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『ペルセポリス(マルジャン・サトラピ / ヴァンサン・パロノー)』は、あまりマスコミで取り上げられておらず、ひっそりと公開されているという印象です。
話は変わりますが、今中日新聞で毎週木曜日の夕刊に、映画紹介のぺーじがあります。その、1月10日に、かの映画評論家森卓也氏が「ペルセポリス」を取り上げていました。私の好きな映画評論家の一人である森氏は、自身が評価しない作品は取り上げないのですね(これは、私の思いですが)。
そして、その、森さんが取り上げたのですから、見たくなります。
なお、この欄にとりあげられるまで、「ペルセポリス」を知りませんでした。ふがいないことです。
『ペルセポリス』 です。「ペルセポリス」とはギリシャ語で、「都市」という意味。
イランの現代を背景に、主人公(マルジャン)のイランの少女の子供時代から青年時代までの話。というより、イスラム革命が起き、王政時代より、より市民は不自由になり、そしてイラクとの戦争へ・・・、という中で、普通の家族はどう生きているかを描いている。
第二次世界大戦時の日本の家庭を描いても同じように描かれていることがあるが、それと同様に思う。
古今、洋の東西を問わず、人は同じように感じ同じように考え生きているということだ。ただ、自分が生まれた国や時代によって、様々な生き方をしてきたということなのだが、人の根本は変わらないと、言うことを改めて考えることが出来る。
マルジャンの祖母の言葉「いつも公明正大を忘れずに・・・」が、心に残る。
そして、オルリー空港のシーンが心に沁みる。
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