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★ガマズミ 千本松地区でガマズミが咲いていました。ガマズミはスイカズラ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に生える落葉低木で、高さ2~4mになります。花は径5mmくらいで白色です。開花時期は5~6月です。果実は長さ6~6.5mmのやや扁平な卵状楕円形です。9~10月に赤く熟し、霜が降りる頃になると、甘酸っぱくなり、食べられます。和名は鎌酸実(がまずみ)で、材が強いので鎌の柄などに使われ、酸っぱい実という意味です。
2013年06月14日
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★シソバタツナミソウ 中塩原地区でシソバタツナミソウが咲いていました。シソバタツナミソウはシソ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地に生える多年草で、高さ5~15cmになります。花は長さ2cmくらいの唇形です。開花時期は6~7月です。和名は紫蘇葉立浪草(しそばたつなみそう)で、葉がシソに似ているタツナミソウという意味です。タツナミソウは花の咲くようすを、打寄せる波に見立てた名前です。
2013年06月12日
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★イワガラミ 千本松地区でイワガラミが咲いていました。イワガラミはユキノシタ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地に生える落葉つる性植物です。花は長さ1.5~3.5cm(装飾花)で白色です。開花時期は5~7月です。和名は岩絡み(いわがらみ)で、茎から気根(植物の地上部から生じて空気中に現れている根)をだして樹の幹や岩に絡みつくことに由来します。
2013年06月11日
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★スイカズラ 千本松地区でスイカズラが咲いていました。スイカズラはスイカズラ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野や道ばたに生えるツル性の植物です。花は長さ3~4.5cmの筒形でです。はじめ白色ですが、のちに黄色になります。液果は径5~6mmの球形で、黒く熟します。葉や茎、花は薬用や染料にします。開花時期は5~6月です。和名は吸葛(すいかずら)で、管状になった花を引き抜き、管の細いほうを口に含んで静かに吸うと、良い香りがあって、花の蜜は甘い味がすることに由来します。 別名はキンギンカで、はじめ白色の花がだんだんと黄色になり、黄色と白色の花が混じって咲くように見えることに由来します。
2013年06月10日
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★コウゾリナ 那須野が原公園でコウゾリナが咲いていました。コウゾリナはキク科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に生える越年草で、高さ25~100cmになります。花は径20~25mmくらいで黄色です。開花時期は5~10月です。和名は髪剃菜(こうぞりな)で、茎や葉に剛毛があり、触るとカミソリにさわったようにぞりぞりとした感じがし、痛いのでついた名前です。
2013年06月05日
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★オオヤマフスマ 井口地区でオオヤマフスマが咲いていました。オオヤマフスマはナデシコ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に生える多年草で、高さ10~20cmになります。花は径10mmくらいの白色です。開花時期は6~8月です。和名は大山衾(おおやまふすま)で、山に生える、花のやや大きい衾(ノミノフスマ)という意味です。花の白さを「大雪の雪」にたとえた名前とも言われています。
2013年06月02日
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★ヒメウツギ 関谷地区でヒメウツギが咲いていました。ヒメウツギはユコノシタ科の植物で本州(関東地方以西)、四国、九州に分布します。山地の岩の上などに生える落葉低木で、高さ1~1.5mになります。花は径1~1.5cmで白色です。開花時期は5~6月です。和名は姫空木(ひめうつぎ)で、小型のウツギとい意味です。ウツギは茎が中空であることに由来します。
2013年05月30日
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★ギンリョウソウ 上横林地区でギンリョウソウが咲いていました。ギンリョウソウはイチヤクソウ科の植物で日本全土に分布します。山地のやや湿り気のある腐植土の上に生える多年草で、高さは8~20cmになります。緑色の葉や茎を持たず、必要な養分は根に共生する菌類からもらいます。開花時期は4~8月です。和名は銀竜草(ぎんりょうそう)で、花が下を向き、うろこ状の葉に包まれた全体の姿を、首を持ち上げた銀色の竜に見立てたものです。
2013年05月29日
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★チゴユリ 井口地区でチゴユリが咲いていました。チゴユリはユリ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地のやや明るい林内に生える多年草で、茎は高さ15~30cmになります。花は径1.5cmくらいで白色です。和名は稚児百合(ちごゆり)で、かれんで小形の花のようすに由来します。
2013年05月28日
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★コンロンソウ 遅野沢地区でコンロンソウが咲いていました。コンロンソウはアブラナ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地や谷川沿いの半日陰の湿り気のあるところに生える多年草で、茎は高さ20~70cmになります。花は径7~10mmで白色です。開花時期は4~7月です。和名は崑崙草(こんろんそう)で、花の白さを中国の崑崙山の雪にたとえたものといわれています。
2013年05月27日
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★ミミナグサ 井口地区でミミナグサが咲いていました。ミミナグサはナデシコ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。道ばたや畑に生える1年草で、高さ15~30cmになります。花は小さく白色です。開花時期は4~6月です。和名は耳菜草(みみなぐさ)で、葉がネズミの耳に似ていて、若いときには食べられることに由来します。
2013年05月26日
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★トウゴクミツバツツジ 遅野沢地区でトウゴクミツバツツジが咲いていました。トウゴクミツバツツジはツツジ科の植物で本州(宮城県~鈴鹿山脈)に分布します。山地に多く生える落葉低木で、高さ2~3mになります。花は径3~4cmで紅紫色です。開花時期は4~6月です。和名は東国三葉躑躅(とうごくみつばつつじ)です。ミツバツツジの一種で、関東、中部地方に多いのでこの名があります。ツツジの語源には定説がありません。花が筒状になっているので「筒咲き」が語源とする説があります。
2013年05月23日
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★ヤマツツジ 関谷地区でヤマツツジが咲いていました。ヤマツツジはツツジ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に生える半落葉低木で、高さ1~4mになります。花は径4~5cmで朱赤色または赤色、紅紫色です。開花時期は4~6月です。和名は山躑躅(やまつつじ)です。ツツジの語源には定説がありません。花が筒状になっているので「筒咲き」が語源とする説があります。
2013年05月21日
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★ワチガイソウ 遅野沢地区でワチガイソウが咲いていました。ワチガイソウはナデシコ科の植物で本州(中部地方以北)、九州(北部)に分布します。山地の草の間などに生える小形の多年草で、茎は高さ8~20cmになります。花は径8mmくらいで白色、葯は紫色です。開花時期は4~6月です。和名は輪違草(わちがいそう)です。ワチガイソウの語源は牧野富太郎博士によれば、その名前が不明であった頃、鉢に“輪違い”のラベルを差しておいたのがそのまま和名になったといわれます。
2013年05月20日
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★サワフタギ 井口地区でサワフタギが咲いていました。サワフタギはハイノキ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に生える落葉低木~小高木で、高さ4~6mになります。花は径7~8mmで白色です。果実は長さ6~7mmのゆがんだ卵形で藍色に熟します。開花時期は5~6月です。和名は沢蓋木(さわふたぎ)です。幹の下の方から細かく枝分かれして、横に広がる性質があるので、沢に蓋をするようにして生える木という意味です。
2013年05月19日
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★イカリソウ 遅野沢地区でイカリソウが咲いていました。イカリソウはメギ科の植物で北海道、本州に分布します。山地に生える多年草で、高さ20~40cmになります。花は主に淡赤紫色で、白色の花もあります。花弁には長さ1.5~2cmの長い距(きょ)があります。開花時期は4~5月です。和名は錨草(いかりそう)で、花の姿が船のいかりに似ていりることに由来します。
2013年05月17日
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★ワダソウ 遅野沢地区でワダソウが咲いていました。ワダソウはナデシコ科の植物で本州(中部地方以北)、九州(北部)に分布します。山地に生える多年草で、茎は高さ8~20cmになります。花は白色です。開花時期は4~5月です。和名は和田草(わだそう)で、長野県の和田峠に多いことに由来します。
2013年05月16日
