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先日、私の父が10年以上前から加入していた生命保険の見直しをしました。
私の父は心臓があまり良くないので新たに生命保険に加入することは難しいのです。
今、加入している医療保険が2本ありますが、両方とも80歳で保障が終了してしまいます。
そのために一年前に終身の医療保険に加入しようと思いましたがその時は謝絶。(保険会社より加入を断られる)
しかたがなく今までの保険を継続する事になってしまいました。
そんなところに、現在加入している保険会社より連絡があり、80歳までの医療保障を終身に無告知で切り替えられるとの知らせがありました。
もちろん、すぐに加入を決めました。
そして、保険の担当者の方が来て、現在加入の保険の説明と今後切り替え予定の保険の内容を聞きました。
父が加入していた保険は10年以上前によくあった保険らしいのですが、終身の死亡保障に特約として医療保障(保障は80歳まで)が付いているのですが、終身の死亡保障の保険料の支払いが65歳で終了するのです。
私は当然65歳で保険料支払が終了し、死亡保障は終身、医療保障は80歳までの保障が無条件で受けられると信じていました。
でも、実際には違っていました。
65歳で保険料の支払いが終了しますが、65歳から80歳までの15年分の医療保障の保険料を一括で納めなければ医療保障を続けることが出来ないらしいのです。
そんなこと、一言も保険証券には書かれていません。
その一括で納める金額は父の場合は約100万円。ちなみに母の場合は約90万円。
正直、そんなお金はどこにもありません。もし、支払えなければその後の医療保障はありません。
この場合選択肢は二つ。医療保障をあきらめるか、終身の死亡保障の解約返戻金の一部を借り入れて一括で支払うか。
後者の場合はもちろん借入なので返金しないといけません。返金できない場合は死亡時に保険金から差し引かれます。
もともとそんなにない死亡保険金からさらに100万円ほどの借入を差し引くと葬式代もままなりません。
今回、結局は80歳満期の医療保障特約を終身の主契約の医療保障に切り替える事によって支払いは終身払いになりましたが一括で100万円近くを収めなくてもよくなりました。
しかも、80歳で終わる予定だった保障も終身に出来ました。
一件落着。
母のも同じタイプの保険に入っているのですが、母の場合は他の終身の医療保障を持っているため、もともと必要のない(加入しすぎている)保障だったのでそのうち解約する予定です。
80歳で保障が切れてしまう保険は私はあまりお勧めできません。
80歳未満で絶対に死ぬんだ!!と、おっしゃる方や、お金がある方(入院費は自腹でまかなえる方)は80歳までの保障で充分だとおもわれますが。
とにかく一度保険証券をよく見て下さい。ポイントは・・・
1.終身の死亡保障に特約として医療保障等が付いている。
2.終身の死亡保障の保険料の支払いが60歳や65歳等、終身払いではない。
3.保険料の支払終了後も医療保障が続いている。
この3点がそろっていたら要注意!
保険会社に問い合わせをしてみてくださいね。