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2010年11月05日

オジー・オズボーン、丈夫さの秘訣はネアンデルタール由来のＤＮＡ？

テーマ：今日聴いた音楽(75747)

カテゴリ：音楽・芸術

　悪魔的ムード（カルトライク）なへヴィメタルバンド、ブラック・サバスのヴォーカリストとして有名なオジー・オズボーン。

　1948年12月3日生まれ、61歳。

　1978年にバンドを解雇された頃は、「この頃の記憶がほとんどない」と本人が語るほど酒や薬物に溺れていた。

　2002年、エリザベス2世女王在位50周年記念コンサートの出演は日本のテレビでも放映され、健在振りを示した。

　多くの有名ロックミュージシャンがオーバードラッグで死んでいく中、オジー・オズボーンは全身の血液を入替えるような処置をすることもなく、音楽人生を全うしている。

　本人も不思議に思っていたようで全ゲノムを解読。

　ネアンデルタール人の子孫であることが判明したとのことだが、それが一般に有害とされる薬物への耐性の強さに?がるかどうかは不明。

　生きた鳩のみならず、病原菌の巣、コウモリまでも生きたまま食いちぎっても生還できた秘訣か。

　いずれにしろ、丈夫な人の真似はむやみしない方がよい。

オジー・オズボーンにネアンデルタール人の遺伝子
　(2010年11月2日 Slashudot)
　オジー・オズボーンの全ゲノムがついに解読されたようで、オジーのゲノムにはネアンデルタール人の遺伝子が含まれていることが明らかになったそうだ（Scientific American、本家/.）。

　米国のゲノムの塩基配列解析企業Knomeは、アルコールや薬物など「極端な医療歴をもつ」オジーの全ゲノムを研究目的で解析していた（/.J過去記事）。
　オジー自身も「大量のアルコール、コカイン、モルヒネ、睡眠薬、咳止めシロップ、LSD、ロヒプノールなどありとあらゆるものを摂取してきた自分がまだ生きていられる理由はDNAを見れば明らかになるのかもしれない」と自分のゲノム解析に興味を示していたという。

　実際には、解析されたゲノムには何か特別な「オジー・オズボーン遺伝子」というものは見つからなかったとのこと。
　ただし、例えばアルコールの分解に関わるアルコールデヒドロゲナーゼ遺伝子の珍しい型であるADH4を持っていることや、その他依存や代謝に関わる遺伝子において興味深い点がいくつか見つかっているとのことだ。
　また、オジーの遺伝子にはネアンデルタール人の子孫であることを表わす遺伝子が含まれていることも今回明らかになったとのことである。

Ozzy Osbourne
　公式サイト

【CD】ブラックサバスBlack SabbathHeven & Hell

最も有害な薬物はアルコール、
　社会的な影響も考慮英研究
　2010年11月02日 AFPBBニュース
　【11月2日 AFP】
　英政府の薬物に関する独立科学委員会（ISCD）は1日、英医学専門誌｢ランセット（The Lancet）」に、社会的な影響も考慮すればアルコールはヘロインやクラック・コカインなどの違法薬物よりも危険だとする研究結果を発表した。

　これによると人体への有害性はヘロイン、クラック・コカイン、（結晶）メタンフェタミンが最も高かった。
　だが、医療制度や刑務所制度に及ぼす影響など、広範な社会的影響を考慮した場合、アルコールが最も危険で、ヘロインやクラック・コカインがあとに続いた。
　100を最高とした危険度は、アルコールが72で、ヘロインが55、クラック・コカインが54だった。

　ISCDは、今回の研究で、現行の薬物分類制度は実際の有害性をあまり正しく反映していないことが示されたとしている。
　(c)AFP