋さん。いつだか買ったバゲットが美味しかった。 わたしはここが好きで、たまに覗きに行くのですが堀辰雄の『大和路信濃路』、趣のある人文書院版を見つけたこともあります。今日ははじめて、ここのご主人と言葉を交わすことができてラッキーでしたその後、また右手に見えてくるのが、高野山東京別院。広い院内にはさすがの格式が感じられます。 桜も満開。しだれ桜の桃色がキュートでした。 それから、警察署を過ぎると、いつもの高輪消防署。「陸の灯台」高輪消防署の画像も前に出しましたけどカメラを持ってれば撮らずにはいられない 立ち位置が近すぎて、上しか撮れませんでした消防署の次には、ここも撮りたくなるキュートな赤が超かわいいパン屋さん。 BOULANGERIE SEIJI ASAKURAです。オープンしてわりと間もないお店ですが通ると、必ずちょっとなにか買いたくなります。今日も、生チョコショコラやゆずロールを買いました。さてさて、今日のなな猫・桜をさがす品川高輪散歩、最後を飾るのはやはり、高輪の名所・泉岳寺。高輪の二本榎通りから泉岳寺に行くのに高輪人御用達の、隠れ道があります。 ここも知る人ぞ知る、高輪中学に添った細道で今日は桜の道になっていました。ここを抜けるとアラ不思議、赤穂浪士の泉岳寺に出てきます。 泉岳寺も満開の桜で大石内蔵助が青空の下で嬉しそう(?) 生臭い名前の「血洗の池」も、桜のおかげでいい感じ。 ちょっと長い桜散歩、最後は全然関係ないのですが明日、里親様宅にお届けの、雪ちゃん空ちゃん画像で失礼します。 もう里親さんは現れないと覚悟しかけていただけに今回の別れは本当に辛いでも、きっと幸せになると信じています。
2010年04月03日
コメント(0)
先日、募集出し直しをしたばかりだった雪ちゃんと空ちゃんですがあっという間に里親[新しい飼い主]さまが決まりました! ご覧のように、大変かわいい子たちでしたので去年の7月16日に産まれてこのかた、けっこうお申し込みもあったのですが猫エイズのキャリアであるという点で詰めてお話をしていくうちにお話が進まなくなりもう8ヶ月にもなっていました。あんまりかわいいので、エイズもあって先々心配だし実は内心、もうこのままうちの子に、と思っていました。それが、御縁てあるのですね。メールのやりとり、飼養環境アンケートご検討、そしてご面会、トントンとはなしが進みこの日曜にお届けの運びとなりました。里親さまは、この子たちの病気のことも十分理解してくださったうえで二匹一緒にと言ってくださいました。思えば、この子たちはもともと4匹兄弟。ママ猫は、たぶん捨てられ、飢餓でガリガリの日々を送るうちにエイズをうつされ、妊娠してしまった幼い母でした。C市に住むある若い女性が、犬の散歩でときどき出会うこのママ猫に気づきいつしか、保護したいと願うようになりました。この女性が、以前エグゼという成猫を赤坂で保護したあの方です。エグゼもうちに来て、数ヶ月後に里親さんに貰われていき幸せに暮らしていたのですが、もっていた病気がもとで亡くなってしまいました。エグゼを保護して、寄る辺のない動物たちのために自分にも出来ることがあればしたいと願っていたこの方は毎日出会う、このママ猫が忘れられなくなり、ある日保護を決意、実行しました。ところがこのママちゃん、保護翌日に四匹もの赤ちゃんを産んでしまいました[苦笑獣医師の話では、とっくに何度も産気づいていたと思われるが産むのによい場所を見つけられずに彷徨っていたのでしょうとのこと。保護してあげられたのは、本当によいことでした。保護後しばらくして、なな猫ホームに来た、ママ1匹子猫4匹のこの母子家庭、こんな感じでした。 赤ちゃん時の写真は、下記の募集記事の後半にも少しあります。 母子家庭4匹赤ちゃん募集記事 いまはラムちゃんというかわいい名前をもらったママ猫は捨て猫・野良猫によくみられるように緊張と警戒で目を狭くしか開けられず異常に小さい顔に、4匹も産んだためにお腹だけは大きくて手足も小さく、とてもアンバランスな身体でした。うちに来て、保護されて初めてホッとしたかのように手足を座布団の上に伸ばし、子猫に乳を含ませるほかは、とにかく一日眠っていました。でも、この母乳による母子感染で4匹の子猫たち、全員が猫エイズに感染してしまいました。子猫もみな小さくて弱く、離乳後、ママ猫は里親考慮中の預かりさん、実はあの、亡きエグゼの里親さんのもとに預かっていただき子猫だけなな猫ホームに残されたのですが夜も昼も苦労して療養食を給餌した努力も空しく、4匹のうちの1匹、黒の多い陸ちゃんは亡くなってしまいました。わたしは、ほかの3匹も死んでは大変とそれこそ血眼になってフードを食べさせ、薬を飲ませようやく今のような、ムチムチの健康な体に太らせることができました。オヤジ命名で、陸・海・空、そして白い女の子は雪と仮名を名付けたこの子たち、陸ちゃんは死に、海ちゃんは一足先にやさしい方に貰われていき残った雪ちゃんと空ちゃん、なかなか里親さんが決まりませんでした。もうあんまりかわいいし、エイズもあるし先々心配なので、内心うちの子に、と思い思いして一応募集を続けていました。それが、突然のお申し込みからトントンとはなしが進みとうとう二匹に、すばらしい里親さんが決まりました。 病院に連れていけば、診察台の上に恐怖のあまり冷や汗を残すくらいビビリの雪ちゃん。甘えて笑ってます。 どんなときにもマイペースの空ちゃん、兄弟のうちで一番小さくて、なかなか300gを超えず育たないかもしれないと本気で心配した子でしたが今では堅太りの元気な男の子です。 こんなに仲良しの姉弟、ママから離され、兄弟4匹で助け合って育ちうちの大人猫たち、新之介やかおるや草太に可愛がられて大きくなりました。特に「オッパイ兄ちゃん」新之介からは文字通り出ない乳を吸って育ててもらいました[笑 子猫たちが元気に育ったのはいつも、うちの大人猫たちの分け隔てない可愛がりのおかげが大きいです。わたし、本当に感謝しているんです[笑この日曜に、二匹は離れることなく一緒に新しいおうちに行きます。そこには、先住のお兄さんお姉さんも待っててくれます。なな猫ホームと変わらない雰囲気のおうちできっと幸せに暮らしていくことと思います。
2010年03月31日
コメント(0)
またまた多忙のあまり放置状態にあったあいだに、このなな猫通信も遂に10万アクセスを突破しておりましたたいして更新しない時期でも、ちょくちょくのぞきに来てくださった皆様、本当に、本当にありがとうございました今日は久々の更新でなな猫ホームで里親さま募集を出しております、空ちゃんと雪ちゃんの募集記事を改めて出させていただきたいと思います。 この子たち、大変美形の姉弟ですのでこれまでもちょくちょく、お問い合せや里親さまご応募のメールをいただいていたのですがはなしが進展しないまま、本日に至ってしまいました。二匹とも、生後8ヶ月というところです。譲渡の話が進まなかった、その1つの要因は、この子猫たちが猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)検査の陽性、いわゆる、猫エイズのキャリアであるということです。ご応募いたいだいた方に、この猫エイズについて少しご確認させていただきますと大抵の方があまり深く考えられないまま、ご応募いただく場合が多いのです。たしかに、この病気は感染力も弱く、雪ちゃんと空ちゃんもただキャリアであるということで現在発症しているわけではなく、大変元気に太って成長しています。このまま、十五歳、十八歳と、発症しないまま天寿を全うできる猫も少なくありませんので必要以上におそれる病気ではありません。もちろん人間には感染しませんし、犬など他の動物への感染もありません。また、猫どうしの感染要因は、けんかによる血液感染・交尾・母乳による母子感染の3点ですのでこれらの点で心配のない環境でしたら、まず感染の心配を極度に怖れる必要はありません。このため、ほかに健康猫もウジャウジャいるアットホーム猫たちハウスのなな猫ホームでは他の猫たちと、雪ちゃんも空ちゃんも一緒に家族として仲良く生活しています。 けれども、発症の可能性がまったくないわけではない、この点を、ご応募いただく前にまずゆっくりご検討いただきたいと思います。下記の募集記事にも書かせていただいていますが発症した場合のリスク、苦労は、やはり並大抵のものではなく本当にこの猫を我が子と思い、必要な世話と必要な医療を受けさせたいと願う方でないとただかわいい、飼いたい、あるいは不幸な猫を助けてあげたい、それだけのお気持ちでは、あとで後悔することにもなりかねません。そうなりますと、人も、猫も、不幸になります。このため、なな猫ホームでは、これら猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)に伴うさまざまな検討事項をご考慮いただいているかどうか、まず確認させていただきました上ではなしを進めていけるようでしたら、改めて飼養環境についてお伺いするアンケートにご回答いただいています。そこまでしなくても、そう思われるむきもあるかもしれませんが実はワタシは、この子たちが一旦死ぬかもしれないと思えた赤ん坊のときから寝もやらず骨身を削って世話してきましたので【笑本当に幸せにしていただける、将来万一猫エイズが発症した場合でもきっとよく世話していただけるに違いない、とほぼ確信できるお方でないともう譲渡することが出来なくなっておりますそれくらい、かわいいかわいい子たちです。だったらアンタの猫にすりゃーいいじゃん、そうなんです、そうなんですけど現在、また今後のことも考えますと、常に一匹でも減らすことを努力している必要のあるわが家ですそういうわけで、下記、「いつでも里親募集中」サイトに更新しました、空ちゃん雪ちゃんの里親さま募集記事を、改めて載せさせていただきます。ご状況が許し、下記の環境必要事項クリアで、二匹に愛のお気持ちを持たれた方の、あたたかいご応募をお待ちしております。 【仮名】空(くう)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 キジトラ・09.7/16生・男の子【特徴】グレーに近い黒系のキジトラ。たいへん美形の男の子です。兄弟の中では小ぶりで、性格もおっとりさん。神経質ではなく、細かいことを気にしないタイプ。おとなしく耳そうじなどさせてくれる子ですが男の子らしい元気さももちろん見せています。ほかの猫もだいすき。先住猫がいてもオッケーです。性格的に大様なタイプですので、犬との同居も可能かと思います。 【仮名】雪(ゆき)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 白・09.7/16生・女の子【特徴】ほとんど白で、頭に薄く墨もようの斑があり、超美形の女の子。目がとてもきれいな薄いブルーで、片目だけ緑が濃くなってきました。大変特徴あるオッドアイで、空色の瞳のうつくしさは、たとえようもないくらいです。今では、自分から私のひざに乗ってきてゴロゴロ甘えるようになりましたがかなりビビリな性格の女の子。病院に行くと、診察台の上に手足の冷や汗が残るような恐がりです。このため、1匹飼いか、先住猫ちゃんがいらっしゃるお宅、そうでなければ、空ちゃんと一緒に譲渡可能なお宅を希望しております。たまに、ワンちゃんを飼っておられる方のご応募をいただきますが性格上、犬との同居は難しいかと思います。 【経緯】去年の夏、妊娠し痩せに痩せた捨て猫が保護されたのですが保護翌日に4匹の赤ちゃんを出産、その後なな猫ホームでお預かりする運びとなりました。