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2011年01月07日
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カテゴリ: 航空&ミリタリー
​​​​​​​​​​​​  米軍の最新鋭制空戦闘機F-22の対抗機として開発されたとされる中国の殲20(J-20)。
 ステルス機でスーパークルーズは当然。
 試作機が完成したとの報道があった。
       ​
 国産のエンジンを搭載しているとみられ、レーダーに捕捉されにくくするステルス性能や巡航速度は米国やロシア製の最新鋭戦闘機に及ばず、開発にはさらに10~15年の期間が必要とカナダの民間軍事研究機関、漢和情報センターは分析。

 画像が本当に殲20なら、見るからに大きな機体。

 熱線に関するステルス性をたかめ、排気煙を目立たなくするスーパークルーズ実現のために要するエンジン出力はF-22より大きそうだ。

 国家主席が交代するとみられる2012年までに中国軍は量産試作機を飛ばしたいのだろう。


​  2012年にむけてアジアは大きく動く
 (2011年1月1日 ブログ)


 殲20は第5世代ジェット戦闘機に分類される。

 1981年にアメリカ空軍から提案された先進戦術戦闘機計画の提案では、「敵よりも先に発見し、先に(複数の敵機を)撃墜する」という条件を満たすよう規定されている。

 高度な火器管制装置、ステルス性、高運動性能が求められていた。

 1980年代に概念が打ち立てられ、おおよそ2000年代から運用が始められたジェット戦闘機の一群。

 具体的には米国のF-22、F-35、ロシアのT-50、そして中国の殲20。

 第4世代ジェット戦闘機は、米国のF-14、F-15、F-16、F/A-18、中国のJ-10、J-11、ロシアのSu-27系、MiG-29系などの多用途ジェット戦闘機。

 日本の「 心神 」も第5世代戦闘機。


 第5世代ジェット戦闘機は、陸海空各軍の最新兵器同様、個々の兵器の性能に加えて、各種の観測機器、各種兵器システムとのデータリンクが重要。

 中国軍の情報の統合度は不明。

 機体に装備されたセンサー類とパイロットとの情報統合度も不明。

 精密誘導兵器のレベルも不明。

 そのような点を含めて、第5世代戦闘機としての開発に10年はかかるという見解は理解できる。

 第4世代戦闘機以前と同程度の機能の範囲で実機が空を飛んだり、正式配備されるのは、もっと早いのだろう。




ネット上に流れる中国第5世代戦闘機「殲20」(20枚)
 (2011年1月5日 中国網)
 このところインターネット上に出回っている中国の神秘的な戦闘機の写真について、多くの国のメディアは、中国第5世代戦闘機「殲20(J-20)」の初のお目見えではないか、と推測している。
 最も早く「殲20」の写真に注目した米国の「エビエーション・ウィーク」公式サイトサイトは12月25-29日、一連の報道を連続して掲載。
 最初の報道では、このような大型のステルス戦闘機の写真は偽物の可能性があるとの疑問を呈した。
 だが、同じ航空機の異なる角度からの写真が多くなるに伴い、これが「中国のステルス戦闘機の初のお目見えである」との有力な証拠を最終的に確認した、と報じた。
 …(略)…



中国の「殲20」試作機が完成
 次世代ステルス機
 (2010年1月4日 47NEWS)


中国の次世代戦闘機か、ネットに画像が流出
 (2011.01.CNN)
 中国が開発中の次世代ステルス戦闘機「殲(せん)20」とみられる画像がインターネットに出回っている。
 米国防総省はこれについて、中国空軍が米国に匹敵する軍事力を持つに至ったことを示すものではないと強調した。
 殲20が実用化されるのは2017年以降になる見通しだが、中国の空軍司令官は09年に同国のテレビで、飛行実験はもっと早く開始すると語っていた。
 ネットに掲載された画像は、同国南西部にある飛行場の滑走路で同機を写したものとみられる。
 出所は分かっていない。

 米国防総省の報道官は5日、「同国の第5世代戦闘機の開発計画については知っている」「このほど公開された画像は地上走行実験のものと思われる」と述べた。
 ゲーツ国防長官は9日から中国を訪問し、米中の軍事交流について話し合う予定。
 今月下旬には胡錦濤国家主席が米首都ワシントンを訪れてオバマ米大統領と会談する。
 中国に詳しい専門家は、画像が検閲をすり抜けてネットに出回ったのは、これが殲20であることを裏付けるものであり、これを誇示したい中国の意向がはたらいたものだと解説している。



中国が戦闘機 殲15(J-15)の試験飛行に成功
 「ステルス戦闘機」J-20開発中
 (2010年2月23日 中国網)

 オーストラリア誌『Air and Space Power』のブログサイトに17日、『中国の秘密のステルス戦闘機部隊』という文章が掲載された。
 文章で、昨年8月31日に戦闘機・殲15(J-15)の初の試験飛行に成功した中国は今、戦闘機・殲20(J-20)の開発に取り組んでおり、2012年に時期を見て初の試験飛行を実施し、2015年に量産を開始することが明かされた。

 米国海軍の情報部門は1997年、中国が4代目のステルス戦闘機を開発していることを確信したと発表している。
 また、世界的権威を持つ「IHS Jane's」も2008年12月に、中国がここ数年、大型のステルス飛行機の開発を進めていることを明らかにした。

 中国が積極的にステルス戦闘機を発展するにはそれなりの理由がある。
 今回の世界的な金融危機を乗り越えてから、中国の情勢は米国よりずっと楽観的であり、戦闘機の研究開発をバックアップするのも容易いことである。
 もし中国のステルス戦闘機や原子力空母群、原子力潜水艦の数と質が米国のレベルに迫れば、対外政策と軍事力を通じ、中国は間違いなく「超大国」となるだろう。

 戦闘機F-35の開発が終わるまで、米国はまだ1兆ドルを投下する必要がある。
 ステルス戦闘機の開発に巨額の費用が投下されたことで、この崩壊寸前の超大国の経済力はより一層弱まっている。
 この点だけを見ると、中国の「ステルス戦闘機」プロジェクトは大きな利益を獲得できると考えられる。





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最終更新日  2019年02月24日 20時09分31秒
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