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2017年09月27日
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カテゴリ: マクドナルド
 日本マクドナルドホールディングスの業績が回復。
 しかも構造的に収益力が向上しているという。
 ・店舗あたりの売上の増加
 ・高付加価値商品の投入と成功
 ・キャンペーンの成功

     ​
潰れかけだったマック
…周到な商品戦略が完全成功
 2017年9月11日 Business Journal
 …(略)…
 2017年1~6月期連結決算は、売上高が前年同期比15.6%増の1212億円、本業の儲けを示す営業利益は94億円(前年同期は4700万円)、最終的な儲けを示す純利益は107億円(同1億5800万円)だった。
 大幅な増収増益となっている。
 純利益が大幅に増加したのは、14年の期限切れ鶏肉使用問題に関する和解金24億7500万円を特別利益として計上したことが大きく影響した。
 和解金は、問題を起こした中国・上海福喜食品の親会社であるOSIグループから7年間にわたって回収するという。
 一方、和解金という特別な要因を差し引いても、十分な利益を稼ぎ出している状況だ。
 鶏肉問題が発生したのは14年7月だが、それ以前の14年1~6月期の純利益は18億円程度で、13年1~6月期でも45億円にすぎない。
 鶏肉問題後の15年1~6月期にいたっては262億円の赤字となっている。
 今回の純利益は107億円で鶏肉問題前の水準を大きく上回るが、和解金の25億円弱がなかったとしても同様だ。
 利益を稼ぐ力が高まっていることがわかる。
 …(略)…

     ​
 好調な業績を受け、マクドナルドは17年12月期通期の業績見通しを上方修正した。
 売上高は前年比9.6%増の2485億円、営業利益は同2.4倍の165億円、純利益は同3.7倍の200億円を見込んでいる。
 …(略)…
     ​
 客足を取り戻した2017年は、定番メニューの強化でさらに収益を高めるという。
 消費者の価格選別は相変わらずの状況。
 外食産業にいい環境ともいえない中の好業績が、収益構造の復活、あるいは再構築であるかは、2017年の結果が示すところだろう。

     ​





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最終更新日  2017年09月27日 16時00分07秒
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