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★ホソバノアマナ 遅野沢地区でホソバノアマナが咲いていました。ホソバノアマナはユリ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。低地から丘陵地の草原に生える多年草で、高さ10~15cmになります。花は長さ1~1.5cmで白色、緑条があります。開花時期は5~6月です。和名は細葉甘菜(ほそばのあまな)で、葉の幅の狭い、アマナの仲間という意味です。甘菜は鱗茎を煮て食べると甘味があることに由来します。
2013年05月14日
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★クサノオウ 自宅近くでクサノオウが咲いていました。クサノオウはケシ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。平地の道ばた、草地などに生える越年草で、茎は高さ30~80cmになります。花は径2cmくらいで黄色です。開花時期は5~7月です。和名は瘡の王(くさのおう)で丹毒(たんどく)を治す効があるので瘡(くさ)の王と呼ぶとの説があります。
2013年05月13日
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★ヤマブキソウ 遅野沢地区でヤマブキソウが咲いていました。ヤマブキソウはケシ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山麓や平地の林下に生える多年草で、高さ30~40cmになります。花は径4~5cmで黄色です。開花時期は4~6月です。和名は山吹草(やまぶきそう)で、花がヤマブキに似ていることに由来します。
2013年05月11日
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★ヒトリシズカ 遅野沢地区でヒトリシズカが咲いていました。ヒトリシズカはセンリョウ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地の林下や日の当たる草地に生える多年草で、茎は高さ10~30cmになります。花は長さ1~3cmの穂状で白色です。開花時期は4~5月です。和名は一人静(ひとりしずか)で、昔、静御前が吉野山で舞を舞った姿の美しさにちなんで名付けられたといわれています。
2013年05月10日
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★アカヤシオ 上塩原地区でアカヤシオが咲いていました。アカヤシオはツツジ科の植物で本州(福島県~兵庫県)に分布します。山地に生える落葉低木で、高さ5~6mになります。花は径3~4cmで淡紅色です。開花時期は4~5月です。和名は赤八染(あかやしお)です。栃木県の県花です。
2013年05月07日
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★スミレサイシン 上塩原地区でスミレサイシンが咲いていました。スミレサイシンはスミレ科の植物で北海道、本州に分布します。山地の林下に生える多年草で、高さ12cmくらいです。花は径2~2.5cmで淡紫色です。開花時期は5~6月です。和名は菫細辛(すみれさいしん)で、葉の形がウスバサイシンに似ていることによります。細辛は根をなめると辛く、葉柄が細いことに由来します。
2013年05月05日
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★ヤマブキ 井口地区でヤマブキが咲いていました。ヤマブキはバラ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地の湿ったところに生え、高さ1~2mになります。花は径3~5cmで鮮黄色です。開花時期は4~5月です。和名は山吹(やまぶき)で、ヤマブキの枝がそよ風に揺れるようすを表わす「山振り(やまぶり)」に由来します。
2013年05月04日
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★ウワミズザクラ 千本松地区でウワミズザクラが咲いていました。ウワミズザクラはバラ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。野に生える落葉高木で、高さ20mになります。花は長さ6~8cmの総状花序です。花弁は径3mmくらいで白色です。果実は長さ6~7mmの卵円形で先はとがり、黄赤色から黒く熟します。緑色の幼果を塩漬けにするほか、果実種などにもされます。開花期は4~5月です。和名は上溝桜(うわみずざくら)です。昔、亀の甲羅を焼きその形から吉凶をうらなう神事がありました。その占いで甲羅を焼くのに使われたのがこの木であったといわれます。ウワミズは「上溝」の意味で、甲羅のヒビを表しています。
2013年05月02日
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★ヒメイチゲ 上塩原地区でヒメイチゲが咲いていました。ヒメイチゲはキンポウゲ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。深山の針葉樹林内や高山のハイマツなどに生える多年草で、高さ5~15cmになります。花は径1cmくらいで白色です。開花期は5~6月です。和名は姫一華(ひめいちげ)です。ヒメは花が小さいことを意味しします。また、1輪花をつけている植物を「一華」といいます。
