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カテゴリ: 子供の事

12月25日に3025グラムの男の子を無事出産しました

人生で一番すごい事、それは出産だと改めて思いました

出産したら忙しくなると思ってたけど、眠る時間もなくてブログもなかなかアップできず

この1週間前の検診で赤ちゃんの位置があまり変わってないと言われて子宮口を柔らかくする薬を注入された

もし、それでも産まれなければ促進剤を使って12月29日に出産させると言う事になった

42Wになると羊水が濁ってきたり赤ちゃんに悪いのは分かるけど、子供の誕生日を薬で左右されたくない

クリスマス前夜、なぜか朝まで一睡もできませんでした

なんだろう?出産と関係あるのかな・・・?

翌日の朝、おしるしがあってそして夜の10時頃から陣痛が

初産の陣痛は30分間隔でくると言うけど、その時の痛みの感覚は15分、5分、5分、30分と言う感じで間隔がバラバラ

だから陣痛とは思わずに前駆陣痛だと思ってた

その割りには腰まで突き抜けるような痛み

もしかして陣痛?

あまりの痛さにベットから出て、ヒーターの前にうずくまった

携帯を握り締めて時間を計るといつのまにか5分間隔になってた

病院に行った方がいいかも・・・

でも陣痛じゃなかったらどうしよう・・・

そんな感じで何度も陣痛の間隔を確認した

5分間隔の痛みは1時間続いた

やっと親を起こす気になった

10時に痛み始めて1時に5分間隔っておかしいと親に言われたけど破水したら大変なのですぐに病院に行った

病院に着くと不思議な事に痛みをあまり感じなくなった

ますます違ったらどうしよう・・・と不安に

その時の私は受付の人に「受付できますか?」と聞かれた時全然余裕で受付ができる状態だったんだけど、一応深夜に陣痛で駆け込んでるので親に書いてもらった

内診室に入る頃には痛みはほとんどなくなってた

だから助産師さんはケロッとしてる初産の私を見て「これはまだまだかかるな」と思ったそう

ところが、内診したらかなりお産が進んでた

子宮口全開が10cmのところ、5cmまで開いてたのでそのまま入院する事に

早ければ朝、遅くても昼には産まれると言われた

分娩監視装置を付けられて、グラフを見た助産師さんに「今、すごく痛いでしょ?」と言われた

「いえ、そんなでも・・・なぜかここに来て痛みが軽くなった」と言うと

「そう言う人けっこういるのよ、病院に着いて安心するからだと思う」と

そうこうしてるうちに3時、4時と時間が経った

「このグラフを見てると痛くないはずがないんだけど、あなたを見てる限りまだもう少し時間がかかりそうね」と笑って話す私に言った

さすがに病院に行ってから5時間ほど経つとかなり痛くなってきた

出血があったので見てもらうと、もう分娩室に入った方がいいとの事

2日間、睡眠を取ってなかったので点滴と酸素マスクを付けられた

陣痛が来るといきんでと言われる

それが一番痛くて、陣痛が来るのが嫌だった

私のイメージではお産て、焼いたボーリングの球を入れられた感じとか、トラックに引かれた感じとか聞くので、赤ちゃんが産道を通る時の痛みがすごいのかと思ってた

実際はそうじゃなくてお腹から産道をズドンと激痛が走る痛みだった

ただ、面白い事に初産ではそう感じても、2度目の出産では痛みを感じるところも違って、産道が広がってるので、最初に言ったように赤ちゃんが出る時に痛みを感じるらしい

まだ「大丈夫ですか?」と声をかけられても「大丈夫です」と答える余裕もあった

普通お産て、叫んで産むものだけど私は叫ばないんじゃないか・・・なんて考えたりもした

ただ、2時間を過ぎた頃段々余裕が無くなってきた

自分の中では2時間ぐらいで産まれるって思ってたので、それ以上になると辛くなってきた

自分では全力でいきんでるつもりでも、いきむ場所がつかめない

どうしても赤ちゃんが出てくる所に力が入ってしまう

何度も「そこじゃなくてウンチのとこに力入れて!」と言われた

助産婦さんが分娩監視装置のグラフを見て「陣痛が弱くなってきてるね」「促進剤を投与しますね」と

しばらくすると痛みが強くなってきた

後から聞いたんだけど、私が寝ないで出産したから体力がなくなったらしい

睡眠を取って出産すればもっと早く産まれてたらしい

段々意識がもうろうとしてきて、陣痛がない時は眠りに落ちるような感じになった

今思うとあの痛みの中で寝れるはずがないので、意識が遠のいてたんだなーって・・・

室温は最初と変わらないはずなのに、暑くて「暑い・・・暑い・・・」と言ってた

3時間ほど経つと、赤ちゃんの袋が見えてきたとの事

ただ、私がいきみを1度でやめてしまうから赤ちゃんがまた戻ってしまうと言われた

別の助産師が来て「こんなレベルじゃ駄目よ、もっと強くして」と促進剤の投与を上げた

もうろうとしながらも、陣痛がさらに痛くなるのが分かって、これ以上やめて・・・と心の中で思った

時々「しっかりして!!」と助産師に言われ、事前に頭に入れた呼吸法も目茶苦茶で、助産師に「吸って!!」と言われても吸う事もできない

赤ちゃんがあと少しで産まれそうになったので先生がやってきた

もう、赤ちゃんが出れるんだ・・・やっと痛みから解放される・・・

先生は「私達も手伝いますからね、吸引しますよ」と

吸引・・・?自分じゃ産めないのか・・・?

こんなにいきんでるのに?

もうなんでもいいから早くしてくれ

そんな感じだった

体も思い通りにいかなくなって、いきんだ後、口が痙攣したようにガクガクなって口を閉じる事もできなくなった

吸引だけならまだしも、70kgぐらいある体格のいい助産師が私のお腹の上に乗ってきた

苦しくて叫び声を上げたけど1度じゃ産まれなかった

産まれる寸前なのにまだみぞおちの下辺りに赤ちゃんの足がバタバタ動くのを感じた

産まれる直前にいきむと赤ちゃんに酸素がいかなくなって、自分の産道も裂けてしまう

浅い呼吸をするのは分かってても止める事ができなかった

また助産師が私のお腹の上に乗った時に赤ちゃんの頭が出てきた

羊水を飲んだのか、産声がガラガラしてたけど取り合えず泣き声が聞こえたのでホッとした

よく出産て、もう子供なんていらないと思っても我が子を見た瞬間に出産の痛みなんて忘れるとか言う

でも私は2度とこの苦しみを味わいたくない

そんな感じだった

赤ちゃんを見た時も感動して涙が出るのかな?とか思ってたけど実際は感動を味わう余裕なんてなく、やっと終わった・・・そんな感じだった

えいんの切開はやってたけど、結局お腹に乗られたり呼吸ができなかったりで、かなり裂けたらしい

後から聞いた話では、時間がかかったのは私の体力がなくなったのもあるけど、ヘソの緒が赤ちゃんの首に巻きついてた為になかなか赤ちゃんが産まれなかったらしい

画像 004.jpg






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最終更新日  2009年01月05日 15時35分35秒
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