『天使の牙』

●天使の牙 
    (有楽町読売ホール
      by女性セブン)

 監督 西村了 主演 大沢たかお 佐田真由美 萩原健一
    佐野史郎 西村雅彦 黒谷友香

  原作・大沢在昌(「新宿鮫」)の”一番映像化を願っていた作品”
 らしいのですが、世界的麻薬組織のボス(萩原健一)が自分好みに
 育て上げた女(佐田真由美=和製ミラ・ジョボビィッチ?)を
 取り返すために爆弾を仕掛けたり、自分の愛を示す為に組織の
 No.2を殺してみせるって、なんか変じゃない?
 皆が狙っていた物も金塊やダイヤってのも今更陳腐な感じ。
 主演大沢たかおは相変わらず、ワンパターンな演技だし、
 最後もショーケンが殺されたあとその遺体が身代わりだと
 分かるんだけど、その後、落ちが無いのはもしかして
 続編でも作るつもり?(ーー;)
 この終わりかたを指してショーケンのことを”「羊たちの沈黙」
 のレクター博士をもしのぐ悪のカリスマ”とチラシで紹介して
 るんだとすれば、羊たちも黙ってないのでは・・・?
 原作、脚本、監督が悪循環のロンドを踊っている。

  評価 ☆ナシ 







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