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2014年01月10日

フィアット=クライスラー　ホンダを超える世界7位の自動車メーカー

テーマ：車に関するお話(10535)

カテゴリ：自動車

　イタリアのフィアットは2014年1月1日、傘下の米大手クライスラーを完全子会社化する、と発表。

　実質的な経営統合で、販売台数でホンダを上回る世界７位の自動車グループ。

　フィアットは現在、クライスラー株の58.8％を保有する。

　全米自動車労働組合（UAW）の医療保険基金が持つ残り41.5％の株式をすべて買い取り、完全こ会社化をはかる。

　買収の総額は36億5千万ドル（約3800億円）。

2013年のクライスラー米国販売、9％増の180万台

　2014年1月8日　レスポンス
　…(略)…
　販売結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年比2％減の30万2492台と後退。「ジープ」は3％増の49万0454台と堅調。「ダッジ」は14％増の59万6343台、「ラム」は22％増の36万7843台と、引き続き伸びている。

　クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン＆カントリー』が、前年比9％増の12万2288台と牽引。しかし、『300』は18％減の5万7724台。『200』は2％減の12万2480台にとどまった。
　…(略)…

　フィアットは、クライスラーとの実質統合後、早ければ2015年に米市場に株式を上場する計画と伝えられる。

　好調なクライスラーは、グループの上期売上高の半分以上に寄与している。

　フィアット単体は5億100万ユーロ（約6億9000万ドル）の赤字だったが、クライスラーの貢献により4億3500万ユーロの黒字を確保できた。