母猫は、しばらくなな猫ホームでケアした後、里親考慮中の方に預かっていただいています。産まれた4匹の子猫たちのうち、一匹は栄養不良であえなく死亡、あとの3匹は苦労の末、元気に太らせることができました。キジトラの一匹はやさしい里親さんに貰われて行き、残った空ちゃんと雪ちゃんの里親さんをずっと探しています。 【健康状態・しつけ】・ウイルス検査 2回目 済 **白血病:陰性 **猫免疫不全ウイルス感染症(FIV):陽性・3種混合ワクチン 済・トイレしつけ 済・避妊去勢 済 ※猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)陽性反応について※この病気について、詳しくは下記をごらんください。 猫エイズなんて怖くない!エイズ発症とエイズ「キャリア」であるということは同じではありません。感染の要因がないため、なな猫ホームでは他の猫たちと一緒に飼養しています。しかし、生後半年を過ぎての再検査でも陽性反応が出ましたので今後も、エイズキャリアということで里親さまを募集しています。これまでも、大変に美形でかわいい子たちですのでエイズキャリアでありながらお問い合せも多少いただいていましたが、この病気について、ご経験または知識のない方の応募は大変こころ苦しく申し訳ありませんが、お断りしております。発症をしなければ、普通の猫の一生を全うし17歳以上の長寿まで生きられる猫たちの経験も聞いています。でも、やはり現実問題として、発症を考慮に入れた飼養を是非お願いしたいと思います。発症すると、免疫不全による治らない風邪症状や酷い口内炎、よだれ、下痢、食欲不振のため飼い主の「手」による定期的な給餌(ある場合は強制)が必要になることも考えられます。また、皮膚症状やリンパ性のガン等を併発する可能性も生じ高額の医療にかかる頻度も高くなりますので経済的にも余裕のもてる方、また、頻繁な通院や介護の可能性を考えた場合のあまりおうちを空けないで済む生活状況の方を希望しております。 もちろん、現在のところ2匹は大変元気で、普通に飼養することができています。このまま死ぬまで発症しないで済むよう、よい環境とあたたかい保護の期待できるご家庭を望んでおります。ご応募いただきましたら、上記猫エイズに関するご検討事項をまず確認させていただきその上で、お気持ちとご状況がたしかであれば、改めまして飼養環境についてお伺いするアンケートにご回答いただきます。いろいろ、お手数やご面倒な思いをおさせして申し訳ありませんがこの子たちの幸せを願う一心のお願い事項ですので、ご容赦いただければ助かります。 【条件】さらに、下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。・ご自宅へのお届け。・お届けの都合上、東京近郊の方を希望します。 当方車を所持しておりませんので、電車で伺える場合は1時間以内で あまり乗り換え無しで済む駅近の方、 多少遠方の場合、軽車両レンタカー料金のご負担をお願いします。 《申し訳ありません。猫の負担を最小限に抑えたいためと 当方の健康状態が万全でないためです》 ***ほか、わたしの保護方針等につきましては下記の拙サイトをご覧ください。 なな猫ホームの考え方 ***お問い合わせ・里親さん応募の方は*** どうぞご遠慮なく下記よりメッセージでお願いします。 まず、猫エイズに関するお考え・ご状況を 少し確認させていただきましたうえで 飼養環境について伺うアンケートをお送りいたします。 なな猫通信メッセージボックス
2010年03月19日
コメント(0)
犬にも猫にも、友情があります。たくさん飼ったり、世話したりしていると、猫たちの友情にこころなごむ思いをさせてもらうことが多いです。よく、相性がいいとか悪いとかいいますがうちの猫たちは本当にみんなフレンドリーでたくさん来たり行ったりする保護猫たちのどれもをうちの子たちみんなでかわいがり、世話してくれます。親から離されたり捨てられたりした子猫たちはかおるを初めとする大人の猫たちみんなで可愛がって育て、辛い思いをして保護されてきた大人の猫たちにもうちの猫たちがみんなで世話を焼いてここは怖くないよ、にんげんてやさしいよ、って教えて傷ついたりかたくなになった保護猫たちのこころをみんなで解きほぐして人に対する信頼を取り戻させてくれるような気がします。それでこれから、なな猫ホームの大量の猫画像の中からいろいろなテーマに沿って、そんなかわいい友情をご紹介したいと思います。まずは第1枚目、これだなな猫ホームで保護した中でもピカ一の美形子猫軍団 左から、三毛のもなか、白い姉妹の麻綾と紗綾、兄弟キジトラの小勇太。みんな、やさしい里親さんが決まって貰われていきました。もなかだけ他人ならぬ他猫なのですが、同時期にうちで育ったので四人兄弟のように仲良しでしたねー。ホントかわいいですね(~o~)さて、次は、やっぱりカワイイ子猫とうちの大人猫をどうぞ。 サビ猫の小雪姉さんと、キジトラの光です。光も、過去最高くらいに美形子猫で、いま幸せに新しいおうちで暮らしています。そして、小雪の実の兄・草太と、この光との2ショットもどうぞ。 光は顔だけでなく性格もとてもラブリーで甘えん坊の男の子でうちの大人猫たちが本当にかわいがっていました。さて、次に、うちの仲良したちの中でも、特に仲のいい草太と新之介のコンビです。 茶トラの草太が、今年5歳、キジトラの新之介は4歳になります。まったく違うところから来た二匹ですが本当に兄弟のように仲良しです。そして、新之介は、草太の妹の小雪とも仲良しで このときなんか、ふと見ると手をつないでいました(~o~)どうやら、新之介は小雪にラブな模様です小雪は、人間の目から見ると、いつも「スミマセン」て顔してどう見ても美人という感じではないのですが(^_^;)猫から見るとスゴイかわいいらしくて、どの男子も小雪を追っかけます[笑さて、まだ草太が小さかった頃に、3歳でキジトラの桃という子がうちに来ました。その子は、自然にうちの子になってしまったのですが(-_-;)これは、その桃の世話を焼く、幼少時の草太です。 桃がどんなに変わった猫かということは今後おいおいに出てくると思いますが(=_=)これは、新之介と桃の2ショット。 桃のびみょーな目つきがおわかりでしょうか。。テレビの上で、こんななってたこともありました。 かおるに乗っかる桃ですが顔だけ、完全に乗ってました。こういうポーズは、ありそうで実はあんまりありません。桃ならではの、ショットです。本日最後の画像は桃とかおる。どちらもキジトラで、桃が8歳、かおるが6歳です。桃が3歳でなな猫ホームに来たとき、ちょっとビビッて隠れたりしていたのですがこのかおるがなにくれと世話を焼き、おかげで桃も、すっかりうちの生活に慣れました。本当に仲良しなふたりです。それでは、桃とかおる、究極の仲良しショットをご覧ください。 ふたりで、肩を抱き合って寝ていました````````````````````````````````` コメントレスは下記です```````````````````````````````` masashi25さん、コメントありがとうございます。ブログ拝見させていただきました。とても知識を豊富にお持ちでびっくりしました。またよかったら、こちらの猫画像でもご覧になって癒してください。wsu67208さん、お引越前のお忙しいときにここまで見てくださってありがとうございます。猫の嗜好、好き嫌いはホントわからないですねー。でもやっぱりかわいい子は可愛いですね【笑チャトラ、わたしも大好きです。
2010年03月01日
コメント(2)
ある日、帰宅したら、こんななってました。 こっちからも こっちからも これでもかこれでもかと・・ かおる、もうすぐ6歳。キジトラ・ジャパニーズボブテイルの女の子です
2010年02月24日
コメント(0)
といっても、うちは不参加なのですが(^_^;) 友人のtittiさんのほうのイベントです。 ショップの方では、フードや猫おもちゃ、ベッドなどを新たに揃え オリジナルグッズ、リサイクルコーナーもご用意されています。里親ご希望の方でなくても、お買いもの気分で遊びに来ませんか? 写真のご寄付商品も販売しております! 販売記念として、アーテミスさんのフードをサービス価格で販売しています! フードHPは下記になります。 詳しい情報をご覧ください。 にゃんこ譲渡会*日程 2月21日(日) *時間 13:00~17:00 *場所 目黒区青葉台1-27-1 青葉台Aハウス1F *地図 譲渡会地図 *主催 そとねこ ネットワーク そとねこ ネットワーク キャット ライフ サポート nekonoko *後援 目黒区 -------------------------------------------------------------- *ボランティアさんが保護した猫たちの譲渡会です! 里親ご希望の方は、ぜひこの機会にご来場ください! 猫の里親を検討しておられる方のご相談もお受けいたしております(^^) *ネコグッズ、オリジナルグッズ、猫の工芸作品の販売 パネル展示などもございます*チラシを下記サイトでダウンロード出来ます。 譲渡会チラシnekonoko *注意事項 ※譲渡には完全室内飼育、同意書への署名・捺印などの条件があります。 条件はこちらでご確認ください キャット ライフ サポート nekonoko 同意書※猫ちゃんは、当日引取ではなく、後日お届けとなります。 ※参加予定の猫たちは下記サイトにてご紹介 キャット ライフ サポート nekonoko ※猫によっては、譲渡会の前に里親さんが決定する場合や、猫の体調により、 当日不参加になる猫もいることをご了承ください。
2010年02月21日
コメント(0)
