山本球の『球音日記』

山本球の『球音日記』

PR

2005.02.16
XML
カテゴリ: 日記
今年、千葉ロッテマリーンズに入団した、久保康友投手。
彼は“松坂世代最後の大物”という触れ込みでプロ入りした選手だ。
これで、また一人プロの中で勢力を拡大した感がある“松坂世代”だが、僕としてはなにか物足りない。
何故、物足りないかと言えば、全体的に、“松坂世代”の選手として活躍をしているポジションが“投手”に偏っている事だ。
一軍でそこそこ頑張っている選手を挙げてみると、それがよく分かる。
横浜の村田選手と古木選手。西武の赤田選手、後藤武選手。広島の東出選手。ソフトバンクの稲嶺選手。
これ位だろうか?松坂投手や和田投手、永川投手に木佐貫投手、石堂投手と一軍クラスがゴロゴロ名を連ねる投手と比べると何とも寂しいものか・・・。早く、野手でもチームの看板を背負えるような選手が育って欲しいところだ。
その、“松坂世代の野手”の一人が今年、大ブレイクするかもしれない。
その選手の名は牧谷宇佐美。98年、旭川実業からドラフト2位で入団した選手だ。

しかし、転向するも結果がついてこない。投手出身の強肩を活かした外野守備は評価が高かったが、肝心のバッティングで結果を残せない。大卒の同級生達がこぞってプロ入りした03年には彼らの活躍を尻目に、牧谷選手はもがいていた。結局、打率をちょうど二割しか残せない最低のシーズンを過ごすことになってしまう。入団してからなんの結果も残さず5年の歳月が流れていた。同期入団でドラ1だった石堂投手がこの年、ブレイクした事もあり彼は焦ったに違いない。もしかすると、プロ人生の終わりまで考えたかもしれない。
しかし、牧谷選手は翌04年のシーズンに今まで積み重ねてきた努力の成果を思う存分発揮し、二軍の規定打席に到達はしなかったものの82試合出場、打率.281本塁打5本打点19という自己最高の成績をマーク。入団六年目にしてようやく“ホップ”の段階まで辿り着いたわけだ。
そして、今シーズン牧谷選手は“ホップ”の段階から“ステップ”の段階へ一歩前進した。
なんと、一軍キャンプに初めて帯同しているのだ!これは、首脳陣の期待の大きさを表していると思う。
稲葉選手、飯田選手が抜け、真中選手、佐藤選手というベテランに実力の限界が見えて来つつあるヤクルト外野陣。球団としては、若くて実力のある選手に一人でも出てきてもらいたいところだろう!その、候補の一人が牧谷選手だと思う。
連日、己を鍛える為居残り特守を行うなど努力を怠らない七年目の“松坂世代”

北の大地から生まれた大型選手が覚醒する日は近い!注目して欲しい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.02.17 00:11:51
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

山本球

山本球

Favorite Blog

Why I'm me? かずひさぁぁさん
取手レスリングクラ… 取手監督さん
v☆Shinta☆のページv ☆Shinta☆さん
駒澤系応援BLOG 駒大たけちゃんさん

Comments

人間辛抱 @ Re[1]:今浪隆博という選手を知っていますか?(11/26) ゆきさん1122さん >おはようございます…
王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/2t387q4/ ち○…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: