酒と旅とグチのつれづれ日記byのぶりん

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2011年04月16日
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桜が満開の4月12日、 義母が逝きました。

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先週、金曜日、 一時帰宅 をしました。
上の写真のように、今年もきれいに咲いた 自宅近くの桜 を見せることができましたし、 仲のいい近所の友達とも久しぶりに話ができた のですが、
実際、 家に帰れるギリギリの状態 だったようです。
翌日の土曜日には、予定より早めて昼には病院に戻りました。
自分から、「しんどいから病院に早く戻りたい」と訴えた ためです。

その後は、 ほとんど意識がなくなり、医者からもあと2~3日もたない だろうと、
言われたそうです。

その言葉通り、11日月曜日の夕方、付き添っていたカミさんから、
涙声で、 朝までもたないかもしれない、 と職場に電話がありました。

病院に駆けつけると、義母の 兄弟姉妹たちも集まっていました。
義母は、酸素マスクや何本かのチューブにつながれていましたが、
脈や呼吸は安定しているようでした。

息子の学校もあるので、わたしは夜遅く帰宅しましたが、
早朝、4時すぎ、とうとう旅立った との連絡がありました。
すっと、 火が消えるような静かな最期 だったそうです。

昨年、7月末、緊急入院してから 8ヶ月あまりの闘病生活 でした。
病名は、 「急性骨髄性白血病」
いろいろな治療を試したのですが、どれも効果が長続きしませんでした。
「なんで、わたしがこんな病気に・・」 と、しょっちゅう嘆いていたそうです。

わたしは、実母も、1年間の闘病の末、ガンで亡くしていますので、同じようなめぐり合わせに言葉もありません。

71歳
友達も多く、世話好きで明るい義母 でした。
はっきりした物言いで、時には厳しいことも言われましたが、
孫思いの優しいおばあちゃん でもありました。

抗がん剤の影響で髪の毛はすべて抜け落ちていたのですが、帰宅したときには、かつらをかぶせてもらい、 普通に眠っているような、穏やかな顔 をしていました。

少しでも長く家に置いてやりたい、 という義父の願いもあって、
通夜は14日、葬儀は15日に執り行われました。

これまで自宅での葬儀ばかりだったうちの組では、 初めての葬祭会館利用 です。
義父の仕事の関係もありましたが、義母の人柄と交友関係の広さもあったのでしょう。
通夜、葬儀あわせて、延べ800人以上の参列者 がありました。

葬儀の間、 気丈にしていたカミさんや義妹 ですが、 斎場での最後の別れのとき には、 取り乱し泣き崩れる姿 も見せていました。
普段はおちゃらけているか、ふてくされてばかりの うちの息子をはじめ、孫たち も、 口数少なく、目を真っ赤 にしていました。みんな、 おばあちゃん子 でしたから、 さすがにショック だったのでしょう。
また、 喪主として終始忙しく立ち居振舞っていた義父 も、一連の行事を終え、静かになった自宅の 仏壇の前で今朝も一人泣いたそうです。
妻に先立たれた男は、一気に老け込むといいますが、義父がちょっと心配です。

盛大だった通夜、葬儀の裏で、 地域のしきたりや、長老たちとのトラブルで、カミさんや、わたしもずいぶん悔しい思いや納得できないこともありました が、そのことは、また、おいおいと愚痴るつもりですので、きょうのところはここまでとします。







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最終更新日  2011年04月17日 21時45分30秒
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