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2008年11月25日
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カテゴリ: 一言
昨日、知ったのだが、「ジェット・リー」って「リー・リンチェイ」だったのか!
「ジェット・リー」を初めて見たのは「HERO」であった。とりあえず、「HERO」は色彩が美しい。ストーリーも好きだった。だが、格闘シーンはワイヤーアクションが多く、今ひとつ「ジェット・リー」の技が見えなかった。
次に見たのが、「ダニー・ザ・ドッグ」である。これで「ジェット・リー」の強さが見えた。「へぇ~、こんな俳優がいつの間にか出てきていたんだな~」とか思っていて、それが「リー・リンチェイ」だとは全く気がつかなかった・・・。
「リー・リンチェイ」の映画を初めて見たのは小学生くらいの時、「少林寺」をテレビで放送していたのを辛うじて覚えている程度である。後に「少林寺」は衛星放送で高校時代に見て、内容を知る事になる。
記憶に残る最初の「リー・リンチェイ」の作品は「阿羅漢(アラハン)」(1986年)である。これもテレビ放送で見た。中学時代の話だ。
とりあえず「少林寺系」の映画に興味を持つようになったのは、小学校6年で「少林寺三十六房」を見てからである。未だに少林寺系ではこの映画が一番好きである。但し、この映画にリー・リンチェイは出ていない。

私の大学時代の友人に格闘技に詳しい奴がいた。自身も中国格闘技をやっていた。身長が160cmちょっとだったのが惜しかった。それでも、そこら辺のキックボクシングとか柔道とかの道場に入門して、練習初日からその道場の猛者をバタバタと倒していく・・・半ば道場破りのような遊びに興じていた。ちなみに正式に道場破りを試みると、プロレスの場合ではジムの名誉に賭けて絶対に倒しにかかってくる上に、「道場破りに失敗した」という証拠のために腕の骨一本は折られるらしい。
彼の習った中国武術は名前が思い出せない。ただ「気」を使う流派らしく、構えも特殊だった。「気」という時点で嘘臭いと思ったが、強いのは確かだった。素手で思いっきり顔殴られれば、骨折か気絶は確実なレベルだ。
彼の格闘技話は面白かった。まず中国武術は、基本的に相手を「抹殺する」ことを目的に考案されていて、構えもボクシングのように正面を向かないのは、心臓等を守るため、片方の手は急所を守るため下向き、もう片方の手は相手の目か喉を狙うために上向きなのが基本的で色々な流派でその形をとるらしい。

ついでに、一時期流行った「ストリートファイター」アレは、結構リアルらしく、エンドロールの監修者に彼の流派の中国での使い手の名前が出ていたとかで、彼は感動していた。

格闘技に詳しい方ならご存知だと思うが、グレーシー柔術というのがある。ほぼ世界最強の格闘技である。1993年にアメリカで行われたルールなし、流派問わずの格闘技のイベントでいきなり表れ、以来世界最強の格闘技という事になる。
で、それを日本で学べるのが修斗(シュート)で、彼はその門下生となった。
まだ無名だった 山本"KID"徳郁 とそこそこにスパーリングをしたり、 エンセン井上 と酒を飲む仲であった。
特にエンセン井上の酔っ払い話は笑えた・・・。
酔っ払ったサラリーマンらしき者2名が、エンセン井上に絡んできたところを、エンセン井上は全力で反撃。とりあえず、相手が気を失ったので攻撃をやめたが、その後もう一軒飲みに行った後、先のサラリーマンに遭遇するして「謝ってこなかった」という理由で再度ボコボコに・・・って殺人未遂じゃね~か・・・その後サラリーマンがどうなったかは知らない。意外と未遂じゃなかったりして・・・。

で、その友人が言うには、「リー・リンチェイは本当に強い」という話である。誰だか忘れたが、日本でそこそこ名前が売れている格闘家の話をしていて、「あんな奴なら、リー・リンチェイの方が強ぇ~よ」と言ったのがきっかけであった。
そうか、リー・リンチェイは強いのか・・・と思いつつも、その後、映画出演の名を聞くことは無く・・・まさかジェット・リーがリー・リンチェイだったとは・・・。

ちなみに、「少林寺拳法」というのは日本固有の流派であって、中国武術の少林寺で継承されているのは「少林拳」という。また、グレーシー柔術は元々日本人がブラジルに渡って教えたもので、日本でスポーツとして色々な技が禁じ手となり、実践力の無くなった柔道の、本来の姿である。





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最終更新日  2008年11月25日 21時23分12秒
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