久々に、雪ちゃんと空ちゃんの里親募集記事を更新しました。生後半年を過ぎましたので、先日、避妊去勢手術を済ませ、ついでに血液検査を再度実行してきました。結果は、猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)、つまり、いわゆる猫エイズに再度陽性反応が出てしまいました。これは、以前にもお知らせしましたがエイズキャリアであるということで、エイズを発症しているわけではない、現在は、ごくごく元気で健康に成長しています。このまま20年近く、発症しないで天寿を全うする猫も少なくありません。でも、いつ発症するかもしれないという現実はたしかにあります。発症すれば、つまりは免疫不全ですので厳しい状態が予想されるということになります。こうしたことを考慮に入れた上で、里親さまのご検討をお願いしています。かわいいだけでは、飼い続けるのが難しくなるかもしれません。本当に、家族として、我が子として世話していただける方をお待ちしています。それでは、下記の募集記事をお読みください。 【仮名】空(くう)ちゃん【色柄・生年月日・性別】 キジトラ・09.7/16生・男の子【特徴】黒系のキジトラ。たいへん美形の男の子です。兄弟の中では小ぶりで、性格もおっとりさん。神経質ではなく、細かいことを気にしないタイプ。おとなしく耳そうじなどさせてくれる子ですが男の子らしい元気さももちろん見せています。ほかの猫もだいすき。先住猫がいてもオッケーです。【仮名】雪(ゆき)ちゃん【色柄・生年月日・性別】 白・09.7/16生・女の子【特徴】ほとんど白で、頭に薄く墨もようの斑があり、超美形の女の子。目がとてもきれいな薄いブルーで、片目だけ緑が濃くなってきました。大変特徴あるオッドアイで、空色の瞳のうつくしさは、たとえようもないくらいです。かなりビビリな性格ですが、今では、自分から私のひざに乗ってきてゴロゴロ甘えるようになりました。 【共通保護経緯】去年の夏、妊娠し痩せに痩せた捨て猫が保護されたのですが保護翌日に4匹の赤ちゃんを出産、その後なな猫ホームでお預かりする運びとなりました。母猫は、しばらくなな猫ホームでケアした後、里親考慮中の方に預かっていただいています。産まれた4匹の子猫たちのうち、一匹は栄養不良であえなく死亡、あとの3匹は苦労の末、元気に太らせることができました。キジトラの一匹はやさしい里親さんに貰われて行き、残った空ちゃんと雪ちゃんの里親さんをずっと探しています。 【健康状態・しつけ】・ウイルス検査 2回目 済【白血病:陰性 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV):陽性】・3種混合ワクチン 済・トイレしつけ 済・避妊去勢 済 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)陽性反応についてこの病気について、詳しくは下記をごらんください。 猫エイズなんて怖くない!エイズ発症とエイズ「キャリア」であるということは同じではありません。感染の要因がないため、なな猫ホームでは他の猫たちと一緒に飼養しています。しかし、生後半年を過ぎての再検査でも陽性反応が出ましたので今後も、エイズキャリアということで里親さまを募集しています。これまでも、大変に美形でかわいい子たちですのでエイズキャリアでありながらお問い合せも多少いただいていましたが、この病気について、ご経験または知識のない方の応募は大変こころ苦しく申し訳ありませんが、お断りしております。発症をしなければ、普通の猫の一生を全うし17歳以上の長寿まで生きられる猫たちの経験も聞いています。でも、やはり現実問題として、発症を考慮に入れた飼養を是非お願いしたいと思います。発症すると、免疫不全による治らない風邪症状や酷い口内炎、よだれ、食欲不振のため飼い主の「手」による定期的な給餌(ある場合は強制)が必用になることも考えられます。こうしたことを含んだ上で、それでもと思っていただける方のあたたかいご応募をお待ちしております。もちろん、現在のところ2匹は大変元気で、普通に飼養することができています。このまま死ぬまで発症しないで済むよう、よい環境とあたたかい保護の期待できるご家庭を望んでおります。 【条件】さらに、下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。・ご自宅へのお届け。(お届けの都合上、東京近郊の方を希望します)ほか、わたしの保護方針等につきましては下記をご覧ください。 HOME NANANEKO HOME お問い合わせ・里親さん応募の方は どうぞご遠慮なく下記よりメッセージでお願いします。 飼養環境について伺うアンケートをお送りいたします。 なな猫通信メッセージボックス お問い合せの際は、件名に「雪白の里親募集」とお書きください 迷惑メールフォルダに自動的に区分されるのを防止するためです。 よろしくお願いいたします。
2010年02月15日
コメント(0)
なな猫通信は、文学部と猫部で出来ていまして文学部のほうは、もっぱら立原道造に終始している感じですが実はなな猫さん、立原より宮沢賢治とのほうが、読的お付き合いが長いのです。小学校の5,6年生だったでしょうか、こどもに本のお土産をするのが好きだったわたしの父が商売上で大阪に出向き、帰りのお土産にいつものように持って帰ってくれた本、それが、わたしが初めて読む宮澤賢治の本でした。宮澤賢治の本というより、いま思えば、賢治の伝記物語だった。そのなかに、れいの、「雨ニモマケズ」が出ていて幼いわたしは、それこそこの数行に取り憑かれてしまったのでした。今でもそらでいえます。 雨ニモマケズ モ 雨ニ マケズ モ 風ニ マケズ 雪ニモ夏ノ暑サニ モ マケヌ 丈夫ナカラダヲ モチ 慾ハナク 決シテ怒ラズ イツモシヅカニワラッテ ヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ 野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ 入レズニ ヨク ミキキシ ワカリ ソシテ ワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ 小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモ アレバ 行ッテ看病シテ ヤリ 西ニツカレタ 母アレバ 行ッテソノ 稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ 死ニサウナ人 アレバ 行ッテ コハガラナクテモ イゝ トイヒ 北ニケンクヮヤ ソショウガ アレバ ツマラナイカラ ヤメロトイヒ ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ サムサノナツハ オロオロアルキ ミンナニ デクノボート ヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフ モノニ ワタシハ ナリタイ パロル舎刊『賢治草紙』よりこの表記は、せっかくなので最近東京古書会館の古書店で安く手に入った、パロル舎の『賢治草紙』から載せさせていただきました。遺されていた、賢治の手帖そのままの表記なのだと思います。賢治がいいたかったことが、平仮名で書き下すよりこのほうが数倍伝わってくるような気がしますね。幼いわたしが読んだのは、もちろん現代版の平仮名表記でしたがそれでもこの、賢治という人の思いのようなものが小学校5,6年生頃の少女のわたしに迫ってきてなんだかじわっと目に涙まで湧いてきそうになったことを覚えています。中でも思いに焼き付いたのは、 南ニ 死ニサウナ人 アレバ 行ッテ コハガラナクテモ イゝ トイヒの、この部分。死にそうな人に何を言ってあげればいいというのでしょう。幼いわたしにとって、死はまだまだ未知のよくわからない、でも大変恐ろしいものでした。もう誰にも会えなくなる。お父さんにもお母さんにも会えないところにたったひとりで行かなくてはならない、たぶん……それを賢治は、「こわがらなくてもいい」と教えてくれました。これは、世界を少しずつ認識し始めていたわたしにとってとても大きな体験だったように、今思うと、思えます。なな猫、いったい急に、なんでいま、宮澤賢治なんだと。しかも「澤」の字まで旧仮名遣いで。わたしは大体、立原道造と堀辰雄と太宰治と山本周五郎あたりをぐるりぐるり、読書の上で巡回しておりましてその周辺にときどき別の作家が来たりもするのですがハイ、その古書店で見つけた『賢治草紙』ですっかり賢治アワーが始まってしまいまして自分でも、凝り性だなあと感心するやら呆れるやらですが前に買ってあったけど、ほとんど読んでいなかった、井上ひさしの『宮澤賢治に聞く』や賢治の弟さん、宮澤清六さんの書かれた『兄のトランク』なんかにもすっぽりはまりこみ、TSUTAYAで秋原正俊監督の『銀河鉄道の夜』を借りてきて、新感覚の文芸映画というものを堪能しました。それだけでなく、既にもっている三上博史主演、および緒形直人主演の伝記映画2本のビデオと ますむらひろし原案のアニメ『銀河鉄道の夜』の合計4本を代わる代わる暇暇に見ているありさまです。ちなみに、三上博史の賢治のほうのお父さん、仲代達矢のほうが、緒形直人賢治のお父さん、渡哲也より東北弁も、賢治の父らしさも、いいような気がします。アニメの『銀河鉄道の夜』のよさは、なかなかいいつくせませんが特にわたしは細野晴臣の音楽が好きで星祭りの音楽や、ジョバンニが印刷所を出て街に走って行くときの曲など本当にすきです。金田龍之介の、学校の先生、常田富士男の、終わり部分の詩のナレーションもいいですねえ。今後しばらくなな猫通信、賢治アワーにお付き合いいただく気配は濃厚です。それでは最後に、『賢治草紙』に載せられている、童話集『注文の多い料理店』の「序」から賢治自身のことばを聞いて、今日のなな猫通信日記を終わりにしたいと思います。(タグが面倒なのでフリガナは省略しました) 序(童話集「注文の多い料理店」より) わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた 風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。 また、わたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちば んすばらしい びらうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをた びたび見ました。 わたくしは、さふいふきれいなたべものやきものをすきです。 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や 月あかりからもらつてきたのです。 ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月 の山の風のなかに、ふるえながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気 がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやう でしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでせうし、 ただそれつきりのところもあるでせうが、わたくしには、そのみわけがよくつ きません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでせうが、そんな ところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしま ひ、あなたのすきとほつたほんとうのたべものになることを、どんなにねがふ かわかりません。 大正十二年十二月二十日 宮澤賢治
2010年02月02日
コメント(0)
