なまらチョベリグ

７４歳の挑戦

先日、祖母に 「ばーちゃんも携帯を買ってみたら！」と言ってみた。 ばば；「私なんかに無理だよ～。」 私；「今は、老人向けの簡単なやつあるから！」 ばば；「私に、使いこなせるわけないべさ！」 なんだかんだ、祖母は興味を持ったようで、私はDOCOMOへ連れて行く。 最初は、電話だけでのでいいと言っていた祖母。 次第にエスカレートして、メールもしたい、カメラも写したいと言って 結構高度な携帯を購入した。 いっちょ前に、FOMAのです。 そして、家でひたすら質問攻めです。 祖母；「なお～どうやって電話掛けるの？」 祖母；「なお～どうやって充電するの？」 とりあえず、電話掛けられるようになったみたいだ。 モンダイなのは、メール。 祖母にとって、何もかも未知だ。 当然、PCも使わないので 文節とか、変換だとか我々にとっては基礎の基礎でも 彼女にとっては、ちんぷんかんぷん。 ちなみに祖母は、小学校中退です（笑）それでも、メールの楽しさを知ってもらうために 何度も教えてあげる。 電話帳に彼女の電話、メールする相手はだいたい入れてあげたので まずは、電話帳を開くように促す。 私；「ばぁちゃん、電話帳出してみ！」 祖母、おもむろにリアルな電話帳を取りに行こうとする。 私；「ばぁちゃん！電話帳って本物じゃなくて携帯の中に 入れてある電話帳だよ！こんなことを永遠と繰り返し 母と私の指導の甲斐あってか、購入２日目の今日 何とか、メールをうてるようになった。 んで、朝起きたらこんなメールが届いてた。 『もうだめだ』 えぇーーーー！！！！！！ 母のところにも、メール。 『もうやめただめだ』 えーーーーーー笑 私；「どしたの？メールうまくいかない？」 と返信した。 レスポンスなし。 こりゃ、時間がかかりそうだ。 でも、「もうだめだ」と言いつつ、 説明書を片手に寝る祖母。 74歳にして果敢に取り組む姿に ちょっと胸を打たれました。