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2020年07月14日
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テーマ: ホンダ(47)
カテゴリ: オートバイ
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 6月26日、ホンダ「CT125・ハンターカブ」が発売された。
 販売店からの事前受注だけで、年間販売計画台数の8000台を突破。
 国内2輪市場は大型バイクを中心に維持されてきた。
 低迷する2輪市場の中で、数少ないユーザーのニーズに合致した商品だということが分かる。
     ​
 年間販売計画8000というのは、現在の国内2輪市場で突出している。
 「スーパーカブC125」は3000台、「クロスカブ」は「50」と「110」の2機種合わせて5200台。
 「スーパーカブ」は「50」や「110」といった4機種のシリーズをすべて合わせて2万2000台と8000台を超える。
     ​
 CT125・ハンターカブは、国内販売のスーパーカブの中で最大排気量の「C125」をベースに、林道などの不整地もこなせるオフロード走破性能をプラスしたアウトドアレジャーモデル。
 ユーザーが待ち望んでいた、1980年代のアメリカやオーストラリアにおいて釣り、狩猟、農作業、郵便配達といった用途で使われて好評を博した「CT110」を現代の視点と技術導入したリバイバル版。
 ホンダがちっとも出そうとしない「ハンターカブ」はずっと待ち望まれていた。
     ​
にバイク好きが飛びついたワケ
まさに「おじさんホイホイ」なバイク
プレジデントオンライン編集部
2020/06/24 PRESIDENT Online 
  …(略)…
 このCT125、なんと発売前からすでに“売れに売れている”のだ。
 昨年10月の東京モーターショーでコンセプトモデルが公開され、今年3月20日に正式発売が発表されると、4月の段階で販売店からの受注数が8000台を超えた。
 つまり、ホンダが計画していたCT125の『年間』販売台数をもう達成しているというのだから驚くではないか。
 販売店からそこまで熱い期待を寄せられているCT125とは、具体的にどんな特徴を持ったバイクなのか?
     ​
 「ベースがスーパーカブですから街中での普段使いができるのはもちろん、フレームや足回りが強化されているので、“道なき道”のレベルは難しいものの、未舗装路ぐらいならけっこうな山奥にまで入って行けます。またマフラーが高い位置についていますから、浅い川なら渡ることも可能。さらに荷台が大きいので、道具一式を積んでキャンプに行ったりもできます」(バイク専門誌『ヤングマシン』編集長の市本行平氏)
昔の夢が叶う“オジサンホイホイ”なバイク
 とすると購買層は、どのあたりだと予想されるのか。
 「メインターゲットは、オジサン年代のライダーでしょう。80年代に日本でも売っていたCT110に憧れていた人が、歳を重ねて懐に多少余裕もでき、昔の夢を叶えるべくCT125を買う、というパターンですね。近年のバイクのトレンドとなっている、ネオクラシック志向にも合致しますから、まさに“オジサンホイホイ”的な商品になりそうです」(市本氏)
 しかもCT125は回顧派のオジサンたちだけでなく、年代を超え、さらにエントリー層をも巻き込む社会現象的ヒットにまで広がる可能性を秘めているようなのだ。
  ― 引用終り ―
     ​
 記事は売れた理由を3つ挙げている。
1.アウトドアブームの後押し
2.3密回避の風潮
3.30代、40代のペーパーライダーや、これまでバイクとは無縁だった若年層まで掘り起こせそうなCT125の訴求力
 1、2があっての3なのだろうが決定打は間違いなく3。
 リターンライダー=ジジイが買うだけなら、そんなに売れない。
 記事にも書いてある。
  ― 引用 ―
 「CT125について記事を書くと、明らかに読者の食いつき方が違います。他の車種だと、そのバイクを知っている人たちだけが反応するんですが、CT125の場合はコメント欄に『このバイクに乗るために免許を取ります』といった声がかなり寄せられます。奇をてらいすぎてはいないが普通とは違う、という機能やデザインが絶妙で、楽しみ方を明確にイメージできる。ちょっとした遊び心を持った大人なら、事前知識がなくても気になってしまう存在なんでしょうね。見ていると誰もが夢が広がるバイクが、久々に出てきたなと感じます」(谷田貝氏)
  ― 引用終り―
     ​
 本田技術研究所というところは、売れそうな製品ではなく、自分たちが研究開発したい製品を出してきた。
 販売的には当たり外れが大きい。
 過去は超えるべきものであり、2番煎じ、焼き直し、リバイバルを好まない。
 ゆえにユーザーが待ち望んでる製品でも、発売されるとは限らない。
 ホンダが経営危機に陥りどうしても売れるクルマを出さなければならないとき、コンセプトにこだわるが新技術導入にこだわらない初代オデッセイが開発され、今日のSUVブームの基礎を作った。
     ​
 世界のホンダになったのだから、過去の研究開発の姿勢に引きこもることなく「レトロ研究所」でも作って、昔からのユーザーが切望する車やバイクの現代版を出して欲しい。
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最終更新日  2020年07月14日 06時00分09秒
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