2013年05月01日
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★セントウソウ 遅野沢地区でセントウソウが咲いていました。セントウソウはセリ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野の木陰に生える多年草で、高さは10~35cmになります。花は径2mmくらいで白色です。開花時期は4~5月です。和名は仙洞草(せんとうそう)です。人里離れた仙人の住いを「仙洞」といい、そのようなところに自生しているからという説があります。
2013年04月26日
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★フタバアオイ 遅野沢地区でフタバアオイが咲いていました。フタバアオイはウマノスズクサ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地の林下に生える多年草で、茎は地をはってのびます。花は径1.5cmくらいで紫褐色です。開花時期は3~5月です。和名は双葉葵(ふたばあおい)で、茎の先端に葉を 2 枚対生するのでこの名前になっています。卵針形の葉が特徴的で,徳川家の紋所の「葵の御紋」はこの葉を表したものです。
2013年04月24日
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★ユリワサビ 遅野沢地区でユリワサビが咲いていました。ユリワサビはアブラナ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地の谷沿いや湿気の多い森林中に生える多年草で、茎は高さ13~15cmになります。花は小さな十字状で白色です。和名は百合山葵(ゆりわさび)で、葉がワサビに似ていて、秋になると地上部は枯れますが、葉柄の基部が肥厚してユリのような鱗茎になることに由来します。
2013年04月23日
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★ヨゴレネコノメ 遅野沢地区でヨゴレネコノメが咲いていました。ヨゴレネコノメはユキノシタ科の植物で本州(関東地方以西の太平洋側)、四国、九州に分布します。低山の沢沿いの湿地に生える多年草で、茎は高さ10~20cmになります。花は中心にある暗紅色の部分で、黄色い部分は葉です。萼片は花のころにも平開せず、しばしば直立します。花弁はありません。雄シベは4個で、葯は暗紅色です。開花時期は3~4月です。和名は汚猫目(よごれねこのめ)で、ネコノメソウの仲間で、葉が汚れた感じであることに由来します。ネコノメの由来は果実が猫の目(瞳の形)に似ているからという説と、咲いた花の先端が猫の目に似ていからという説があります。
2013年04月21日
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★エイザンスミレ 遅野沢地区でエイザンスミレが咲いていました。エイザンスミレはスミレ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地の日陰に生える多年草です。花は径2~2.8cmで普通淡紅色ですが、花の色は変化があります。開花時期は4~5月です。和名は叡山菫(えいざんすみれ)で、比叡山に生えるスミレの意味です。スミレの語源は昔の大工用具「墨入れ」に由来し、距を墨入れに見たてたものとされます。
2013年04月19日
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★エンレイソウ 遅野沢地区でエンレイソウが咲いていました。エンレイソウはユリの植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山地のやや湿り気のある林内に生える多年草で、茎は高さ20~40cmです。外花被片は長さ1.2~2cmで緑色または褐紫色です。内花被片は普通ありません。開花時期は4~6月です。和名は延齢草(えんれいそう)で、薬草の効があり、中国で「延齢草根」という名の胃腸薬として用いられていたことに由来します。
2013年04月17日
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★ヒゲネワチガイソウ 遅野沢地区でヒゲネワチガイソウが咲いていました。ヒゲネワチガイソウはナデシコ科の植物で本州(東北地方南部~中部地方)に分布します。山地に生える多年草で、茎は高さ10~20cmになります。花は白色です。開花時期は4~6月です。和名は髭根輪違草(ひげねわちがいそう)です。ワチガイソウの仲間で、細い根が多いことに由来します。ワチガイソウの語源は牧野富太郎博士によれば、その名前が不明であった頃、鉢に“輪違い”のラベルを差しておいたのがそのまま和名になったといわれます。
2013年04月16日
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★アケボノスミレ 遅野沢地区でアケボノスミレが咲いていました。アケボノスミレはスミレ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地の日当たりのよいところや半日陰に生える多年草で、花は径2~2.5cm、淡紅色です。花のころは葉が巻いていることが多く、ときには葉が全く出ていないこともあります。開花時期は3~5月です。和名は曙菫(あけぼのすみれ)で、花の色を明け方の空の色にたとえたものです。スミレの語源は昔の大工用具「墨入れ」に由来し、距を墨入れに見たてたものとされます。
