柳居子徒然

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2024.05.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 先日 奥さんと思しき女性を伴った日本語の判らない客人は、韓国からお越しだった。

 店に入って来るなり 予め打ち込んだスマホの画面 日本語文を見せられた。
『五か月前 このお店に来たのですが、カード決済が出来ず 妻と二人で 四千円の請求に二千七百円しか有りませんでした。マネーチェンジをするのに時間も無く 如何しようと思ったら 貴方は ディスカウントはしないが。又日本に来る機会が有れば その時払って貰ったら良いよ 利息は取らないと仰いました。千三百円 絶対お払いに行かねばと思いつつ 今日やっと来る事が出来ました』という文だった。


五か月前に その様な事 有ったかなとおぼろげな記憶 会話の中で留学生と判れば学生証見せて貰って 学割 学割 と言うと喜ぶし、金が足りないと言われ 有金だけで良いと言うと、仕事の安売り矜持が許さない。 逆に 髭の滅法濃い客人には『日本人の顔剃りより二倍の時間が掛った』と言うと 殆どが チップを置いて握手を求められる。基準となる料金は決まっているのだが 頭刈る人 髭剃る人 千差万別 基準を設ける事が難しいと思うのだ。

 千三百円にプレッシャーを感じた 客人は 二度目の顔剃りの費用四千円+千三百円 合計五千三百円を恭しく手渡してくれた。

五月になってから 既に三十二人 海を越えて 日本の京都の二階に在る腰の曲がった爺さんの元に朱印帳にメッセージを書きにやって来る。仕事を介しては有るが おもてなし親善大使の役も果たしていると思う







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Last updated  2024.05.18 10:17:31
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