なな猫ホームで、ほぼ1年を過ごした元野良猫がいます。2008年の11月に保護されて我が家に来た、三毛猫のあやめちゃんです。そのあやめちゃんが、今日、新しい飼い主さんのところにもらわれて行きました。あやめちゃんの物語、よかったら読んでください。あやめちゃんは、目黒の繁華街で産まれた野良猫でした。母猫の飼い主は、4年ほど前のある日、数匹の飼い猫たちを路上に捨てて、引っ越していきました。それまで、屋根の下で暮らしていた猫たちがいきなり路上に放り出されどんなに怖く、悲しかったことでしょう。その猫たちは近隣の地域猫ボランティアの人たちにより地域猫として世話されることになりました。そして、避妊が間に合わなかった猫たちが子供を産んだ、あやめちゃんは、そんな母猫から産まれた子猫でした。3年間、猫好きの焼鳥屋のおばさんたちに養われてあやめちゃんは目黒の繁華街で生きてきましたが2008年の秋、そのおばさんも立ち退く必要が生じあやめちゃんはなな猫ホームでお預かりすることになりました。避妊、血液検査、ワクチン、駆虫、のみ駆除、耳ダニ検査、爪切り、ボランティアさんの身銭を切った世話によりあやめちゃんが我が家にやってきました。2008年、11月の初めのことです。これが、あやめちゃんが我が家に来た、第1号の画像です。 おびえて、人をあまり信じておらず、そのほうが落ち着くかと一旦ケージに入れてみたのですがかえって怖がって上を下への大騒ぎ、餌も水もひっくり返す大惨事になったのでケージから出してみました。すると ピアノの後ろの狭い隙間に逃げ込みしばらくして高い棚のてっぺんに籠城してしまいました。 この日から3ヶ月、あやめちゃんは棚の上に籠城して暮らしました。餌と水は、棚の上まで毎日運んで行きました。減っているし、死んでないので、食べているのだろう、くらいの感じで見守っていましたがどうやらトイレには夜中に行っているらしく、その後一度もトイレの粗相はしたことがありません。そんな3ヶ月が過ぎて、あやめちゃんは早朝、棚から降りてきて歩き回るようになりました。それがこの画像です。 夜明けのまだ暗い時間にコソコソ徘徊し、わたしの布団のそばに来てみるようになりました。 ピアノの上にも上ってみたりして部屋中を探検して回るようになりました。 そして次第に、昼間でもリビングに出てくるようになり大きな目で、下からじっとわたしの顔を見つめるようになりました。この人は怖くないのかもしれない、そう思えるようになったのでしょうか。さらに、なな猫ホームの他の保護猫たちにも少しずつ慣れて近づいていきました。 まだ距離は置いていますが かおるや桃など、やさしい子たちのそばに座るようになりました。そしてある日とうとう あやめちゃん、と呼んでみたら、自分からわたしのそばに寄ってきてお尻をなでさせてくれたのです。あやめちゃんは、野良猫時代に心ない人から怖い思いをさせられたようで人の手を、あやめちゃんの頭や眼の上に持っていくととっさに爪を立てて払おうとし、血まで出たこともありましたがお尻や背中からなでれば、喜んでなでさせてくれるようになりました。 もうおびえた眼はしなくなり こんなふうに甘えて、しっぽをブンブン振るようになりました。同じく、2008年の11月に保護してお預かりしたエグゼという子ともこんなくらいの距離で [膝にエグゼ] たぶん産まれて初めてのマタタビも経験して 元野良猫がまず骨抜きになる、冬のホットカーペットも堪能、2009年の2月3月頃には、本当に慣れてきました。 春には、桜の下でエグゼと、庭で散る花を楽しんだり かおるや草太と過ごしたりしました。 この、保護同期のエグゼについては、下記の記事をよかったらお読みください。 エグゼの物語一足先にもらわれていったエグゼでしたが病気が発覚し、短い命を終えてしまいました。 あやめちゃんのほうは、他の猫を少し威嚇していたのが、少しずつそれがなくなりまた、わたしの膝に乗るのが大好きになりました。 そんなあやめちゃんでしたが、もうこの子はうちの子か?と半ば覚悟し始めていたところ去年も終わる頃に突然、すばらしいご夫婦からお問い合わせをいただきあっという間にあやめちゃんの嫁入りが決まりました。いまだに信じられません。あやめちゃんに里親さんが決まるなんて。。きれいで若い健康な猫なのですが元野良ということ、過去の恐怖がたぶん尾を引いて、手爪を立てる場合もあり得ること、そんな要因もあって、ちょっと難しいタイプだったのです。そのあやめちゃんに1年数ヶ月後、突然里親さんが決まりました。今でも夢のようです。 嫁ぐ[笑]前の日、あやめちゃんは特に仲良しだったかおるとくっついていました。 そして、わたしの顔をじっと見つめていました。まるで、別れを告げているかのようでした。わたしには、今までありがとう、と言ってくれた声が聞こえた気がしていました。そして今日、2010年1月16日にあやめちゃんはもらわれて行きました。「本当の」パパママのところに。 わたしが帰る頃、固まってしまっていましたが[苦笑あとで送っていただいた画像では、少し眼も落ち着いた感じです。あやめちゃんの里親さんは、数ある募集猫たちの中から難しい点もあるあやめちゃんを選んでくださいました。このやさしいパパママにあやめちゃんがこころを開く日も、きっと近いと思います。 1年数ヶ月前に、保護して初めて我が家に来た日、あやめちゃんはケージをぶっ倒す勢いでしたが今日は、もうそんな野良猫風は全然見せませんでした。1年経って、家猫修行を見事に終えあやめちゃんは幸せな飼い猫になったのです。野良猫を保護するということは半端な気持ちで続けられることではありません。大変なお金と労力がかかります。でも、こうして1匹の命が幸せになるときその苦労を補って余りある嬉しさをその子と、その子の飼い主になってくださる方たちが返してくださいます。あやめちゃんもエグゼも、決心して保護に踏み切った人のあたたかい熱意があって、冷たい冬や、厳しい飢餓、夏の渇き、人や車などたくさんの恐怖を後にし「本当の」パパママにだっこされるという猫として本当は野生では生きられない、猫という生き物としての最高の幸せを知ることができました。 あやめちゃん、元気で、一緒に家猫修行をしたエグゼの分も、幸せになるんだよ。よくがんばったね。なな猫ホームに来てくれて、ありがとう。
2010年01月16日
コメント(0)
皆さん、初春の日をいかがお過ごしでしょうか。 場所によって、相当お天気も違いますね。 またまた更新ご無沙汰のなな猫通信でしたが根気よく覗きに来てくださっていた皆様、本当にありがとうございます!おかげさまで、このなな猫通信ももうすぐ10万アクセスを迎えようとしています。去年、一日一更新を公言しながら、やはり三日坊主で終わってしまいアップしようと写した画像もたまっているのですが今年は本当に本当に、本当に[苦笑]、頻繁な更新をこころがけたいと思っております。去年の画像も、いまごろちょこちょこ出したいと思っています今年もなな猫、あいかわらず、立原道造と猫で邁進する予定です[笑立原道造のコーナーも手つかずのまま尻切れトンボなので今年はこのページの増殖をはかるとともに猫たちの里親さま募集も、引き続きがんばりたいと思います。どうぞお見捨てなく、よろしくお願いいたします。さて、列島大荒れの今週ですが、東京は新年早々からまずまずの上天気。陽が差すとあたたかいくらいな日も多かった。 陽気に浮かれて、元日はなな猫+オヤジ恒例の 東京タワー登頂を果たしてきました。 その前にまずは増上寺。この日の画像は携帯なので、あまりよい画像ではないのですが ここまで歩いて行ける距離に住んでいるということが、いまだに不思議。増上寺といえば、堀辰雄の葬儀をした所、なんていう超マニアックな話題はさておいてとりあえずオヤジは一杯。 なな猫も甘酒一杯。 露店が並び、大晦日と変わらず大変な人出で 外国人が多いのも、港区という場所柄でしょうか。 服を着た犬たちも多い。 そしていざ、東京タワーへ。 飽きずにもう1枚。 東京タワーは日本一![笑 さて、展望台まで行くと、お日様が当たって暑いくらいの室温。 ここもすごい人で、やはり外国人、 それと、お国なまりの地方人家族が多いのも正月タワーの特徴。 そして今年は、富士山が遠くに見えました。 わたしのボロ携帯だしガラス越しだし、なんちゅう画像か!なのですが、見えますか見えますか、はるかかなたにちっこい三角の富士山が。 これは、左下に増上寺、向うに東京湾まで見えます。羽田から飛んでくる飛行機も見える窓で一枚カシャ。この風景は、毎度東京タワーに上るたびに、なな猫感動の一遠景なのです。 また下に眼をおろすと、歩いてきた三田通りをずっとたどることができます。東京に来てから、わたしは三田通りが好きで、よくお散歩するのですがこんなふうに空から見下ろすのはついぞないこと。実に大きな通りなんですね。さて、展望台内を何周りかして展望台を降りたところで、猿回しを演っていたのですが ちょっと複雑な思いで見てきました。 お猿のチャーリー氏は9歳、人でいうと40過ぎたオッサンだそうです。これはこれで幸せか?と。。 さて翌日は、これも恒例になってきた、浅草松屋の新春古書展を漁りに浅草へ。 これがまた、とんでもない人出で 雷門からずーっと仲見世の通りが、ぎっしり人の川。 少しずつ少しずつ進む列を、警察は脇を通せんぼして 途中から入れないようにするくらいです。 正月といえば浅草、という方もいまだに多いんですね。 そして三日は、ちょっと銀座に。といっても、ただブラブラするだけなのですが なんか好きなんだなー。 ここも人が多くて、結局ワタシとオヤジは デパートに入るでもなし、福袋を漁るでもなし もちろんリッチなブランドショップは横目で通り過ぎるのみ。 スターバックスでお茶しただけでした。 なにせコーヒーだけでも800円みたいなお店が多いからね お正月の銀座も人人人。地方人、外国人は、東京タワーや浅草と同じ。要するになな猫自身が地方人なのですね、まだまだ[笑そうそう、銀座には、服を着ただけでなくサングラスまでかけた犬がいました。実は、銀座に出てくる前にちょうど最寄りの泉岳寺駅がある三田通りに出てみたら いきなり読売の旗を渡されました。 そう、箱根駅伝がまさに通る沿道にあたるわけだったんです。 箱根駅伝を間近に見るなんて、産まれて初めてなワタシ。。 テレビで見るもんだと思ってました。 だいぶ待たされて、ボロ携帯で写そうと待ちかまえたけど みんな足が速くて【当たり前か 笑】とても撮れず、 一枚だけ、4位の人の走り去る後ろ姿が撮れました。 こういうのがすべて初めてだったんですけど 先頭の人が来る少し前に、広報車っていうのが通って もうすぐ来ますというのを沿道の人たちに伝えてくれるんですね。 そしてテレビの実況車みたいなのが通って、 警察の先導の後、ランナーが走ってきます。 いやー。 まだまだ産まれて初めてのことってありますねー[笑
2010年01月07日
コメント(0)