2013年04月15日
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★ミヤマキケマン 上塩原地区でミヤマキケマンが咲いていました。ミヤマキケマンはケシ科の植物で本州(近畿地方以北)に分布します。日当たりのよい山地の伐採跡、林のふちなどに生える越年草で、茎は高さ20~50cmになります。花は長さ約2cmで淡黄色です。開花時期は4~7月です。和名は深山黄華鬘(みやまきけまん)です。華鬘は仏殿の欄間(らんま)などの装飾具のことです。花に触れたり、傷つけたりすると悪臭が皮膚に付着して容易に落ちないので注意が必要です。
2013年04月14日
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★ヤマエンゴサク 蟇沼(ひきぬま)地区でヤマエンゴサクが咲いていました。ヤマエンゴカクはケシ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山野の林下に生える多年草で、茎は高さ10~20cmになります。花は長さ1.5~2.5cmで青紫色または紅紫色です。開花時期は4~5月です。和名は山延胡索(やまえんごさく)で、漢方薬に使われるエンゴサクの野生種という意味です。エンゴサクは中国に生える薬草で、その塊茎を乾燥したものを「延胡索」と称し、鎮痛、鎮痙、鎮静薬としました。
2013年04月13日
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★ハルトラノオ 遅野沢地区でハルトラノオが咲いていました。ハルトラノオはタデ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地の林下に生える多年草で、花茎は高さ3~15cmになります。花は長さ2~3mmで白色。長さ1.5~3cmの花穂を形成します。開花時期は4~5月です。和名は春虎の尾(はるとらのお)で、春早くトラの尾のような花穂を出すことに由来します。
2013年04月12日
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★ショウジョウバカマ 遅野沢地区でショウジョウバカマが咲いていました。ショウジョウバカマはユリ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野のやや湿ったところにはえる多年草で、花茎は高さ10~20cmで、花が終わると30~40cmまで伸びます。花は淡紅色から濃紅色まで変化が多く、白色のものもあります。開花時期は4~6月です。和名は猩猩袴(しょうじょうばかま)で、花の色を猩猩(中国の伝説上の動物)に、下部の根生葉を袴(はかま)に見立てたものです。
2013年04月11日
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★キランソウ 遅野沢地区でキランソウが咲いていました。キランソウはシソ科の植物で本州、四国、九州に分布します。野原や道ばたに生える多年草で、茎は地面をはって広がり、直立しません。花冠は長さ1cmくらいの唇形で濃紫色です。開花時期は3~5月です。和名は金瘡小草(きらんそう)です。蘭のような紫色の花なので「紫蘭草」が転訛して「キランソウ」になったとの説があります。
2013年04月10日
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★ウスバサイシン 遅野沢地区でウスバサイシンが咲いていました。ウスバサイシンはウマノスズクサ科の植物で本州、四国、九州に分布します。山地のやや湿った林下に生える多年草です。花は径1~1.5cmです。花びらのように見えるのは萼(がく)で、広い鐘形。先端は3裂します。開花時期は3~5月です。和名は薄葉細辛(うすばさいしん)で、根を漢方で細辛(さいしん)と呼び、鎮痛、鎮咳(ちんがい)、去痰(きょたん)に用いました。
2013年04月09日
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★ツノハシバミ 蟇沼(ひきぬま)地区でツノハシバミが咲いていました。ツノハシバミはカバノキ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。 山地に生える落葉低木で、高さ4~5mになります。雄花序は長さ3~7cmで、枝から垂れ下がります。雌花序は数個の花が頭状に集まり、雄花序より上部につきます。堅果は長さ6~8mmで、先がくちばし状の筒になります。実は食べられます。開花時期は3~4月です。和名は角榛(つのはしばみ)です。ハシバミの語源には諸説ありますが、葉にシワが多いので「葉皺実」、「榛紫実」とする説があります。
2013年04月07日
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★キブシ 遅野沢地区でキブシが咲いていました。キブシはキブシ科の植物で本州(福島・新潟県以西)、四国、九州に分布します。山地に生える落葉低木で、高さ3~5mになります。花は長さ約7mmの鐘形で黄色です。雌雄異株で、一般に雄花は黄色みが強く、雌花は緑色を帯ます。開花時期は3~4月です。和名は木五倍子(きぶし)で、果実に含まれるタンニンが、黒色染料の五倍子(ぶし)の代用になることに由来します。
