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闘病中とは書きましたが、1本だけ歯が折れて部分入れ歯にしたところが、歯茎の癌になってしまってました。
悪い事に傷みが全く無いタイプで、口内炎より軽いと思っていた、自分でも触らなければ分からない程度の大きさの出来物。
それが既に、歯茎から顎骨に転移した癌でした。
傷みが全く無い事から、当初は掛かりつけ医も歯科含めて全くその可能性を否定し、様子見と。
ただ、おそらく歯科医の先生は翌月にも様子見の結果を伝えに来ると思われていたのではと感じます。
半年ほど経過して、未だに痛みが無く、別の歯の詰め物が取れて予約を取って来院した時、これは1度総合病院を受診してと紹介状をくれました。
私自身もこの時、癌でしかも悪いケースっぽい。
そう思いましたが、痛みが全く無いのです。
癌ではないと信じたくて色々な状況証拠を見てさえ癌でない可能性も未だある。
そう信じ込んで、いえ信じたくていました。
まぁ生検の結果は癌でPET CTを撮っても治療方針が変わらない時点で、ほぼ癌確定な訳ですが。
ともあれ手術直前まで癌でない可能性にしがみつき、そのあまりに主治医の名前を聞き間違えたり色々してしまいました。
でも、予想通りの結果として、下の歯ほぼ全てと下顎の骨を失い、噛む事がほぼできなくなった上に顎骨は家で言えば基礎に当たり、それが無いので入れ歯すら数本分しか作れない上に前歯は飾り。
結果、私はムース食か水分摂取しかできません。
入れ歯を活用すればベーコンでも噛めますが、唾液を助け箇所も癌転移を忌避してほぼ全部取り除いて
います。
足から取った血が流れ続けている=血管として生きている血管を含む肉(脂肪等全部)を歯茎周りと言うより顔の右下半分を取り出したところに入れている状態です。
(血管に血が通らない状況では移植した箇所が腐ります。なので血管を生かしたまま取り出して患部に埋める作業が行われています。)
素晴らしい医学とその担い手のスーパードクター達のお陰で命拾いしたと信じています。
が、それと食べたいものも食べられない、或いは食べるのに手術前の60倍以上の時間が掛かる状態は、まぁ、何度か死にたくなりました。
と言うか、睡眠障害も酷くて法的限界の量の睡眠薬を日付が変わる前に服用しても、夜中の4時かかそこらまで眠れず、起きるのは早くて8:20過ぎか9:30頃。
普通は起床が午後になる状態です。
その辺も考慮して現状を鑑みるに、保険診療でも一応補綴は可能な筈なのに、数本残った周囲に数本もあるかないかの入れ歯を足して終わり。
補綴の話はこちらから振っても情報すらくれない。
これは、補綴できない症状かもしれませんし、今夜はもういつ終わっても良いかとウイスキーの緑茶割りを飲みました。
(因みに癌(元)患者にアルコールはタブーだと思います)
手術前、せめてマクドのダブルチーズバーガーすら食べられない身体になったら、なるべく人に迷惑を掛けない方法を探して終わろう。と決めていました。
今日飲酒したのは第一歩で、単純にダブルチーズバーガーを食べたくて口内や喉相当箇所に詰まらせて終わり、この形が一番良いと考えています、冬から。
実際、命を懸けても食べたいものもあるので。
それくらい、食べられないのは拷問です。
なので、このブログをご覧になっている方々に1つ言葉を贈ります。
『2週間続く口内炎は癌を疑え』
敵は痛みと言うセンサーを掻い潜って転移します。
また、歯周病菌は心臓や脳、アルツハイマー等の様々な病気を呼びますから、口腔ケアは平均寿命延びれば延びるほど重要です。
健康な皆さんの口内健康へのご健闘をお祈りします。