11月になりました。思い出します。ちょうど1年前、11月の寒い日に1匹の猫がまたあたらしく我が家にやってきました。 エグゼと名付けられたその猫は、東京は赤坂という都心の一等地にあるビルのうち外で生きていた猫でした。エグゼをよく知る方たちの回想によると、8年ほど前、エグゼは突然そのあたりに現れたといいます。はじめからヒトをそう怖がる様子もなかったその猫はまもなく、赤坂近辺に住む、また働く人たちにかわいがられ数人の方たちによってお世話されるようになりました。おそらく、飼い猫の捨て猫だったと思われるエグゼ、あまり他の野良猫と親しくする様子もなくただただ人間に頼り、不特定多数の人間にかわいがられてある大きなビルの周辺で生きていくようになりました。餌は、数人の篤志の方たちが面倒を見てくださり夜は、そのビルのロビーに入れてもらっていたようです。でも、朝になるとちゃんとロビーから出ていたといいます。なんとなく、追われることもありそうなのを感じていたのでしょうか、あまり迷惑をかけないようなかたちで賢くうろつき、道ゆく人や、職場が近辺で毎日通る人たちにかわいがられいろいろな呼び名で呼ばれて、寒い冬は猫ハウスや発泡スチロールの箱を家がわりに作ってもらっていました。そんなエグゼが、ある若い女性の目にとまりその方の強い意志とあたたかい心でなな猫ホームに保護されることになりました。健康検査・ワクチン・駆虫・避妊処置などを済ませてエグゼは我が家の預かり猫になりました。 うちに来た当初、もしかしたら産まれて初めてだったかもしれない、ホットカーペットのあたたかさに骨抜きになり[笑それまでも、ちゃんと外でごはんは与えていただいてはいましたが家の中で、たくさんの猫たちと一緒に喧嘩したり逃げたりしないで食べることを覚えまた共同トイレを使うことも覚えました。それまで、暑さ寒さの苦労はあったとはいえ、10年近く自由に暮らしてきたエグゼでしたが、狭い室内でたくさんの猫たちと暮らしもう外には自由に出られないという生活状態も学びました。なな猫ホームのボスである、サビ猫の奈々にも仁義を払い[笑 ほぼ同時期に保護されてきた、白三毛のあやめちゃんともつかず離れずで暮らせるようになりました。 だいすきな定位置はオヤジの腹の上で、 ほかの猫たちとも仲良く暮らせるようになりました。 いつもの世話係、かおるは何度もエグゼにたたかれつつ[苦笑それでもめげずに近づいて、一緒に座れるようになり、 たたかれようがナニされようが気にしないタイプの桃とは、こんな2ショットも見られるようになりました。 今年の春は、はじめての桜の下も歩きました。 もちろん、なな猫ママのことがだいすきだったエグゼ。その感触は、いまもわたしの腕のなかに残っています。 そんなエグゼに、ついに里親さんが決まりました。ずっと、赤坂に居た頃のエグゼの世話をしてくださっていた方です。エグゼをずっと、見ていた方で、なによりの里親さんでした。 いつもそうですが、幸せになれると信じていても別れの日は辛くて ボスの奈々まで、「元気でね」と別れを惜しんでいるようでした。 そんなエグゼが、里親さんのお宅で慣れる間もなく長年もっていたらしい病気が発症してしまい何ヶ月もしないうちに亡くなってしまいました。食べられなくなったエグゼに食べられそうなものを工夫したり何度も病院につれていってくださった里親さんは、エグゼの最期を腕に抱いて看取ってくださいました。11月になって、ああ、エグゼが来て、あれから1年経ったのか、エグゼは死んだのか、こんなことをこころに浮かべてしまいました。10年の日々を、ほぼ野良としてたくさんの人たちの情愛に支えられて暮らして生きてきた、こんな、エグゼという猫がいました。いっしょうけんめい生きていた小さな、老いた猫でした。あたたかい人の手で保護され最期は、「おかあさん」と呼べる人に抱かれて眠りにつきました。病院の待合室で、だっこされて亡くなったエグゼはきっと、「おかあさん」と呼んでいたのだと思います。皆さん、よかったら思い出してやってください。こんな、エグゼという猫がいたことを。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■迷惑コメント排除の処置のため、なな猫本人もコメントできません下記にお返事を書かせていただきます。+++++++++++++++++★あきさん、お久しぶりです!こちらこそご無沙汰してスミマセン。読んでいただいてありがとうございます。せっかく幸せになれたと思った、苦労して生きていたエグゼでしたが短い幸せに終わってしまいました。でも、せめてあたたかい腕のなかで永遠の眠りにつけたことを喜びたいと思います。あきさんも、お体に気をつけてがんばってください。またお会いできるといいですね。★ひなははさん、書き込みありがとうございます!エグゼをずっとごらんになっていたんですね。かえって、わたしからお礼を言わせてください。ご縁があって、エグゼを預からせていただきましたがエグゼをお預かりしてみて一番感じたことは、この子は本当に皆様によくお世話されていた子だ、ということでした。普通野良猫を保護すると、病気があったり栄養状態がよくなかったりまた人に対する警戒心が強くてなかなか慣れなかったりするものですがエグゼにはそのようなことがまるでなく、とても元気でまたわたしたちにもすぐに慣れてくれて、とても世話しやすい子でした。結局、やはり長年の野良生活のせいか大きな病気を隠し持っていたことがあとでわかり、短い飼い猫生活の末の永遠の旅立ちとなってしまいましたがそのように皆様に見守られていたからこそ、うちに来てからも、また里親さんのお宅に行ってからも飼いやすいよい猫として生活できたのだと思います。思えば短い間でしたが、エグゼをお世話できて本当によかったと思っています。エグゼも幸せになったと確信しています。本当にありがとうございました。
2009年11月05日
コメント(2)
ここのところ、かわいい子猫の里親さま募集記事をよくアップしているなな猫ホームですが今日は、ちょっとトウのたってしまった猫をご紹介します。まずはこの子、金太郎。 といっても、金ちゃんはそんなにトウはたっていません[笑まだやっと5~6ヶ月、まだまだかわいい子猫なんです。 でも、写真うつりがどうも悪いのか募集を出して数ヶ月、いまだに約定に至らずそろそろ半年になろうとしています。 実際見にきていただければ、このかわいさがおわかりになると思います。お問い合わせをお待ちしています!【仮名】金太郎 【色柄・年齢・性別】 白黒はちわれ・推定5ヶ月・男の子 【特徴・性格】きれいに色の分かれた、乳牛のような白黒ハチワレ、ぴんと伸びたしっぽと長い手足が自慢です。さりげなく甘えるタイプの男の子。写真ではかわいさの出づらい顔のようで、実際見に来ていただければかわいさがわかると思います。細かいことを気にしないタイプ[笑かっこいい男に成長すること間違いなし!ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。 <経緯>某センターからの引き出しで、処分間近のところを保護され、検便など保護処置を済ませ、わが家でお預かりする運びとなりました。今年の分のワクチン投与は済み、去勢済みです。わが家では随時たくさんの保護猫をお預かりして、里親様を捜す活動をしています。この子たちを幸せに送り出すことができれば、また家のない猫を一匹預かることが出来ます。あたたかいご検討をよろしくお願いします。<その他>【健康状態・しつけ】・検診済み・ノミダニ駆除 済み・駆虫済み・3種混合ワクチン2回目済み・去勢 済み・トイレのしつけ済み 【条件】 下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケート、誓約書。・ご自宅へのお届け。・東京近郊の方(お届けの都合上)。・定期的な写真などでのご報告。・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 費用については、お見合いの際個別にお話合いさせていただきます。 ************************************つぎに、実際トウのたった猫[笑]、あやめちゃんをご紹介します。あやめちゃんをお預かりして、既に1年になりますが、いまだに里親さまが決まりません。病気もなく、おとなしい性格の健康な若い猫です。あたたかいご検討をよろしくお願いいたします。 [性別] メス [年齢] 美三毛4歳 <特徴>仮名はあやめちゃん。毛色は白の多い三毛、おかっぱアタマで、三毛縞柄の細長いシッポの先だけちょこんと白がキュートです。大きな目にピンクのお鼻で、とても美しい女の子です。 <経緯>数年前、目黒で数匹の猫が引っ越しに伴う置き去りにされ、その成猫たちの産んだ子猫の1匹があやめちゃんです。繁華街でなんとか生きてきました。焼鳥屋のおばさんが餌をやっていたのですが、その方も転居することになり、地域猫ボランティアさんの保護の末にわが家でお預かりすることになりました。わが家では常に多くの保護猫を抱え、里親さがしをしていますので、あやめちゃんだけに愛情をそそぐことが難しく、寂しい思いをさせることもありやさしい里親さまのお問い合わせをお待ちしています。 <その他>【健康チェック】・ウィルス検査 陰性・駆虫・3種混合ワクチン 済み・避妊済み 【人馴れ】ずっと野良猫として生きてきましたので、かなりビクビクちゃんです。わが家で保護してから3ヶ月は籠城していました(^^;)が、いまでは急速に慣れまして、撫でられるのが大好きになりました。本当は甘えん坊で人間が大好きな子なんです。 【里親さんへのお願い】・愛情と責任を持って最期まで家族として育ててください。・完全室内飼いで、脱走防止に努めてください。・たまに近況報告をお願いします。・お届けしますので都内近郊の方にお願いします。 ・里親詐欺、安易な飼養を防ぐために、事前アンケートと誓約書のご記載を お願いしています。 *********************************★里親さまのお問い合わせは、 下記のご説明をごらんになり、お答えいただいたアンケートをコピペのうえ、 海・空・雪に関する譲渡ご説明およびアンケート下記メッセージボックスにご送信をお願いいたします★ なな猫通信メッセージボックス
2009年11月02日
コメント(0)
10月6日から始まっている、立原道造記念館の秋の展示は「造形家 立原道造 パステル画から自装詩集まで」というテーマです。 ポスターとチラシには、わたしのすきなこんな詩の一片が「H子の像」と題されたパステル画とともに載せられています。 パステル パステルは やはらかじ。 うれしかり、 ほのかなる 手ざはりは。 うれしかり、 パステルの 色あひは。詩人で建築家だった立原道造ですがすばらしいパステル画を多数遺していることは意外と知られていません。自装詩集もすばらしいもので、『日曜日』や『散歩詩集』などの復刻版は立原道造記念館で購入することもできます。秋の一日、道造のやさしいパステル画にひたってみてはいかがでしょう。。+++++++++++++++++++++さて、今日もかわいい子猫の画像をご紹介します。白い雪ちゃん、キジトラの空ちゃん、白黒の金太郎、みんな里親さま絶賛募集中です!
2009年10月29日
コメント(0)
東京に暮らすようになって、23区内各所の古書展には結構足を運ぶなな猫ですが五反田の南部古書会館で催される古書展は特に好きです。なぜか、なな猫的掘り出し物に巡り会うことが多いんですね。今日も、驚きの掘り出し物を掘り当てました。『羽ばたくころ』、ベルナージュ作、昭和44年偕成社刊。いや、誰も知らない本だと思います[笑これは、わたしが遠く遠くほんものの「少女」だった頃、大変に愛読した本なんです。偕成社の「少女ロマン・ブックス」の中の1巻でフランスの作家、ベルト・ベルナージュという人の作品です。最近の少女はこんな本は読まないのではないだろうか。これは偏見かもしれませんが、どうもそんな気がします。主人公のエリザベートは、冒頭の人物紹介によると「《朝顔[リズロン]》という愛称をもつ感受性の豊かな少女。複雑な家庭にあって、つねに愛を失わず、美しいものを求めて真剣に生きようとする。」という少女なのです。真性少女だった過ぎ去りし日のなな猫にとってこの少女の物語はぴったりこころに添うものでした。挿絵も好きで、パリやフランスの田舎の風景が線だけで描かれているにもかかわらず水彩画を見ているようなイメージで読んでいました。あの本が、数十年経って、故郷の岡山から遠く離れて東京で暮らすわたしの目に触れるなんて。やはり五反田の古書展、なにかあります[笑いま、池袋の駅前で大きな古書展も開かれているし来週からはいよいよ、1年間待っていたと言っても過言ではない、神保町の古書祭りが開催されます。秋は、本の季節ですね。さて、では、里親募集っ子たちを今日もご覧ください[笑お気軽にお問い合わせをお待ちしております。
2009年10月24日
コメント(0)
撮れ立て画像アップします。 おかげさまで、海ちゃんの里親さまが決まりました!空ちゃんと雪ちゃん、ひきつづき里親さま募集中です。お気軽にお問い合わせください!