2013年04月06日
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★アオイスミレ 遅野沢地区でアオイスミレが咲いていました。アオイスミレはスミレ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野の湿り気の多いところに生える多年草です。花は径約1.5cmで淡紫色または白色です。開花時期は3~4月です。和名は葵菫(あおいすみれ)で、葉がフタバアオイに似ていることに由来します。スミレの中では比較的早く咲きます。スミレの語源は昔の大工用具「墨入れ」に由来し、距を墨入れに見たてたものとされます。
2013年04月05日
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★カタクリ 遅野沢地区でカタクリが咲いていました。カタクリはユリ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。山野に群生する多年草で、茎は高さ15cmくらいです。花は径4~5cmで、紅紫色です。リン茎から昔はカタクリ粉を取りました。朝日が昇り気温が上昇すると開花し、温度が下がったり、夜間は花を閉じます。地表付近の温度が13度を越えないと日中でも開花しません。開花時期は3~5月です。和名は片栗(かたくり)で、食用にする鱗片が栗の片割れに似ていることに由来します。
2013年04月04日
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★オオアラセイトウ 自宅近くでオオアラセイトウが咲いていました。オオアラセイトウは中国原産の帰化植物です。野原や空き地に生える越年草で、茎は高さ10~50cmになります。花は径2~3cmで、紅紫色または淡紫色です。開花時期は3~5月です。和名は大紫羅欄花(おおあらせいとう)です。名付け親は牧野富太郎博士で、紫羅欄花(アラセイトウ=ストック)より大きいのでオオアラセイトウと名付けられました。
2013年04月03日
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★カラスノエンドウ 自宅近くでカラスノエンドウが咲いています。カラスノエンドウはマメ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。野原に生えるツル性の植物です。花は長さ12~18mmで紅紫色です。開花時期は3~6月です。和名は烏野豌豆(からすのえんどう)で、カラスの名前はスズメノエンドウなどと比較した大きさを表すことばです。完全に熟すとさやや種が黒いので、カラスノエンドウであると言う説もあります。
2013年04月02日
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★ハナネコノメ 遅野沢地区でハナネコノメが咲いていました。ハナネコノメはユキノシタ科の植物で本州(福島県~京都府)に分布します。山地の林の下や谷川のふちなどの陰湿地に生える多年草で、花茎は高さ5cmくらいです。花は径5mmくらいで白色、葯は暗紅紫色です。開花時期は3~5月です。和名は花猫の目(はなねこのめ)です。ネコノメの語源は果実が猫の目(瞳の形)に似ているから、ハナは花がきれいだからです。
2013年04月01日
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★イヌナズナ 自宅近くでイヌナズナが咲いていました。イヌナズナはアブラナ科の植物で北海道、本州、四国、九州に分布します。畑や野原に生える越年草で、茎は高さ10~20cmになります。花は小さな十字状花で黄色です。開花時期は3~6月です。和名は犬薺(いぬなずな)で、同じナズナ属のナズナに似ているが、食用にならないことに由来します。
2013年03月31日
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★ナズナ 自宅近くでナズナが咲いていました。ナズナはアブラナ科の植物で日本全土に分布します。別名をペンペングサといいます。道ばたや畑に生える越年草で、茎は高さ10~50cmになります。花は小形の十字状花で白色です。春の七草のひとつです。食用や薬用に利用されます。開花時期は3~6月です。和名は撫菜(なでな)で、愛(め)ずる菜という意味の撫菜(なでな)がナズナになったという説や朝鮮では古くはナジといい、日本では「ナジの菜」からナズナになったという説があります。
2013年03月30日
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★キクザキイチリンソウ 遅野沢地区でキクザキイチリンソウが咲いていました。山地の林の中などに生える多年草で、高さ10~20cmになります。花は径2.5~3cmで白色、ときに淡紫色のものもあります。開花時期は3~5月です。和名は菊咲一輪草(きくざきいちりんそう)です。花が菊に似て、ひとつの茎に一輪だけ花が咲くことに由来します。別名をキクザキイチゲ(菊咲一華)といいます。
2013年03月29日
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