2009年10月23日
コメント(0)
来たり去ったりのなな猫ホームですが現在里親さま募集中の猫たちを、あらためてご紹介します。【1】あやめちゃん メス・三毛・3~4歳[特徴]毛色は白の多い三毛、おかっぱアタマで、三毛縞柄の細長いシッポの先だけちょこんと白がキュートです。大きな目にピンクのお鼻で、とても美しい女の子です。 [経緯]数年前、目黒で数匹の猫が引っ越しに伴う置き去りにされ、その成猫たちの産んだ子猫の1匹があやめちゃんです。繁華街でなんとか生きてきました。焼鳥屋のおばさんが餌をやっていたのですが、その方も転居することになり、地域猫ボランティアさんの保護の末にわが家でお預かりすることになりました。わが家では常に多くの保護猫を抱え、里親さがしをしていますので、あやめちゃんだけに愛情をそそぐことが難しく、寂しい思いをさせることもあります。あやめちゃんにも、普通のおうちでの幸せを味あわせてあげたいと思い、やさしい里親さんをさがしています。 【健康チェック】・ウィルス検査 陰性・3種混合ワクチン 済み・避妊済み【人馴れ】ずっと野良猫として生きてきましたので、かなりビクビクちゃんです。わが家で保護してから3ヶ月は籠城していました(^^;)が、いまでは急速に慣れまして、撫でられるのが大好きになりました。本当は甘えん坊で人間が大好きな子なんです。 【里親さんへのお願い】・愛情と責任を持って最期まで家族として育ててください。・完全室内飼いで、脱走防止に努めてください。・後々まで近況報告をお願いします。・お届けしますのでできるだけ近くの方にお願いします。 ・里親詐欺、安易な飼養を防ぐために、事前アンケートと誓約書のご記載を お願いしています。 【2】金太郎 オス・白黒ハチ割れ・可愛い5ヶ月前後☆まだまだ子猫です![特徴]きれいに色の分かれた、乳牛のような白黒ハチワレです。さりげなく甘えるタイプの男の子。すごく良く食べるので、ほかの子たちの中で一番太っていてちょっと笑える体系でしたが、いま伸びてきてちょうどよいバランスになっています。すごく活発で動きも大きく、飛んだり跳ねたりがすごいのですが、意外とドジで落ちたりしています。ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。 [経緯]某センターからの引き出しで、処分間近のところを保護され、検便など保護処置を済ませ、わが家でお預かりする運びとなりました。わが家では随時たくさんの保護猫をお預かりして、里親様を捜す活動をしています。この子たちを幸せに送り出すことができれば、また家のない猫を一匹預かることが出来ます。あたたかいご検討をよろしくお願いします。 【健康状態・しつけ】・検診済み・ノミダニ駆除 済み・駆虫済み・3種混合ワクチン2回目済み・去勢 済み・トイレのしつけ済み 【条件】 下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケート、誓約書。・ご自宅へのお届け。・東京近郊の方(お届けの都合上)。・定期的な写真などでのご報告。・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 費用については、お見合いの際個別にお話合いさせていただきます。 【3】【4】空くん・雪ちゃん [特徴]キジトラ・ほぼ白の2匹、7月16日に産まれたばかり、元気いっぱいです!●【仮名】空(くう)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 キジトラ・7/16生・男の子 【特徴】黒系のキジトラで可愛い顔立ちの男の子です。兄弟の中では小ぶりで、性格もおっとりさん。マイペースで、ぼやーっとした性格です【笑大きい子のあとをいつもトコトコ追っかけている感じです。でも元気いっぱいです。●【仮名】雪(ゆき)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 ほぼ白・7/16生・女の子 【特徴】ほとんど白で、頭に薄く墨もようの斑があり、大変きれいな女の子です。目が薄いブルーで、片目だけ濃くなってきました。男の子の兄弟に混じって活発に育っています。ちょっとビビリな性格のようですが、はじめだけですぐに慣れると思います。わたしの後ろに知らないうちに来て寝てるような愛らしい子です。[経緯]今年の春先に捨てられたと思われる猫が、日々痩せていくのを見かねた一時保護主さんが保護、里親探しをしようと、保護の2日後に避妊手術予定でしたが、保護翌日に出産してしまいました。獣医の話では、何度も産もうとしていたのを、強い野良猫やカラスの危険が多く産む場所がなくて彷徨っていたのでしょうとのことです。その後わがやでお預かりする運びとなりました。なな猫宅では日々行き場のない猫のお預かり・里親さま募集をしており、この子たちのためにも、一般家庭で少ない数で可愛がっていただけるお宅を探しています。[その他]【健康状態・しつけ】・ウイルス検査 1回目 済【白血病:陰性 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV):陽性】・3種混合ワクチン1回目 済・トイレしつけ 済★猫エイズの陽性反応について★先日、まだ早すぎるけれど一応の目安ということで血液検査を実施しましたところ、猫免疫不全ウイルス感染症:FIV、いわゆる猫エイズが陽性と出てしまいました。でも、エイズという名称のイメージがよくないのであって、猫の場合、実はそんなに怖い病気ではありません。詳しくは下記をごらんください。☆猫エイズなんて怖くない!☆ それでも、やはり多くの方は、できればリスクを避けたいともともとエイズとわかっている猫の里親にはご応募をお考えになると思います。わかります。それはわかりますが、どうぞ、1匹の猫の幸せを一番に考えていただけるのでしたら上記のサイトなどご考慮のうえ、お気軽に応募いただければうれしいです。エイズ発症とエイズ「キャリア」であるということは全然ちがうということなんです。本当は、半年前後にならないと明確なことはいえません。まだ、陰性に転じる可能性もあるからです。それでなな猫ホームでは、子猫たちの免疫力増進につとめ猫エイズ陰転を今後がんばります!【条件】下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。・ご自宅へのお届け。(お届けの都合上、東京近郊の方を希望します)★追記のお願い事項★●まだまだ小さい子猫で、体調急変ということもよくありますので早い時期の譲渡はお留守番時間の短い方を希望します。お留守番の長い方も譲渡時期を相談と言うことでお話し合いをできればと思います。まだ自身もたぶん1歳にもならない若い猫が、捨てられ、妊娠し、幼すぎる母猫がガリガリに痩せたからだで、何とか生き延びてきました。そして、産む場所も見つけられずに彷徨っていた、そんな母から産まれた子猫たちです。現在、保護宅にはほかにもたくさんの保護猫を抱えておりこの赤ちゃんたちのあたたかいおうちを至急探しています。よろしくお願いしますm(_ _)m
2009年10月20日
コメント(0)
また忙しくて更新がお留守でしたがまず、立原道造記念館の展示替えも無事終わり、秋の新展示がオープンしました。オープンしてすぐ、この台風【泣でも、いま足を運ばれますと、展示室を独り占め!【笑どうぞ、文京区弥生の立原道造記念館においでください。秋の展示では、たくさんのすてきなパステル画が展示されています。詳細はまたのちほど書きたいと思います。立原道造記念館は、東大の弥生門という門の真ん前にあります。姉妹館は、すぐ近くの弥生美術館+竹久夢二美術館。そばに「港や」というカフェレストランもあり、絵に疲れた目をおいしいハヤシライスとコーヒーがいやしてくれますよ。さて、猫たちの里親さま募集ですがこの期に及んで、大きな難問にぶち当たってしまいました【泣いまなな猫ホームでは、5匹の猫たちの里親さまを募集しています。白美三毛のあやめちゃん、4歳前後白黒ハチ割れの金太郎、5ヶ月そして、7月16日産まれの3匹の子猫たちです。実はこの子猫たち、里親候補さまのご依頼があって先日、まだ早すぎるけれど一応の目安ということで血液検査を実施しましたところ猫免疫不全ウイルス感染症:FIV、いわゆる猫エイズが陽性と出てしまいました【泣でも、エイズという名称のイメージがよくないのであって、猫の場合、実はそんなに怖い病気ではありません。詳しくは下記をごらんください。 LOVE&PEACE Pray 猫エイズなんて怖くない!それでも、やはり多くの方は、できればリスクを避けたいともともとエイズとわかっている猫の里親にはご応募をお考えになると思います。わかります。それはわかりますが、どうぞ、1匹の猫の幸せを一番に考えていただけるのでしたら上記のサイトなどご考慮のうえ、お気軽に応募いただければうれしいです。エイズ発症とエイズ「キャリア」であるということは全然ちがうということなんです。本当は、半年前後にならないと明確なことはいえません。まだ、陰性に転じる可能性もあるからです。それでなな猫ホームでは、子猫たちの免疫力増進につとめ猫エイズ陰転を今後がんばります!いま、子猫たちは、エイズとは無関係ですがちょっと鼻風邪をひいてしまいその治療と食欲増進に努めています。動物は、鼻がきかないと餌を食べ物と認識できず目の前にごちそうを並べられても食べなくなってしまうんですね。海ちゃん、空ちゃん、雪ちゃんと順に風邪を引いてしまい、順に食べられなくなったので、シリンジといわれる太い注射器に練り練りのフードをつめて無理矢理食べさせるという強制給餌を行ったりしています。これが時間がかかる!口に入れてもげーって出してしまったり【苦笑でも、幸いみんな、もう自分でごはんが食べられるようになってきましたのであとは体力増強で、おくちア~ン、お薬ぽとん!目は白黒、こんな毎日を送っていまして、なにもまとまったことをしていないのに気づいたら夕方が来ているような日々のなな猫です。あまりいい画像がいまないのですが、とりあえず最近の画像をアップします。どうぞ、猫を飼いたいなーと思っておられる皆さん、1匹飼い、犬がいる、というような方にはほぼ問題ありませんのであたたかいご検討をよろしくお願いします! ★里親さまのお問い合わせは、 下記のご説明をごらんになり、お答えいただいたアンケートをコピペのうえ、 海・空・雪に関する譲渡ご説明およびアンケート下記メッセージボックスにご送信をお願いいたします★ なな猫通信メッセージボックス ■■■コメントのお返事■■■迷惑コメント撃退のためコメント制限しているのが自分のコメントさえ載せられないという。。【困】スミマセン、下記にお返事を書かせていただいています。+++++++++++++++++++++++++++++++++シーナさんありがとうございます!パステルの花の絵はがきもっておられるんですね。「街上比興」は、たしか、特に立原道造がこのように読むと規定した文章はないので、館では普通に「がいじょうひきょう」と読んでるんですよ。本当に絵も設計図も、そのような輝きが感じられますね。今回の展示はまさに、そんな立原を【特に絵の面ですが】知ることのできる展示となっています。まだごらんになったことのないパステル画もあるのではないかと思いますよ。
2009年10月08日
コメント(1)
またしばらく放置サイトになっていましたがいつも見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。7月16日生まれのかわいい赤ちゃん3匹、里親さま募集の仕切直しです!●【仮名】海(かい)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 キジトラ・7/16生・男の子 【特徴】茶系のキジトラ、はっきりした顔立ちのハンサムくんです。背中と尾の間のキジトラ模様が切れていて、白いパンツを履いているような模様です。大変元気で活発、よく食べて太ってきています。●【仮名】空(くう)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 キジトラ・7/16生・男の子【特徴】黒系のキジトラで可愛い顔立ちの男の子です。兄弟の中では小ぶりで、性格もおっとりさん。でも元気いっぱいです。 ●【仮名】雪(ゆき)ちゃん 【色柄・生年月日・性別】 ほぼ白・7/16生・女の子【特徴】ほとんど白で、頭に薄く墨もようの斑があり、大変きれいな女の子です。目が薄いブルーで、片目だけ濃くなってきました。《もしかしたらオッドアイになるかもです★でも難聴障害はありません》男の子の兄弟に混じって活発に育っています。 ++++++++++++++++++++++++++++[共通保護経緯]今年の春先に捨てられたと思われる猫が、日々痩せていくのを見かねた一時保護主さんが保護、里親探しをしようと、保護の2日後に避妊手術予定でしたが、保護翌日に出産してしまいました。獣医の話では、何度も産もうとしていたのを、強い野良猫やカラスの危険が多く産む場所がなくて彷徨っていたのでしょうとのことです。その後お預かりする運びとなったなな猫宅では日々行き場のない猫のお預かり・里親さま募集をしており、この子たちのためにも、一般家庭で少ない数で可愛がっていただけるお宅を探しています。[その他]【健康状態・しつけ】・ウイルス検査 小さいので未・3種混合ワクチン1回目を予定中・トイレしつけ 済【条件】下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。・ご自宅へのお届け。(お届けの都合上、東京近郊の方を希望します)・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 ★追記のお願い事項★●まだまだ小さい子猫で、体調急変ということもよくありますので早い時期の譲渡はお留守番時間の短い方を希望します。お留守番の長い方は、譲渡時期を相談ということでお話し合いをできればと思います。まだ自身もたぶん1歳にもならない若い猫が、捨てられ、妊娠し、幼すぎる母猫がガリガリに痩せたからだで、何とか生き延びてきました。そして、産む場所も見つけられずに彷徨っていた、そんな母から産まれた元気な子猫たちです。現在、保護宅にはほかにもたくさんの保護猫を抱えておりこの赤ちゃんたちのあたたかいおうちを至急探しています。いろいろお願い事項は書いていますが、要するに、終生かわいがって飼い続けていただけるかた、この一語に尽きます。関心をもたれた方、どうぞ是非メッセージをお出しください。飼養環境についてうかがうアンケートを送らせていただきます。よろしくお願いしますm(_ _)m★お問い合わせ・里親さん応募の方は、どうぞご遠慮なく、下記よりメッセージでお願いします。お宅のご様子・飼養環境について伺うアンケートをお送りいたします。 なな猫通信メッセージボックス
2009年09月24日
コメント(0)
保護の翌日、産まれてしまいました[苦笑赤ちゃん猫4匹、よろしくお願いします![現在、白い女の子の雪ちゃんはお話続行中です] ※下記体重は8/19に計測。日々大きくなっています(^^;; ●【仮名】陸(りく)ちゃん 【色柄・年齢・性別】 キジトラ・1ヶ月(7/16生)・男の子【体重】420g【特徴】背中に黒が多めの墨汁色のキジトラ白です。好奇心が強く、とても元気な男の子です。小さなからだでトコトコ走り回っています。●【仮名】海(かい)ちゃん 【色柄・年齢・性別】 キジトラ・1ヶ月(7/16生)・男の子【体重】440g【特徴】茶の多いキジトラ白です。背中と尾の間のキジトラ模様が切れていて、白いパンツを履いているような模様です。大変元気で活発、よく食べて太ってきています。●【仮名】空(くう)ちゃん 【色柄・年齢・性別】 キジトラ・1ヶ月(7/16生)・男の子【体重】375g【特徴】きれいなキジ白です。ピンクに黒ポチの鼻がチャームポイントです。一番小さく、兄弟達に押され気味ですが(苦笑)、よく遊び食べていますのでこれから大きくなっていくと思います。●【仮名】雪(ゆき)ちゃん★現在お話進行中につき募集一旦停止★【色柄・年齢・性別】 ほぼ白・1ヶ月(7/16生)・女の子【体重】430g【特徴】ほとんど白で、頭に薄い黒ポチがあります。紅一点にしてきれいな白猫です。体重は2番目に大きく、子猫らしい元気な女の子です。 [経緯]今年の春先に捨てられたと思われる猫が、日々痩せていくのを見かねた一時保護主さんが保護、里親探しをしようと、保護の2日後に避妊手術予定でしたが、保護翌日に4匹出産してしまいました。獣医の話では、何度も産もうとしていたのを、強い野良猫やカラスの危険が多く産む場所がなくて彷徨っていたのでしょうとのことです。母猫のランちゃん(仮名)も、上から見ると一本の線のようにガリガリでしたが保護宅でよく食べ、徐々に元気になってきました。ランちゃんは長期預かりのお宅に移動しました。[その他]【健康状態・しつけ】・ウイルス検査 小さいので未・9月に3種混合ワクチン1回目を予定。・トイレしつけ 済【条件】下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケートと誓約書をお願いします。・ご自宅へのお届け。(お届けの都合上、東京近郊の方を希望します)・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 ★追記のお願い事項★●まだまだ小さい子猫で、体調急変ということもよくありますので早い時期の譲渡はお留守番時間の短い方を希望します。お留守番の長い方は、譲渡時期を相談と言うことでお話し合いをできればと思います。まだ自身もたぶん1歳にもならない若い猫が、捨てられ、妊娠し、幼すぎる母猫がガリガリに痩せたからだで、何とか生き延びてきました。そして、産む場所も見つけられずに彷徨っていた、そんな母から産まれた元気な子猫たちです。現在、保護宅にはほかにもたくさんの保護猫を抱えておりこの赤ちゃんたちのあたたかいおうちを至急探しています。よろしくお願いしますm(_ _)m ●ほか、わたしの保護方針等につきましては下記をご覧ください。 HOME NANANEKO HOME ★★★お問い合わせ・里親さん応募の方は★★★ どうぞご遠慮なく下記よりメッセージでお願いします。 飼養環境について伺うアンケートをお送りいたします。 なな猫通信メッセージボックス ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇★コメントのお返事★迷惑コメントに書き込み制限をかけていますが自分のアドレスもそれに含まれる形になってしまうため、通常のコメント返信ができませんのでここに書かせていただきます。
2009年09月01日
コメント(0)
可愛い2~3ヶ月の3匹、みんな元気な男の子です。●【仮名】金太郎 【色柄・年齢・性別】 白黒・2~3ヶ月・男の子【特徴】きれいに色の分かれた、乳牛のような白黒ハチワレです。ものすごく魅力的なツンデレです♪甘えたくないのかなと思っていると、知らないうちにそばに来てそばで寝てたりします。里親さんちに行ってからも、たぶん当初は隠れたり、慣れない雰囲気を出すかもしれませんが ある日気づいたら、黙って甘えてるタイプです♪そのときにはもう、あんまりかわいくてこの子が離せなくなっていると思います。ずっと、ほかの2匹と一緒にいたので、母猫に甘えるようにその子たちに甘えて 相手も赤ん坊なのに、その子たちの毛をもみながらチューチュー吸います。すごく良く食べるので、ほかの子たちの中で一番太っていて ちょっと笑える体系でしたが、いま伸びてきてちょうどよいバランスになっています。すごく活発で動きも大きく、飛んだり跳ねたりがすごいのですが、意外とドジで落ちたりしています。ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。●【仮名】光 【色柄・年齢・性別】 キジトラ・2~3ヶ月・男の子【特徴】ちょっとグレーがかったキジトラで、お顔がものすごい美形。一目見ていただければわかると思います。必ず美男子のキジトラに成長するはずです【笑大きな大きなオメメにピンクのお鼻がキュートで、リスかモモンガみたいです。すごい甘えん坊で、遠くからでもわたしに気づくと ぱーっと飛んできて、顔を触り、口にチュッチュしようとします♪やさしい性格で、金太郎に首筋とかを吸われてもおとなしく吸わせてあげたりしています【笑ほかの猫も大好き。 うちの大人猫たちに可愛がられて育っています。 先住猫ちゃんがいてもオッケーです。●【仮名】しろまる 【色柄・年齢・性別】 白・2~3ヶ月・男の子【特徴】全身白ですが、頭の上にちょっとだけ薄い茶色があり、大きくなるにつれ、この模様がはっきりしてきました。黒いオメメに真っ白な毛色で、少し長毛がかかっており 顔も丸顔で、チンチラがちょっとかかっているように思います。この子も、金太郎におとなしく毛を吸わせるやさしい子で 甘え方もやさしく、控えめながら、顔を触ってきたりして あんまりかわいくて、思わず抱きしめてしまいます。小さな顔で、じーっと下からわたしの顔を見つめたりします。顔を覆われて甘えるのがすきで、わたしの手の中に自分から顔を埋めてきます。活発で遊び好き。 ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。[経緯]3匹の中で、金太郎だけ某センターからの引き出しで、処分間近のところを保護されました。光としろまるは某お宅の自家繁殖の猫で、その家では親猫に避妊去勢もせず 産まれたら生きたまま土に埋めていました。一次保護ボランティアがすんでのところでレスキュー、 検便など保護処置を済ませ、わが家でお預かりする運びとなりました。わが家では随時たくさんの保護猫をお預かりして、里親様を捜す活動をしています。この子たちを幸せに送り出すことができれば、また家のない猫を一匹預かることが出来ます。【健康状態・しつけ】・検診済み・ノミダニ駆除・駆虫済み・3種混合ワクチン1回目済み・去勢避妊は小さいので未・トイレのしつけ済み【条件】 下記の点をお願いしています。・完全室内飼育。・飼養環境等についてのアンケート、誓約書。・ご自宅へのお届け。・東京近郊の方(お届けの都合上)。・定期的な写真などでのご報告。・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 費用については、アンケートご送付の際にお話合いさせていただきます。 ★追記のお願い事項★●まだまだ小さい子猫で、体調急変ということもよくありますので あまりお留守番時間の長い方はご遠慮いただいています。 ●ほか、わたしの保護方針等につきましては下記をご覧ください。 HOME NANANEKO HOME 金ちゃんは、保健所からの引き出し、光としろまるは生き埋め寸前の保護です。 3匹とも、放置すれば殺されるはずの命でした。 幸せにしてあげたい、本当にそう願っています。 この子たちにとって最善のお宅のご応募をお待ちしています。 きっとこの子たちも、小さなからだいっぱいの愛情で里親さんを幸せにしてくれると思います。 ★里親様のお問い合せは、下記にどうぞ★ なな猫通信メッセージボックス ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇★コメントのお返事★迷惑コメントに書き込み制限をかけていますが自分のアドレスもそれに含まれる形になってしまうため、通常のコメント返信ができませんのでここに書かせていただきます。★izutaroさん そうなんです。驚くばかりですが、地方にはまだまだこの手の人がいるんですよね。ボランティアが指導させていただいていますが今回はとにかく保護を先決に行動されました。いつも応援ありがとうございます!
2009年08月13日
コメント(3)
先日の静岡の猫虐待犯に関する署名の結果ですがテイルズさんのほうからご連絡いただきましたので、取り急ぎ下記ご報告いたします。☆署名用紙1201枚 ☆ご署名人数 5273名 ☆郵送337通、1047枚、4556名 ☆手渡し等、61枚、252名 ☆299mail、93枚分、465名 (含FAX数、約50枚) (含Air mail約5通) このなな猫通信を通じて事件を知り、ご署名をお送りいただいた方もいらっしゃったかと思います。ご協力本当にありがとうございました。今後の進展につきまして、また詳細がわかり次第ご報告させていただきます。
2009年08月02日
コメント(0)
こういったことに遭う可能性をわたしたちは常に恐れながら、 かわいいかわいい子たちを 信じて選ばせていただいたはずの里親さまに送り出しています。 下記、そちらのサイトからの一部転載です【状況説明のみ】。 ++++++++++++++++++ 2匹ともに蚤がわき、子猫の顔面は腫れあがり、赤い目、皮膚の黒い斑点、怯えぐったりした様子から家庭内事故とは考えにくく、獣医師の意見を仰ぐこととなりました。死亡猫の死因は内臓をはじめとする全身の毛細血管損傷によるものと診断されました。 子猫は血液検査等により解毒剤を投与されました。 ******************* ★下記が携帯署名のURL【テイルズ宛】です。 けっこう携帯から見ている方のほうが、いま多いんでしょうか?と思いまして。 「藤枝・猫虐待事件」について厳正かつ適切な処分を求める署名 ★検察庁に直に送る場合は 静岡県静岡市葵区追手町9番45号 静岡地方検察庁 糟屋副検事様宛 締め切りが早まりました。 22日必着でお願いします。 こういう署名の輪がひろがると、 その犯人をどう持っていけるかだけでなく そういう事例があるんだ、という事実を世に知らしめることにもなりますね。 虐待とは違いますが、いまちょっと林芙美子の『放浪記』を読んでて その中に、朝鮮牛の足を起重機で吊って、牛が哀れな鳴き声を出す、それを母が「むごかのう」という場面があって そんなの読んだだけでわたし、胸つぶれる思いなんですけど、 そういうの、いまだったらたちまち問題でしょう。 昭和の初期は、こんなの普通だったんでしょう。 なにが言いたいかというと【笑 世間の常識、ひとの認識って、変わるってことなんです。 もちろん、変えていった人たちがいたんですよね。 日本動物愛護協会の人たちとか【笑 動物をきらいな方でも、むやみに命を殺傷することには眉をひそめるはず。 そんな一般の常識人の認識をも、少しずつでも変えていきたいですね。 こうした、ちっちゃいちっちゃい命の殺傷を 決して許さない人たちがいるんだ、ということを。
2009年07月18日
コメント(1)
もうすぐ8万アクセスを超えるなーと思っている間にゴタゴタしてしまい気づいたら既に、8万飛んで468アクセスになっていましたこんなワタシの繰り言サイトに、ほぼ毎日見に来てくださる方もおられ皆様、本当に本当にありがとうございます!改めてお礼申し上げます。どうぞこれからも、なにを言いたいのかわからない拙いサイトですが(^^;)よろしくお願いいたしますー。さて、8万アクセス突破記念というわけではないのですがしばらく前にうちに来た3美子猫、ようやく里親さん募集開始しました。どうぞ下記詳細をご覧くださり、お気持の動かれた方、トップページ左覧のメッセージをクリックしてください。よろしくお願いします。タイトルは「飼い主を必ず幸せにしてくれる美子猫」です●【仮名】金太郎 《いかにもマサカリを担いでそうなので 笑》 【色柄・年齢・性別】 白黒・約2ヶ月・男の子 【体重】1200g 【特徴】 きれいに色の分かれた、乳牛のような白黒ハチワレです。 ものすごく魅力的なツンデレです♪ うちに来た当初、赤ん坊のくせになんだか知らん顔をしていたのですが《金ちゃんが》 慣れるにつれ大胆になり、知らないうちに傍で寝てたりして 甘えてニャーニャー声を出すようになりました。 里親さんちに行ってからも、たぶん当初は隠れたり、慣れない雰囲気を出すかもしれませんが ある日気づいたら、黙って甘えてるタイプです♪ そのときにはもう、あんまりかわいくてこの子が離せなくなっていると思います。 ずっと、ほかの2匹と一緒にいたので、母猫に甘えるようにその子たちに甘えて 相手も赤ん坊なのに、その子たちの毛をもみながらチューチュー吸います。 すごく良く食べるので、ほかの子たちの中で一番太っていて ちょっと笑える体系でしたが、いまはすこーし伸びてきたので ちょうどよいバランスになっています。 すごく活発で動きも大きく、飛んだり跳ねたりがすごいです。 ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。 【保護経緯】 3匹の中で、この子だけ某センターからの引き出しです。 6匹兄弟のうち、この子ともう一匹のキジトラがうちに来ましたが そのキジトラちゃんはすぐに里親さんが決まりました。 ●【仮名】光 《「ひかる」です。うちの「ひかり」にそっくりの美形なので》 【色柄・年齢・性別】 キジトラ・約2ヶ月・男の子 【体重】950g 【特徴】 ちょっとグレーがかったキジトラです。 お顔がものすごい美形。 必ず美男子のキジトラに成長するはずです【笑 大きな大きなオメメにピンクのお鼻がキュートで、リスかモモンガみたいです。 すごい甘えん坊で、遠くからでもわたしに気づくと ぱーっと飛んできて、顔を触り、口にチュッチュしようとします♪ やさしい性格で、金太郎に首筋とかを吸われても おとなしく吸わせてあげたりしています【笑 ほかの猫も大好き。 うちの大人猫たちに可愛がられて育っています。 先住猫ちゃんがいてもオッケーです。 ●【仮名】しろまる 《前に預かった論丸という子に似ているので》 【色柄・年齢・性別】 白・約2ヶ月・男の子 【体重】950g 【特徴】 全身白ですが、頭の上にちょっとだけ薄い茶色があります。 黒いオメメに真っ白な毛色で、少し長毛がかかっており 顔も丸顔で、チンチラがちょっとかかっているように思います。 この子も、金太郎におとなしく毛を吸わせるやさしい子で 甘え方もやさしく、控えめながら、顔を触ってきたりして あんまりかわいくて、思わず抱きしめてしまいます。 小さな顔で、じーっと下からわたしの顔を見つめたりします。 活発で遊び好き。 ほかの猫も大好き。先住猫ちゃんがいてもオッケーです。 【光としろまる・共通保護経緯】 某お宅の自家繁殖の猫で、その家では親猫に避妊去勢もせず 産まれたら生きたまま土に埋めていました。 一次保護ボランティアがすんでのところでレスキュー、 検便など保護処置を済ませ、わが家でお預かりする運びとなりました。 **************************** 【健康状態・しつけ】 ・検診済み ・ノミダニ駆除・駆虫済み ・3種混合ワクチン1回目済み ・去勢避妊は小さいので未 ・トイレのしつけ済み 【条件】 下記の点をお願いしています。 ・完全室内飼育。 ・飼養環境等についてのアンケート、誓約書。 ・ご自宅へのお届け。 ・東京近郊の方(お届けの都合上)。 ・定期的な写真などでのご報告。 ・ワクチン等、保護時の費用負担をお気持ちでお願いしております。 費用については、アンケートご送付の際にお話合いさせていただきます。 ★追記のお願い事項★ ●まだまだ小さい子猫で、体調急変ということもよくありますので お留守番時間の長い方はご遠慮いただいています。 とても仲のよい3匹ですので、できるだけ、せめてどの子か2匹一緒の譲渡を希望しています。 ●全ての子に、駆虫をしています。 ドロンタール、フロントラインをし、数週間後検便、そしてレボリューション。 (注:ドロンタール(お腹の虫の殺虫薬)フロントライン(ノミダニ駆虫)レボリューション(回虫、ノミダニ)) しかし、一度では、すべての虫は落ちません。検便をしても、仔猫の為卵が残っている事もあります。 回虫は色々な種類がいます、ノミを媒介しての回虫もいます。 駆虫、1か月後、再度の駆虫が必要です。(卵だったものがかえる為) 月1回、3か月(3回)ほど駆虫をすると確実です。一度落ちても次の卵がかえる事もあります。 検便につきまして、直腸の検便と、排便したものを検査する検便があります。 他の保護さんでも一般的に検便と言いましても、どちらの検便をしているか確認の必要があります。 直腸の検便のみですと検出されない回虫もいます。 排便して新しいものを医療機関へ持ち込む検査をする事をお勧めします。 こちらでは、排便と、直腸の検便両方行っております。 以上ご理解いただきまして、譲渡後も引き続き受診をし、検便、などをされる事をお勧めします。 ★金ちゃんは、保健所からの引き出し、光としろまるは生き埋め寸前の保護です。 3匹とも、放置すれば殺されるはずの命でした。 幸せにしてあげたい、本当にそう願っています。 この子たちにとって最善のお宅のご応募をお待ちしています。 きっとこの子たちも、小さなからだいっぱいの愛情で 里親さんを幸せにしてくれると思います。
2009年07月10日
コメント(0)
ノンナとニルスに里親さん決定しました!それも、二匹一緒に迎えてくださることになり兄妹で離ればなれにならないでこの先ずっと暮らせることになりました!とても可愛かった2匹の兄妹、本当によかったです。こんなにして、うちの新之介にもなついてましたけど【笑 これで、黒猫のピーターと併せ3匹の里親さん募集を終了させていただきます。応援、本当にありがとうございました。いま、ピーターは、しゅんたろうという名前をいただきやっぱり黒のお兄さんお姉さんとともに幸せに暮らしています。ノンナとニルスも、こむぎ・あさひという新しい名前をつけてもらってこれから幸せな飼い猫として生きていくことが出来ます。思えばこの3匹、某市役所脇にダンボール箱に入れられて捨てられていました。普通なら即刻保健所行き、数日のうちに殺処分というところでしたが運良く保護され、動物保護ボランティアのもとで大切にケアされてわが家にお預かりの運びとなりました。うちでは、大きな兄ちゃん姉ちゃんたちに可愛がられ、躾られたりして【笑あっと言う間に里親さんが決まり、お届けの運びとなりました。それぞれの里親さんは、こちらの条件も快くご承諾されこれから動物を飼うことの大変さもすべて受け入れてくださった上での喜びの譲渡となりました。本当にありがとうございました。どうぞ、かわいい3匹をよろしくお願いいたします。しゅんたろう、あさひ、こむぎ、幸せになるんだよ! さて、なな猫HOMEでは休む間もなくもう次の保護猫たちが来ています(^^;)今度も、とびきりカワイイ子猫たち♪まだ募集記事を作成できていないのでとりあえず画像だけ、いち早くご覧ください。 仮名が決まりました。●頭の上だけ茶のある白い半長毛:しろまる●白黒ハチワレ:金太郎●キジトラ:光《ひかる》みんな男の子です。あんまりかわいくて、なな猫、食べそうです(爆詳しい募集データは、また後ほど載せたいと思います。この時点で、もしもお気持の動かれた方、トップページの左下にメッセージ覧がありますので、お問い合せ下さい。飼養環境について伺うアンケートをお送りいたします。
2009年06月30日
コメント(0)
あやめちゃんが保護されて、半年以上が経ちましたがいまだ里親さんが決まりません。大人といっても、3~4歳はまだまだ若く、元気できれいです。猫に慣れた里親さまのお問い合せをお待ちしています! こちらは正真正銘、子猫のノンナとニルス。現在お見合い進行中。子猫は決まるのが早いですね(^^;)成猫をなつかせる醍醐味こそ、真の猫飼いだと思うのですが(-_-)
2009年06月18日
コメント(1)
全413件 (413件中 1-50件目)